2024/01/05
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★忘備忘却録/きょうの過去帳・ 狂 ★
☆ 天声人語の第1回が大阪の朝日新聞で掲載され(1904年)、試験のネタ作りに悩まされていた先生などから好評を得ることに。 ☆ ドイツ・ミュンヘンでオカルティストたちが団体を作るが(1919年)、15年くらい経ってドイツを支配する独裁政党と化した。 ☆ 韓国で34年ぶりに夜遊びが公認され、家庭を守る主婦に午前様を待つ負担が増える(1982年)。
【彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和6年01月05日  】

​2024年スタート 心機一転図るために読みたい3冊​
=Wedge_Online 【オトナの教養 週末の一冊】 2023年4月24日 / 池田 瞬 (経済ジャーナリスト・書評家)


 2024年の始まりである。年の初めは多くの人が心機一転、新しいことに取り組もうと考える節目でもある。そんな年明けに読みたい3冊の本を紹介する。

〝正月の風物詩〟にドラマ満載
 まずは『箱根駅伝100年史』(工藤隆一著、KAWADE夢新書)。今年は恒例の箱根駅伝が第100回大会を迎える。毎年1月2日と3日に行われる大会を、正月気分に浸りながらテレビで観戦したり、沿道で応援したりする人も多いだろう。その百年余の歴史を本書はたどった。

 草創期に試行錯誤して実施されるまでの舞台裏や戦争の影響、そして戦後に復活してから現在に至るまでの動きなど、時の流れを追いながら時代ごとの特徴を描いている。

 読み進めると、百年という時間の中で、実に多くの出来事があったことがわかる。もともとこの大会はアメリカ大陸横断構想を目論んでいた日本マラソンの父、金栗四三らが、当初その予選会と位置付けていたことや(同構想は諸事情で実現せず)、選手に替え玉が使われるなど驚くべきこともあった。
 戦争の影響も見逃せない。戦況悪化で大会は1944年から中断され、再開したのは47年の第23回大会からであった。選手として活躍したランナーが戦場で命を落としたケースも少なくない。この時代の記述からは、当時の関係者の複雑な胸の内が伝わってくる。著者はこう記す。

考えれば考えるほど無念な気持ちにさせられるが、彼らの「遺志の襷」は今日に至るまで、後継者たちが脈々とつなぎ続けているのである。
 長い歴史の中で育まれた多くの関係者の気持ちのリレーがあってこそ第100回の大会を迎えることができたとも言え、その来し方を思うと感慨深いものがある。

 大会に大きな影響を与えたエポックになったのはテレビ中継であった。日本テレビは87年から箱根駅伝を中継し、区間ごとのドラマを映し出してきた。


 出場すれば注目度が上がるため、大学がPRや学生集めに戦略的に箱根駅伝を活用していることや、チーム運営や選手育成に向けた監督の采配ぶりが注目されていることも近年の特徴である。予選会から盛り上がった100回大会はどんな展開になるのか。わくわくする年明けである。



自ら動き人生を変える
 二冊目は『何度でもリセット』(安永雄彦著、ディスカバー・トゥエンティワン)。銀行員出身で、その後経営コンサルタントを経て僧侶になった著者が発想の転換による人生への向き合い方を記した。

 現在、京都の西本願寺で執行長を務めている著者は、企業勤めから仏道へと人生の歩みを変えてきた自身の経験をもとに、発想を「会社軸」から「自分軸」へと転換する重要性を指摘している。

 会社や組織に勤める人は、人生の長い時間をそこで過ごすがゆえに会社中心の発想になりがちだが、今の時代、会社は永遠に存在するものではない。将来性に不安を感じる人に対して著者はこう説く。

 会社を“主語”にした「?」が次から次へと襲ってくるとしたら、あなたは自分の人生の大部分を会社に依存している可能性があります。そして、依存の前提となっているのは「会社は余程のことがなければなくならない」という思い込みでしょう。はっきりと言ってしまうと、その思い込みは“幻想”であり、一日でも早く断ち切ったほうがいいと私は勧めます。

 具体的には自らと向き合い、意識と訓練によって「自分の軸」を持つことが重要だと説く。自分自身のセンサーを意識的に働かせる時間を持つことで、変化に敏感になり、自分の心の状態を観察する力が磨かれるという。

 さらに自分で自分の能力を限定しないことの重要性についても強調する。人にはそれぞれ多くの可能性があり、自ら動き出すことで人生は確実に変わるという著者の強い思いがある。

 年末年始の休みで仕事がオフになり、自らと向き合う時間ができると、自身の生きる方向性について悩む人も多いだろう。自分は本当は何をしたかったのか問い直し、生き方をリセットしようと考える時に大いに役立つ本である。

 三冊目は『おとな六法』(岡野武志・アトム法律事務所著、クロスメディア・パブリッシング)である。弁護士である岡野氏の「質問きてた」というセリフで始まるショート動画がYouTubeとTikTokで広く人気を集めており、それらの内容を書籍化して詳しくまとめた。

 内容は一見バカバカしい質問から、真面目で硬派な質問までさまざまだが、全100問にわたって丁寧に回答している。生活の多くの局面で法的トラブルが増えており、基本的な法律知識が必要な時代になっている中、素朴な疑問に法律の専門家がわかりやすく答えた。

 質問は多岐にわたる。「図書館で借りた本を返さなかったら犯罪ですか?」「損害賠償請求ってどうやってやるんですか?」「裁判で『異議あり!』って本当に言うんですか?」などである。答えは本書を参照してほしいが、それぞれにわかりやすい解説が記されている。

 著者の岡野武志弁護士は高校卒業後、フリーター生活10年を経て司法試験に合格した。30歳の時に「アトム法律事務所」を設立し、現在グループで全国に12拠点を構える法律事務所に成長させた。




法律の世界には、「法の不知は罰する」という格言があります。~中略~分かりやすく言うと、法律違反をしてしまったときに、「法律を知らなかったので許してください」という言い訳は通用しないということです。
 ただ、法律は、内容を正確に規定しようとするがあまり、どうしても文章が複雑・難解になってしまします。現実問題として、法律を正しく知り、理解することは、とてもハードルが高いと言わざるを得ません。

 本書はこうしたニーズに応えるべく4年間に及んだ動画配信と、15年の弁護士経験をまとめた。動画先行のこうした法律本はこれまで例がなかったためか短期間で版を重ねるなど読者の関心も高い。新たな年にこうしたわかりやすい本を入り口にして勉強を始め、法律的な理解を深めるのも悪くない。



古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
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Last updated  2024/01/05 05:10:07 AM
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