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チャコットで、ニューヨーク・シティー・バレエのプリンシパルダンサーのゴンサロ・ガルシアにインタビューして記事を書きました。この記事を書いた時は、インタビューでゴンサロからお話を聴いている私もとても勉強になり、興味深い内容なので、シェアしますね。オンライン記事なので、よかったらご覧くださいませ☆Gonzalo Garcia (NYCB Principal dancer)スペイン、サラゴサ生まれ。1995年にローザンヌ国際バレエコンクールで史上最年少の15歳で金賞受賞。2007年10月からニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)のプリンシパル。スクール・オブ・アメリカン・バレエ(SAB)とバレエ・アカデミー・イースト(BAE)のバレエ教師。チャコット:「ニューヨーク・シティ・バレエ団プリンシパル、ゴンサロ・ガルシア=インタビュー」 By ブルーシャ西村https://www.chacott-jp.com/news/worldreport/newyork/detail018648.htmlこのインタビューは、今年8月にゴンサロにお会いして、新型コロナの規制があるから屋外が良いだろうとのことで、彼のご自宅付近の某公園(ヒミツ☆)でお話をお伺いしました。スペイン人だから普段はハグ&2ベソス(左右の頬にキス)が挨拶なのですが、新型コロナのことがまだある時期だから、2人とも腕を突き出して腕にタッチしてハグの代わりの挨拶をしました。初対面の公園での待ち合わせは、私は日本人だと伝えてあったから、ゴンサロはすぐに私を見つけてくれましたのでホッとしました。事前に電話番号や個人メールアドレスもいただいて待ち合わせとかやり取りをするため、もし分からなかったり何かあったら携帯で連絡しあうことにしていました。現代は連絡ツールがいろいろあって、安心で便利ですね。私はスペイン語のほうが英語より得意なので、ゴンサロには彼の母国語であるスペイン語でインタビューをしました。彼はやっぱり母国語だととっても打ち解けて下さって、いろいろたっくさんの話をして下さいましたから、インタビューは大成功でした!1時間もたっぷりベラベラたくさんしゃべっていただきました!後で文字起こしと編集するために録音しましたが、私はほとんどしゃべっていなくて、時々質問したり、相槌を打ったり、つっこみを入れたりしていただけでした~!私はのんびり屋でのほほん~としているので私相手だと初対面なのにすごく話ししやすかったようで、ゴンサロは機関銃みたいにず~っとしゃべっていました!・・・のんびりしている性格だとインタビューの仕事には向いているから、生かせてよかったです。この記事は、オフレコ話以外は、全部、かなり忠実にそのまま翻訳して文字起こししました。それを後で編集長が目を通して編集して下さいました。かなり赤裸々に現在のニューヨークのダンサーの窮状も語って下さいました。また、劇場が長期間閉鎖になり、バレエ団もダンサーを全員解雇したり、ダンサーにとって先の見通しが無いこんな状況の中でもどのようにモチベーションとダンサーとしての肉体を保っていけばいいのかアドバイスを下さいとお願いしてみたら、たくさん語って下さいました。その内容が、とっても勉強になりました。これは普遍的に、別の種類の職業の方々にも当てはめて参考に出来る価値感と姿勢ですね。皆様もぜひゴンサロの言っている内容を自分に当てはめて、参考にして、自分に取り入れて生かしてみて下さいね。さすが、バレエ学校の先生でもあるので、いつも生徒にも語りなれているということもあるでしょうし、バレエ界の世界頂点で活躍して君臨してきている現役の方なので、何事もそこまでのレベルに到達して成し遂げているだけあって、かなり実践的で具体的で、説得力がある内容を語ってくださいました。このインタビューは私もとても満足していて、収録し終わった時は心の中でガッツポーズ!「やった~!すごい濃い内容のインタビューになった!ここまでの濃い内容をゴンサロから引き出すインタビューは私しか出来ない!」と思いました。私のジュエリーの師匠(元ハリーウィンストンとカルティエ)もストーンセッター(元ティファニーのストーンセッター部門のトップ)も母国語がスペイン語なので、いつもスペイン語を仕事でしゃべっているので、まだ今でもスペイン語のほうが英語より得意なまま保っているため、今回のゴンサロのインタビューもしやすかったのでよかったです。文字起こしの量が多かったですが、でも全て有意義な参考になる内容のためできるだけ全部たくさん翻訳しました。楽しい仕事です☆ゴンサロはスペイン人らしく気さくで、ガッツがあってナイスな方です。しゃべりすぎて意気投合しました!新型コロナの影響で劇場は全てクローズしていて、シルク・ド・ソレイユでさえ解散したほどですから、今は3月からニューヨークで上演されるバレエやダンス公演は無いです。そのため、チャコットのニューヨーク特派員の仕事も、以前は毎月アップしていましたが、コロナ以降は2ヶ月に1度アップに減りました。私はお陰様で、チャコットのニューヨーク特派員を2003年4月から務めているので、もう17年半続けさせていただいています。早いものです~。チャコットは私に深いご縁がある会社です。子供の頃からバレエを学んでいた時にすでにチャコットのレオタード、タイツ、レッグウォーマー、バレエシューズなどを日常的に使っていましたし、ニューヨーク特派員を長く続けさせていただいているので、私の人生はずっといつもチャコットにご縁があります。新型コロナの影響で、公演が無い間はしばらくはニューヨークの記事はインタビュー特集が続きます。・・・次の記事アップに向けてまたインタビューを仕込んでおきますね~。私のお客様達やファンの方は喜んで下さると思いますし、良いご報告ができましたこと、私も嬉しく思います。いつもご声援くださり、ご贔屓くださいましてありがとうございます☆お客様達には感謝いたします。
2020年10月29日
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私のジャズ・ピアノの師匠ウィル・ブールウェアに、「あなたはもう今は音楽をたくさん持っているね~!」「グッド・ラック!」のように言われました!!!師匠ウィルはこんな感じのことを言っていましたが、「もう今は音楽をたくさん持っている」という意味は、「ウィルから教わった内容の曲を着実に弾けるようになって習得していっているから、弾ける曲が貯まってきたね~!」というようなことです。ウィルの人生でたった一人だけ彼のレベルの内容について来ることが出来たという弟子第一号が、無事に育ってきているからとても喜んでくれています☆(昔、ウィルに教えて欲しいと頼んできた人々は、結局、誰一人彼のレベルの内容についていけなかったから脱落して辞めてしまったのです。私以外の人々は、全員ついていけなくてすぐ辞めたのだそうです。 教えてもらい始めてから最初のうちは、”なぜ他の人々は全員ついていけなくて脱落してしまったのだろう?”と不思議だったのですが。 ・・・しばらくしてだんだん分かってきました。ウィルの演奏は並のピアニストにとっては難しすぎるのだと思います。普通にジャズを弾く並のジャズ・ピアニストにはそこまで要求されていないようなところまで非常に高い世界頂点のレベルの演奏をなさるからなのです。別にそこまで習得しなくても普通にでしたら並のジャズピアノなら誰でも練習すれば弾けるのですが、それに世界頂点のレベルになるとプラス・アルファが加わるから難しくなってきて、ウィル独自の唯一無二の奏法になっています。 ウィルから教えていただき始めてから分かりましたが、彼の演奏は私が昔子供の頃から日本で学んだ一般のジャズ理論やジャズのコード、ジャズ・スケールのとおりではないですし、そういう理論からかけ離れた音を入れています。←これはどうやって弾いているのか録音の耳コピだけでは音を拾えなくて分からなかったです。 それはシート(名曲の楽譜集であるリアルブックThe Real Bookの譜面)のコード名のとおりではないですし、彼はこういう一般の譜面のコードを普通には弾かないですから、独自のコードなのです。これはややこしすぎるし難しすぎるし、本当に世間ではこんな究極のレベルまで求められてはいませんし、どこの音楽大学のジャズ学科でも教えてないレベルの究極の内容です。 私もウィルからリアルブックの譜面を元にして発展した内容を教えてもらっていますが、それについてはウィキのページをはりつけますね~。セッションする時も各自が練習しておく時も、リアルブックの譜面で合わせるものです。これはジャズ・ミュージシャンにとって共通言語みたいな基本の本で、必須で、音楽大学のジャズ学科でもこの本を教材に使います。 私が現在、ブラジル人ギタリストと各自練習してセッションの準備中ですが、その際も合言葉のように、「リアルブックの譜面とコードで練習しておこうね~」と話していますよ。リアルブック ところが、ウィルの演奏のコードを教えてもらったら、ものすごく多重に音を重ねてハーモニーを作るから分厚いコードになっていることが分かり、一人で二人分を弾いている感じで、まるで2名の連弾みたいになります。それでそのウィルが使うコードがリアルブックのコード名とかけ離れていて違うので、コード名を書いていただいたら、ずらずらとすごく長いコード名になっていて難しいのです。日本で学んだ時は、こんなコード、聞いたことがなかったです。・・・これが世界で一握り(10人以内)の世界水準のジャズ・ピアニストの演奏なのか!と思い知りました。