2024/10/26
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★ 忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳 ★
☆ 保安官とカウボーイ兄弟が牧場で血統を争ってしまったため、ガッツ石松を召還してしまう(1881年=OK牧場の決闘)。 ☆ 安重根義士によって、伊藤博文への天誅が下される(1909年)。これで日本の国民から政府に至るまで頭に血が上り、翌年には朝鮮がお取り潰しに。 ☆ 朴正熙とその取り巻きによる酒席での悪口に諜報部門のトップが逆ギレ、銃弾をお見舞いし18年にわたった独裁政治を終わらせる挙に出る(1979年)。他方、病気の担任の代理として坂本金八が東京都墨田区立桜中学校3年B組で教鞭をとり始める。
【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和5年10月24日 】 値上り-5

【輸入品で5割値上がり】目抜き通りがシャッター街になった
戦時下のモスクワ ロシア人のトラウマ「デフォルト」 
空爆と制裁』第3章「変貌するロシア経済」 より =連載 第1/4回=
Wedge_Online 【プーチンのロシア】 2024年7月4日 黒川信雄( 産経新聞社 元モスクワ特派員)



「技術的問題」で閉店? 真っ暗になった海外ブランドの店舗

 「この店舗は技術的な問題のため、閉店しました」

 モスクワの中心部、赤の広場に隣接する国内最高級のデパート「グム」を訪れると、きらびやかな建物の内部とは対照的に、テナントとして入っていた海外ブランドの店舗がことごとく閉店し、このような張り紙が貼られていた。この「技術的問題」という言葉は、ロシア語特有の言い回しで、いわば都合が悪い話を片付ける際に常に利用される言葉だ。真っ暗になった店舗にはどこでも、この張り紙が貼られていた。

 かろうじて営業していた欧米ブランドのスニーカーショップを訪れると、「ニューバランス」のスニーカーが1足4万円ほどで売られていた。日本の価格の2倍ぐらいだっただろう。私がしげしげと眺めていると、全身にタトゥーを入れ、サッカーユニフォーム姿の若い男性店員が「2月(侵攻開始時)以前と比べると3割ぐらい値上がりしている。でも、今なら少し割り引きますよ」と耳打ちしてきた。ありがたかったが、とても手が出る金額ではなかった。

 店を出ると、店内のベンチで休む老夫婦がいた。気を悪くさせることは重々わかっていたが、「日本の記者です。すっかり店舗が減ってしまいましたが、このような状況をどう思いますか」と尋ねると、男性がむっとした表情を浮かべ「私は、これでもまったく問題がないと思っている」と言い放って、その場を去っていった。

 グムを出ると、経済制裁の影響をさらに色濃く示している場面があった。クレムリンからモスクワ北部に続く目抜き通り、トベルスカヤ通りがシャッター街になっていたのだ。わずかに、ロシア資本の店舗が営業しているだけだった。日本でいえば、銀座の目抜き通りの店舗がことごとく閉まっているような感覚だろうか。通りを歩く人の数もどこか少なく、誰もが足早に過ぎ去っていった。



​ ​​ ​【乗っ取られた「丸亀製麺」】ロシアからの撤退を余儀なくされる
                                    西側企業 プーチンは知的財産の無断利用の推奨も​
​

『空爆と制裁』第3章「変貌するロシア経済」 より =連載第2/4回=

 外資系企業や店舗の相次ぐ撤退は、ロシアの市民に対して「戦争を続ければ、ロシアは国際社会から相手にされなくなる」というメッセージを伝える狙いがあった。

 しかし、せっかく海外企業が損を被る覚悟でロシア市場から撤退しても、そのようなメッセージが伝わらなかったケースもある。現地企業が外資系企業の資本を格安で譲り受けて事業を継続したり、資本が不透明な形で乗っ取られたりしたケースがあったのだ。

 日本でも有名なうどんチェーンも、そのような事態に巻き込まれていた。
 モスクワの中心部にあり、世界的に知られるトレチャコフ美術館などに隣接する地下鉄駅、トレチャコフスカヤ。付近には、モスクワ川が緩やかに流れ、侵攻前は日本企業も多く進出していた美しいエリアだ。

 その駅から5分ほど歩いた場所にあったのが、日本の「丸亀製麺」が展開していたうどんチェーンの店舗だった。2016年には、当時の世耕弘成経済産業相がモスクワの丸亀製麺の店舗を視察するなど、日本がロシアに対して展開していた経済協力プロジェクトの有望案件だとみなされていた。私も、特派員としてモスクワに赴任していた当時は、ロシアで日本の味を手軽に楽しめる数少ない店として、家族を連れてたびたび訪れていた。

 しかし、2022年に訪れたこのトレチャコフスカヤ近くにあった店舗は、ロシアの不透明な商習慣の象徴のような店舗に様変わりしていた。店の外に掲げられた看板名は「マル」。店の中に入ると、当時と変わらない内装で、使われている食器すら同じだった。しかし、丸亀製麺を展開する日本企業はこのときすでに、ロシア国内で展開する店舗をすべて閉店することで、ロシア側の運営者と合意していたはずだった。日本側の了解なしに、ロシア側が勝手に〝激似〟店舗を営業していたのだ。

 店のレベルダウンは明らかだった。天ぷらは油でべとべとで、店員らは奥で平然と話をしていて客への対応は遅い。長時間放っているようで、サラダやトッピングのねぎは乾いていた。つゆはぬるく、うどんもゆで方がいい加減なのか、歯ごたえがなくふにゃふにゃしていた。それでも、値段は以前よりも高かった。
​​


 「ひどいな……」と内心でつぶやいたが、周囲は誰も気にしていない様子だった。隣で食事をしていた、髪の毛をピンクに染めた派手な服装の若い女性に話を聞くと、こともなげに「初めて来たからわからないけど、美味しいわ」と笑って答えた。

 大半が若い客で、店は繁盛している様子だった。もともと、日本食を食べ慣れている人たちではない。彼らにとって、味の違いなどあまり気にならないに違いない。きっと、この店の売り上げは悪くないのだろう。複雑な思いで店を後にした。

 撤退した効果が疑われるケースはほかにもあった。撤退を決めたマクドナルドは、私がモスクワを訪れた2022年5月の段階では、店舗は次々と閉店し、「制裁が進んでいる」との印象を強く与えていた。

 しかし、市中心部のマクドナルドの店舗では、閉店した店のすぐ隣で、バーガーキングが営業していた。マクドナルドを横目に、バーガーキングには次々と客が流れていった。

 バーガーキングのチェーンはカナダの資本が保有していたが、ロシアでの合弁先が、閉店を拒否したのだという。客は、ただ店があるところに流れる。マクドナルドがなくなったことを残念に思う人々はいたのだろうが、大半の場合は別のライバル店に客が向かうことになるという現実もあった。経済制裁の実情だと言わざるを得なかった。

〝合法的〟に進む西側企業への乗っ取り
 撤退した外資系企業の事業を、表向きは合法的にだが、ロシア資本が事実上、接収に近い形で引き継ぐケースも相次いだ。マクドナルドはその典型例だった。

 マクドナルドのロシア市場からの完全撤退を受け、私がロシアを離れた直後の6月12日には、その後継となるチェーン店「フクースナ・イ・トーチカ(おいしい。ただそれだけ)」が各地でオープンしたのだ。

・・・・・・・・明日に続く・・・・・



○◎ ○◎    ◎ ◎ ◎   ◎○ ◎○ ◎○ 
古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。
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Last updated  2024/10/26 05:10:08 AM
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