2015年10月の記事一覧 | ブルーシャ西村 Official Blog

降魔の剣ペンダント（青緑サファイア）

今年、私がお作りしましたオーダーメイド・ジュエリー、降魔の剣ペンダントの作品です。非加熱ピーコックグリーン・サファイア（青緑、透明）、セイロン産、１．３５ｃｔシャンパン・ダイヤモンド14金ピンクゴールド（プレート部分）＆18金イエローゴールド（降魔の剣の部分）これは、特別なサファイアです。（写真では分かりづらいですが、実物はもっと美しく輝いていて、透明の青緑です。綺麗です。）珍しい、大変レアなピーコックグリーン・サファイアの、非加熱未処理のセイロン産の古い在庫を見つけて、サイズを測ってもらったら降魔の剣に使う大きさにまったくピッタリ！で、腰を抜かしそうに驚いたので入手しておいたものです。しかもお買い得価格で手に入れることができていましたから、奇跡でした。まるで、「この私（ピーコックグリーン・サファイア）は、あなたの降魔の剣を作るために在るのですよ～！　偶然はないのですよ！　そういうふうに最初から決まっていて、神の設計図なのですよ。だから私を使って作ってくださいな！」と、この宝石が私に言っているように（心の中で）聞こえました☆宝石をそのままリカットしないで、私の降魔の剣に使えることも奇跡的な出会いでした。最初から神に仕組まれていたとしか考えられませんでした。サファイアといえば、英国王室の宝石であるブルー・サファイアが世界のスタンダードですが、他にもっと高価なパパラチア・サファイア（蓮の花の色、オレンジピンク）も有名です。ピーコックグリーンの色は、例えば南洋黒真珠では黒電話のような真っ黒の色のものと同じように特別なもので高価です。そのことが気になっていたこともあり、このピーコックグリーン・サファイアは今までサファイアの中では見たことがなかった珍しい色でしたから、レア中のレアだな～、本来はレア度からいったら高価であるはずだよな～・・・と目ざとく一瞬で判断して、私は絶対に見逃しませんでした！このような特別な宝石との出会いは、一瞬で、別の方のところへと渡っていってしまうものですから。宝石にも意識があるのですよ。宝石が惹かれるほうへ、ご縁の強い方へと渡っていってしまいます。この宝石と私の出会いは、本当に、運命を感じました。その宝石との出会いの一件から1ヵ月後くらいに、お得意様のお客様から、お問い合わせをいただきました。「・・・なぜだか、青不動様が気になっていまして降魔の剣のペンダントをインディゴライトトルマリン等（の青緑色）で作製していただけますか？」のようにご質問をお受けしました。えっ！！と、また私は腰を抜かして驚きましたよ！何で、私が青緑色のサファイアの降魔の剣のサイズのルースを手に入れたばかりだということをご存知なのですかっ！！！何か感じていらっしゃったのでしょうか！と、本当にビックリして、宝石を手に入れたいきさつをお話しました。すると、この方は、ちょうど私がこのピーコックグリーン・サファイアを手に入れた頃から、なぜか青不動尊の青緑色が気になっていて、青不動尊へお参りに行ったりしていたそうで、時期的にもピタッと一致しています。・・・昔からの長いファンの方で、私のジュエリーをたくさんお持ちのお得意様なせいか、意識がつながっているのかな～と思いました。不思議な出来事でした。「青不動尊」の色だったのか～！と、私も、製作意欲が満々と湧いてきて、エキサイティングでした。私の作品の、青不動尊の降魔の剣を作るためにこのピーコックグリーン・サファイアがちょうどこのサイズで生まれていたのですね～。運命的で、感動しました。青不動尊を作るためのピーコックグリーン・サファイア☆「青不動尊の降魔の剣を、私はお作りさせていただきます。」と、自然に、神に対して低姿勢になっていました。だって、全て神に仕組まれていて、宝石まで用意されていて、ちゃんと引き寄せられてきて、神の設計図の中の出来事ですから、私はただパイプ役でお客様と宝石をつないで作らせていただいているだけですから。そのような「神にお作りさせていただく」気持ちで、愛を込めて製作いたしました。私にとってジュエリー製作とは、まるで神へのご奉納ですね。。。お客様とのご縁も、全部、神がセットしてあるのだろうな～と思います。人生で作れるジュエリーの数には限りがありますものね。世界中に数あるジュエリーブランドの中から私のジュエリーをお選びくださる方は、ご縁ですね。年齢層も様々で、２０代前半の方もいらっしゃいますし、マダムもいらっしゃいます。最高齢は７０代の方もいらっしゃいます。・・・このようなジュエリー製作時の宝石との出会い、お客様のご注文との出会いもセットされているような感じのエピソードばかり多くて、運命的なのです。私の作るジュエリーは、全て、このような出会いです。中には降魔の剣のオーダーの際に、どうしても最初の作品のブラックダイヤモンドが希望で譲れない！という方々もたまにいらっしゃいますが、そのように「ブラックダイヤモンド希望」と限定なさらないほうが、きっとあなたにご縁がある宝石のほうから寄ってきてあなたの元へ納まります。降魔の剣のピッタリのサイズの宝石ルースを、常日頃から私は探して気にかけているので、サイズがピタっと合う宝石が見つかれば、このような宝石と未来のお客様の隠されたご縁だな！とじ～んとしてきて、宝石を入手しています。ですから、私は、宝石をリカットして降魔の剣のサイズに合わせることはしない主義なのです。ブラックダイヤモンドの在庫が無いからといって無理にリカットすると、無駄が多くなりますし、それは無理がかかっているからちょっと違う波動になるな～と感じるからです。自然な状態で、いつも気にかけている宝石の中で、降魔の剣にサイズがピタッと合っている宝石で運命を感じたものだけを選んで、集めています。それぞれのお客様は、色やご予算などのイメージから、しっくりくるものをお選びいただいています。ゆったりしたリラックスした状態で、先入観を持たずに、観念概念を持たずに、限定せずに、固執せずに、自由で水みたいな気持ちで、宝石をお選びいただいたら、しっくりくる降魔の剣ペンダントが出来上がります。これが宝石選びのポイントです。宝石には意識があるので、どの人のところへ行くのか宝石が選んでいますし、誰に持ち主になってもらいたいのか宝石は自分で決めていますから、そのように自由に選ぶと、必ず、あなたに宝石が引き寄せられていきます。断言いたします！宝石と持ち主の関係とは、そういうものなのですよ。宝石とあなたとのご縁について、このエピソードもご参考くださいませ。まるで映画か物語みたいな、おとぎ話みたいなエピソードですね☆ジュエリーをお作りしていると、そのようなおとぎ話みたいなことがたくさんあります。ジュエリーをお作りさせていただいて、全てに感謝いたします。本当に、ありがとうございます。