←本当に大げさではなく、F1レーサーの中でもトップの人々であるセナやプロストから、幼稚園児の私がドライビングを教えてもらっているようなものです(笑)。並のジャズ・ピアニストが幼稚園児と例えるとイメージが分かりやすいです。一般のプロのジャズ・ピアニストとウィルは、子供と大人くらい違うのです。 もちろん、ウィルの演奏は、そういう技術的な面だけではなく、1音1音の細かい強弱や長さに全て深い意味があって、弾き方や指の動かし方、背筋をびしっと伸ばした姿勢とか、ひじの位置とか全てにおいて素晴らしいです。学ぶことばかり多いです。そこには数学みたいな世界が広がっていました。 そしてウィルの奏法は、最低限私の手のサイズと指の長さがないと鍵盤が届かないから弾けないことも分かってきました。ピアノの鍵盤の下のドから上のミまで軽く届く私で指がパツンパツンでギリギリの時があるから、”私でも弾くのが指がきついと、他の女性は全員これは弾けないなあ~、過去には教えを乞うた人々が全員ついていけなかったのは無理ない気がするなあ~”と分かりました。どうして誰もついていけなかったのかな~ことごとく全員ってなぜだろう?根性が足りなかったのかなあ?と思いましたが、彼らの根性の問題だけではなかったかもしれません。 例えば片手でドからミの距離を押さえた間に2つ音が加わって全部で4つの鍵盤を同時に押さえることがありますが、これは、ドからミまで指が届くうえに少し余裕がないともう2つの鍵盤を押さえることが出来ないですよね。ドからミが届くのがやっとだと間にあと2つも鍵盤を押さえる余裕がないから無理ですし、演奏は音楽ですから続いていきますので、次々にそういう箇所が連続して出てきますから、難しいです。ですからこれでは指が届かない場合は、音を減らして弾くとか鍵盤の位置を近距離に変えるしか仕方がなくなりますよね。 かといって鍵盤を近距離の位置に変えて鳴らしてみると、なんかにごったような音になり響きが違うのですよ。1音1音をどうしてその音を選んでいるのかに全て意味があるのですね。)ウィルについていけている私は、本当の彼の弟子第一号です。それで、「グッド・ラック!」と言われたのは、私にとって意外で(!)、これはウィルにとってジャズとは外で生演奏することが基本なため「もう弾ける曲がたくさんあるから(生演奏する準備が出来てきてるから)、生演奏の機会へグッド・ラック!」ということなのです。・・・ビックリです。まだまだそれには早すぎると思いこんでいたので!!!私はただ、自分一人で自分のために楽しんで弾きたかっただけですし、ウィルから秘訣を教えてもらいたかっただけでしたので。ウィルにとってジャズとは、家で自分一人のために演奏することではなくて、外で他のミュージシャン達とジャム・セッションして生演奏することであり、また生演奏をして人々に聴いてもらって楽しんでいただくことであり、それはアメリカのジャズ音楽の文化の本当の姿なのですね。(他のミュージシャン達とジャム・セッションするためにはジャズのフォームを知っていなければならないですし、家でまず自分一人で練習を積み続けていなければならないです。)ニューヨークらしい生活になってきました(笑)。師匠ウィルについていって習得して、私自身の音を出せるようになっていきたいと思います。キーボードを再び毎日練習するようになってしばらくしてから、指が以前のように動いて演奏できるように戻ってきて、自由に動くようになりました。短期間ですぐに指の動きが元に戻ったのでよかったです。演奏は指の運動になるようで、演奏の練習をしてからジュエリーを作ると、なんとその製作の作業の時にも指をスムースに動かしやすくなりました!これはすごい発見でした!指の動きは楽器の演奏も美術の製作にも連動しているのですね。ジュエリー製作のためにも効果があるので、演奏の練習は続けていきますね~。あと、なぜ指が以前のように演奏できるようにすぐ戻ったのかな~と思いますが、これは昔子供の頃から15年間は続けたことだからでしょう。子供の頃から長く続けたことは消えずに自分の中に残るのだなと実感しました。何事も長く続けてきたから、自分の中に残って軸となったのだと実感しています。お陰様で、楽しい毎日を送っていて張りがあります。楽しくて幸せです☆音楽のことで幸せいっぱいなので、最近はいつも移動中やこまぎれ時間にも頭の中で音楽の復習をしたり演奏が鳴っている状態です。そのため、新型コロナウイルスのこととか心配が頭から吹っ飛んでしまい(笑)、いつも楽しい音楽が頭の中で鳴っているから新型コロナウイルスとか天災とかを思い浮かべる隙間が全く無くなってしまいました~。ニューヨークの地下鉄とかコロナのリスクは大きいだろうけれど、でも地下鉄の中にいても頭の中は音楽が鳴っていて復習でいっぱいになっているので、コロナのコの字も考える瞬間がなくなって、こんなんでいいのだろうか~?でも心配不安恐怖を入れる隙間が無くなってしまったので、音楽の練習があるほうがそれで頭を占めるから精神衛生上は良いと思います。神に感謝いたします。
2020年10月25日
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音楽紹介です☆現代ジャズの父といわれるチャーリー・パーカーの曲、"Yardbird Suite"を、オルガンの巨匠ジミー・スミスがセッションで演奏しているバージョンを紹介します。最近、新型コロナのパンデミック以来、超久しぶりに友人のギタリストに打ち合わせがてら会いました。彼はブラジル人なので、もちろんブラジリアン音楽が得意です。バーデン・パウエルみたいにギターが上手く弾ける方を発見したため、彼は私の秘密の宝です☆☆☆ニューヨークだからギタリストは山ほど、世界中から集まってきていて厳しいですが、そんな中で超上手いブラジリアンのギタリストを見つけてあるのでウフフ☆このギタリストのお陰様で素晴らしい音楽になりそうで楽しみです。その時に、今私がやっていることを話したら、ぜひギグ(生演奏のセッション)をしたいと言ってくれていて、え~まだ早いからもっと練習してみてからにしたい~と私は言いました。いずれニューヨークで生演奏する時は、小回りがきくように彼のギターと私のキーボード(ビンテージ・オルガンの音)のデュオになる予定です。バンドは大所帯になるので、まずはデュオでいいかな~と。スペインで美術学生していた時に歌手マリーアと私のデュオで活動していたような感じで、2名だと動きやすいです。・・・あの時は、マリーアと各自練習し始めて合わせ始めて、2ヵ月後くらいに初めて外で生演奏した時に、ブルゴス・ミュージック・フェスティバルのプロデューサーがたまたま聴きにきていて、「ぜひフェスティバルに出演してほしい!旅費と滞在費は全部出しますから。」などといきなりその場でスカウトされたのでした。合わせて練習し始めて、たったの2ヶ月くらいで、そんな大きなフェスティバルにスカウトされたので、本当にその時はビックリしました。その後、私はニューヨークに引越しし始めて行ったり来たりするようになったので、マリーアと私がデュオで活動したのは実質、だったの半年くらいのことだったのです。・・・今思えば、なぜか昔から、このように、DJをしたりデュオで大きなフェスティバルに出演したり、音楽には深いご縁があったのですよね。そしてまた再び、神コロナ様のお陰様で、なぜかまた音楽活動を少しずつするように戻ってきていますので、やっぱり私の人生ではいつも音楽にご縁があるなあ~とつくづく思います。デュオを組むことになったブラジリアンのギタリストのお気に入り曲の1つが、この"Yardbird Suite"をジミー・スミスがセッションで演奏しているバージョンと言っていたので、ここでも点と点がつながって線になりました!お気に入りが同じだったので、これも各自で練習しておこうか!ということになりました。さっそく、ウィルからこの"Yardbird Suite"のオルガン部分を教えてもらいました。「このジミー・スミスのパートは難しい・・・。」と私がウィルに言ったら、「ぜんぜん難しくないよ!簡単だよ~!」とウィルが言って、教えてくれました~。ほほう・・・。目からうろこが落ちました。バーデン・パウエルみたいに弾けるすごく上手なブラジリアンのギタリストと私のデュオをすることになったから、ちょっとずつ練習したいから、メロディーラインを外したヴォイシングを教えてほしいと頼んだら、ウィルは無事に弟子第一号が育ってきてやる気出したから喜んでくれていました(笑)!ウィルが私に教えてくれる内容は、ジャズ・ミュージシャンとして外で生演奏することが前提になっていることばかりなので、実践的な内容なのです。ヴォイシングはウィルのやり方を教えてもらっています。ちょっとずつ、レパートリー曲を増やして行こうと思います。レパートリー曲がまず10曲から15曲くらいに増えてから、何か合わせてできるかな~と思います。まずセッションで合わせる前に、各自で練習を積んでおくことになりました。ギタリストのお気に入り曲をアントニオ・カルロス・ジョビンやバーデン・パウエルの曲の中からピックアップしてもらいました。少しずつ、選んでもらったこのリストの中から、ウィルに教えてもらうことにします。課題曲ですね。1日1時間だけ、集中して練習を続けますね~。仕事があるので、あまり練習できないですが、昔取った杵柄で過去の練習の蓄積があるからなんとかなるかな~。意外に未だに私の指が動いて弾けるから、ビックリです。子供の頃から始めたことって、日本人が日本語を失わないようなもので、しばらくブランクがあっても技術は失わないのですね~。コレも新たな発見です。いろいろ、ありがたいです。楽しいです☆幸せです☆☆☆"Yardbird Suite"Jimmy Smith at The Organ↑ゆ、ゆ、指が長いいいいいい~!ジミー・スミスの指!
