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私の大好きな作家さんの一人、玉岡かおるさん。小説を読むだけでは満足できず、講演会などにも伺っています。だけど、最近、スケジュールがうまくあわず、昨年8月にデビュー25周年のお祝いに伺って以来お目にかかっていない!泉のように湧き出る言葉、テンポよく展開されるお話、時々は「男前!」とかけ声をかけたくなる啖呵があったりして、あっというまに予定時間になるんです、先生の講演会は。ああ、あの楽しさ。そろそろ禁断症状が起こりそうな時に…やったー!リーガロイヤルホテルで5月11日(月)午後1時30分から開催される講演会、私にとって平日お昼間っていうのが一番ありがたいんです。テーマが「関西パワフル女性伝」だなんて、いつも以上にエネルギーチャージしていただけそう。以前から「玉岡さんの講演会に行きたい」とおっしゃっていた先輩をお誘いして、さっそく申し込み完了。ああ、当日が楽しみだなぁ〜ブログランキングにエントリーしています。もし記事を気に入っていただけたなら、クリックよろしくお願いします。↓人気ブログランキングへ
2015.04.15
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見てきました。月組「THE MERRY WIDOW」。いやもうね、楽しい、楽しい。ドタバタだった観劇日の勘違いが逆パターンでなくて本当に、本当によかった!もし万が一、この舞台を日時の勘違いで見損ねていたらはかりしれない損失でした。見られて良かった!!今日は風邪気味で体調が悪く二度寝したら着物をきつける時間がなくなったので、不本意ながら洋服で参りました。すごく寒くて、こんな日こそ着物で行きたかったんだけどまぁしかたがありません。まずはシアタードラマシティに入場すると全員にカードのプレゼントが。わお。このカード、みっちゃん(北翔海莉)は一人で1枚。写真の裏面に手書き印刷のメッセージが。もう一枚はカチャ(凪七瑠海)と咲妃みゆで裏表。それぞれ手書き印刷文字のメッセージが。劇場のかたにこれを毎日配っているのかお聞きするとそうではないとのこと。「今日の12時公演と16時公演の両方で配ります。メッセージはそれぞれの公演で違うんですよ」とのこと。まぁ!ラッキーな日に観劇したワ。見る前からテンションUP。さて、メリーウィドウ。もともとはオペレッタの作品です。タイトルはずっと前から知っていたけれどストーリーは全く知りませんでした。そして予備知識なく観劇したのですがわかりやすくて面白いんです。***ヨーロッパの小さな小さな国ポンテヴェドロ。周囲から一度も侵略されたことがないのは周辺諸国から、侵略しても何も得るものがないと判断されてきたから。そんな小さな国が今、存亡の危機にひんしているという。その原因はある未亡人。貧しい農民の娘だったハンナは、大富豪と結婚したがたった1週間で夫がなくなり、莫大な遺産を相続したのだ。陽気な未亡人ハンナが、恋の都パリに居るという。もし、万が一ハンナが外国人男性と再婚してしまえばポンテヴェドロの銀行に眠っている莫大な金額が流出し国は財政破綻してしまう…なんとしてもそればかりは阻止せねばならない。その任務を仰せつかったのはポンテヴェドロのダニロ伯爵。実はハンナとダニロはかつて愛し合った恋人同士だった。ダニロが身分違いの結婚を親族に認めさせるのに手間取っているうちにハンナは家の借金のために大富豪と結婚。互いの事情を知らない二人は相手への思いを胸に秘めつつも「相手が自分を捨てた」と思い込んでいる。そんな二人がパリで再会し…一方パリには、失恋に泣く吟遊詩人カミーユがいた。いとしい恋人ヴァランシエンヌは、年の離れた男性と結婚し彼のもとを去って行ったのだ。嘆き哀しむカミーユに対して、ダニロ伯爵は「愛がまだあるのなら、彼女にもう一度思いをぶつけるといい。 僕は今でも悔いていることがある」と励ますのだった。ヴァランシエンヌが結婚した相手とはポンテヴェドロからフランス大使として派遣されているツェータ男爵58歳だった。2組の元恋人たちはどうなるのか、またアバンチュールを楽しむ人妻とお金はないが女性にモテる貴族たちが巻き起こすちょっとした事件などなど懲りない面々が繰り広げるしゃれた会話あり、笑いあり、はじけるダンスありのステキなミュージカルです。***主役ダニロ:みっちゃん(専科 北翔海莉)歌えるってなんて素敵なことでしょう。オペレッタだけに朗々と歌わないといけないナンバーばかり。みっちゃんのエエお声と安定した歌唱力のおかげで、一度も「え?なんて歌っているの?」と思うことがありませんでした。だからひたすらストーリーを追うことができ笑ったりジンとしたりできたのです。みっちゃん良い役に巡り合いましたね。まず、衣装がステキ。白い軍服、緑色の軍服、ラメの入ったようなタキシード、オリエンタルな衣装…と印象の異なる衣装を何度もお着替えしていました。また、男女の駆け引きやかつて自分よりも莫大な財産に目がくらんだ(と思い込んでいる)元カノへの思い、そして、周囲で発生するアクシデントへの対応…みっちゃんは歌だけではなくお芝居が自在なので、安心して楽しめました。そしてそして…みっちゃんがすごいのは、歌、芝居にプラス、踊れるっていうこと。フレンチカンカンの場面、誰よりも足上げの回数が多いのに誰よりも高く足が上がっている…。なんてまぁ、三拍子そろった男役さんなんでしょう。私はみっちゃんの大ファン…というわけではないけれどどうしてこの人がトップスターになれないでいるのかふびんで仕方がありません。現代風のイケメンではないけれどここまで出来る人をこのままにしておくのは もったいないと思います。若手男役はトップさんの背中を見て成長するのだと思います。「自分は何も出来ないで入団したのだから、人の三倍努力しなくては…」と頑張って来たみっちゃんを見て育つ若手。そんな組があっても良いんじゃないでしょうかねぇ。(もちろん、生来の華を持ったトップさんにも魅力があるのは事実ですけど)相手役ハンナ:咲妃みゆこのかた、これまでにバウホール公演などで何度かヒロインを演じているだけあって達者ですねぇ。歌・踊り・芝居の安定感抜群です。特に私は芝居のうまさに感心しました。みっちゃんと思いのたけをぶつけあうシーンも堂々としていました。2010年初舞台なのに、これだけ出来るなんて。元星組トップ娘役 遠野あすかを思い出しました。そして私は何よりも咲妃さんの声が好き。高すぎず、硬すぎない、耳に優しい声。将来が楽しみな娘役さんです。悩める吟遊詩人カミーユ:カチャ(凪七瑠海)。カチャは本当に細いですねぇ。でも、見かけによらず声に幅があって歌唱力が安定しているのです。ダニロとハンナの恋の行き違いが割とわかりやすく、現時点では未亡人と独身男性という倫理的にも問題ないカップルなのに対してカミーユの恋はちょっとわけあり。年の離れた外交官と結婚してしまったヴァランシエンヌの動機があんまり説明されていないのでこの二人の、夫であるツェータ男爵への仕打ちは普通に考えると卑怯な行為なのですがカチャの2枚目ぶりと、観客を深く考え込ませない演出のお陰で「まぁいいか」と思わせてもらえました。それにしてもカチャは細いね、顔が小さいねぇ。実は裏切られているとも知らず、年の離れた妻を溺愛するツェータ男爵:マギー(星条海斗)またもやヒゲ!す・て・き。もしかしたら自前のヒゲではないかと思うくらい似合っています。男爵は58歳だそうです。58歳にして初婚。初めて愛する人から「ア・ナ・タ」と呼ばれて幸せに溶けそうになっている男爵。しかし最後には自分で「この国で一番間抜けな男だぁぁぁ!」