2024/02/15
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★忘備忘却録/きょうの過去帳・狂 ★
☆ 西郷隆盛とそのゆかいな仲間たちが、明治維新Ver.2.0を実現すべく鹿児島を後にする(1877年=西南戦争開戦)。 ☆ アメリカ軍がイタリアで文化財を破壊(1944年=モンテ・カッシーノの戦い)、自分たちが焼かれなかったのはただの気まぐれと全京都が恐怖した。 ☆ 国民に馬鹿が増えたため、イギリスはポンドを12進法や20進法から10進法の単純なものに(1971年)。
【彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和5年02月15  】

​ 財政破綻以前は医療と教育は無償だったスリランカの今  =中節=​
=Wedge_Online 【定年バックパッカー海外放浪記】 / 財政破綻国家スリランカを歩く(第5回“回) / 2024年2月11日 / 中国の債務の罠プロジェクトの現状とインドの微妙な存在感高野凌( 定年バックパッカー)


■小学校5年時の奨学金試験
 200点満点で最高得点が190点前後で最低合格ラインは150点。最高位生徒はコロンボの名門ロイヤル公立学校に転入できる。その次のレベルは1ABに、さらに次のレベルは1Cへ、その下はタイプ2へ転校できる。下のレベルの公立学校の生徒にとり高校、大学に進学できる上位重点校に転校できる唯一のチャンスだ。都市の重点校に転校するにあたり寄宿する必要がある場合に寄宿費用等が奨学金として授与される。

 地方の“タイプ3”公立学校で奨学金試験に合格するのは、各地で見聞した限り15~25%。公立学校・私立学校ともに奨学金試験合格者の顔写真と点数を正門前に横断幕で掲示して祝う。

■高校進学試験(Oレベル試験)
 上級中学2年時に受験。全国で30万人以上が受験して合格率は50%以下。小学校入学時の子供の40%程度しか高校に進学できない。やはり学校は合格者を横断幕に掲示して祝う。

■大学入学資格試験(Aレベル試験)
 高校2年間はAレベル試験の受験勉強に専念。合格率は50%以下。資格試験に合格しても国立大学の定員が約1万6000人なので、Aレベル試験受験者のうち国立大学に合格するのは十数%だけという超難関。入学しても卒業できるのは半分程度らしい。

校舎建設工事が中断されたままの公立学校
 キャンディーは英国植民時代からの名門私立校もあり公立学校も地域の有力進学校がある。11月28日、キャンディー湖畔の13年制男女共学公立学校(1C)を訪問。校長先生は実直な人柄。生徒数1570人、一学年約120人、クラスは45人以下。毎年奨学金試験の上位合格者十数名が隣の仏教系男子公立校(1AB)に転校するという。1Cの同校からは成績が良くても理系大学へは進学できないからだ。一方で、政府予算がなく校舎新築工事は2階でストップ。3階の工事再開は目途がないと。

 その日の午後、名門の仏教系男子公立校(1AB)訪問。副校長によると全校生徒4400人のマンモス校。奨学金試験に上位合格した他校からの転校生を毎年150~200人編入。なんとか一クラス55~60人を維持。高校生には放課後に個別補習授業して大学入学資格試験に備えている。ちなみに全国から最優秀生徒が集まるコロンボのロイヤル公立学校は8000人超とのこと。

 このキャンディーの名門校では13年生(高校2年生)の60%がAレベル試験を受験するが、国立大学に合格するのは13%程度。国立大学不合格者の半分近くは私大か海外留学を目指すという。




 そのため生徒の親にお願いしている寄付金(公立な表向きは任意であるが全員が応じていると)は年間4000円だけと胸を張った。ちなみに私立学校は授業料の他に強制寄付金が最低でも年間6万円(スリランカの平均年収は手取りで36万円)、有名私立校では年間50万円にもなる。

 仏教系名門公立校なので後援団体の仏教財団、そしてOB会からの寄付がベース。そして着任後に組織したのが在外OB親睦ネットワーク。欧米で成功したOBから寄付金を集めている。

 さらに学校の正門周辺や校舎の壁や塀などの目立つ場所を利用した広告収入。携帯電話会社、高級スーパー、大手外資系学習塾、幼児英才教室、英会話学校などの広告が並んでいる。そして極め付きは偶然当日開催された大講堂(auditorium)でのロックコンサート。

鬱屈した民衆の心の叫びか、興奮の坩堝のロックコンサート
 大講堂に向かうと、ロックバンドがリハーサルをしていた。午後7時半開演。飲み物、アイス、ポップコーン、ホットドッグなどの屋台が並んでいる。学校は屋台からも寺銭を徴収している。

 切符はS席2500円、A席1000円、B席500円。大講堂はアリーナのような構造で2000人は収容できる。開演15分前ほぼ満席となりB席の後ろの立見席は生徒がぎっしりと並んでいた。

 開演と同時に生徒会幹部らしき生徒2人が壇上に進み出て流暢な英語で校長以下職員の協力に謝辞を述べ、さらに協賛企業を紹介。隣席のご婦人方によるとスリランカの有名人気歌手が5人も登場すると興奮気味。

 ロックバンドが演奏を始めると爆音が大講堂に響く。最初の歌手が登場すると、指笛がB席後方の立ち席から鋭く鳴り響く。そして拍手喝采の嵐。こうしてロックありバラードありのコンサートは2時間ノンストップ。

 ロックのつんざくような大音響と指笛連呼と拍手喝采で会場は沸騰。バラード曲では観客全員が歌詞を諳んじており2000人の大合唱。破綻経済の下で憤懣を抱える大人と受験勉強の重圧に藻掻く生徒たちの鬱憤を吹き飛ばす夕べであった。
・・・・・・・・明日に続く・・・・・



古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。 
・・・・・・・・・・ 
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Last updated  2024/02/25 02:35:48 PM
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