アリゾナのさぼてん

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2011年11月22日
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カテゴリ: サイエンス
ゴンドワナの名残か、インド洋で発見


Remnant of the Godwana
インド洋の深海で新たに探査が行われた海台のソナー画像。
Photograph courtesy Joanne Whittaker

 恐竜時代に存在した古い大陸の一部とみられる巨大な岩盤が、インド洋の深海で見つかった。

 2つの岩盤は、微小大陸と呼ばれ、ゴンドワナ大陸の名残である可能性を持つ。ゴンドワナ大陸は当時、現在のインド亜大陸、南極大陸、オーストラリア大陸を含む超大陸であったと考えられている。

 今回見つかった岩盤は、2つ合わせて約6万平方キロ、地図の専門家には以前からそれぞれバタビア海山とグーデン・ドラーク(Gulden Draak、「黄金の竜」の意)という名で知られていた。

 しかしこれらの海底地形については、オーストラリアの街、パースの約1600キロ南という位置以外の情報はほとんど知られていなかった。

◆深海で見つかった意外な大陸の名残

 この情報の空白を補うべく、最近になって世界各国から集まった科学者チームがこの付近の海底地形を探査し、最深で深さ2500メートルの海から標本を採取した。



 今回の調査チームに加わったオーストラリアのシドニー大学の海洋地球物理学者ジョアン・ウィテカー(Joanne Whittaker)氏によると、さらに一部の標本には化石が含まれていたという。

「この2つの海台が、インド亜大陸がオーストラリア大陸から離れていく時に残された、ゴンドワナ大陸の小さなかけらであることは明白だ」とウィテカー氏は断言する。

◆巨大大陸は起伏に富んでいた?

 調査にあたった科学者チームは当初、これらの海台の頂上部は平らだと推測していた。これは海面より高いところに長期間顔を出していた地形が、海食により平坦になった場合の特徴だ。

 しかし、地形の探査が進むにつれ、2つの海台の地形は起伏に富んでおり、海面から海底までの深さも浅いところで1000メートル、深いところでは2500 メートルと、実に多様であることが明らかになってきた。また、海台の最も高い地点は、周囲の深海から約4600メートルも隆起していることもわかった。

 これらの巨大大陸の一部から見つかった化石は軟体類の一種である海生の二枚貝で、これらの生命体が地上ではなく、浅瀬に暮らしていたことを示唆している。

 また、これらの化石は、最も高い地点ではなく、海台の中でも比較的水深の深い場所で発見されており、高い箇所はかつて島だったとも考えられる。ウィテカー氏も「まだ判定は難しいが、これからその可能性を探るのは間違いない」と述べている。

 ウィテカー氏を含む調査チームはさらに今後、今回採取した岩石の標本を、最も近い陸地である西オーストラリア州の海岸の海底部分から採取した岩石と比較する予定だ。この調査は「(ゴンドワナ大陸の)かけらの正確な来歴を明らかにする」のに役立つとウィテカー氏はみている。

 ウィテカー氏はさらに、約1億3000年前、ゴンドワナ大陸が分裂しインド洋が形成された経緯について、詳細はほとんどわかっていないと付け加えた。

◆いまだ残るゴンドワナ大陸分裂の謎

 現在インド亜大陸を形成しているゴンドワナ大陸の一部は、アジア大陸と衝突してしまったため、この分裂の経緯には今後も永久にわからない部分が残るとみられる。



 今回調査の対象となった海台の上をかつて恐竜が徘徊していた可能性については、これらの地形が海面から顔を出していたことがあるのか、もし出していた場合はその時期はいつかという問題にかかっている。

「それはまだ誰にもわからない。(現時点では)あらゆる可能性がある」とウィテカー氏は述べている。

Richard A. Lovett for National Geographic News

「ゴンドワナの名残か、インド洋で発見」(拡大写真付きの記事)

2011年11月22日








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Last updated  2011年11月23日 09時19分35秒
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