と絶叫してしまう、ちょっと気の毒な役をマギーならではのオーバーアクションで演じきっていました。本来は可哀そう過ぎる立場なのになんだか笑っちゃう…最近、こういうおいしい役ばかりやっているマギーです。私が傷ついたツェータ男爵の後妻に入ろうかと思うくらいビジュアルがステキでした。貧乏貴族で、女性のお金をあてにする男子二人に紫門ゆりやと煌月爽矢。見せ場もあり、お得でした。煌月さんは前から名前は知っていたけれど識別ができていなかったのですが浅黒い肌の(スペイン人なので)イケメンでした。誤解からダニロに迫る初老の淑女 真愛涼歌は、とっても可愛いおばあちゃまに見えただけに落差が激しくて面白かったです。ダニロとのやり取りに爆笑しまくり。真愛さんだけではなく、娘役さんにも味のあるセリフや面白い場面があるのもこの作品の良いところだと思いました。最後に、今日一番私が興味を持ったのはダニロの部下を演じた 暁千星。黒ぶち眼鏡が可愛いの!噛みそうなセリフを頑張ってしゃべっているのも可愛らしいと感じてしまうのは彼女が去年初舞台を踏んだばかりの新人だから。ところが踊ったらこれがすごいのです。調べてみたら、宝塚音楽学校を首席で卒業なんですね。さすがです。将来がとっても楽しみな男役さんです。ところで、私、今日の公演を見て思わず涙があふれたシーンがありました。それは、2幕目ラスト近くのフレンチカンカン。ああいう、見るからにしんどい振付をニコニコ顔で踊るタカラジェンヌ…私はこういうのにホント弱いんです。客席から思わず手拍子が湧く楽しいシーンで私も手拍子をしているんですがなんと説明して良いかわかりませんがしいて言うならタカラジェンヌの「けなげさ」に涙が出てしまうんですよ。ああ、本当に舞台ってステキ。私は観劇が大好きなんだなぁ。よく考えると、2013年の宝塚歌劇の観劇は今日の「THE MERRY WIDOW」が最後です。終わりよければすべてよし。幸せな気持ちにさせてくれた月組「THE MERRY WIDOW」にこころからの感謝を。ありがとう。もし今日の日記を気に入ってくださったなら ↓ ポチッとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2013.11.28
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今日は火曜日。ともみ先生(元宝塚歌劇団 立ともみ)のストレッチレッスンの日でした。暑い中、体を動かすと爽快です。良い汗かきました~。さて雑談。何と言っても先週水曜日に宝塚大劇場で行われた宝塚音楽学校100周年記念式典のお話がメイン。式典はもちろん関係者のみ出席が許されるわけでロビーも客席も、元タカラジェンヌばかり。ロビーから大劇場の客席に向かう間もあちらで「あー、元気だった?!」「キャーお久しぶり」と大騒ぎ。ともみ先生も「もう、数歩歩くたびに懐かしい人と会うからなかなか(ロビーから)先に進めないのよ」しかも、皆さんテンションが上がっていたため大きな声を張ることになり「次の日、まともに声が出なかったワ。 ほかの皆も『次の日声がガラガラ』って言ってた」。宝塚歌劇団は序列に厳しく、座席は入団が早い順、つまり先輩から順番に座るわけです。ツイッターなどで、いくら元トップさんでもここ10~15年くらいのスターさんは2階席だったという噂を聞いていました。ともみ先生のお席はどこだったかお尋ねすると「1階14列(16列かも、私がちゃんと覚えていません)の40番台だった」普通は、学年順、同じ学年の場合は成績順ですがこの式典に関しては同学年の場合は芸名の50音順だったそうでともみ先生は「り」、同期の一番最後ということになったそうです。夕方のニュース番組などで報道された式典については「檀さん(元月組 星組トップ娘役 檀れい)の司会が初々しかった」あの式典で舞台上に並んでたのは八千草薫、加茂さくら、麻実れい、紫苑ゆう、真琴つばさ、そして檀れい。檀ちゃんは当然 最下級生なわけです。他のメンバーがくだけたトークをした後に檀ちゃんが丁寧に「貴重なお話をありがとうございました」と言うので客席のOGたちは「(この話の)どこが貴重なのよ」と大爆笑したそう。さすがに元相手役だったマミさん(元月組トップスター 真琴つばさ)が檀ちゃんを一生懸命フォローしてあげていたのも微笑ましかったとのことでした。音楽学校100周年記念式典で発送された招待状は約4000枚。出席者は約1500名だったそうです。ともみ先生のお母様も、ご存命であれば当然客席に座られたことでしょう。その流れから、先生のお母様の想い出話になりました。今のともみ先生のイメージは、何でもテキパキこなすしっかり者、ですが子どもの頃は今と180度違う性格で「自分で何もできずにボーっとしていた」そうです。とにかくお母様がしっかりしていらしてご家族のお世話など万事ちゃきちゃきなさっていたので何もする必要がなかったんですって。小学生のころ、宿題は、作文、工作、縫物…すべてお母さんにお任せで母の日の作文など「へー。うまいこと書くなぁ」などと横で感心しながら見ていた…そうです。そんなともみ先生がお友だちに「私、宝塚(音楽学校)に行くネン」と言ったところ「だいじょうぶなん?宝塚ってものすごく厳しいって言うやん、 そんなボーっとしていてやっていけるの?」と心配されたことを覚えていらっしゃるとか。さてそんなのんびり屋のともみ先生、実際に入団したら鍛えられてテキパキするようになった…わけではなく入団後も「ボーっとしてた」東京公演に持って行く荷物もご自分では全くまとめることができずお母様がいつも綺麗に詰めてくださっていたそう。東京に着くとその荷物をわーっと全部出して使い、さて、宝塚に帰るときになると荷物が増えたわけでもないのに、元のようにちゃんと詰まらない。「当時はスーツケースじゃなくて柳行李だったからとにかく全部わーっと放り込んで、パンパンに膨れ上がっても何とかなったのよね」日常生活だけでなく、舞台でものんびりしているともみ先生。フィナーレで皆が一列に並ぶとき、いつも人より半歩後ろに下がる癖があり客席でご覧になっているお母様が、手で「前に出なさい、皆と同じラインに並びなさい」と毎回合図を送っていらしたそうです。お家でも「(舞台で)どうして後ろに引っ込むの、前に出なさい、前に」と注意されても「えー。そんなん出来ひん。」本当にのんびりされていたんですね。でも今の、しっかりとしたともみ先生を拝見していると元々お母さまから受け継いだものが眠っていただけなんだな、と思います。実際、バウホール「エンカレッジコンサート」でさだまさしの「風に立つライオン」を歌うと決まったとき、歌の世界をよりお客様に伝えるため何かセリフを入れたい…とオリジナルのセリフをご自身で書き下ろされた時ふと、子どものころに作文を代筆して下さったお母様を思い出すとすらすらっと言葉が出て来たんですって。なんだか良いお話をお聞きしてじーんとしました。【おまけ1】ともみ先生は、今後も歌のお仕事を続けていかれるので「リクエスト曲があったら教えてね」とおっしゃいました。私は以前から、先生のお声で聞いてみたい曲(某アニメの主題歌)があったので、その場で即答。「え?どんな歌だっけ」iPhoneに入っていたのを聞いていただいたところ他のレッスン生の方も先生も「あ、カッコいいかも」衣装はこう、帽子は、小道具は…と大いに盛り上がりました。実現するといいなぁ~。【来週のレッスン】来週は第5週目なので、レッスンはお休みです。もし今日の日記を気に入ってくださったなら ↓ ポチッとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2013.07.23
