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２０１１　８月２４日　クリロズ夏祭り感想

サイド自由欄

2008.12.05

☆クリロズの歴史１０☆ ☆クリロズの歴史１１☆ の続き。

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ドラゴンライダーチームはその後もその凶暴な思念体と戦うことになりました。
その思念体はとても巧妙で強力で、味方を装って近づいてきて、
その瞳に捉えられただけで精神汚染をされ、ロスト、という
極端に低い波動状態に相手を陥れる、というものでした。

戦いの中で次に「田舎のオスカル」氏が犠牲になりかけましたが、
彼の乗っていた勇敢なレディ、というドラゴンは彼の魂を蹴り上げて助け、

亡くなったレディが慕っていた双子の妹の守護のドラゴンはドラゴンたちの
リーダーでもあったのですが、自分の大切な存在を立て続けに亡くしたショックと、
チームのリーダーへの不信をかかえたままチームを出て行き、ドラゴンとドラゴンライダー
全体の間にも微妙な心の溝ができてしまい、多くのドラゴンがライダーたちを離れ
その場を出て行くこととなってチームは瓦解してしまいました。

「田舎のオスカル」氏はパートナーが自分を庇って亡くなったショックはもちろん、
そのことについても自分を責め、部屋にひきこもったまま出てこなくなりました。
その後彼はどうしたのかはっきりはわかりませんが、「ブルーアイの人」と
同じように拠点を一時出て行ったのかもしれません。

その後も攻撃は止まず戦いは激しいものとなり、多数の犠牲者が出ることとなりました。
どの時点からか戦いは、当時存在したなんらかの対立軸の影響でもあったのでしょうか、

詳しい経緯はわからないもののいずれかの時点で館を守る結界が完全にはずされ、
引っ込み思案で普段館からめったに出ることのなかったシリウスの三人兄弟の妹が
侵入した凶暴な爬虫類人種、これまで結界で避けてきた相手に残忍な方法で
襲われて犠牲となり、再び転生できるようになるまでは気の遠くなる時が
かかるほどの大きな魂の傷を負ってしまいました。

わからないのですが、戦いの元となった思念体はチームのリーダーのハイヤーセルフである
白銀のカイル・もしくは守護天使であるミカエルの剣で浄化されたようでした。

館の最深部を最後まで守ろうとした黄金色の大きな竜が目撃され、
力尽きてその竜も死んでしまったようでした。

絶望的な状況の中、館の中での篭城戦の最後まで残っていた２人のうちの1人、
茶髪の青年は１人残っていたテレポートの機械で脱出に成功、
後にことをWHBの大会議場で報告することとなりました。

残った１人はおそらくドラゴンライダーチームのリーダー、だったのでしょう。
彼が力尽きて倒れてる人がたくさんいるコントロールルームでたった一人、
最深部にある何かを守るために行ったパージ区域、つまり浄化のために切り離して
しまう区域を示す地図を広げている様子を、パージされた側の区域で殉死した
当時の技術スタッフが記憶しています。

そのスタッフによると、殉死したスタッフは敵の目をくらますために
死と同時に次元降下を行い、自らの魂に今は宝石のように見える石、という
形で刻み込み、ステーションの情報を命をかけて少しでも保護して
持ち出そうとした、とのことでした。この石、は他の転生者からも似たような
ものが発見されていますが、その関連はまだわかっていません。

「田舎のオスカル」氏、茶髪の青年以外の誰が生き延びられたのか、
最終的な犠牲者がどのくらいいたのかはわかりませんが、他の
ドラゴンライダーのチームリーダーだった人には外から救援しようと
して果たせなかった、という無念の記憶があり、本国で近親者として
訃報を受け取った、という記憶をもつ人もおり、ほぼ壊滅状態だったの
かもしれません。

つづく

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