書評日記  パペッティア通信

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Apr 8, 2005
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カテゴリ: 経済



世の中、「入門書の入門書」が必要な時代になったようです。
古本屋で買ったから実害は少ないけど、これを新刊で買ってたとしたら…
たぶん私は泣いていた。

いや、本当にこれは分かりやすい、いい本ですよ。
身近にあるさまざまな謎について、「会計学」を援用しながら説明していく。

「なぜ、あのフランス料理店、客が入らないのに潰れないのだろう」
「竿竹屋はどうして誰も買わないのに商売が成立するんだ?」
「あの自然栽培の店、お客入らないのに、なにやって稼いでいるのだろう」




たしかに会計学は、こういうことを理解するためのキーを提供してくれる
素晴らしいツールです。近年、貸借対照表や損益計算書とならんでクローズアップされている、キャッシュフロー会計の重要性とかも、とりあげられています。負債を増やさない資産など、考えられないことが分れば、東シナ海ガス田をめぐる狂想曲も一段落つくでしょう。まったく誰が費用負担するんだろう。主張する人間が金だせやゴラア!!

でも、「会計学自体」はさっぱりわからんでしょうな。

はっきりいって、「会計学」を学びたい人にとっては不要の書。
「会計学」をやると、どんなことが分かるのか?
これが知りたい人むけ。

評価: ★★
価格: ¥735 (税込)






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Last updated  Sep 30, 2005 07:41:38 PM
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