2020年10月23日
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お客様からのお便りの一部分を掲載します。いつもご贔屓くださいまして、ありがとうございます。お客様には感謝いたします。>「ウィルブールウェアのお話も、すごいなぁ、プロ集団が1箇所に集まって何か神様の采配で起きそうな、そのような雰囲気だなぁと感じました!!ブルーシャさんの七福神のCDの頃からお名前が出ていましたので、その頃に彼の音楽をYoutubeで探して色々ブックマークに保管して時々聴いていたのですが、確かに滲み入る感じがしますし、何か作業中に流すとすごく集中できるというか、研ぎ澄まされている感じはしました!!ブルーシャさんの審美眼で業界の本当のプロの方々を早い段階で見抜いていたことや、お相手も同様にブルーシャさんを見抜いていたことが、やはり抜きん出ている人たち同士の周波数なのだろうな、と妙に納得するのです。地球上で、神々の共演みたいな、そのような感じがしますね!!・・・・・・・・そういえば、うちの母も先日、すごいことがあったと話していました。母の所属している事務所がご時世で事業縮小となってしまい、事業所そのものが無くなることに急になったそうです。それで、突然知らされた社員さんみんなパニックで、何名かは別の遠い事業所に転勤扱いになり、その他の方々は急に職を失うことになるということで、みなさんオロオロしていたそうです。所長はあまり詳しく理由を言わなかったそうですが、コロナの影響もあったのではないかな、と母が話しておりました。母もその話を聞かされた時は、寝耳に水という形で驚いたそうですが、不思議とあまりがっかりすることがなく、自分自身でも理由はよくわからなかったそうですが、なんとかなるのではないかな、と感じたそうです。母としては、言動に気をつけて生きてきているのでおそらく何か悪いものが返ってきたとか、そういうことではないような感じが彼女個人としてはしたそうです。あまり慌てて騒いだりしないほうが良い気がしたと言っていました。そのような調子で、とりあえず母は、なるようになすはずと思って、会社都合の退職になるので失業保険の手続きにでもいくか〜、ぐらいに思っていましたら、母だけ後日個別で上司に呼び出されまして、”他の人には内密にしてほしいのですが、あなたは普段から周りの何倍も頑張ってくれていて実績も残してくれていますので、是非とも同じビルの別部署に移動という形で残っていただきたいのですが、いかがでしょうか?”と言われまして、二つ返事でOKしたそうです^^9月末になると、他のスタッフはさらに動揺し始め、お互いどうするのか探り合ったり、職探しする人や、会社の紹介で関連企業の今に比べると待遇が良くない場所に行くことになった人など、それぞれが困惑しながら最終日をむかえたそうです。そして10月になり、別部署に初出勤した母は、80名近くいたスタッフの中で、母と同じ部署に移動になった方々は合計で20名だけだったこと、そして、母以外全員、母よりもさらに上の上司に当たる方々で、とても若い方々で、母のように年配の人が他にいないことを知り、さらに驚いたそうです。母は愚痴を言わない人なので、スタッフ同士のランチタイムやトイレでの井戸端会議での会社に対する愚痴の言い合いにも参加せず、黙々と仕事に励んでいたのを上司の方々が見てくれていたのでしょう。母は、今まで以上に難しい仕事を任されるので覚えることがいっぱいあるそうですが、頼って頂けることがとても嬉しいのでこれからも今の仕事を一生懸命頑張るとのことでした。母自身もブルーシャさんとご縁を頂いてから、物事がスムーズになっているのをとても実感しており、「ブルーシャさんのご縁できっと状況が良くなっているに違いないから何卒よろしく伝えてほしい」と申しておりました^^本当に混沌とした世の中ですね。これからもっともっと混沌としてくるというのは間違いないことだろうなと私もそのように感じております。ブルーシャさんを見習ってとにかく動じずに、冷静に常に判断しながら生きていきたいと思います^^いつも本当に感謝です!!」
2020年10月21日
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お客様達からのお便りの一部分を掲載します。 いつもご贔屓くださいまして、ありがとうございます。お客様には感謝いたします☆>「アーティスト・ハンドのお話、とてもワクワクしました!何もしていなくても、見ただけで大御所たちは手の中にある素晴らしい才能を見抜かれていたのですね!!「手加減しないで教えることができる」なんて!最高の褒め言葉です!先生にこんなこと言われてみたいと思ってしまいますー! 今回のお話はワクワクしすぎて、(!!)ばかり出てしまいますことお許しください…大きいだけでなく、しなやかさもある手!舞踊でもきっと映えて素敵…!と思いましたが、既にブルーシャさまはバレエやタップなどもされていましたものね!もうアーティストとして最強ではないですか!ブルーシャさまは今後きっと今よりも偉大な作品を世に残すために存在されているのだと確信しております。ブルーシャさまの手から創り出されるもの、きっとジャンル問わず色々あると思います!一般の人にはできないことを楽々と何でも華麗にこなされるので、今後様々な形で産み出される作品にお目にかかれますこと、これからも心から応援いたします!」>「ところで最近のブルーシャさんの音楽ネタ、凄すぎます!何事も世界水準のレベルでご活躍されていて、芸術といっても分野が多岐に渡っていて、凄すぎです。ピアノで試しましたが、鍵盤のドから高いミは普通の女性は届きません。届いてもレまでです。 ブルーシャさんのブログがいつも楽しみです。常に不動心、平常心は時には私には難しいこともありますが、心がけています。ありがとうございます。」(以下、ブルーシャ記す) いつもご声援くださり、お客様には大変感謝いたします。 温かい励ましのお言葉をありがとうございます。 持って生まれたもので私は指がとても長いので、ピアノやオルガンの鍵盤は、頑張ったらドからファまで届きます。普通の状態でパッと弾いてみてドからミは軽く届きます。 それで私にとって楽器は弾きやすいのですが、でも音楽よりも美術のほうが強いということで職業がアーティスト、美術家なので、ずっと美術のほうに主に打ち込んでいます。 職業は美術家で現在はジュエリー製作に集中し続けていたので、それで2つとも同時にやったらどちらも中途半端になると思い、あくまでも美術、ジュエリーに集中することを選ぶように意識していました。 そのためピアノやオルガンもやろうとか思わず、今までずっとこの手のサイズと指の長さ(ドからミまで軽く届いて弾ける)やアーティスト・ハンドのことを本人である私は全く気にしていなくて(笑)、一度もありがたいとも思ったこともなく淡々としていたのです。本当に全く気にしていなかったのです。 ピアノでドからミまで軽く届く指の長さをありがたく感謝したのは、最近ウィルから教えてもらい始めてから初めてのことでした! 人生ずっと、今まで一度もこの指の長さのありがたみを感謝したことがなくて、当たり前と思っていたのか、与えられているものに感謝せず全く使わないままで淡々と暮らしていたのでした。・・・本当にバチ当たりですね。最近は、私の「両手さん」に当たり前と思って気にしていなかったこと使っていなかったことを申し訳なかったと思い、今では感謝して大事に使わせていただいています。 持って生まれて与えられているものを、全く使わないままで気にせずに当たり前と思って暮らしてきて、なんということ!まったくありがたいとも何とも思っていなかったなんて、失礼でした。私の両手さんに本当に申し訳なかったと今では本当に感謝しています。 「神から、その人に必要なものは与えられている」というのは本当だな~と、本当に、私自身も周りのお客様達も友人達も、今回の一連のウィルとの出来事では実感するようになりましたね。 自分の足元に財宝の詰まった宝の箱が転がっていたのに、まったく気がつかないでいて、宝の箱だったとは全く知らずに「ただの木の箱だ」と思い込んでいてその箱の上に座って長い間暮らし続けていた、というおとぎ話の世界を思い出しました。 しかも、私の場合は5歳から20歳くらいまでオルガンを学び続けていて一般コースは中3くらいだったか高1で終了して子供に教える免許までなら持っているのに(笑)、それでもそれをありがたくもなく全く気にしていなくて(笑)、「私は美術家だ」と意識して美術に集中してきたのでした。今思うと、そういう教育システムの枠にはまった楽譜どおりに弾く音楽は代わりがいくらでもいるのだから、あまり好きではなかったのだと思います。 そして唯一、ウィルからなら習いたいと思っていましたが、彼は超一流の一握りのピアニストですから世界ツアーの演奏の仕事で忙しく、ほとんどNY不在だったので、習う機会がないまま長い長い月日が流れていったのでした。 今回の一連のウィルとの出来事は、お互いにタイミングが一致して、しかも彼の奏法に必要不可欠な指の長さが一致して、神に仕組まれたみたいな出来事で、今頃になっていつも上に座っている足元の木箱を開けてみたら財宝が詰まっていたのに初めて気が付いた!みたいなことで、ああ人生!大どんでん返しです。 手を広げて比べてみたら、ウィルと私の手のサイズ、指の長さはほぼ同じなのです。これ、信じられないことですよね。好みの音も同じでサイズまで同じなんて、まるで神に仕組まれていたかのような出来事です。