三毛猫アイリスの♪唯我独尊★

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Ｍ-65

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　新派の女形を父に持ち、６歳から芸事に親しんだ。１９３０年、１３歳で日活に入社し「剣を越えて」で映画デビュー。３４年に「第一映画」に移籍し、溝口健二監督の「浪華悲歌（なにわえれじー）」「祇園の姉妹（きょうだい）」で才能を大きく花開かせた。

　その後、東宝に転じて長谷川一夫さんと共演、人気を不動のものにした。４２年、長谷川さんと新演伎座を結成し舞台に立った。

　戦後は映画で汚れ役にも挑み、成瀬巳喜男監督「流れる」、黒沢明監督「蜘蛛巣城」「どん底」など、巨匠の作品で個性的な演技を見せた。

　舞台でも活躍。「たぬき」「太夫（こったい）さん」で芸術祭大賞に輝いたほか、「香華（こうげ）」「淀どの日記」などが代表作。

　テレビでもＮＨＫ大河ドラマ「赤穂浪士」などで風格のある円熟の芸を見せた。９３年文化功労者に選ばれ、２０００年文化勲章を受章。

　私生活では結婚と離婚を繰り返し、一人娘で女優だった瑳峨三智子さんとの死別など、波乱の人生を送った。０２年に体調を崩し入院、療養して以降、一線から遠ざかっていた。

私M-65的には、山田さんといえば「必殺シリーズ」。藤田まことに次いで多く出演していると思われます。

基本的には、三味線のバチで相手ののどを切るという殺し技でした。