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2008年01月14日
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カテゴリ: 不幸の予防方法
2007年8月29日発行号公開:続き

ブルーシャ西村のエッセイ「強引ぐ マイ ウェイ」 vol.107:続き 08/29/07(水)発行


「需要と供給を考えてからスキルを磨くこと」

 前回の続きです。
 NYヤンキースのスター選手達、カノ、カブレラ、モリーナ、べテミットの4名のスペイン語通訳を、TBSのテレビ番組「Jスポ」のために行ったので、今思えば、スペイン語のスキルも磨いて極めておいて良かったです。

 ニューヨークに来てから、常にスペイン語の個人レッスンの生徒達が数名いますが、彼等はこのインタビューの仕事をとっても喜んでくれて、誇りに思ってくれて、さらにスペイン語の勉強にやる気を持ってくれました。よかったよかった。

 皆様も、何の分野でもいいので、1つのことでも構わないので、そこそこの並のレベルではなくて、滅多に他に代わりの人がいないくらいにハイレベルに極めることを目指してください。1つの分野でもいいので、とことん磨いて極めておけば、貴方の他に代わりが務まる人材がいないということで、必ずチャンスが周ってきますから。
 社会はそのように出来ています。

 他にも出来る人がたくさん存在するようなレベルのスキルだと、なかなか自分にチャンスが周ってきにくいですし、需要と供給のバランスから、誰でも出来ることだとどうしても仕事のギャラが安くなってしまいます。


「貴方にしか出来ないのでぜひお願いします」
と結局は貴方に必ずチャンスが巡ってきます。需要と供給のバランスで、貴方以外に、他に適した人材がいないのですから、当たり前のことです。

 これは、私が経済学部出身だったから身についた視点なのですが、社会の中の需要と供給のバランスをよく観察して、自分の限られた人生の中でどのように仕事を展開していくか、何をどのように学んでスキルを身につけたらいいか、人生の時間とエネルギーの配分を20代までに考えて努力するほうがいいのです。そのほうが、絶対にみんな幸せになれます。

 社会にとって必要だけれど供給が少なくて、人材不足の分野で、もしも自分が興味があって好きなことがあれば、とことん磨いて極めてください。貴方の将来がぐんと広がります。

 反対に、供給が多くてたくさんの人材がいる分野に果敢に、極めて磨いても、「並」の結果しか得られないと想像できます。

 例えば、語学にしても、英語なら帰国子女の方々にはかないませんし、ものすごく極めたとしても英語を話す人々は大勢いるので、あまり費用対効果はないです。私たち以降の世代は、英語は話せて当たり前、ごく普通のことです。

 英語が話せればもてはやされた一昔前とは、時代が変わったのです。

 「英語は話せて当たり前」とされているので、日常会話くらいでもいいです。

 出来れば英語プラスそれ以外の言語をマスターしておくといいでしょう。
 おすすめは、国連最重要3ヶ国語(英、西、仏)のスペイン語、フランス語がいいでしょう。
(これらの言語2ヶ国語と日本語の合計3ヶ国語が話せると、働こうと思えば国連で働くチャンスが出来ますよ。)



 費用対効果が非常に高いです。本当におすすめです。

 逆に、時々、
「ブルーシャさんは文章が書けるのでいいですね」
などと言われることがありますが、文章なんてそんなたいしたことではないです。

 文章を書ける人材は、世の中にはあふれかえっていて、はっきりいって日本語が話せれば誰にでも出来ることなのです。


 誰でも出来ることだからなのです。
 これも世の中の需要と供給のバランスなのです。

 ですから、作家になりたいと文章の練習をしたり、文章の学校に通ってもあまり期待以上には効果がないと思います。文章の練習をすることよりも、その中身を身につけるほうが大事です。

 色々な経験を積んで、視野を広げて、人文系(動物に例えるとうさぎやリス)にかたよらないように特に法律系や経済系(動物に例えるとライオンやヒョウ)の人々とも交わって見聞を広げて(世の中を動かしている男性達は法律系と経済系の人々なので、権力構造がどのように動いているかタイムリーに知ることが出来るから。)、思考を深めて視点を増やすことのほうが大切です。

 視点を広げると、他の人々が気がつかなかったり感じられないことに気がつくようになり、他の人々には書けないような独自の考え方や価値観を書けるようになるので、自然とチャンスが周ってくるようになります。

 よく、周りのジャーナリスト達、特に人文系の35歳以上の男性達は、実際に世の中を動かしているのは法律系と経済系の男性達だと本能的に分かっているので、彼らに対して嫉妬心と憎悪がむきだしになってしまっている人々を大勢目にしました。

 世の中の仕組みというものを今さらながら分かってきたけれど、はっと気がついたら男として彼らにはかなわない、動物に例えるとうさぎやリス対ライオンやチーターですから、嫉妬のあまり憎悪しているようにしか見えませんでした。
 そういうタイプの人達は、いつも、反権力をふりかざしていたり、政治家の悪口を言っています。
 政治家の友達もいないくせに、です。

 反権力を唱えて政治家の悪口を言うくらいなら、自分が社会を変えるために政策を勉強して、政治家になってみたらいいのです。

 実際に、私の友人は、社会と権力構造を少しでもいい方向に変えたいと志を持って、松下政経塾を出て、国会議員になっていきました。

 そういう人が実際に周りにいるので、反対に政治家の悪口を言って反権力をふりかざしている人文系の男性を見ると、「あなたそれでも”男”なんですか?」と情けなくなってきます。

 特に、反体制とか反権力とか言って憎悪している人文系の男性たち(ライターたちなど)ほど、本当は「権力」に対してものすごい強烈な嫉妬心を抱えているのです。そしてその反体制と権力への嫉妬心によって、ものすごく意固地になってしまっています。観察した結果、そのようなことが分かってきました。
 それは、自分が、社会の中で男として無能に近く、一生かかってもどう頑張っても自分が権力の場所にお呼びがかかるようなことは無いのだと本能で分かっていて、優秀な男たちに対して負けを認めているからなのです。
 それで、権力に対する嫉妬のあまり、反体制を唱えているのですよ。情けないですね。

 ですから、視点を広げるためにも、ぜひ、できれば、法律系と経済系の男性達を友人に持って、色々なお話をタイムリーに聞けるようにすることが、若者に対する一番のおすすめです。人文系に友人をかたよらせては良くないです。

 おっとっと、ちょっと脱線してしまいました。

 時々お便りをいただきますが、今、目標を見失っていたり、何をやりたいのかわからない、先が見えないという悩める方々は、上記のうちどれか1つ語学を勉強してみて、向いていたり好きになったらとことん極めていけばいいのではないでしょうか。

 現在育児中の主婦の方々にもおすすめです。育児や家事の合間に、毎日少しずつ勉強してみて、好きになったら将来的に極めればいいのです。

 需要と供給、費用対効果です。







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最終更新日  2008年01月24日 16時14分45秒
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