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ツイッターでの宝塚ファンのつぶやきを見ていて昨日何か発表になったんだなと思っていました。そして今朝、公式HPを見て、宙組「風と共に去りぬ」の配役が発表になったのだとわかりました。まずはタイトルを見てプチ激怒。「主な配役と役替わりについて」ですって?また?!また、また、また、また役替わりなの?!!!!開いて配役を見て、もう噴火。なんなのよ、これは~!!!!Aパターンバトラー:凰稀かなめスカーレット:朝夏まなとアシュレ:悠未ひろメラニー:実咲凛音ベル:緒月遠麻ルネ:七海ひろきスカーレットII:純矢ちとせメイベル:怜美うららBパターンバトラー:凰稀かなめスカーレット:七海ひろとアシュレ:朝夏まなとメラニー:実咲凛音ベル:緒月遠麻ルネ:悠未ひろスカーレットII:怜美うららメイベル:純矢ちとせああ、この人にこの役、ぴったりよねぇ~と納得できるキャスティングがほとんどないんですけど?元々、宝塚歌劇団100周年がらみで「風と共に去りぬ」を再演するんじゃないかというのは噂になっていましたし、覚悟はしていました。でもそれが宙組とは思ってもいませんでした。テル(凰稀かなめ)はどう見てもアシュレが似合うでしょ?それとも思い切ってスカーレットをさせるんだろうか?などなど予想していたんですけど、よりによってこう来たか?!まーくん(朝夏まなと)のことは好きですヨ。でもね、スカーレットは違うでしょ!七海さんも「ヴァレンチノ」で女性役をしたとは言うもののスカーレットですか?映画「風と共に去りぬ」のヒットは原作がしっかりしていたこと、バトラーのクラークゲーブルがハマっていたことそして何と言ってもビビアン・リーのスカーレット・オハラがすばらしく原作イメージそのままだったことにあると思うのです。ええんかいな、これで!重ねて言っておきますが、私は朝夏さんも七海さんも素敵なスターさんだと思っています。ただ、スカーレットのニンじゃないでしょ、と思っているのです。そのほかの配役も…ベルワットリングに緒月遠麻って…私はテルをスカーレットにして緒月さんのバトラーのほうがよっぽど納得がいきますわ。そしてBパターン、悠未さんのルネなんか完全な役不足でしょ?!あんなに面白かったり、怖かったりいろんな引き出しをお持ちの方を…もったいない。はっきいりって、役が少ない「風と共に去りぬ」なので主だったスターさんをいかに舞台に出すか、苦肉の策というのが見え見えです。こんなのはキャストじゃなくて「パズル」と言うのではないでしょうか。そして役替わりにすることで、ファンのリピートを狙う姑息さも感じられます。それでも雪組「ベルサイユのばら」や星組「ロミオとジュリエット」再演などの役替わりは歌劇団の思うつぼと思いながらも「いやん、どっち見ましょう?」と迷う楽しみもありましたよ。でも今回の配役を見た時の私の正直な気持ちは「どうしましょ、どちらもあんまり見たいと思えないんですけど…」です。しつこく言いますけれど私は宙組がきらいなのではありません。もっと役と役者がハマる作品を見たいだけなのです。昭和の頃の宝塚歌劇団の脚本は「あてがき」でした。脚本家がトップスターにピッタリな作品を作り出し(もしくはピッタリな原作を探しだし)小さな役まで、演じる生徒さんに合うように工夫されていたように思います。いつからか生徒さん本位から作品先にありきになり今回のように、各生徒さんのポジション・学年ならばこの役かな…とあてはめ、それでも役不足な場合は役替わりで一定期間 大きな役を演じる日も用意する…そんなことになってしまったんでしょう。もちろん役替わりで、より多くの役を体験し生徒さん自身が成長するためのもの…という面もあるでしょう。でも、ここ1,2年の役替わり多用を見ているとどう考えてもそういう「愛情」に基づく役替わりとは感じられないのです。一つの役を掘り下げて自分のものにする喜びやそれを見守る楽しみもなくなっています。いったいどうなってしまうんだ、宝塚歌劇は?!悲観的すぎるかもしれませんが、私は今回の宙組「風と共に去りぬ」の配役発表でそこまで思いつめてしまっています。それでも、母が以前、NHKに出演している凰稀さんを見て「風と共に去りぬ」に出演するなら見たいと申しているので一度は見に行くと思います。さぁ、ABどちらを観よう…違う意味で悩みますワ。【追想】宝塚歌劇団の「風と共に去りぬ」初演は1977年月組。ショーちゃんこと榛名由梨が宝塚歌劇団初の「主役がヒゲを付ける」ことで大いに話題になりました。ショーちゃんのバトラー、憂愁の貴公子ルミさん(元星組トップスター瀬戸内美八)のアシュレ熱血漢ミッキー(元花組トップスター順みつき)のスカーレットトップ娘役 小松美保のメラニー、子どもから見ても色っぽかった舞小雪のベル・ワットリング…盤石の配役だったと思います。でも私の印象に残っているのは何と言っても新人公演。私は幸運にも初演月組「風と共に去りぬ」の新人公演を見ているんですヨ。主役バトラーを演じたのは、当時新人公演の学年をすでに上回っていた藤城潤でした。コムちゃん(元雪組トップスター 朝海ひかる)のように新人公演の学年を上回ってから大ブレイクして役替わり主演を…というのならわからないでもないけれど、藤城さんはお世辞にも路線のスターさんではありませんでした。でも、初演「バレンシアの熱い花」のルカノール侯爵のような悪い役、屈折した役、影のある役をやらせたらこの人の右に出る人はいないのではないかというくらい味のあるクサイ男役さんだったんです。そんな藤城潤に主役のバトラーを…私は宝塚歌劇団の大英断だったと思います。そしてたった1日とはいえバトラーを演じることになった藤城潤は並々ならぬ気迫で演じていました。相手役スカーレットは 男役から娘役に転向したハムちゃんこと世れんか。ハムちゃんも藤城さんの気迫に負けじと演じていたように思います。圧巻は、嫉妬に狂ったバトラーが嫌がるスカーレットを「来い!!」とベッドルームに引きずって行く場面。映画「風と共に去りぬ」では確か、バトラーがスカーレットを横抱きにして階段を登って行ったと記憶しています。宝塚歌劇では、それは体力的に無理だろうと言うことでバトラー役がスカーレットの手首をぐいっと掴んで階段を引きずるように引っ張り上げ最後の最後に手が滑って、スカーレットが階段を転がり落ちる…という手はずになっていました。いわば階段落ちですが、ここにも配慮がされていてスカーレット役の人は階段を登りきった辺りで仕掛けに乗り、滑り台のような形で階段踊り場まで降りたらそこから数段ごろごろと転がる…という手はずになっていました。この場面は、安全の面で仕方がなかったとは言うもののちょっと醒めてしまう場面ではありました。ところが藤城さんはこの場面で、ぐわし!とハムちゃんを本当に横抱きにして階段を駆け上ろうとしたんです。客席ではみな「ハッ」と息を飲んでいました。藤城さん、原作にこだわってはるわ、すごい…と。ところがそこはやっぱり女性。階段の一番上までもたず、途中で力尽きてハムちゃんを階段に落っことしてしまったんです。今度は客席から「ヒッ」というような声が上がりました。階段途中でリアルに落っことされたハムちゃん。どうするだろうと思ったら、そのまま、ゴロゴロと階段を転げ落ちて行きました。そこでバトラーの絶叫「スカーレット!!!」ぱっと暗転…客席からは割れんばかりの拍手喝さい。藤城さんすごい、ハムちゃんすごい!!!鳥肌が立ちました…。藤城さんは退団され、ハムちゃんは骨肉腫で若くして世を去りました。でも私は今でもこの場面を思い出してはたった一日の舞台に賭けたお2人を思います。そしてそんな配役をした宝塚歌劇団にも敬意を感じています。学年やスターとしてのポジションによる配役ではなくこの役をやるのはこの人しかいないだろうという配役…。それに応えようとして生まれる緊迫した舞台。そんな鳥肌が立つような思いを、またさせてくださいませよ、歌劇団さま。もし今日の日記を気に入ってくださったなら ↓ ポチッとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2013.06.29
