2024/10/28
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★ 忘備忘却録/きょう(狂)の過去帳 ★
☆ 尾張名古屋の大地震(1891年)。岐阜県の山奥ではどえりゃぁ地盤がズレたみていだけど、後の始末は誰がする?=マグニチュード8.0の濃尾地震が発生。死者7273名。= ☆ 中華人民共和国から日本人への宣伝工作の密命を帯びたパンダが来日、上野動物園を活動の拠点に定める(1972年)。その結果、他の動物園はカ・ランからん。 ☆ 「ドーハの悲劇」。イラクの自爆テロにより日本サッカー選手が負傷、翌年のワールドカップの出場が不可能に(1993年)。
【 彷徨癖者/如水の愛犬 “ハクとココ”が悲嘆・感嘆 / 令和5年10月28日 】

【エアバッグがないロシア車】中国依存が高まり続けるロシア経済
撤退後の日産やマツダの工場では中露の自動車共同生産も =中節=
空爆と制裁』第3章「変貌するロシア経済」 より =連載 第3/4回=
Wedge_Online 【プーチンのロシア】 2024年7月4日 黒川信雄( 産経新聞社 元モスクワ特派員)



 1990年代は混乱が続いたが、ロシアはその後、2000年以降の国際的な資源価格の上昇で経済を立て直し、その輸出収入で海外の製品・サービスを輸入することで、人々の生活水準を向上させてきた。

 しかし、今回のウクライナへの全面侵攻を受け、ロシア事業の停止・縮小などを決めた多国籍企業は1000社を超え、同時に多くの輸入品が消えた。

 プーチン大統領が主張する輸入代替政策は、原材料が潤沢に国内に存在していたり、生産コストを度外視したりすれば、一定程度は成功し得る。しかし、技術やノウハウの積み重ねがない状態で、輸入品と同レベルの製品を作ることはできない。企業間の競争が働かない環境で生産された商品・サービスを押し付けられる国民は、たまったものではないのが実態だ。

エアバッグがない車
 ロシアによる輸入代替政策が機能しなかった、典型的な事例がある。2022年6月、ロシアの大手自動車メーカーが、冬季の運転に不可欠な安全システムや、エアバッグすら搭載しない車の生産を始めたのだ。

 「6月に生産が再開されたアフトバス社の乗用車『ラーダ』には、アンチロックブレーキシステム(ABS)がついていない。購入者は冬が来る前に、ABSなしの車の運転に慣れる必要がありそうだ」。ロシアメディアは同月下旬、自嘲気味にこう報じていた。

 なぜそのようなことが起きたのか。アフトバスは、前述したフランスの自動車大手ルノーの傘下にあった、ロシアの自動車大手だ。ウクライナ侵攻を受け、ルノーは5月、ロシアの現地法人とアフトバスの株式を売却すると発表。アフトバスはロシアの国営機関に売却された。

 アフトバスは6月、ロシア中部トリヤッチの工場で生産を再開したが、制裁などの影響で部品が調達できず、一部の安全装置なしで車を生産することになったという。自動車のような技術的に高度な製品においては、ロシア側は外資に成り代わっての製造はできない実態があった。



 混乱はさらに広がっていた。ロシア国内ではこれまで、日本や欧米など幅広い国々の主要メーカーの工場が進出し、乗用車を生産していた。しかし、ウクライナ侵攻を受け、各国メーカーがロシア国内での生産を停止し、部品やタイヤメーカーも輸出を止めた。
その結果、ロシア国内では自動車の供給不足に陥るとの見通しから価格が高騰し、販売台数が激減するという事象が発生した。知人のひとりは、「アウディをポルシェの値段で売っている」とあきれたように語っていた。部品の減少を補うために、中国製部品で修理を行える韓国メーカーの車の購入を推奨する専門家まで現れた。

国際的な競争力はむしろ低下
 輸入代替政策には、もうひとつの致命的な欠陥がある。それは、品質の悪い自国や第三国が生産した部品などを使えば、実際には産業の競争力が向上するどころか、国際市場においては、競争力はむしろ低下するという点だ。

 ソ連時代末期、ソ連国内では西側では考えられないほど質の悪い自国製品が流通していた。海外からの製品が輸入されず、国内企業が独占的に市場を維持していたため、それらの産業が生きながらえることができていた。だが、ソ連が崩壊して外資の製品がロシア市場に流れ込んだ結果、ロシア製品は駆逐され、産業は壊滅的な打撃を受けた。
ロシアで国際的競争力があるのは、石油や天然ガスなどエネルギー産業、鉄鋼などの金属産業、小麦などの農業など、地下資源や広大な国土に依存した第一次・二次産業ばかりだ。

 今回も、その構図は変わらない。現在の状況が長引くほど、ロシアの産業の競争力は低下を続ける。そして戦後、再び外資が参入すれば、ロシアの産業はソ連崩壊時の二の舞いとなりかねないのが実態だ。



こぞって「中国詣で」に赴くロシアの経営者


 「ロシア企業経営者の中国詣でが止まらない。皆、中国に出張している」

 モスクワ滞在中、ある日本企業関係者は、ロシアが中国への依存度を高めている状況をそう語ってくれた。欧米の経済制裁を受けるなか、ロシア企業に門戸を開けてくれて、世界第2位の経済規模を持つ中国に、ロシア人経営者らが大挙して訪れているというのだ。

 欧米や日本企業が撤退するなか、中国がロシア市場を奪った典型が、乗用車分野だろう。ロシアや旧ソ連の経済情勢を調査する「ロシアNIS貿易会」(東京)の調査によれば、2023年上半期において、ロシアの乗用車市場におけるメーカー別の販売台数トップ10ランキングで、実に6社が中国メーカーだった。

 さらに、ほかの海外企業が撤退したあとの工場も、中国企業が利用し始めている。ロシアNIS貿易会によれば、日産が保有していたサンクトペテルブルクの工場を引き継いだアフトバスは、中国メーカー「第一汽車」の乗用車のモデルを使い、アフトバスの「ラーダ」ブランドの乗用車生産を始めたと伝えられている。ロシア極東ウラジオストクにあったマツダの工場では、ロシア企業が2023年9月に乗用車生産を再開した。中国の自動車メーカーの協力を受けているとみられている。

 ロシア極東でのマツダの活動は、私も強く記憶しているところだ。2015~17年に、私はウラジオストクで開催された、プーチン大統領や安倍晋三首相らが出席した「東方経済フォーラム」を取材したが、その会場の公的な車両として利用されていたのがマツダの乗用車だった。

 赤い、力強いフォルムの車体は多くの来場者に強い印象を残していた。マツダの車が公用車として利用された背景には、日露間の経済協力の象徴として、マツダの極東への工場進出をアピールしたい日本政府の意図があったことは想像に難くなかった。私もその車体を見て、日本人として誇らしい気持ちになったのが素直な思いだった。

・・・・・・・・明日に続く・・・・・


○◎ ○◎    ◎ ◎ ◎   ◎○ ◎○ ◎○ 
古都 老翁がいた。 翁は愛犬を愛で朝夕の散歩に伴う。 翁は大壺を持ち、夕刻 酒を片手に壺に躍り入る。 くぐもる声で語る傾国の世辞は反響し、翁の安息を妨げ、翁はなす術も無く自笑。 眠りに落ちた。
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Last updated  2024/10/28 05:10:07 AM
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