３ストーン・ネックレス：ルビー＆ダイヤモンド

今年の、私のジュエリー作品の写真です。お客様のお祖母様、お母様のダイヤモンド・ジュエリーのリメイクです。３ストーン・ネックレスを作成することになり、ルビーを加えました。３ストーンネックレス：ルビー＆ダイヤモンド１８金イエローゴールド（ルビー部分）、プラチナ（ダイヤモンド部分）非加熱・ビルマ産ルビー０．７８カラット（透明度高い、真紅）一番下のダイヤモンドは約０．３カラット、VS1、Dこの３ストーン・ネックレスは、周りの人々にもとても評判が良いデザインです。早速、同じデザインのネックレスが欲しいという方々がいて、ご注文くださいました。ポイントは、真ん中に四角いダイヤモンドを配置しましたので、個性的です。宝石をセッティングしている土台のベゼルは、分厚めにゴージャスにお作りしました。３個の宝石は固定せず、小さなループでつないだので、ゆれるデザインです。お客様にもとてもご満足いただけました。ご感想をいただきました。お便りの一部分を掲載させていただきます。「無事ネックレスを受け取らせていただきました。箱を開けた瞬間、あまりに神々しくて、何も言えませんでした。私が身につけていいのだろうかと…宝石の輝きが尋常じゃないのですね！でもきっと毎日身につけさせていただくことになると思います。光にかざすと本当に美しくて、ずっと見ていたいというのがよくわかりました。・・・さすがブルーシャ様です！美しさには絶対的な答えがあって、本物のアーティストとはそれを1発で掴み取ることができる人のことなんだなぁと思いました。まだまだお礼をお伝えしたいのですが、またゆっくりご連絡させてください。」ありがとうございます。感謝いたします☆