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仕事先で、白浜土産をいただきました。上野動物園ほど有名ではありませんが、南紀白浜アドベンチャーワールドにもジャイアントパンダが居るのですヨ。しかも5頭も。中国を除いて、世界で一番の大家族なんだそうです。上野動物園のシンシンはどうやら偽妊娠の可能性が高いと昨日発表がありましたね。うーむ、残念。ちなみにお土産のお菓子は源氏パイのような味で、結構おいしかったです。ありがとう。もし今日の日記を気に入ってくださったなら ↓ ポチッとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2013.06.26
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見てまいりました。月組「ME AND MY GIRL」@梅田芸術劇場メインホール。宝塚歌劇での初演は1987年 月組 剣幸と こだま愛主演。1995年には 月組 天海祐希と麻乃佳世。2008年には 月組 瀬奈じゅんと彩乃かなみ。同年 博多座で 月組 霧矢大夢と羽桜しずく。そして2009年 梅田芸術劇場で花組 真飛聖と桜乃彩音…というように何度も再演されてきた作品です。私は1995年の新人公演と、2008年の月組瀬奈さん、2009年の花組 真飛さんを観ております。あらすじは…ロンドンの下町で育ったあんちゃん ウィリアム(ビル)が実は名門貴族のご落胤だったことが判明。名門を継ぐにふさわしい教育を受け、徐々に変身を遂げていく。ビルの恋人サリーは同じく下町の魚屋で働く女の子。ビルが徐々に上流階級の人間になって行くのをちょっとさびしく思いながらも、ビルに突然舞い込んだ幸運を自分のために台無しにしたくないと身を引く勇気も持っている。二人の恋は成就するのか?最後には3組のカップルがウェディング姿となるハッピーエンドの楽しいミュージカルなんです。ストーリー自体は至って単純だけどたまにこういうミュージカルでほっこりするのも良いものです。悪人が一人も出てこないのも良い。大人もこどもも楽しめる、そのあたりも長く愛される(ロンドンでの初演は1937年)理由かもしれません。私は屈折のないニコニコ男子には全然食指が動かないので誰が主役の時でも、ビルやいとこのジェラルドに萌えたことがありません。これまではずっと、ビルの後見人となる渋いジョン卿が好みでした。ところが!今日は幕が開いてからずーっとずーっとマギー(星条海斗)演じる "お屋敷の弁護士"パーチェスターにくぎ付け。なんなの、このカッコいいお屋敷の弁護士は!この役ってこういうキャラでしたか?これまでは中年でちょっと風采があがらないトボケた男性だったと思うのです。ところがマギー・パーチェスターは ものすごーくノリがよくって歌い始めると勢いが止まらない。そのギャップがおかしくって!!第一ひげ(口ひげ)がステキ過ぎる。男役のヒゲを愛する私にはたまらないモノがありました。おまけに黒髪だし。黒髪口ひげと言えば、コマちゃん(沙央くらま)演じる執事のへザーセットも絶品。大きなお屋敷の執事らしく、常に冷静沈着、落ち着いた身のこなしと表情。そこにヒゲ!!たまらん。これまではまん丸顔に見えたのですが今日はそうでもなかった…もしかしたら痩せたのかしら、コマちゃん。良い男ぶりでした。ラスト近く、ジョン卿がマリア侯爵夫人に31年間の愛を告白する場面。ずっとオペラグラスでコマちゃんを観ていたら、すごいのです。セリフもなく、壁に同化するように立っていたへザーセット。ジョン卿の愛の告白の瞬間、一瞬カッと目を見開いて、おおいに驚くもののすぐ普通の顔に戻る。しかし、続く二人の会話に、徐々に顔面がゆるみ、まっすぐむいていた視線が、いつしか眼の球だけを二人に向け…と細かく演じているんですヨ。そしてくどいけれどヒゲと黒髪。ああああ、もうね、コマちゃんをここまで愛する日がくるとは思いもよりませんでした。ランベスウォークのシーンもオペラグラスで2階の窓をロックオンですよ。マギーとコマちゃんは役替わりなんでしょ?ああ、興味深すぎる。もう一度観たくなるではありませんか。他のキャストの人たちは もちろんそれぞれに良かったのですがなにせ、パーチェスターとへザーセットが出ているシーンはずっとオペラグラスで二人だけを追っていたのでどなたがどうとは語れません。ごめんなさい。ただ、唯一不覚をとったのはラスト。美しく変身したサリーが扇で顔を隠しながらビルとしゃべるシーン。ついついサリーに注目していたら幕(カーテン?)が降りる瞬間、マギーがいつのまにか眼鏡を外し涙をぬぐっているではありませんか。あああああああ!!!しまった~!!!サリーがしゃべっている時のパーチェスターの表情を観ていなかった~!!地団太踏みそうでした。今日、いまさらながらに気がついたのですがジョン卿だけではなくてパーチェスターもへザーセットも皆サリーのことをいじらしく思い、何とか幸せにしてあげたいと願っていたんですね。年齢的な若さもあるのでしょうが愛希れいかのサリーはまわりの男性にそう思わせる何かを持っていたように思います。私が今一番好きな娘役さん 花陽みらちゃんはエトワールを勤めてました。パチパチ。さて、今回のミーマイは、いつもより客席降りが多かったです。今日の私の座席は1階11列31番。まさにセンターで、とても見やすく時々はビルと目があう(ような気がする)良い席でしたが客席降りの時には誰ともハイタッチできずすごくさびしかったです。通路際の人たちがうらやましかったなぁ。入場者に配られていた缶バッジ。お隣の人は違う柄を持っていらっしゃいました。どうやら何種類かあるみたいですヨ。やっぱり舞台って楽しいなぁと思った「ME AND MY GIRL」。私にとっては黒髪ヒゲ祭でした。もし今日の日記を気に入ってくださったなら ↓ ポチッとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2013.05.09
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今日立ち寄ったコンビニエンスストアの雑誌コーナーでおもしろいフレーズ発見。思わず手にとってしげしげ見てしまいました。「明日やろうはバカヤロー!」【送料無料】Popteen (ポップティーン) 2013年 06月号 [雑誌]Popteenという雑誌の表紙に書いてありました。ダイエット特集を組んでおり「5分で可愛くなれる ダイエット&最強ビューティー」それを明日からやろう、というのではイカン!「明日やろうはバカヤロー!」ということなんですね。うまいこと言うなぁと、感心しちゃいました。帰宅してから調べてみたら、この言葉、昨日今日使われ始めた言葉じゃないんですね。2007年放送、山下智久主演のドラマ「プロポーズ大作戦」のセリフにあったようですし2010年に発行されたサッカー遠藤保仁選手の著書タイトルにもなっています。【送料無料】明日やろうはバカヤロー [ 遠藤保仁 ]「明日やろうはバカヤロー!」ドラマも見ていなかったし遠藤選手の本も知らなかった。おまけにPopteenという雑誌については全然圏外で表紙すら見たこともなかったしこれからも見ることはないはず。それなのに今日に限って視野に入ってきたのはもしかしたら今の私に必要な言葉だったからかも。いろいろ考えてしまいました。明日やろうはバカヤロー!私の好きな言葉は「いつも心に太陽を」なのだけれどそこに付けくわえても良いかもしれない。もし今日の日記を気に入ってくださったなら ↓ ポチッとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2013.05.02
