アマゾン・マナウス



アマゾンの真っ只中にある都市、マナウスです。
19世紀末の空前の天然ゴムブームで、アマゾン川上流で天然ゴムが発見
されたことから、一攫千金を夢見たヨーロッパ人が押し寄せ、空前のゴム
景気で大金を手にし、ヨーロッパの文化を次々と持ち込んだのです。

現在は自由貿易港とアマゾン観光の拠点として発展しています。

■観光のポイント

(1)アマゾンのツアー
  ・アマゾン川クルーズ
  ・ピラニア釣り
  ・ワニ狩り見学ツアー
  ・トゥクナレ釣り

(2)市内観光
  ・アマゾナス劇場
    ゴム景気の遺物。見る価値あり
  ・アドウホリスボア市場
    絶対行くべし!珍魚、食べ物いっぱいで面白い!
  ・インディオ博物館  
    小さいけどインディオの生活がわかって興味深いです。
  ・税関        
    外から概観を見る程度です。
  ・アマゾン自然科学博物館
    珍しい昆虫標本、剥製、本物のピラルクが水槽にいます。
    かなり値段が高いけどピラニアの剥製ならここで買うのがベスト!
  ・国立アマゾン調査研究所
    昆虫の膨大なコレクションがあり、動物園、植物園が併設。
    (私は時間が無くていけませんでした。)

アマゾン川上のガソリンスタンド合流点
写真左はアマゾン川上に浮かぶガソリンスタンドです。所々に浮かんで
います。ボートをはじめとした給油は水上で行います。

写真右は2つの川の合流点ですが、水温水質が違うために、交じり
合わずに、ずっとそのままで流れています。手を付けると水温が全く異なる
ことがわかります。

ピラニア釣りアマゾン川クルーズ
写真左 ピラニア釣りは、シンプルな細い竹に釣り糸を結んであると
言うとても単純なものです。生の牛肉をエサにし、釣り糸をたらしたら、
竹竿で水面をばしゃばしゃばしゃ!と叩きます。

するとピラニアは「何か動物が溺れた」と思い、うわーっとやってきます。
タイミングが難しく、エサばっかり持っていかれてしまいました。
釣ったピラニアは近くのレストランで料理してくれました。ピラニアは
普段は小エビを食べているせいか、ほんのり薄いエビ味がしました。
小骨が多いですが、おいしかったです!

写真右 クルーズの途中、人家の近くでボートがスピードを落とした瞬間!
気付くと、両サイドから子供達が手漕ぎのボートでわーっと寄ってきます。
自分達のペットのワニやなまけものを見せて小銭を稼いでます。
通常は写真を撮らせてお金を取るのですが「見たんだからお金をよこせ」と
写真撮ってなくてもボートから離れてくれないので。
しょうがなく記念撮影。。。1レアル程度(約40円)なのですが。

公衆電話
軍の所有する動物園の公衆電話にて。
何で軍が動物園を持っているか不思議でしたが。マナウス配属の部隊は
演習でアマゾンのジャングルに何週間か置き去りにされるサバイバル訓練
があるそうで(こわ~)、その時に捕獲した動物を保護しているらしい
です。

★★★ アマゾン川クルーズに行ってがっかりするパターン ★★★

案内してくれた日本語ガイドさんも、毎回苦情を言われて困ってしまう
そうです。これには気をつけましょう。

(1)『オオオニバスが全然無い!!!』
   オオオニバスが見れる季節は限定されています。4,5月頃しか
   見れません。
   私も知らなくて、うわーん(泣)。。。。 ・゚・(ノД`)・゚・
   宿泊したトロピカル ホテルの中のプール脇の池に、2,3枚
   小さ目のオオオニバスが浮かんでいました。。。。

(2)『折角アマゾンまで来たのに動物が一匹も見れない!』
   これが一番多い苦情だそうです。そもそも野生の動物は人間の
   行動する範囲には現れるはずが無いのです。日中は人の気配で
   逃げてしまいます。

   私もそうだったのですが。
   どうも、ディ○ニーランドのジャングルクルーズ、サファリ
   ワールドなどの影響を受けているため。ちょっと船でジャングルに
   入ると、川からワニがぼこぼこ出てきて。サイがいたり、ライオンが
   がーっとか。。。。。そういう物を期待してたのです。
   。。。。それは遊園地だけのお話でございます。(^^;

   ※野生の動物が見たい人は、乾季にパンタナールへ行きましょう!
    雨季には動物は見れないので、必ず乾季に行ってくださいね!
    大満足することうけあいです!!!