学研「ムー」１１月号ブレスレット：白翡翠について☆

　ＮＹはすっかり秋の兆しで、肌寒くなってきました。さて、前回続きです。老舗月刊誌の、学研「ムー」での私のブレスレット販売は、１０月号、１１月号の２か月間続けていただいています。再び、学研「ムー」１１月号（Ｎｏ．４２０号）のムー・メイル・オーダーで、ブルーシャ西村のブレスレットが発売中です。１０月号では４種類発売いたしました。そのうち２種類は早々に売り切れました！　ソールドアウトは嬉しいです！お買い上げをありがとうございました。１０月号の分は少しずつ製作、発送しています。学研に到着分のうち、お申し込みの順番に、少しずつ発送されていきますので、今しばらくお待ちくださいませ。開けてビックリ玉手箱！で、一つ一つに直筆のサイン＆私の似顔絵入りのサンキューカードもお入れしています。もちろん、似顔絵も手描きのサービスです！私の本業はアーティストで絵描きなので、直筆の似顔絵原画はきっとお客様に喜んでいただけるかな～と思いました。せっかくのこの機会にご注文くださったお客様達へ、感謝の気持ちを込めて、ほんの気持ちだけですが喜んでいただけると嬉しいです。帰国中に描いたものは日本製の紙になりましたが、ＮＹでご用意するものはこちらＮＹで入手した紙に描きますね☆１１月号のムー・メイル・オーダーは、受け付けは１１月８日までとなっております。ご購入には、１１月号をお買い上げのうえ、それについているお申し込み用紙に書き込んでお申し込みいただく仕組みです。数に限りがありますので、先着順でして、後日、ご購入受付通知が届きます。さて、商品説明の続き、補足を書きますね☆誌面は簡潔にまとめてあり、写真とキャプション、説明はスッキリと見やすいデザインに完璧に作り上げられているため、余分な能書きは排除されていて短い文章なため、最低限の商品説明だけとなっています。企画書や、考えた文章のうち、ほとんどを削除して練っていき、最後に残った文章は簡潔で、短いものです。そのため、削除した部分のうち、きっとお客様に付加えて説明したら分かりやすいだろうなと思う部分の、商品説明をこちらで補足しますね。お問い合わせもいただきましたが、１１月号（Ｎｏ．４２０号）のムー・メイル・オーダーの、２種類のブレスレットに使用しています、白翡翠についてです。１０月号、１１月号で販売しています私のブレスレット4種類は全て、ミャンマー産（ビルマ産）の本翡翠を使用しています。ミャンマー産（ビルマ産）の本翡翠は、鉱物名はジェダイトで、世界の翡翠の最高峰とされています。高品質です。白翡翠も、本翡翠（ジェダイト）です。翡翠と呼ばれているものにはネフライトもございますが、これは世界では本翡翠とは別のものとして分けられていて、ネフライトのほうが安いですよ。ネフライトのほうがモース硬度が低くて6 - 6.5で、柔らかいです。現在では、高価な「宝石」とされているのは、ジェダイト（モース硬度6.5 - 7）だけです。ネフライトは宝石ではございません。本翡翠には様々な色があり、緑だけではなく、薄い緑や白、黒、オレンジ、褐色、赤に近いオレンジ、黄色、薄紫、桃色、半透明などがございます。ちなみに薄紫色はレアで、ラベンダー・ジェダイトと言って、濃くて鮮やかな天然未処理のものはとても高価です。白翡翠は、世界では英語で別名マトン・ファット・ジェダイトと呼ばれていて、中国語では羊脂玉（やんしーゆー）と呼ばれ、珍重されていて、高価です。（羊の脂身の白色っぽい部分のような色の本翡翠という意味、表現です。）今回デザインに使用しています白翡翠は、薄い緑色の本翡翠よりも現地では若干、高価です。しかし、１０月号では白翡翠も薄い緑色の翡翠も同じお値段とさせていただき、価格を統一しました。ですから、薄緑が売り切れてしまったと思ってがっかりなさらないで下さいませ☆白翡翠のほうが緑よりも若干、高価ですから。（現地の価格ではあまり大きな差はございませんが、きっと世界の末端価格、店頭価格では、薄緑と白には価格差が大きくなっているところもあるかもしれませんね。）私の使用している白翡翠の珠は、薄いグリーンがほんのりかかったグレーっぽい色です。とてもきれいな上品な乳白色で、見ていると癒されます☆ヒマラヤムーンクオーツともばっちり色が合っていて、デザインが映えています☆１１月号の２種類のブレスレットに使用している石は、１０ｍｍ玉以上のシュンガイト１粒（大きさまちまちですが、１０ｍｍ以上です。）１４ｍｍ玉ミャンマー産白翡翠（本翡翠、硬玉、ジェダイト、染めなし天然）１０粒～１２粒１０ｍｍ玉ブラックスピネル２粒（直径１０ｍｍの珠）そしてデザインにより、ヒマラヤムーンクオーツの１２ｍｍ玉を使用しています。これらの本翡翠は全て、ミャンマー奥地の少数民族の部族が手で研磨している手作りのもので、貴重です。すごいですよね！手で研磨されているもののほうが手作業の手間と時間がかかっていて、波動が高く感じられるので、私のお気に入りです。手で研磨されていることもあり、大きさが若干まちまちで、１４ｍｍ前後です。約１４ｍｍです。へこんでいるところとかもありますが、そこは手作りの風合いということです。全体のビーズの在庫の中から、一粒一粒、できるだけ大粒で綺麗なものから、私が選びぬいてお作りしています（笑）。きっとご満足いただけると思います。何もお知らせしていなかったのに、「ムー」を購読しているっぽい友人知人から「観たよ～！」とお知らせが届きました。その中には、宝石を扱っている方もいて、昔からミャンマーに出向いて宝石を入手していた方なので、凄く驚いていましたよ。「よくあんな大きさの翡翠の珠を手に入れることができたね！ミャンマー現地でもあんな巨大な珠のビーズは、観たこともないし聞いたこともないよ。あるところにはあるんだね～！すごいね～！しかも、ブルーシャさんは、売ろうと思えばもっと高い値段でとっくの昔に売ることができただろうに、今まで持っていたのでしょう？売り出す時期、企画、デザインを考えて、しかるべき時期まで寝かしておいたなんて、それもすごいね～。普通ならすぐに売っちゃうだろうに。。。そういうふうな、欲の無い人のところにああいう石が寄っていくのだね～。・・・」と言っていました。感心されました。宝石に詳しい方だからこそ、それを分かってくれたので、嬉しかったです！　そのように言われたのは、先日、日本で、１０月のことです。一部の方にだけでも、分かっていただけたので嬉しいです☆私はデザイナーなので、商売というよりも、納得のいく企画、デザイン、美術重視でお作りしているので、単なるブレスレットといえども私の作品として大切に作っているからなのです。私の作品として、こだわって作っています。そして、納得のいくクオリティーとデザインのものだけを、販売しています。白翡翠も貴重な素晴らしいものなので、ご満足いただけると思います。ありがとうございます。感謝いたします☆