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藤本ひとみ「維新銃姫伝-会津の桜 京都の紅葉」を読了しました。【送料無料】維新銃姫伝 [ 藤本ひとみ ]主人公は今年の大河ドラマ「八重の桜」のヒロインである山本八重。2月に読んだ藤本ひとみ「幕末銃姫伝 京の風 会津の花」 の続編です。【送料無料】幕末銃姫伝 [ 藤本ひとみ ]「幕末銃姫伝」は薩長のたくみな立ち回りにより朝敵の汚名をきせられた会津がやむなく戦いに突入した際に、八重が銃姫として活躍するもあえなく敗戦、鶴ヶ城落城で終わっていました。「維新銃姫伝」では、明治と年号が変わり藩を取りつぶされたあと、生き残った藩主 松平容保をはじめとする藩士たちが新政府(薩長土肥政権)に苦しめられながらもそれぞれが一生懸命生きていく姿が描かれています。もちろん八重も。内容をあれこれ書くと大河ドラマ「八重の桜」の今後の展開もバラしてしまうことになるので今回は詳しいことは書かないようにしますね。しかし、薩摩め~!!長州め~!!特に大久保利通、許せん!会津藩と縁もゆかりもない私ですら感情移入してこれだけ腹が立つんです。生き残って明治を生きた元会津藩士たちがどれほど怒りに燃えていたことか想像に難くありません。藩を再生したい、朝敵の濡れ衣を覆し名誉を回復したい、陥れた薩摩に報復したい…女性ではあっても、城に立てこもり銃を持って戦った八重の心にはそんな熱いものが渦巻いているのでした。しかし、現実には男手を失って、母や義姉たちと生きていくのに必死。いったいどこで再び「銃姫」となるのやら、と思っていたら小説の後半で、再び銃を取るシーンが出てきます。一方で八重の周囲の人間関係もどんどん変化していきます。メールや携帯電話どころか普通の電話もない時代のことああ、まだるっこしい、「君の名は」以上のすれ違い。おまけに武士の面目だなんだと今よりも行動に縛りが多くあれこれ思うようにいきません。人生って「あのときこう言っていたら」という分岐点の連続だなと改めて感じさせられました。お勧め度は★★★★☆大河ドラマ「八重の桜」がお好きなら、是非。【おまけ】復讐に燃える八重に、キリスト者である新島襄がいろいろ諭すシーン。結局は相手を許すことでしか自分の魂が救われない、というようなことを語る新島襄。あれ?よく言われることだけれど、これは最近見たお芝居でも聞いたよ。そうそう、宙組「モンテ・クリスト伯」で聞いたのだった。双方ともに、キリスト教的な物の考え方がベースなのでしょうが宗教を抜きにして考えても、復讐では真に心の平穏を得ることができないというのは本当のような気がする…。私は正直に言うと汝の敵を愛せ、という言葉は納得しがたいのですが汝の敵を許せ、という言葉なら徐々に同意できるようになってきました。しかし、実際に敵を許すことができるのかというと自信がないですワ。まだまだ修行がたりません。もし今日の日記を気に入ってくださったなら ↓ ポチッとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2013.04.11
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我が家には犬が2匹、猫が2匹おります。長男のディディエ(ラブラドール 男子 13歳)以外は、全員のら。生後半年で亡くなってしまったテンちゃんもそう。このままでは死んでしまうかも、というシチュエーションを見るとほうっておくことができないのです。しかし、これ以上はぜったいにイカン!アレルギー体質だということもあるし物理的にも限界なのです。だから、出会ってしまわないようにといつも用心しているのに…。昨日、出会ってしまいました。最初はネズミかと思ったんです。歩道の植え込みから道路に向かって小さなものが はみ出しているのを見たときは。でもネズミにしては動きが鈍い。近寄ってしまったら…猫の子どもでした。ああああー(頭を抱えている)しばらく様子を見ていたけれど親猫の姿はなく、このまま放置すれば車にひかれるか、凍えるか、理由はともかく死んでしまうことは間違いないと思いました。それで…連れて帰ってしまったのです。それにしても、こんなに小さい子は初めて。家に来た時、にゃろろんもモンプチもとりあえず自分の脚で歩いていましたから。この子は歩こうとしても、まだ足が滑ってじょうずに前に進めないくらい小さいのです。目も見えていないような…大きさは動物の赤ちゃん用 哺乳瓶と同じくらいですね。ディディエはこういう事態に慣れっこなのか全く動じず。ポンは興味津々でぺろぺろ舐めにきます。先住猫2匹は、フーフー、シャーシャー怒り心頭。昨日からずっとすねて、ご飯のとき以外は押し入れに入りっぱなし。見た目がモンプチにそっくりなので仮にモン次郎と名づけました。(性別がわからないのだけど)モン次郎の飼い主を募集します!飼っても良いよとおっしゃる方、ぜひご連絡下さい。よろしくお願いします。【ニャン三郎のこと】この夏、あまりにも悲しくて書けなかったことがあります。7月末か8月初めのことです。夜10時ごろになると家の近くで子猫の鳴き声が聞こえるのです。見に行っても姿は見えない。でも明らかに子猫。すごく近くにいるはずなのに姿が見えない…。そんな日が3日ほど続いて、木曜日の夜。また声が聞こえたので、出て行ってみると近くの月極駐車場のフェンスの向こう側に猫が!この子だったのか!今年の春に生まれたのかな、というくらいの大きさ。月明かりで逆光気味だったのだけれど黄色っぽい色をしたトラ猫だということがわかりました。なぜか正座(両手を前にちょこんとついて座っている)しているその子とフェンス越しに一瞬目が合い、あ、と思ったとたん、その子は逃げて行きました。可愛かったなぁ、ニャン三郎(←勝手に命名)翌日(金曜日)の夜、じっと耳を澄まして待っていたのにニャン三郎の鳴き声は聞こえませんでした。ああ、目があって怖がらせてしまったかな、もうよそに行ってしまったのかな、そう思っていたのです。夜が明けたら雨が降っていました。土曜日の朝です。雨だろうが、ディディエとポンの散歩は欠かせません。いつものコースを歩いているとき、普段は近づかない溝から何かを感じてふっと覗きこんだのです。すると、そこにニャン三郎が倒れてました。怪我はなく、綺麗な姿をしていたけれど息をしていないのはすぐにわかりました。本降りの雨を受けて、小さなむくろが溝に横たわっていたのです。ともかく散歩を終えた私ですが頭の中にはずっと、雨にぬれたニャン三郎の姿が。平日なら市役所に通報すれば片づけに来てくれるでしょうが土曜日の午前中。月曜日の朝まで待っていたら、夏の暑さできっと腐敗が始まってしまうでしょう。ビニール手袋をして、家にあった小さなダンボール箱をつかんで飛び出しました。溝に横たわるニャン三郎を持ちあげて箱に入れたらあつらえたようにジャストサイズで、泣けました。ニャン三郎は多分、車にはねられて頭を強く打ったのではないかと思います。お目々がちょっと…。その箱を持って河原に走りました。もたもたしていたら雨にぬれてダンボール箱の底が抜けてしまうから。人が入らない土手のとある部分には大きな木が生えていて、周りに蔦や、いろいろな植物が茂りに茂っている場所があるのです。茂みをかきわけ、ニャン三郎の棺を根元に置き、持ってきていたシャベルで土をかけて葬りました。月明かりのなか、たった1回だけ姿を見せてくれたニャン三郎今でもその時の正座姿が目に浮かびます。成仏したかナ。ん?!まさか、モン次郎に生まれ変わって、帰ってきた…とか?今日の日記を気に入って下さったら↓ポチっとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2012.10.07