   ということで、マナウスで見れた生き物は、茶色っぽいイグアナ。
   人に飼われてる”ワニ”と”なまけもの”くらいでしたね。あとは
   白鷺のような鳥。
   その外は、動物園で見ることになります。(^^;

(3)『何だかジャングルに来たのに、思ったより全然都会。。。』
   そうなのです。マナウスは都会です。
   アマゾンの大自然を満喫したければ、マナウスから遠く離れた
   奥地。。。。ジャングルロッジに滞在しないといけないのです。

■お土産

マナウスの空港はお土産屋さんがなかなか充実していますが。
「殆どの物が市内のどこで買うよりも高い!」ので、基本は市場、
アマゾン川クルーズで立ち寄った水上のレストラン併設のお店、
市内のお土産物屋さんで買うようにしましょう。

  ・グァラナの粉
    水に混ぜて飲む。滋養強壮飲料です。

  ・ピラニアの剥製もどき&剥製
    普通のお土産屋さんで、3~5ヘアイス(約120~200円)程度。
    空港で買うと、その3,4倍の値段。ただし数年で腐食する。。。

    アマゾン自然科学博物館(日本人館長さん)のピラニアは、
    きちんと内臓や身をとって剥製にしてあるので、保存が良いと
    数十年は持つそうです。ピラニアの大きさにより、60ヘアイス
    (2400円)以上だったはず。。。値段が高いです。

  ・ピラルクのうろこ
    お手軽。裏に絵が描いてある物で一枚1レアル(約40円)程度。
    何も描いてないものは、10枚で数ヘアイスだったと思う。
    すごく硬くて、爪やすりになりそう。珍しい物なので意外と人気。

  ・ホイッスル(笛?)
    これも小さくてお手軽で良し。

  ・お面、たて笛、ナイフ
    鳥の羽や、ブラジルで取れる木の実、ピラニアの歯、ピラルクの
    うろこ等で、お面や、たて笛が作られています。
    ちょっと恐い顔のデザインになっているけど、アマゾンならでは。

■食べ物

  ・タピオカ
    市場やホテルで焼いてるので、ぜひ試してください!
    白いタピオカの粉を焼くとおもちっぽくなるのです。
    ココナツとチーズをのせて食べたり、甘党の人は、コンデンス
    ミルクやチョコレートをかけて食べます。
    もちもちして、くせになりますよ!

  ・Canto da Peixada(カント ダ ペイシャーダ)
    住所:R.Emilil Moreira 1677,Centro
tel :234-3021
    休日:日曜日

    おいしいアマゾン料理はどこか聞くと、必ず皆このお店と言う
    くらい地元でも有名。日本のガイドブックでも紹介されてます。
    トゥクナレや、タンバキのペイシャーダ(魚スープ)等がお勧め
    のようです。
    とにかく量が多いので、頼むときは注意してくださいね。

  ・Glacial(グラシアウ)
    アイスクリームのチェーン店。某ガイドブック2002~2003年版
    には2店舗となっていたが。いまや勢力を拡大。至る所でこの
    お店の看板を発見しました。
    Canto da Peixada から徒歩2,3分程度の所にも大きなお店あり。

  ・Restaurante Miyako(ヘスタウランチ ミヤコ)
    住所:R.Sa~o Luis 230
    tel :234-4837
    休日:たぶん日曜日。。。
      (某ガイドブックは無休となってたのに行ったら休み
       でした。(T_T))
    駐在員の命!日本食レストラン。。。。


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