2021/02/09
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【Photo of the Day= the aurora = by N.Geoglaphic】 
【B.G.M. of the Day= Jazz Today - vol.21 (Full Album) =】
【 虎子/ココの誇顧/ココ; 彷徨癖者・如水が愛犬のココ(ボクサー犬)の悲嘆・感嘆 / 令和3年02月09日 】
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​ウイグル弾圧の影がちらつく中国の「ワクチン外交」​
= NewsWeek_Column_2021年02月06日、疾風怒濤のイスラム世界 飯山陽(イスラム思想研究者) 


新型コロナウイルスのワクチン開発と製造・販売競争が過熱するなか、新興国において際立った存在感を見せている国がある。中国だ。中国製のコロナワクチンは欧米では承認申請もされていないが、中国政府は中東やアフリカ、東南アジアなどで活発な「ワクチン外交」を展開。王毅(ワン・イー)外相は友好国に協力したいと述べ、フィリピンにはワクチン50万回分の寄付を申し出た。アラブ首長国連邦やインドネシア、ブラジルなどでは既に中国製ワクチンの接種が開始されている。

このワクチンの特徴は不活化ワクチンであることと、セ氏2~8度の冷蔵で保存可能であることだ。95%という高い有効性が確認されたファイザー社製ワクチンがセ氏マイナス70度以下で保存しなければならないことと比較すると、インフラの脆弱な新興国が中国製ワクチンを選択する大きな理由となる。ただ1月にはブラジルの治験で有効率50.4%という結果が出た。

中国製ワクチンを選択した国の1つがトルコだ。ところがトルコは昨年12月11日から接種を開始すると発表していたものの、ワクチン出荷は数回遅れ、12月30日にようやく第1陣が到着。接種が開始されたのは1月14日だった。

亡命ウイグル人の最大の拠点の1つ
トルコの野党・共和人民党(CHP)は、中国がワクチン出荷を遅らせたのは両国間の容疑者身柄引き渡し協定批准の圧力をかけるためではないかと批判した。同協定は2017年に両国首脳によって署名され、中国側は昨年末にこれを全国人民代表大会で批准した。一方トルコ議会はまだだ。

CHPが問題にしているのは、トルコ国内に数万人いるとされる亡命ウイグル人だ。ウイグル人はトルコ人と民族的、言語的、宗教的な結び付きがあり、トルコは亡命ウイグル人の世界最大の拠点の1つとなっている。
中国当局は、100万人ともいわれるウイグル人を収容所で「再教育」したり避妊を強制するなどの人権侵害が疑われている。トルコが同協定を批准すれば、在トルコ亡命ウイグル人が中国に強制送還される恐れがあるというのがCHPの主張だ。

NGO「中国人権守護者(CHRD)」は、中国は特定人物の引き渡しを要求するため「非常に曖昧で広範に定義された国家安全保障上の罪」を利用することができると警告。「世界ウイグル会議」も「同協定が(ウイグル人)迫害の道具となるのを防ぐようトルコ政府に要請する」と述べた。

トルコ当局は近年、急速に中国との関係を深めている。経済難に直面したトルコのエルドアン政権が、中国を頼ったからだ。中国は16年から19年にかけて30億ドルをトルコに投資。原子力発電やIT、通信、軍事、安全保障などに関する2国間協定も次々と締結している。
トルコが国内の亡命ウイグル人を拘束したり、第三国経由で中国に送還したりするようになったのもこれと同時期である。16年以来、既に数百人が強制送還されたとフォーリン・ポリシー誌は伝えている。「エルドアン政権がウイグル人を金で中国に売り渡した」としばしば非難されるゆえんだ。

トルコ当局はワクチン到着の遅延と身柄引き渡し協定の因果関係を否定している。しかしコロナ禍がトルコの主要産業の1つである観光業を破壊した現在、中国はエルドアン政権の唯一の命綱と言っても過言ではない。トルコ議会は2月にも同協定を批准する可能性があると伝えられている。
中国がワクチンを政治利用した証拠はない。しかしワクチンという新たな「武器」を手に入れた中国が、今後さまざまな局面において他国に圧力をかける手段として、これを利用しない保証も一切ない。



​WHO中国調査団メンバー「新型コロナ起源解明、数年かかる可能性」​
= REUTERS_Report 2021年2月6日(土) & 2021年2月5日(金)
新型コロナウイルスの起源を探るため中国湖北省武漢市を訪問している世界保健機関(WHO)調査団のメンバーは、ウイルスの起源解明に「数年」かかる可能性があるとの見通しを示した。

調査団メンバーで、オーストラリアの微生物学・感染症専門家、ドミニク・ドワイヤー氏は、調査団が現地視察を終え、調査結果を滞在ビザの期限が来週失効する前にできる限り明確に提示できるよう準備を進めていと明らかにした。

ドワイヤー氏は、武漢の華南海鮮卸売市場から感染が広がったことは周知されているが、「その時期の前後に何があったかが鍵を握る」と強調。初期の新型コロナ感染が確認されたのが2019年11月ごろと、ウイルスの流行が始まる「すぐ直前だったことは興味深いと同時に、微妙かつ難しい問題」と述べた。その上で「新型コロナウイルスをゼロにするという考えは甘いかもしれない」との見方も示した。

コウモリを含む動物からの感染経路や無症状の感染者の抗体形成などを巡り一段の調査が必要とした上で、短期的には「現時点で把握している情報を精査し、全てのデータをまとめ、一連の長期プロジェクトに着手することから、数年の時間を要する可能性がある」と述べた。 [ロイター2月6日(土)]

​WHOの中国調査団「新型コロナ起源、コウモリ生息地調べる必要」​
新型コロナウイルスの起源を探るため中国湖北省武漢市を訪問している世界保健機関(WHO)の調査団のメンバーは、コウモリが生息する洞窟でウイルスの遺伝要素を追跡する作業が必要との見方を示した。

調査団メンバーで、動物の疾病を専門とするピーター・ダザック氏は、武漢で最初に確認された新型コロナウイルスがどのようにパンデミック(世界的大流行)につながったかを巡り、調査団は新しい情報を入手していると述べた。具体的には踏み込まなかったものの、実験室から流出したことを示す証拠はないとも述べた。

ダザック氏は、2002─03年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)の起源を中国雲南省の洞窟に生息するコウモリと特定した研究に関わった。同氏はロイターのインタビューで「野生生物に真の起源を発見するためには同様の研究が必要だ」と述べた。

武漢で現在実施している調査については、パンデミックにつながった経緯を巡り新しい情報を得ているとした上で、「一部のシナリオが以前より説得力を持ちつつある」と指摘した。調査団が入念に精査している1つのシナリオとして、ウイルスが武漢で最初に確認された時期よりもかなり前から広がっていた可能性に言及。「調査団は、より早い時期に市中感染がどの程度起きていた可能性があるか非常に綿密に調べている」と述べた。

また「最初の感染者から動物宿主にたどる作業をしている」とし、「これはかなり複雑な過程であり、数カ月、もしくは数年かけて起きていた可能性もある」との見方を示した。
調査に対する中国当局の協力に関しては、施設訪問や関係者との面会要請を拒否された事例はないとした。[ロイター2月5日(金)]



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Last updated  2021/02/09 05:50:06 AM
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