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仕事の資料を探しに、大阪府池田市にある逸翁美術館へ行きました。逸翁は阪急グループの創始者 小林一三の雅号で、逸翁美術館では小林一三の収集品を保存、展示しています。探していたものは無事見つかりました。来て良かった。帰ろうと思ったら、お隣の池田文庫で企画展示「宝塚歌劇の源氏物語」が開催中だったので見てきました。いただいたパンフレットの表紙は昭和27年の源氏物語で光源氏は先月亡くなられたよっちゃん先生 春日野八千代。向かって左側は 紫の上 八千草薫です。なんと美しい。うっとりですわ。展示ルームには歴代光源氏の舞台写真やポスターが飾られていました。昭和2年 月組 門田芦子昭和27年 花組 春日野八千代昭和27年 星組 南悠子昭和56年 月組 榛名由梨平成元年 月組 剣幸平成12年 花組 愛華みれ平成19年 花組 春野寿美礼私が実際に知っているのはショーちゃん(榛名由梨)以降ですワ。懐かしい。こういう企画展示で古い宝塚歌劇の舞台写真を見ると往々にして古めかしすぎて現代にそぐわないなと感じます。が!源氏物語に関しては、昔のほうがしっくりと素敵に見えるんですヨ。(私は金髪巻き毛の頭中将も大好きですけどね)この公演をライブで見たかったな、と思わされました。特に昭和27年1月花組公演の「源氏物語」は葵の上=有馬稲子、紫の上=八千草薫、光源氏=春日野八千代。目も眩むほど美しかったことでしょう。また、惟光の寿美花代が若くて綺麗でした。9月26日に行われたよっちゃん先生の宝塚歌劇団葬では遺影は昭和27年の光源氏だったそうですね。そうでしょう、そうでしょうとも、と展示室で一人うなずいてしまうのでした。あらためて よっちゃん先生のご冥福をお祈りします。池田文庫第84回展示「宝塚歌劇の源氏物語」は12月2日(日)まで。会期中、一部展示替えがあるそうです。休館日など詳しくはこちらをどうぞ→池田文庫HP今日の日記を気に入って下さったら↓ポチっとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2012.09.29
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今日は火曜日で、本来であればともみ先生(元宝塚歌劇団 立ともみ)のストレッチの日ですがまだ体調が悪いのと、今月22日に舞台「ボヘミアン・ラプソディ」で主役の松尾芭蕉を演じられる先生に万が一 風邪をうつしてしまってはいけませんのでお休みさせていただきました。さて、やっとの思いで帚木蓬生「蛍の航跡 軍医たちの黙示録」を読み終えました。読んでいて胸がふさがることが多く時間がかかったのです。【送料無料】蛍の航跡 [ 帚木蓬生 ]これは3月に読了した同じく帚木蓬生の「蠅の帝国 軍医たちの黙示録」と対をなすものです。第二次世界大戦で招集された軍医たちの手記をもとに書かれた作品でフィリピン、ビルマ、ニューギニア、ラバウル、シベリアで自分も命からがら、飢えと戦いながら時には自分もマラリアやアメーバ赤痢に罹患しながら少ない医療器具や薬品で病や壮絶な戦傷と戦った15人の軍医たち。その人たちはおそらく、私の祖父の年代なのでしょう。 そんな近い過去に、このような現実があったのかと頭を垂れて鎮魂の思いをはせるしかすべがありません。一つだけ救いがあるとすれば「蛍の航跡」に出てくる軍医たちの赴任地では現地民の医療にも尽力している場面があること。もちろん、食料の補給路を断たれ「現地調達」を命じられた陸軍の行軍なども描かれておりそれは自らが生き延びるために必死だったとはいえ鬼畜の行いであったことに間違いはありません。第二次世界大戦後、同じアジアの国でも日本に対する感情が違うのはこういうところにあるのだろうな、と読んでいて思いました。戦争は悲惨だ、という思いを深くするためにもぜひ読んでみられることをお勧めしたい本です。今日の日記を気に入って下さったら↓ポチっとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2012.09.04
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小川洋子「やさしい訴え」を読み終えました。【送料無料】やさしい訴え [ 小川洋子(小説家) ]私は小川洋子のひんやりとした文章が好きです。「冷やか」ではなくて「ひんやり」ですよ。著者近影などで拝見するお顔立ちも「きっとこのかたは激昂するなんてことはないのだろうな」という穏やかな雰囲気です。まるで私の対極に居るような方。非常に惹かれます。「やさしい訴え」の主な登場人物は3人。不実な夫から逃れて、山間の別荘に隠れ住むようになった瑠璃子と別荘の近くにあるアトリエに住む男とその女弟子です。三人の職業はちょっと変わっていて瑠璃子はカリグラファー。アルファベットを美しい装飾文字で書く職業です。(厳密にはアルファベットだけとは限りません)アトリエに住む男の職業はチェンバロ作り。瑠璃子は夫からDVを受けているだけではなく3年前から浮気されています。チェンバロづくりの男は、元々は才能あるピアニストだったのに挫折。今は、一台一台手作りでチェンバロを作っています。その弟子の薫は、婚約者をひどい形で失いました。三人とも形は違うけれど心に傷を持っている。そんな三人が織りなす愛の物語です。すごく浮世離れしたような設定で生臭いできごとがおこります。でも物語の中に生きる人物(プラス犬)は穏やかで繊細。3人の誰に感情移入してもなんだか泣きたいような気分になる小説でした。タイトルの「やさしい訴え」というのは十八世紀フランスの宮廷作曲家ジャン=フィリップ・ラモーのチェンバロ曲のタイトル。聞いたことがあるのかないのかすら私にははわかりません。(お恥ずかしや)他にもチャイコフスキー、バッハ、クープラン、デュフリ、パーセルなどの作品が登場してきます。もし私がクラシック音楽に造詣が深ければより深く味わえる小説かもしれません。お勧め度は★★★☆☆やっぱり読後感が寂しすぎてちゅうちょなくお勧めすることができません。今日の日記を気に入って下さったら↓ポチっとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2012.08.13
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本日、着物で出かけました。今月2日に月組「ロミオとジュリエット」を観に行ったときに着た着物に水色の絽の帯を合わせました。帯揚げは水色、帯締めは紺色です。会う人ごとに「涼しそうな色!」と言っていただけました。そう見えるのなら良かった良かった。今日の日記を気に入って下さったら↓ポチっとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2012.07.18
