キャロルはわんちゃんの写真館
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宮大工棟梁である。80歳を過ぎても現役で奈良薬師寺の金堂や西塔を再建に携わった。
その古代建築の目に見えない先人の知恵や技術に舌を巻く。西岡家には代々"口伝"と
言われるものがあり、守り継がれてきた。例えば [堂塔の建立には木を買わず山を買え]
の口伝は「建立には1つの山の木を使うべし。木は土質によって性質が異なる、同じ環境で
育った木を使え。」環境が異なる木を組むと後に木自体が歪んできて暴れだす。その環境で
育った性質、人間で言えば性格が現れ一つの纏まりがなくなる。
[堂塔の木組みは木の癖組み]「木は育った場所によって,それぞれ癖を持つ。
それをいかに見抜き,生かして組む。」要は無駄な物は一切ない。それぞれの癖を見抜いて
その木にあった場所で使う、いわば適材適所と言うべきか。
[木は生育の方位のままに使え]「木は山で育った同じ方位で組むべし。木は方位によって
ねじれたり,反ったりする。右に反る木と左に反る木は力が相殺される様、組み合わせて
使う事。」木と言う物は乾燥すると反ってくるもので同じ方向の物を組んだら歪んでくる。
あえて性質の異なる物を組み合わせる事により、より強い物になる。これら口伝は
人間関係にもあてはまるもので興味深い。
法隆寺や薬師寺が木造ながら1500年の風雪に耐え、凛と存在するのは、宮大工の深い
造詣が建築の随所に垣間見る事ができるからだ。1000年生きた木は切って尚1000年
生きると言われる。古木を槍がんなで表面を削るとまた木の香りがするという。
電気がんなで削ると1週間でカビに覆われると。今、我々が忘れかけようとしている事を、
宮大工と古代建築が教えてくれている様であり興味深い。。薬師寺の西塔再建で
、もう一つ宮大工の壮大な知恵がある。国宝の東塔よりも再建された西塔は1.7m高い。
しかし、500年経てば東塔と同じ高さになるのだ。500年後を見すえているそのスケールの

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