2021/01/22
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​WHOと中国のコロナ流行初期の対応を独立委が批判 中間報告を発表​
= REUTERS_Report 2021年1月19日 


世界の新型コロナウイルス対応を精査する独立委員会は18日、新型コロナ流行初期の昨年1月時点で、中国政府が感染拡大阻止に向けてより強力な措置を講じることが可能だったと指摘する中間報告書を公表した。

さらに、WHOが同年1月末まで国際的な公共衛生上の緊急事態を宣言しなかったと批判した。
独立委はニュージーランドのクラーク元首相らで構成され、WHOの改革を要求している。
同委はさらに、人と人への感染を示す証拠が「多くの国で確認されたにもかかわらず、こうしたシグナルは無視された」と強調した。

WHOの緊急委員会が昨年1月第3週まで会合を持たず、緊急事態宣言を1月30日に開いた2回目の会合まで見送ったことに疑問を投じたほか、「パンデミック(世界的大流行)という文言の使用は、公衆衛生に関する事態の重大性に注意を向ける上で効果があるが、WHOは昨年3月11日まで使用しなかった」と指摘した。

「パンデミックに関する警告システムは目的を満たしていない」とし、WHOが新型コロナ対応という責務をこなす上で「力不足だった」と批判した。
独立委は「世界的なリセット」を呼び掛け、5月にWHO加盟の世界194カ国の保健相に提出する最終報告書で、WHOの改革を巡る提言を行う計画。[ロイター]

​ロヒンギャをめぐる「歴史的和解」が成立。
                                            スーチーも奨励した融和策は難民を救うか​

= NewsWeek_Column 2021年1月18日(月) 前川祐補(本誌記者)
2017年8月に大規模な迫害行為を受け、100万人近くが隣国バングラデシュへと追いやられてから3年半。ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャの苦悩は深まる一方だった。

昨年12月にはバングラデシュ政府がロヒンギャ難民の一部を水没の懸念があるとされるブハシャンチャール島へ「強制移送」。難民キャンプには目の前で家族と引き離される光景が広がるなど、終わりのない悲劇に問題解決を絶望視する声もあった。

だがここへ来て、ミャンマーのなかでも取り分けロヒンギャとの軋轢が強いとされてきたラカイン州で歴史的な「和解」が成立した。

1月18日、ロヒンギャと非ロヒンギャ指導者層の有志が「多様性と団結社会のアラカン(ラカイン州)」を宣言。同州における全ての民族の平和的な共存と、人権と平和の尊重、表現・移動・宗教の自由などを謳う新しい社会の構築を目指すとした。新型コロナの影響でオンライン形式となったが、今回の宣言に向けて動いてきた双方の代表者らは、国連機関なども参加するなか各言語で和平合意の文書を読み上げた。



宣言はロヒンギャ以外の少数民族も含む包括的で多様な社会の構築を目指すものだが、一義的には国際的な注目を集めるロヒンギャ難民の帰還を促進させるための布石と言える。

ラカイン州はミャンマー最大のロヒンギャ居住地だったが、継続的な弾圧を受けて彼らの大部分が隣接するバングラデシュへ逃れた。弾圧はミャンマー軍中心に行われたが、地元のラカイン族をはじめとする非ロヒンギャ住民との軋轢も激しく、長らく対立の中心地だった。

そうした軋轢の中、どのようにして和平の動きが生まれたのか。背景には、ロヒンギャ弾圧が本格化して以降、ただでさえ経済的に貧しい地域だったラカイン州が極度に不安定化したことがある。

この宣言づくりに携わってきた日本在住のロヒンギャ難民であるゾーミントゥットは、「ラカイン州では多くのロヒンギャが殺され迫害されたが、非ロヒンギャのラカイン人も報復攻撃を受けるなどして治安の悪化が進んでいた」と言う。「経済事情も大幅に悪化し、人々の生活が立ち行かなくなっていた」
今回の動きは草の根的な平和活動から始まり、政党などからは独立したグループによって進められてきた。宣言文書も法的な拘束力を持たないが、話は既に政権レベルに達している。

非ロヒンギャ側の代表として今回の宣言に署名し、ラカイン州の有力政治家と強いパイプを持つ活動家のニニルウィンは2年前の2018年、水面下でロヒンギャの指導者たちと接触した。その後、同州で各世代の住民らと和平合意案を練り始め、「特に未来を生きる若者からの進歩的なアイデア」を基に草稿を作成。翌年3月には「アウンサンスーチー国家顧問に説明する機会を得た」と言う。

「(スーチーからは)『奨励する内容』と言われた」と言い、既に宣言内容の具現化に向けてラカイン州議会の議長やアウンサンスーチーの側近らとともに協議を重ねている。具体的には、ラカイン州における「国家的和解・和平・開発コンソーシアム(Arakan National Reconciliation, Peace, and Development Consortium =ANRPDC)」という、利害関係者のプラットフォームづくりを目指していると言う。

これまでロヒンギャの存在や呼称すら認めてこなかったミャンマー政府の指導部が、態度を一変させたかのような反応を示すのはなぜか。背景にはやはり、不安定化するラカイン州の事情がある。
この地域では、かねて石油利権をめぐる中央政府への不満が募っており、これ以上の経済苦境と社会不安が続けば大規模な反政府運動が起きるとの懸念は長らく指摘されてきた。これまではロヒンギャ問題に住民の目を向けさせることで内政への反発をかわしていたミャンマー政府だったが、ロヒンギャを追い出したことで隠れていた問題が表面化したとも言える。

一方で宣言の最大の目的の1つである、国外へ逃れたロヒンギャ難民の帰還はどのように進むのか。
「これまで国際機関などにロヒンギャの安全な帰還を訴えても、その前提として地元社会の安定が不可欠と言われ話が進まなかった」と、ゾーミントゥットは言う。実際、国際機関は帰還後の安全が保障されなければ動けない。「今回の宣言で問題が解消に向かえば、国際社会も難民の安全な帰還に向け積極的に行動してくれると期待している」



古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2021/01/22 05:50:04 AM
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