・・・これは本当に驚きまして、使い古されている言葉の「神から、必要なものは与えられている」ということを、身を持って実感したのでした。 ずっと何十年も、「宝箱をただの木箱だと思っていた」(笑)、これはなんというドラマでしょう! 信じられないような結末が待っていました。 自分にも友人知人にもお客様にも、大どんでん返しでした。 前回続きですが、音楽家でプロデューサーのアル・クーパーに、昔(2003年?)、私の手のことを「アーティスト・ハンドだ、音楽でも美術でも両方向いている、ギターもピアノも何でも弾ける手だ!」と指摘されたことを、その当時はあまり気にしていなかったのです。 最近、師匠のウィル・ブールウェアにも同じようなことを言われて、実際に彼の奏法では片手で軽く1オクターブ以上押さえて弾くため、まさにこの私の手のサイズが必要不可欠で役立っているわけです。それで再び、アーティスト・ハンドのことを思い出していたのです。 しなやかっていうのは、男性ほどはごつごつしていない手なのに指が長いということで、当時、「こんな恵まれたアーティスト・ハンドなのに、もっと演奏したらいいのに。演奏しないなんてもったいないねえ~」と言われ、「ギターやピアノやってる人はたくさんいるけど、”もっと指が長かったらよかったのに”って願っている人達は多いのですよ。」というようなこともおっしゃっていました。 アル・クーパーは当時から、アメリカの音楽の名門校であるバークリー音楽院の教授をしていたので、なるほど、おっしゃるとおり周りで実際、鍵盤楽器の生徒達をたくさん見て来て知っているからでしょう。だから今思えば、この言葉は現実味があることだったのです。 私は鍵盤では、ジミー・スミスみたいなオルガンの音が一番大好きで1日中でも聴いていられるので、自分であんなふうに弾けたらどんなに幸せでしょう!と思います。 ウィルは幸い、ピアノだけではなくオルガンも弾くオルガニストでもあるので、私のジャズ・オルガンにとても役に立つ濃い内容を迅速に教えて下さいます。 知りたかったことを短期間でさっとすぐ教えてもらえるなんて、何十年分の時間が凝縮して雪崩のようにやってきた感じです。 本当にありがたいです。感謝の気持ちでいっぱいです。 嬉しいです。幸せです。 ・・・皆様も、コロナのお陰様で自宅勤務になっている方も多いと思いますので、今一度、ご自分に持って生まれた身体的特徴や特質を見つめなおして、神から必要なものは全て与えられているということを思い出してみてくださいね。 もしかしてあなたも、長い間ただの木箱だと思っていたものが実は財宝が詰まった宝箱だったことに気が付かれるかもしれません。
2020年10月19日
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お客様からいただきましたお便りの一部分を紹介します。いつもご贔屓くださいまして、ありがとうございます。>「ブログにてブルーシャさまがご紹介されていたWill Boulware氏のslow downの演奏!どハマりいたしました!!残念なことにiTunesに無く、急いで中古CDを探して発注しました。1オクターブを越えて指が届くなんてすごいです!是非続きのお話なども楽しみにしております。・・・・・・・・いつかブルーシャさまの演奏が聴けますこと心待ちにいたしております。」>「私は楽器はXXXXだけ初心者練習中で…、専ら聴く専門です…。聞くだけですが音楽は薬より効くと思っています。私は演奏のセンス皆無なのですが、なぜか周りにクラシックからジャズ、三味線、パンデイロなどレア楽器まであらゆるジャンルで音楽で生計を立てている友人知人が多く、幸いなことに昔からそのような方々の演奏を真近で聴く機会が多々あり、音楽で自身を表現できる方々をかなり尊敬しています。・・・・・・・・作曲なども芸術の一種に感じます。なので、楽器もこなし、絵も描き、文筆もジュエリー製作もなさる(またそれを高いレベルでこなされる)ブルーシャさまは本当に、文字通りアーティストだと思います。一般の人はその中の一つができるかできないかというところですから…!とても素晴らしいです。またそのような、自分では到底届かないことをこなされる方々の日々のお話を聴くのが大好きなので(自分では気づかない色々な視点があるので)、今後もご活躍を楽しみにしております。」(以下、ブルーシャ記す) 私のことを応援してくださり、温かい励ましのお言葉をありがとうございます☆ 身近で、音楽で生計を立てている方が多いというご環境は、すごいですね!クラシックもジャズも修行が長くかかりますから、辞めずにコツコツと長く続けなければ上達しないので、すごく根気のいることですよね。忍耐の世界だと思います。 また、プロの音楽家の方は毎日何時間も、練習を長時間ずっと毎日続けていらっしゃるので、いつになっても練習は辞めたらダメなのですよね。淡々と毎日、ルーチンで練習をこなし続けていかないといけないですね。 ウィルのピアノがお気に召されたこと、よかったです。 鍵盤楽器をやったことがある方にはウィルのピアノのすごさが分かると思うのです。 私はちょうど体が大きくて手も大きく、指が長いので、ちょうど手の体格的にも、タイミング的にもウィルとご縁があったのだなと思います。 昔、ジャーナリストの仕事で音楽家でプロデューサーのアル・クーパー(Al Kooper)にインタビュー取材した時に、「ちょっとあなたの手を見せてもらえる?」と言われて、彼は私の手をひっくり返したりまじまじと見てから、「あなたはアーティストハンドを持っているね!これはまさにアーティストハンドだよ!音楽でも美術でもどちらも何でも出来る手だよ。アメリカでは、あなたのような手のことをアーティストハンドと言うのです。美術のアーティストも、ミュージシャンもどちらも、アーティストハンドを持っていることが生まれ持っての素質で大事なのですよ。あなたは音楽でも、そんな素晴らしいアーティストハンドを持っているのだから、どんな楽器でも出来ますよ。ギターでもピアノでも何でも出来るよ。あなたの手は指が長いから、ピアノの鍵盤は1オクターブ以上、10個くらい届くでしょう?鍵盤は何個届く?」などと、驚かれて聞かれたことがあるのです。「1オクターブ以上、ドからミまで鍵盤10個は届きます。」と言うと、「そうだよね、ドからミまで届くよね。あなたはギターでもピアノでも両方出来るよ。」と言われました。でもその時は、私は基本的には美術のアーティストのほうが自分の中で向いていると思っていたので、「オルガンとキーボードは昔はやっていましたが、でも私は基本的には美術のアーティストのほうだと思います。音楽よりも美術のほうが強いと思います。」などと答えました。すると、「そんな素晴らしいアーティストハンドを持っているのに、楽器を演奏したらいいのに。そんな手に恵まれているのに、演奏しないなんてもったいないねえ。その手なら何でも演奏できるよ。」などと、その日は、何度も何度も私の手のことを「恵まれている」と言われて、説得されました。「普通は、女性でそんな指が長い人はいないから、あなたはそんなに指が長いのだから鍵盤に向いているよ。ギターにも向いているよ。普通はね、女性でそんなに指が長い人はいないよ。しかもしなやかな手だよ。あなたは手に恵まれているのだから楽器をやるほうがいいよ、やらないなんてもったいないね。」と、彼からかなり説得されました。それで、アル・クーパーから観て私はこんな手に恵まれているのに音楽は趣味で、職業は美術のアーティストだから、不思議に思われて、「あなたがそんな恵まれた手をしているのに音楽じゃなくて美術のアーティストなんて、一体、どんな作品を作っているのか、写真を送ってくれる?」と言われて、その後、私の肖像画のデッサンの写真をメールで送ったら、すごく驚いていました。「このあなたのデッサンのレベルは、私がいくらどんなに練習したって、絶対に到達するのは無理だよ。この絵を私のパソコンの壁紙に使わせてもらっているよ!」とおっしゃっていました。これで、この時に、彼は私が基本的には美術のほうが音楽よりも強いと思う、と言った意味が分かったことでしょう。(・・・今思うと、彼は私の手を一目観ただけで、「美術でも音楽でも両方向いているアーティストハンドだ」と言ったことは、さすが名プロデューサーのアル・クーパー、手を観ただけで「何をやっていて何に向いているのか」見抜けるなんて、「すごい」としか言いようがないですね。)・・・本当に、その時は、まだニューヨークに引っ越してきて間もない頃だったこともあり、セブンゴッズの音楽を録音する前でしたから、私は頭では自分で「私は基本的には美術家で、音楽よりも美術のほうが強い」と意識していたのです。それで、美術に関連しているジュエリー製作のほうへと進んでいったのでした。でもその間も、作曲をしたり、録音をしたりしていました。作曲はその後も、少しずつ続けていて曲はたまっています。それで2005年に録音した時に、バンドメンバーとして私より上手な素晴らしいピアニストのウィル・ブールウェアに弾いていただいて、一緒に活動をしたのでした。それから、ウィルは世界ツアーで忙しくて、長いときは世界ツアーは9週間(!)で、普通でも4週間、5週間とか世界ツアーをするので、あまりニューヨークに滞在していなかったため、多忙でなかなかレッスンをしていただくチャンスがありませんでした。しかも、ウィルは今まで弟子をとったことが無くて、教えたことがなかったのです。