文豪のつぶやき

2014.07.17
XML
カテゴリ: 新撰組
このサブインストラクタの女性、仕事が終わると元気いっぱいである。
生徒たちにカラオケに誘われると、いそいそとついていき、マイクを離さない。
生徒たちとの距離もかなり近くなってきたある日、生徒たちが、
「先生、将来はメインインストラクタをするのだから我々の時になれるためにメインインストラクタをやったら」
と私とサブインストラクタにいった。
私は構わないよ,といったら、このサブインストラクの女性、いきなり泣き出したのである。
生徒が、
「先生、私たちはあなたの練習のために言っているんです。だれも笑ったり茶化したりしませんよ」
といっても大声で泣くのみである。

「わかりました。もういいませんよ」
それでこの話は沙汰やみになった。
彼女は期限を直し、そしてカラオケでは相変わらずマイクを離さない。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2014.07.17 08:17:02
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: