文豪のつぶやき

2005.05.28
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カテゴリ: 新撰組
竜馬の盟友といえば、中岡慎太郎であろう。
土佐北川郷の大庄屋の家に生まれ、剣は武市半平太に学び、学問は間崎哲馬に学んだ。その後、武市を中心とする土佐勤皇党に参加、坂本と知り合う。
土佐勤皇党が瓦解後、長州に脱藩、長州において軍師となり、高杉らの信頼を得、島津暗殺、その後、薩摩の西郷、大久保と交誼を交わす。
また禁門の変(蛤御門)、四カ国連合艦隊の馬関(下関)攻撃と長州系浪士の盟主となる。
さらにこの硝煙の中、かれは土佐の若い佐幕型上士を説き、かれの書いた論文を回覧させ、板垣退助などはこの影響で勤皇になったという。
かれは硝煙の中に身をおきながら、薩長同盟が維新回天の要だということを考え、別な道を歩いてきた坂本と合致するというところが面白い。
薩長同盟がなければ、あるいは維新は成り立たなかったかもしれず、後の大政奉還も中岡の活躍がなければ成立しなかったのではないか。
中岡の活動は、坂本のそれとは違い、地味である。
薩長同盟、大政奉還は坂本がやったように見える。

もっと評価されてもよいように思う。






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最終更新日  2005.05.31 13:17:47
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