学研「ムー」１１月号で私のブレスレット発売中☆

お久しぶりです。仕事のため、日本へ出張していました。今年は３回来日しました。仕事の都合で、あちこち、行ったり来たりする人生になってきました☆まあ、楽しんでいます。多忙のせいか、なかなか、ブログ更新をいたしかねまして、楽しみにしてくださっている読者の方々にお待たせしてしまいました。申し訳ございません。できるだけ、ちょこちょこアップしたいのですが。。。さて、前回の続きです。ブレスレットの使っているシュンガイトという鉱物についての説明は、学研「ムー」１０月号のこのブレスレットの特集に掲載されています。そちらの説明のほうがまとまっていて素晴らしいので、よかったら１０月号をご覧くださいませ。１０月号のブレスレット発売の時に、たくさんのお客様（女性多し）がメールオーダーへお問い合わせくださったそうで、ありがとうございます。大きな反響がありました。製作中でございますので、しばしお待ちくださいませ。そして、このブレスレットの企画は、１０月号、１１月号の２か月間続けていただいています。再び、老舗月刊誌の、学研「ムー」１１月号（Ｎｏ．４２０号）のムー・メイル・オーダーで、ブルーシャ西村のブレスレットが発売中です。http://gakkenmu.jp/mu/2627/お近くの書店や、コンビニにも置いてあるので、よかったらご覧くださいませ。コンビニのはいつもすぐ売り切れるようなので、書店店頭か、もしすでに売り切れでしたら書店でご注文くださいませ。この雑誌、大人気ですよね。すごいです。さすが老舗誌です。全国区でムーの大ファンが多いのですね。私は海外にいることもあり、ムーは普段は買わなかったのですが、見本誌が届いて、ついつい、これまたついつい読み込んでしまい、全部読んでしまいました！　読み応えがあって驚くばかりです！ネットに転がっている内容よりも、さらに突っ込んでいて濃い内容ばかり集めていて、ちゃんとリサーチされていて、とことん掘り下げられているリサーチ力に感動しました！すごい濃い内容を、このテンションで、毎月出し続けて保っているのは本当に尊敬に値します。編集部の方々、素晴らしいです。つい全部読んでしまうほどの内容の濃さです。ブルーシャ西村のブレスレットは、学研「ムー」だけの独占販売の企画です！！後にも先にも、ムーだけで私のブレスレットは独占販売とさせていただいています。私はジュエリーデザイナーなので、私の作るブレスレットは石の素材重視のものだけです。なぜ私が「ムー」でなら独占販売していただきたいと思ったのかは、それは、店頭販売よりもムーのメールオーダーのほうが利益率が低く設定されているからという理由も大きかったです。良心的です。（昔、私のジュエリーの店頭販売も検討しましたが、店頭価格が膨大に高くなってしまうため、直販のまま続ける形を選びましたから。その経験があるので、よく分かります。）やはり、店頭よりも雑誌のメールオーダーのほうが値段をお安く、お買い得に設定できる仕組みだからなのです。私にとっても、販売、お問い合わせやご質問の応対、梱包発送、ケアなどすべてをムーのメールオーダーにやっていただけるので、製作とデザインに集中できるため、ありがたいです。また次回続きを書きます！いつも昔から応援し続けてくださった方々、お客様、どうもありがとうございます。これからも邁進していきます！感謝いたします。