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今朝の収穫。大葉4枚。楽しみにしているプチトマトは順調に成長中。来週くらいから食べられるようになるかな。それにしても今朝は天気予報に反して晴れ。犬の散歩、助かるなぁと喜んでいました。ところが急に曇ってきてザーッとひと雨。なんと読みにくい空模様なんでしょう。こういうのも含めて、子どものころとは気候が変わってきたなと感じます。今日の日記を気に入って下さったら↓ポチっとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2012.07.06
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今日は、大阪のMr.Kelly'sでジュンコさん(元雪組トップスター 汀夏子)のライブを拝見します。着物で行こうとコーデも決めていたのですが生憎の雨で断念しました。お洋服で行くのはちょっと残念だけれど先日マラケシュのお土産にいただいたブレスレットをデビューさせることにしましたよ。マラケシュの骨董品屋さんで見つけてくれたそうです。ベルト部分は真珠とルビー。本体は真珠、エメラルド、ルビー。ちょっとくすんだような色で、厳密にいえば私のパーソナルカラーとはちょっと違うけれど、このデザインが とてもとても気に入ってしまいました。最近は腕にケンヂをしているのでブレスレットをしなくなっていたのですが今日はケンヂとこの子のダブル使いで行きますワ。ちょっとくどい気もするけれど…。ま、いいさ。ゴテゴテ大好きな関西人だものね。ジュンコさんライブの様子は、深夜または日付が変わってからになるかも。時間つぶしに(?)もし良かったら昨年のジュンコさんライブ@Mr.Kelly'sをお読みくださいませ。今日の日記を気に入って下さったら↓ポチっとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2012.06.16
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あれこれ用事をしておりましたら日付がかわっちゃいましたよ。でも勢いで行ってしまいましょう。星組「Celebrity」。今日観劇すると知って、着物仲間のアイリスさん が「ショーは面白いものが見られますから開演5分前には座席に座られたほうがいいですよ」と教えてくださいました。なんだろね…楽しみにしていたら、5分前になると幕に映像が。それが4分前になると変化したよ!「あと4分待ってね」ってことね。3分前になると「あと3分ね!」に変化。礼音くん(星組トップスター 柚希礼音)も微妙に向きが変わっている。2分前。「もうちょっと! あと2分!」1分前。礼音くんが はっきり客席を向き「え?もう始まる? Are You ready?」開演していようがいまいが客席に入ったら撮影一切禁止という劇場もあるけれど宝塚大劇場は幕が開く前の撮影はOKのようでこの様子もみんな写真撮り放題。ただし始まる前に携帯電話の電源は必ずOFFにするのがお約束ですゾ。私は5分前にはアイ子(iPhone4s)の電源はオフ。この写真はすべてニコラ(Nikon D5000)で撮りました。これからご覧になる方も、ぜひショーの5分前から楽しんでください。そして0分になった瞬間、音と光がスパークして何が何やらわからんうちに開幕。そこから一気呵成にフィナーレまで走り抜ける感じ。星組はトップ礼音くんが超人的な身体能力を持っているので宝塚のショーを見ているのだけれどアスリートの素晴らしい動きを見ているような気になります。本当にあれよあれよという展開に感じられたので記憶がコマ落としになってしまっております。(年のせいかもしれない)思いつくまま印象的だったことを書いていきましょう。オープニング、黒い革のスーツに身をつつみ、長い髪の毛をモヒカンふうに結いあげている男前な娘役さん発見。やっぱり!れみちゃん(白華れみ)だよ。カッコいいなぁ、もう!フィナーレのエトワール、思わず泣いた。れみちゃーん。辞めるのやめませんか?(しつこい)お芝居では誠実ではあるけれど淡白な役だったとよこさん(涼紫央)がショーでは歌う、歌う、歌う。着替える、着替える、着替える。宝塚の男役が着る、ほとんど全てのパターンの衣装を着たのじゃないですか?私個人の好みはアカプルコへ行く設定の場面で来ていたみきちゃんか?!(真矢みき)という派手な衣装とエリザベートのフランツが着ていそうなあずき色の軍服。軍服のほうではやはりシメさん(元星組トップスター 紫苑ゆう)を思い出しましたねぇ。そうだ、アカプルコのシーンでは涼&ねねちゃん(夢咲ねね)と真風&れみちゃんカップルがお互いに相手を変えつつ激しく踊ります。途中、女性を巡って乱闘になるのか?!という場面でそれまで背後で歌っていたまさこさん(十輝いりす)が二人の男に割って入り、両方の肩に手をかけて「まぁまぁ熱くならずに…」というような表情を見せるシーンがあるのだけれどそれが素のまさこさんの人柄をほうふつとさせほほえましかったです。ベニー:紅ゆずる一番印象に残ったのは、緑色の悪党の場面。(すみません、パンフレット買いませんでした。正式な場面名および役名がわかりません)ツイッターなどの情報によると毎日ひとことアドリブを飛ばしているらしいです。今日は「夢は演歌歌手!」と叫んで笑いを取っていました。その設定だからか、最初から最後まで暇さえあればカツラの前髪を直していて、その偏執狂的な動きに、私の個人的なエピソードが思い出され笑いのつぼ直撃。話がそれるけどそのエピソードを披露しますとあれは私が中学生のころ。前髪が気になるお年頃。無意識に何度も何度も前髪をいじくっていたらママが一言「アンタはヤゴか」ヤゴ!トンボの幼虫、ヤゴに娘をたとえるとは。ま、確かにヤゴって前足で前髪を(顔を)コショコショコショコショ触っているように見えます。ベニーがカツラの前髪をしつこく直しているのを見て「アンタはヤゴか?!」が脳内リフレインしておかしくてたまらなかったというわけです。そしてもう一つ、良いなぁと思ったのはロケットボーイ。ベニーの学年では珍しい気がするけれどこれはファンサービスね、きっと。前場面の決めポーズ、暗転のあと明るくなったらベニーだけが残っていてそこにロケットダンサーズが登場。「え?もうロケット?ってことはもうすぐショーが終わってまうってことやん」と大阪弁で。そのセリフにすごい親近感を覚えました。子どものころ、ショーの終わりが近付くと「ああ、もう終わってしまう。もっともっと見ていたいのに」って思ったもの。稲葉先生の実感であり、宝塚ファンだったベニーの実感かもね。そうだ、今回のロケット、いつもより脚上げの回数が多くないですか?数えておけばよかった。とても見ごたえがあるロケットでした。ベニーが緑色の悪党を演じる場面、正義の味方●●レンジャーふうの若者が登場。そこに探していた汐月しゅう様が黄レンジャーで登場。(しつこいようですが、正式な役名は多分全然違うと思います)キャー!!!しゅうさまっ!私は彼女の頬骨からアゴにかけての線に惚れておりますの。何とも言えない女性離れした素晴らしいラインをしておられます。おちょくっていません。本当に男らしくて綺麗なのですよ。そして。