教えてもらいたいと昔から時々言われて、西海岸に住んでいた時には教えてみたことはあっても、誰もウィルについていくことが出来ず、教えるのは到底無理だったのです。本当に、教えてほしいと言ってきた人々は誰一人、ウィルについていくことが出来なかったのです。ウィルのピアノはハイレベルすぎて、難しすぎるのですよね。・・・それで、その後は、私の場合はジャズピアノが気になっていても、ウィル以外のピアニストから習いたいと思ったことはなかったですし、ウィルからだけしか習いたくなかったのでした。新型コロナウイルスのお陰様で、私にとっては神コロナ様のお陰で、良い方向に転んで、ウィルの世界ツアーが全部中止になって時間ができたし、私がキーボード上級者だから教えてもらえることになったのでした。今がそういうタイミングだったのでしょう。それで教えてもらい始めてから、ウィルからも、私の手のサイズと指の長さには驚かれていて、「女性でそんなに指が長いのは珍しいね、女性は普通はみんなもっと手が小さいよ。あなたは指が長いから、鍵盤がドからミまで届いて一度に押さえることが出来るのだから、演奏の幅が広がるから向いているよ。私が弾いているように手加減しないで教えることが出来る!」と言われて、励ましていただいています。・・・ウィルから教えてもらい始めてから、ふと、昔、取材の時に私の手を一目観ただけで「音楽も美術も両方向いているアーティストハンドだ!」と断言して説得していたアル・クーパーのことを、再び最近思い出していました。ウィルとアル・ク-パーから同じことを言われたのだったと。そんなに恵まれた手を持っているのに、鍵盤をやらないなんてもったいないと、そればっかり言われていたのでした。そんな両巨頭の歴代の音楽家の大先生達のお二人にそんなことを、私の手について同じことを言われていたのですから、やっと今になって、本当は楽器もやっていたほうが良かったのかな~と思うようになりました。ここで、点と点がつながって、線になってきました。せっかく生まれついた手のサイズと指の長さに恵まれているのに、アーティストハンドなのに、それでも、長い間、頭で「私は美術家だ。音楽は趣味でいい。」とか考えていて楽器をやろうとしないで封印していたのでした。長く封印していましたが、ちょこちょこ、1日1時間くらいなら練習してみようかな~と思い、少しずつ合間に、キーボードの練習に戻っています。この私の手の大きさだからこそ、ウィルから彼の弾き方を手加減しないで教えてもらうことができます。アーティストハンド、この手のサイズと指の長さは持って生まれた恵まれたものなので、そういう身体的な特徴もジャズピアノ、ジャズオルガンに向いているということが分かり、ありがたく思っています。この手を使わないともったいないのかもしれません。私の両手さん、今まで長い間、鍵盤を弾かないで封印してしまって、ずっと使わなくて申し訳ございませんでした、という気持ちでいっぱいです。私の両手さんにも感謝しています☆ウィルのジャズピアノの奏法についていけるように、努力をやめないで、コツコツとちょっとずつ私のペースで、ゆっくり続けてみますね。本当に、私のレベルにピッタリ合っている最高の師匠ウィルを与えてくれた神に感謝です。・・・皆様も、持って生まれた身体的特徴、特質は何か、ご自分で見つめて、向いていることで好きなことを追求してみてくださいね☆ゆっくり時間をかけて合間にこまぎれでもちょっとずつ、長く積み重ねていけば、だんだん習得して出来るようになることは多いと思います。皆さんも、肉体的な特徴を生かして、趣味でもあきらめないでがんばっていきましょう!
2020年10月13日
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ジャ~ン!こちらは私の「指の練習曲」です。現代ジャズの父と言われている、ビバップのチャーリー・パーカー(Charlie Parker)です。最近何度か書きました、私の師匠であるジャズ・ピアニスト&オルガニストのウィル・ブールウェア(Will Boulware)から、私の毎日の指の練習曲として、この曲を与えられました。私にとっての必須曲の1つです☆☆☆(*最近、世界水準のウィル・ブールウェア(Will Boulware)からジャズピアノも教えてもらいつつ、打ち合わせも兼ねて音楽活動を細々と再開しています。)この曲は、私が毎日、ジャズピアノを練習する前にウォームアップとしてコレを何度か練習しなさいと奨められました!コレは指をまんべんなく速くよく動かすからです。すごくよく指の運動になる曲なのです。・・・速い!速い!指を行ったり来たり、せわしなく動かすから、おっしゃるとおり、かなり指の練習になりますし、弾き終わるととてもウォームアップされていて指が動かしやすくなります。この曲は、アメリカの大学のジャズ専攻の人々が練習しないといけない必須曲だそうですが、ビバップはリズムが速いですね~!・・・っていうことは、ジャズピアノを弾いている方は全員がこの曲を練習してきたのですよね!それほど、この曲は基本中の基本なのです!ジャズの基本が全て詰まっていますね。私はこれは弾いたことがなかったので(!)、新鮮な気持ちで取り組めました☆楽しいです。ウィルが、「チャーリー・パーカーの曲は毎日練習するほうがいいよ!これはジャズの基本で、ジャズのフォームになっているから。ジャズにはフォームがあるから、そのフォームを身につけたら色んなミュージシャン達とセッション出来るようになるから、大事だよ。あんたが外でミュージシャン達とギグ(生演奏)をする時に、みんなジャズのフォームに合わせて同時にセッションしてインプロビゼーション(即興)していくから。だからあんたもフォームを覚えないといけないよ!」など、説明して下さいました!そして、「フォームって、日本語で何て言うの?」と聞かれたから、「形式。」と言うと、ウィルも「オ~!、ケイシキ、ケイシキ。」とかくり返して言っていましたよ。もう1つ日本語を覚えたみたいです(笑)。ジャズのフォームって、ミュージシャン達がいっせいにセッションする時に、コード進行とかの形式があってその形式に合った音を即興で演奏していくので、共通の言語みたいなものです。ウィルはそのジャズの典型的な形式を、「AABA(エーエービーエー)」と言っていました!「AABA(エーエービーエー)で1セットが32小節のフォームだ」と説明してくれました。・・・音楽の起承転結みたいな感じのコード進行のセットですね。「ほな、今からAABAでいきまひょか~?」「オーケー。AABAな!」・・・みたいな感じで、彼らプロのジャズ・ミュージシャン達はジャズのフォームで即興して合わせていくそうです。・・・このように、ウィルは、私をいつかギグ(生演奏)でセッションに加われるようにと、実践的なジャズを教えてくれています。私は生演奏なんて今さら(笑)する気なかったのですが。でも私を一人前のジャズミュージシャンに育てようとして下さっているので、なんだかありがたいです☆チャーリー・パーカーが私の指錬として与えられているのですから、すごく実践的で助かっています☆そしてこの曲の続きで同じコード進行でそのまま弾き続けて、インプロビゼーションを入れる練習をすることになります。これはもうちょっと先ですが、今からとっても楽しみですね~!まず、ウィルの感覚を教えてもらうためにも、この曲を毎日、ちょっとでもいいので練習を続けます☆Charlie Parker-Donna Lee高尚な芸術であるジャズをたしなみながらジュエリー製作するのは、相乗効果でジュエリー作品に良い影響を与えてくれています☆ジャズを聴きながらノリノリでジュエリー製作をしています☆☆☆お陰様で、ニューヨークで楽しく暮らしています。お客様は、いつもご贔屓くださいまして、応援して下さってありがとうございます☆
2020年10月10日
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さて、最近、世界水準のウィル・ブールウェア(Will Boulware)からジャズピアノも教えてもらいつつ、打ち合わせも兼ねて音楽活動を細々と再開していますが、今、Take Fiveに取り組んでいます。Take Fiveはジャズの名曲で、多くのミュージシャン達がカバーしていますよね。定番の曲から学ぶことは多いので、これをしばらく掘り下げたいなと思いました。まず、ウィルのピアノのセンスを学ばせていただきたいので、ウィルのアレンジとコードの弾き方を教えていただいています。前回、ウィルのアレンジとコードを教えてもらったので、ちょっと練習してみました。そして今回、ウィルのレッスンの時に、「Take Fiveは簡単ではないよ!ちょっと難しいよ~!弾いてみてくれる?」と言われたから、「練習してみましたよ~。難しくないですよ!」と言って弾いてみましたよ。すると、「おお~!あんた、弾けるじゃないか~!Good」とウィルがものすごく驚いたのでした。・・・私がもっと弾けないと想像していたのでしょう(笑)。「別にこれ、Take Fiveは難しくないですよ~!私は5歳から弾いていたのだから、しばらく練習すれば何でも弾けますよ~。私の指は動くのだから何でも弾けます。でもジャズのインプロビゼーションの感覚がまだ分からないだけだから、そういうウィルのジャズピアノのセンスを学びたいのです!ウィルのピアノは他のピアニスト達と全然音が違うしカッコいい音だから、何かが圧倒的に違うからその秘訣を知りたいのです。」と言ったら、なるほど~、そういうものを学びたいのだなと分かって下さいました!「ウィルが弾いている独得の分厚いコードとか、音の入れ方のセンスとかを教えてもらいたいです。私は並のジャズピアノの先生からは何も学ぶことは無いですよ~、自分で練習したら弾けるのだから。でもウィルからなら学びたかったのです。ウィルは、他のほとんどの並のジャズピアニストとは根本的に何かセンスが違うし、大人と子供くらい違うから、なぜ他のピアニストから抜きん出ているのか、秘訣とかコツとか何でも学ばせていただきたいのです。子供の頃からご自分がどのようにジャズピアノを発展させていって今のように弾けるようになったのか、その発展の仕方を振り返って思い出してみて下さいませんか?」などと私が説明しました。「なるほど~。あんた、これは指は届く?指はストレッチしてる?どう?ちょっとこれ弾いてみてくれる?」と言われて、片手で1オクターブ+鍵盤3個分の距離で4個音を鳴らすコードの見本を教えてくれたので、指をパカッと開けてそれをそのまま弾いたら、「おお~!あんた、これも指が届くから、ちゃんと弾けるじゃないか!OK、ちゃんと指がストレッチされてるね!それなら、私が弾いているように教えることが出来るから、ガンガン教えるよ!」などと言ってくれました。「あんたが外でセッションしたりギグ(生演奏)をする時に、バンドと合わせるための弾き方も準備しておきなさい。」と言われました~。・・・まだ早いって!!!いやいやいや~、私は、ウィルのピアノの秘訣、他の並みの人々との違いを知りたかっただけなのに~。探究心があっただけなのに~。「Take Fiveをしばらく取り組んで掘り下げて勉強してみたい」と私が言ったので、一人で演奏する時と、バンドでリードボーカルとかサックスなどメロディーラインを演奏する人やべーシストがベースラインを弾いている場合の演奏のやり方が違うのだということで、その両方のケースの弾き方を教えてもらいました!後者の場合は、ピアニストは、メロディーラインとベースラインを両方とも外した音を加えて、全体にハーモニーになるように弾くのです。例えば、コードがEm(イーマイナー)ならミを外すとか、Am(エーマイナー)ならラを外すとか、C(シー)ならドを外すとか、またそれ以外にもメロディーラインの音を全部外して弾くとか、そういうことです。なるほど~!目からうろこです!!!音が他の楽器と重ならないようなハーモニーにして、全体で分厚い音を出すのですね~。普通にコードを弾いているだけでは、生ぬるいのですね。取り組む姿勢が全く違いますね~!勉強になりました。コードはセブンス(7th) とかではなくて、 サーティーンス(13th)をよく使うので、それは鍵盤が10個分(ドからミまで・・・ドレミファソラシドレミ)だから手が大きくて指が長い私でもパツンパツンになってせいいっぱいです(笑)。だからこの弾き方は練習がいります~。・・・普通は女性は私より手が小さいものなので、女性にはこのウィルの独得の弾き方は無理だな~と分かりました!!!私は今まで生きてきた人生で、私より手が大きくて指が長い女性に会ったことが無いので。女性では私しか弾けない弾き方、女性には誰にも真似できない弾き方を教えてもらえるので、嬉しいです☆☆☆せっかくなので、ウィルの弾き方の超絶技巧をぜひ練習してみたいと思います。私は再び指が動きやすくなってきて、だいぶん以前のように弾けるようになってきたので、手指を動かすことは普段のジュエリー製作にも良いし、脳の活性化に効果があると感じます。頭の体操にいいですね~!演奏中、練習中は、いろいろ無意識でクルクルと頭をよく使うので、普段使わない脳の分野を活性化させていると思います。ピアニスト達はみんな若々しいので、手指を動かすことはアンチエイジングにも良いのかもしれないです。ウィルも若々しいです。あまり老けないですね~。引き続き、いろいろ、教えてもらいますね~!楽しくて幸せです!!!私にピッタリのレベルの師匠を与えてくれた神に感謝いたします☆☆☆本当に最高です!!!ああ楽しい!
2020年10月09日
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さて、もう1曲、音楽紹介です☆Slow Down - Will Boulwareウィル・ブールウェアです。私の2004~2005年に"Seven Gods"録音時のバンドメンバーのピアニストであり、現在は私のジャズ・ピアノ、ジャズ・オルガンの師匠です。やっぱり、上手いな~!と感動します。私は、こんな世界水準の素晴らしいウィルから学べて幸せです。最高です!!!私が学びたいレベルがピッタリ合った師匠なので、本当にラッキーです。ジャズ・ピアノやジャズ・オルガンは、普通に教科書(シート)どおりに弾けば、私でもジャズを弾けるのですが、そういうふうに普通に弾いているだけでは物足りなかったです。日本で子供の頃から、シートどおりに弾くのは仕方ない状態で、それでは何かつまらなかったのでした。私は何か、通常のジャズピアノの演奏ではなくて、さらに抜きん出ているプラス・アルファーを学びたかったのです。音楽が好きすぎるので、ずっと長い間、そう思い続けていました。ウィルのピアノはなんかどこか一味違っていて抜きん出ているのですが、世界にごまんといる他の一般のピアニスト達とどこが違うんだろう~?といつも観察させていただいていることからも学ばせていただいています。弾き方の姿勢や指使いも他の並のピアニストとは全く違うだろうから、観察させていただいています。ウィルのピアノは本当に特別で、センスと才能の違いが大きいと思いますが、鍵盤1つ1つの弾き方も違うし、細かい1音1音に深い意味があって、すごいです。あまり大きく鳴らさないけれど少しだけ鍵盤を弾いているようなすごく細かい音も入れていて、人々にはそこまで要求されないようなそういう細かいレベルまで追求していて、そんなことまで一つ一つが勉強になります。音の空白の使いかたも上手いです。現在は日本でもウィルはけっこう人気があるので、日本にも彼のピアノの違いが分かる人々が多いのだろうなと思います。日本はピアノ人口が多いですからね。ウィルの性格はすごく男っぽいので、音も男っぽいピアノなのだと思います。あんな男っぽい性格の男性は、日本ではなかなか見かけないです(笑)。アメリカでも珍しいくらい、男っぽい方です。さすが、男っぽい性格で男の中の男だからでしょう、マッチョな黒人のジャズの世界で黒人達に白人なのに一人だけポツンと混じって、黒人達の中でずっと演奏し続けてこれたのだろうなと思います。まさに「歩くBLM」ですね!黒人達のジャズに一人だけ白人が混じって演奏し続けていて頼りにされているのは、すごいですよね。ガシッと「ここにはこの音だっ!」という自信満々でバーンとはっきり弾くので、聴いていて本当にすがすがしいです。はっきりした自信たっぷりのピアノの音で、力強い演奏です。まさに男のピアノです。だけど雑なわけではなく、細かいワビサビの世界が広がっている丁寧なピアノの音なので、よくそんなに瞬間的に完璧なコントロールができるな~といつも感動しています。ウィルは元々、幼少時からドラムスをやっていたので、自分がドラマーでリーダーでバンドを組んで小学生の頃から演奏していたそうです。最初はドラマーだったのです。その後、キーボードに転向して、プロのジャズ・ピアニストとして演奏し始めたのは12歳からだそうです。彼は独学で耳の感覚だけで自分で発展していったので、天才ですね。ジミー・スミス(Jimmy Smith)などを耳コピで弾いて練習していたそうです!これは私と同じ!私もジミー・スミスを耳コピで練習していたことがあるので、ここでもウィルと意気投合することができました!そして、ウィルはまだ若造の時に、あのブルースの巨人B.B.Kingから才能を認められて発見されて、抜擢されて、一緒に活動をしていました。これもすごいですよね。さすがB.B.Kingはウィルの才能を見抜く力があったわけですね。黒人の巨人B.B.Kingが白人のウィルのピアノの才能を見抜いて、白人を抜擢したのは、すごいことだと思います。音楽は人種も国境も越えますね!音楽は言葉を介さなくても分かり合える世界なので、素晴らしいですね。音楽は世界平和につながる素晴らしい文化だと思います。私自身も今までの人生で、音楽があったから人種や国籍に関係なく、音楽で交流することが出来た経験があったので、音楽って良いものだな~とありがたく思います。今もこうして、黒人ジャズ・ミュージシャンの中で育ってきた白人ピアニストのベテランのウィルと、スペイン経由の(笑)日本人の私が、ジャズ・ピアノで意気投合しているので、音楽ってありがたいな~と感謝しています。私の場合は5歳からオルガンを長い間、20歳くらいまで学んでいたため、音楽が大好きすぎて名盤を集めたりアレンジの研究をし続けて造詣が深まっていったのでした。そのため、昔からポップ・ミュージックが物足りなくてあまり好きではなかったから、日本では小学生の頃からすでにジャズやブラジリアンが好きだったため、子供の頃から周りに音楽の話が合う友人がいなかったのです。←その後、10代後半くらいで周りの男友達でこういう音楽好きな人々は少しいましたが。だから、アメリカに生まれたウィルは小学生の頃から周りのジャズ・ミュージシャンの大人達に仲間に入れてもらってジャズを追求してくることが出来たので、その環境はうらやましいな~、さすがジャズはアメリカの文化だからアメリカ人はいいな~と思います。ジャズはアメリカで生まれ育った音楽なので、アメリカの文化ですよね。そのアメリカのジャズが世界に広まって、今ではもはやジャズは古典のようになっていて、イギリスとかヨーロッパでも日本でもジャズ理論を学んでいる人々は多いです。でも私の考えですが、ジャズは生ものなので、ジャズの音はその時代の空気を反映していると感じるため、私達が生きている同じ時代のリアルタイムの音っていうのがあるのです。ジャズ理論やジャズのコードを日本で私が学んだ時は、大昔の骨董品みたいな古い名曲を習うので、それはその時代にはその時の空気感が表れていて良かっただろうけれど、今聴いたらどことなく古臭く感じる面もありました。何て言うか、まだ言葉で説明しにくいのですが、骨董品をありがたがって古い名曲を演奏するのも当時の子供の頃の私には少し物足りなかったのです。名曲は勉強にはなりますが、子供の頃、自分で弾いていてなんか古臭いものを感じていました。(ジミー・スミスは改革者だったので、カッコいい音だな~と感心していましたし、今聴いても全く古臭くないので、ジミー・スミスは別ものです。)私にとって、その時代を反映している生ものであるジャズの音は、骨董品の名曲のシートのとおりに演奏することを学ぶのでは物足りなかったので、私と同じ時期に一緒に生きていて世界水準で活躍しているプレイヤーであるウィルから今の時代の空気感を反映している音を学ぶことが私には大事なことなのです。私が好きな音楽、私の学びたいレベルにピッタリ合った素晴らしい師匠を与えてくれた神に感謝しています☆知りたかったことを学べることは、幸せでいっぱいです!!!本当にありがとうございます☆☆☆と感謝でいっぱいです。幸せです☆☆☆
2020年10月06日
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音楽紹介です☆私の音楽を2005年に一緒に録音した、バンドメンバーの世界的ジャズ・ピアニストの、ウィル・ブールウェア(Will Boulware)についてです。ブログに書き込みましたが、最近になり、ウィルにジャズ・ピアノを教えてもらいつつ、再び音楽活動を一緒にしているため、週1回、打ち合わせがてら活動中です。ウィルの人生で、私がまともな弟子第一号で、初めての弟子なのです。・・・彼は昔からいつも教えてもらいたいと頼まれたことがあるそうですが、ビギナーは誰もついていけなかったからもう教えたくないっ!となってしまい、それ以来、人々に教えてほしいと言われてもビギナーは無理だから断っていたそうです!!!そして彼は演奏者なので、常にメイシオ・パーカーの世界ツアーの仕事が詰まっていたため、ほとんどニューヨークにいなくてなかなかつかまえることができないくらい多忙でしたから、教える仕事を入れる必要性が無かったのです。「ビギナー(初心者)には教えられない。昔、西海岸に住んでいた時に頼まれて教えてみたことがあるけど、ビギナーに教えるのは無理だった!教えるなら、上級者だけしか教えることが出来ない。あなたは上級者だから手取り足取りいちいち教えなくてもすぐに弾けるから、あなたになら教えることが出来る。」・・・のようなことをおっしゃっていました。そういう理由で、私が昔、5歳から長い間オルガンを習っていてかなり弾いていたから、キーボードの上級者なのでウィルから教えてもらえることになったのでした。これは彼にとって初めてのことでした。演奏者(プレイヤー)と指導者はまったく別ものなのですよね~。演奏の仕事がたくさんはいっていて十分忙しいのだったら、教える仕事をやる必要が全く無いので、そういう世界水準の演奏者の方から教えてもらえる機会はなかなか無いわけです。演奏家として十分やっていけて忙しい方は、教えることはしていないのですよ。上記のことは、私もかつてNYに引っ越してきた直後にジャズ・ピアノのレッスンを受けるかどうしようか考えたときにいくつか観たり調べたりしてみましたが、その時分かったことでした。やっぱり、尊敬できるような世界水準のジャズ・ピアニストはレッスンをしていないものなので、仕方なく中途半端な先生から習うと中途半端なピアニストになってしまうから、「先生は選びたい!」ということで、ジャズ・ピアノはあきらめていました~。私の人生で学んできたことで、先生を選ぶ重要性は、重々、承知しています。何事を学ぶにしても、先生は一流の方を選んで教えていただくほうが全ての面において良いです。これはジュエリー製作のレッスンについても同じことが言えますが、一流のジュエリー職人は常に仕事がたくさん詰まっていてその注文に従事していて精一杯なのでジュエリー教室をやって教える時間が無いし、製作だけで十分生活していけるから、教える仕事をする必要性が無いわけです。それで、ジュエリー・スクールではなかなか、世界水準の技術を学ぶことが出来ないので、自分で師匠を探して弟子入りする方法が一番良かったのでした。そのジュエリー製作についての学びはほとんど必要なくなり、今では大分前から私は一人でジュエリーを作っているため、今までジュエリーを学んでいた代わりに、これから趣味で音楽を学ぶことが出来る余裕があるかもしれないな~と思い始めていました。ちょうど私の中でそういうタイミングが来ていました。そして、新型コロナウイルスの影響で、ウィルは世界ツアーの仕事が来年3月まで中止になっているので、ウィルが珍しくNYに滞在していて時間があるということで、ちょうどウィルと私のタイミングが合ったわけで再び音楽活動が実現しました!ウィルは私が尊敬できるジャズ・ピアニストとして師と仰いでいる唯一の方ですから、2005年以降は途切れていた私の音楽活動も再開したいし打ち合わせもやりたいしジャズ・ピアノも教えてもらいたい~!ということで、意気投合したのでした!・・・これは本当に、私にとっては神コロナ様でした!新型コロナウイルスにも良い面もあれば悪い面もあり、観る方向を変えてみたらそこには表裏一体のパラレル・ワールドが広がっていて、「神コロナ様」で、またとない大チャンスでラッキーを運んできてくれました!そして神コロナ様は、ロックダウンで身動きできなくなった時期に、私に「音楽活動」を再開するエネルギーの余裕を与えてくれました!・・・このロックダウンがなかったら、音楽のおの字もスケジュールに入れるエネルギーの余裕が全く生まれなかっただろうと思います。←「これ以上、スケジュールをつめつめに詰め込んでどうするの?無理でしょう?いつ寝るの?いつ休むの?」っていう感じで今まで突っ走ってきたので。お陰様で、ずっとジュエリー製作とダンス&バレエの取材や執筆で予定が詰まっていました。でもまあ、昔一緒にデュオで活動していたスペイン人の歌手マリーアとも再び連絡をとることができたし、私は音楽が好きすぎて音楽中毒で辞められないから(笑)、音楽なしの生活なんて出来ないから、また趣味で音楽活動も再開したいな~と改めて思うようになりました。細々と趣味で音楽も続けていく程度なら、スケジュールに余裕がない~とかいつ休むの?いつ寝るの?という余裕の無さを気にしなくて済むから、ちょっと生活の中に音楽の練習も加えることはいいな~と思います。ですから、忌み嫌われている新型コロナウイルスであっても、ラッキーを運んできてくれてありがとう!私に音楽活動を再開する気持ちの余裕を与えてくれてありがとう!と感謝の気持ちでいっぱいです。ウィルも世界ツアーの仕事を今年3月から来年3月まで1年間も(!)全て失い、あったはずの演奏の仕事が無くなって途方に暮れていて、「こんなに長い間生演奏に戻れないなんて、なんという世の中になってしまったんだ?今までのような世界に戻ることが出来るとは思えないし、音楽家は今までみたいに生演奏できる日が来るとも思えない。私は生演奏の世界ツアーに復帰できるのかな?・・・もうワシは十分今まで演奏してきたし、世間では皆さんが仕事から引退する年齢を過ぎているし、このコロナを機に引退しようかな?」などと考えていたところだったそうです!音楽家ならではの、そういうストレスがあったのですよね。そういうところに、私が15年ぶりくらいに音楽活動を再開したいという話をして、ウィルの状況と私の状況がピッタリ見事にかみあったのです。・・・また、どうして私のジャズの師匠として、ウィルでなければならなかったかというと、私の幼少時からの音楽の造詣の深さがあるので、それに適う尊敬できるジャズ・ピアニストっていうのが世界でもなかなかいなくて、私にとってはウィルのピアニストとしてのピアノの弾き方がこれまたツボにはまっていて、驚嘆の一言だったからです。それで2005年当時に録音した頃に、一緒に活動をしたのでした。なかなか、ピアニストは、練習してもウィルみたいには弾けるようにならないです。大学のジャズ専攻とかで学んでもなかなかそこまで到達することはほぼ不可能だし、練習量の問題ではないのです。ウィルの演奏は、才能とセンスによるものです!そしてウィルの潜在的な知性が音に現れているのだと思います。私にとってはチック・コリア(Chick Corea)よりもウィルの演奏のほうが私のツボにはまっていて、いつも「うわ~、上手いなあ~!すごいなあ~!」と感嘆してばかりです。独断と偏見ですが(笑)、ウィル・ブールウェアは、現在生きている世界中のジャズ・ピアニストの中で、ベスト10に入ると思います。つまり世界で上から10人、ほんの一握りのトップのジャズ・ピアニストだと確信しています!私がウィルを見つけていて一緒に活動したのはすでに2005年だったから、今思うと私は判断がすごく早かったです。聴いて一瞬で、「誰?このピアノ?何?え?」「このジャス・ピアノのレベルは、練習したって到達できない!ジャズピアノ科で理論を勉強してもこんな演奏できないでしょう!きっと天才か?」とちょっとだけで分かりましたよ。その後くらいから、世界でも日本でも、このウィル・ブールウェアの再評価が進んでいって、日本でもかなり知られて活動して話題になっていったのでした!その後、個人名義でリーダー・アルバムも出していらっしゃいますからね。日本語で久しぶりに彼の名前ウィル・ブールウェアを検索してみたら、昔若い頃に出したアルバムか隠れ名盤と呼ばれているとか、いろいろたくさん書かれていて出てきますね~。今では日本でウィルのことを書いている人達がたくさんいますね!←私のほうが早かった~!ので(笑)、私には、ウィルの実力と才能を見事に見抜いたという先見の明がありました!先日書きましたが、>「本当に、あの世界水準のウィルにジャズピアノを教えてもらっていることは、例えると、F1レーサーの中でトップの人、アイルトン・セナとかプロストにドライビングを教えてもらっていることと同じようなものです。」・・・これを、F1の中でレーサーのセナとかプロストのレベルを想像してみたら、世界中にごまんといるジャズ・ピアニスト達の中の上から数名のほんの一握りのピアニスト!・・・これが私にとってのウィルなので、どれだけの奇跡的なラッキーか、お分かりいただけるかと思います。←お客様たちやファンの方は喜んでくださることでしょう!ウィルから見て、私はウィルが思っていたよりもすごく上手に弾けているそうで、驚かれています。すごく励ましてくださっていて、最近は容赦なく、難しい指使いの分厚い音でのコードの弾きかたを教えてくれます!「あんた、ちゃんと弾けてるじゃないか!あんたはちゃんと指がストレッチされてるから、鍵盤10個(ドレミファ・・・・ミまでの1オクターブ+3個分)押さえられるから、手加減しないで自分が弾いているとおり教えることが出来る!」とウィルが言ってくれていて、本当に意外でした。まさか、この私程度でもちゃんと弾けてるほうなんですか?え?ってビックリです!!!・・・自分に限界を作っていてはダメですね~。「あんた、指をもっと広げるストレッチをよくやって、練習しておいてね。指が開いてたくさん鍵盤を押さえるのは奏法で大事なことだから。」と昨日も言われました。幼少時から音楽とオルガンを長く学んでいた私のレベルにピッタリな師匠のウィルで、私が知りたかったことを教えてもらえるので嬉しいです。私の場合はジミー・スミスみたいなジャズ・オルガンですが、ウィルのジャズ・ピアノと基本は似ていて、ほぼ同じです。ピアノとオルガンとは弾き方と押さえ方が違いますが、同じ鍵盤なので、コードの勉強とか十分、プラスになります。コードの押さえ方は、私が日本で学んだものと違っていて、ウィル独得の音の入れ方をするので、音が分厚いですし、目からうろこの連続です!コード名を書いてもらったら、超長くなってすごく複雑なコード名なのでそれまたビックリ!です。本当に、自分の音楽のレベルにピッタリ合った良い師匠であるウィルから学ぶことが出来て、子供の頃から知りたかったけど分からなかった音とか謎も教えてもらえることが出来て、「学ぶ喜び」をかみしめています。幸せです☆☆☆例えば、ジミー・スミスの曲で、耳コピでは指が追いつかなくて、「これフツーに弾いてたら指が途中で足らなくなるんだけど、どうやって弾いてるのかな~?ジミー・スミスは指が長いのかな~?」とかずっと子供の頃に思っていた謎が、確認してみたら、指使いまで教えてくれて、な~んだ、そうやって弾いてたのか~!とか(笑)。「弾きたい曲があったら何でも教えられるよ~!」と言ってくれて、最高です!!!ジミー・スミスとか教えてもらっています☆ちなみに、日頃の指のトレーニング用練習曲は、チャーリー・パーカーです。ほほう~、こういう指錬も教えてもらえて嬉しいです。そして手の指をできるだけ広げるストレッチ!の大切さを教えてもらいました。「あんた、女性でもそんなに指が長くて鍵盤を1オクターブ以上10個も押さえられるんだから、ピアノに向いてるんだからもっと弾いたらいいよ~!」と励ましてくれています。趣味でなら細々と再び練習を続けようと思います。・・・ウィルの世界ツアーの仕事やジャズ・フェスティバルとか、もし彼の来日スケジュールが合えば、私の感謝祭とかプライベート・パーティーで演奏してもらえると思いますが、そういう機会があるといいですね~!そういうパーティーで機会があれば、私のお客様達とウィルの演奏を近くで分かち合いたいですね☆実物のウィルは日本であまり見かけないようなものすごく男っぽいキャラなので(笑)、どうしても日本語に訳すと私ではなくて「わし」って聞こえる(笑)ことが、分かち合えたらいいですね~!ホンマにそのとおり、「わし」って聞こえてきてしまいますよ~。ちなみにウィルは、肖像画のモデルも先日やってくれたので、次に作るカレンダーにウィルの肖像画も掲載しますよ!どうしても「わし」って聞こえてしまうような男の中の男キャラ(←もうええって。)、お楽しみに~!前回はウィルのアレンジと演奏バージョンの、テイク・ファイブを教えてもらいました~!ジャーン!以下に、ウィルの演奏しているものを貼り付けますネ。彼のアルバムからです。こんなウィルのアレンジを教えてもらえるなんて、幸せ~!神よありがとう!!!Take Five - Will Boulware (Trio)本場の世界水準で活躍しているウィル達に囲まれて、私が音楽活動を週1で再開していることは、生活の中に張りが出て私の脳の活性化にも良くて、良い刺激があって、お陰様で毎日素晴らしいです。ウィルとの活動は、意外にも、その刺激が普段のジュエリー製作にも良い影響をいただいていることを実感しています。ジュエリー製作にもプラスになるからよかったです~!最近書きましたこと、>「ウィルのジャズ・ピアノ、マダレーヌの歌、ジョニーの歌詞、宇宙からの私の作曲・・・すごい全部揃いすぎていますね~!人材が完璧に揃っているから、ビックリです。こんな人材、ありえないくらい揃っています。・・・他の楽器のパーツもウィルと同じレベルの世界水準のジャズ・ミュージシャン達なのです。」これも、ウィルの実力を考えたら、本当に奇跡で、全部の人材が揃いすぎていますね。神仕組だと思いました。ありえないです~。本当に光栄です☆私の音楽活動とウィルとの近況について最近書いたページはこちら。↓https://plaza.rakuten.co.jp/bruixanishimura/diary/202007020000/https://plaza.rakuten.co.jp/bruixanishimura/diary/202009170000/
2020年10月02日
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お客様からのお便りを掲載します。いつもご贔屓下さいまして、ありがとうございます☆お客様には感謝いたします。>「私はこの2年ほどで仙台からXXへ移住を夫婦で計画し、実際に引越しました。・・・・・・・・おそらく、ブルーシャさんにお気遣い頂いて今までジュエリーの他いろいろなお品を購入させて頂いて所有していますので、そのジュエリーたちがXXに到着することに意味があったのだろうな、と思います。今後次々に発生するであろう災害を軽減したり、守られるべき人を地域ごとに守ったりしてくれる予定で、このジュエリーさんたちはXXにやってきたのだろうな、とだんだん今までの出来事が点と点でつながって、私自身も深く理解できるようになってきました。最近の台風の進路や影響を見ていて、・・・(*以下略)・・・やはりブルーシャさんのジュエリーは気象的なことにも地域で影響があるのだろうな、と以前から思っていたことにさらに確信を強めました。私たち家族がいなくなってから、宮城の母は、「宮城は大雨が多くなった」と言っています。もともと宮城は奥羽山脈があるので、雨雲がブロックされていて、その中でも仙台市とその周辺はあまり雨が降らない地域なのです。母も、私と同じ考えのようでして、私たち夫婦のいた仙台市にあった大量のジュエリーが移動したことで、何か起きているのではないだろうか、と彼女も話していました。ちなみに宮城に残してきた実家の家族は仙台市在住ではないので、彼らのいるエリアは彼らのジュエリーがあり、仙台市や大衡村や石巻などの県中部のような、それこそ電車が止まるレベルの大雨が降ったりはしないそうです。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200830/k10012590981000.htmlhttps://tenki.jp/forecaster/deskpart/2020/09/10/9676.htmlこれからも常に準備しておこうと思いますが、仙台市は今後いったいどうなってしまうのだろう、と最近頻繁に思います。ただ、他人の不幸を願ったりすることはありませんが、それにしても、「仙台の人々は、群れたり、他人の年齢や職業を探りたがったり、余計な一言をいうことの多い人が多かった」ように思いますので、もしかしたら地域レベルで今後、今までのバッド・カルマ浄化が発動するのかもしれないな、と個人的に思いました。」
2020年10月01日
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