もし、もしもですよ、もし私がジュリエットだったら(怒らないで続きを読んで)仮面舞踏会で汐月しゅうが目元をマスクで隠した状態で現れたひにゃロミオを蹴り倒して しゅうさまに駆け寄ることでしょう。それくらい、頬からアゴにかけての線が素敵な男役さんです。(もちろん目も素敵なんですけれども…)真風涼帆。言うまでもなく美しい。すっかりスター、センターに堂々と立っていますよ。宝塚の男役は天職ですね。絶対。そのほか、きらっと光って見えた方たちを列挙しますと芝居もショーも大活躍していた鶴美舞夕、かわいいと思ったら天寿光希。ワイルドな風情が頼もしい 夏樹れい。あ、忘れちゃいけない、学年より大人びて見える 礼真琴もいたわ。トップさんについて何も書いていないけれどそれは良い場面がなかったわけではなく、最初に書いたように、最初から最後まで弾丸のごとき勢いで、駆け抜ける印象で一つを取り出して書くことができないだけです。しいて一つだけ書くなら、デュエットダンスの終わり方、今回も良い感じでした。キスシーンで終わり(キャー!!)その後、自然に手を取り合って下手にはける…。ショーの流れをストップさせてまでの客席に対するおじぎをしなかったの。あのお辞儀、私は反対派なんですよ。そうだ、最後に「ダンサ セレナータ」の感想の終わりごろに書いたこの公演でのミッション「真衣ひなのちゃんを探せ」について。星組の若手娘役 真衣ひなのちゃんは滋賀県草津市出身。宝塚音楽学校に入学前には地元の市民ミュージカルに出演されたことがあるんです。そのミュージカルで歌唱指導をなさっている橘千佳さんを存じ上げていまして、「ミュージカルで歌唱指導をした子が宝塚に入ったんですよ」と以前お聞きしていたのですよ。それが真衣ひなのちゃんというわけ。橘さんは宝塚歌劇をあまりご覧になったことがなかったけれど真衣ひなのちゃんの公演はご覧になるみたい。今回の公演はちょうど昨日(もうおとといになったけど 5月31日ね)にご覧になり「真衣ひなのちゃんが今回Wトリオというのに選ばれて頑張っています」とメールをくださったのでした。それで、お芝居からずっと探そうと努力したのですが面食いな私は、メンズに目を奪われてばかりでかわいい女子にはなかなか目がいきませんでいた。ごめんなさい。さすがにWトリオでは確認できました。上手側の一番上手のソプラノさん。私は今日、1階8列の81番でみたので、ほぼ正面から拝見できました。しっかりお顔を覚えましたぞ。次こそお芝居でも発見するぞっと。【おまけ】橘さんは特に宝塚ファンというわけではないけれど真風涼帆から目が離せなかったそうです。メールには「もう骨格がスターですね!!応援しちゃおう!!」という言葉が。え?骨格がスター?!私の脳裏には、小学校の理科準備室にあった骸骨の映像がもよよよよーん。意味をお聞きしたら「なかなか女性であの手足の長さはないですよね」とのこと。ああ、そういう意味か~。そりゃそうですよね。いずれにしても、宝塚歌劇をご覧になって一人のスターさんを応援したいと思ってくださったとは宝塚ファンが一人増えつつあると言っていいでしょう。しかもそれが歌唱力抜群のシンガーさんなのだもの。嬉しい。今日の日記を気に入って下さったら↓ポチっとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2012.06.01
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朝から頭痛と吐き気がヒドく、ダウンしています。 仕事もキャンセルしました。 今日は東京から、ともみ先生ファンの さんきゅうさんが西宮芸術劇場に観劇に来ておられ、夜お会いするのを楽しみにしていたのだけれどどうもそれでも行けそうになく 誠に申し訳ないなあと思いつつ寝ています。 仕事の準備もやらねばならないことが細々とあるのに… とにかく頭痛が治まってくれればいいのにと思っていまは静かに聞いております。 ブログの入力も、文字を見るのが辛く、 iPhoneの音声入力を使ってやっています。 アイ子が賢くてよかった。
2012.05.02
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今日は快晴。気持ちいいですねぇ。夏になると毎年のように川遊びを楽しんでいたディディエ。ここ1,2年は高齢のためか(今年の10月で14歳)川遊びどころか、散歩もおぼつかない足どりでした。体重が重すぎるので、このままでは関節がもたない…とダイエットを始めたのが良かったのか、今日は久しぶりに自分から「川に入りたい」と、ジャブジャブ。つられてポンもジャブジャブ。ポンは臆病で、めったに自分から川に入ったりしないのに珍しいわ。ディディエ14歳、ポン13歳。いろいろ考えるとさびしくなってしまうときもあるけれど今、こうして輝いている一瞬を大事にしよう。こちらの気持ちを知ってか知らずかディディエはいたってマイペース。のんびり のびのび。来年も、ディディエのこんな顔を見られますように。今日の日記を気に入って下さったら↓ポチっとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2012.04.28
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先日買ったCD「Oldies TAKARAZUKA NATSUMERO SONG」すごく良いアルバムで感想を書こうと思いつつ月組次期トップ激震でそのまんまになっておりました。【送料無料】OLDIES-TAKARAZUKA NATSUMERO SONG-私は実況録音も好きだけれど、スタジオ録音のこういうアルバムが大好き。今回はタカラジェンヌが歌う懐メロということで選曲はオール昭和。子どもの頃に覚えた歌というのは未だに歌詞を見なくても歌えるんですねぇ。ということで、このアルバムは聞きつつ、歌いつつ忙しいったら。収録されているのは01.ルビーの指輪/風莉じん02.守ってあげたい/愛希れいか03.大都会/沙央くらま04.愛を止めないで/彩城レア05.HERO(ヒーローになる時、それは今)/蓮城まこと06.オリビアを聞きながら/美風舞良07.季節の中で/天寿光希08.プレイバックPart2/此花いの莉09.愛のメモリー/春風弥里10.勝手にしやがれ/龍 真咲11.シクラメンのかほり/夏樹れい12.木綿のハンカチーフ/仙名彩世13.ふれあい/壮 一帆14.心の旅/珠城りょう15.あなた/毬乃ゆい16.明日があるさ/All menbers私はこのアルバムを通して聴き、初回限定版のメイキング映像のDVDも見てすごく気に入りました。印象に残ったことをちょっとずつ書きますね。あくまでも、私の趣味というフィルターがかかっていることをご了承ください。まずは一番驚いたのは「大都会」を歌ったコマちゃん(沙央くらま)子どもの頃、クリスタルキングの第一声を聞いてビビビーンと来た人も多いと思うこの曲。ツインボーカルの音域広い歌をコマちゃん一人で熱唱。私は買ってすぐにカーステレオで運転しながら聞いたのでジャケットを見ることができず「すごいなぁ、これ誰の声だろう」と思いました。あとでコマちゃんだと知ってビックリ。こんなに歌える人だったのか~と。本当に見直しました。おみそれしました。私の中ではこのアルバムのMVPです。では最初から。●ルビーの指輪/風莉じん舞台をピリッと締める役者さんとして欠かせない存在になっている風莉さんをこういう企画アルバムのメンバーに入れたことは素晴らしいことだと思います。他のタカラジェンヌの励みになるに違いありません。私は風莉さんの歌声をちゃんと聞いた記憶がなくああ、こんな声をしているのか、という発見。くせのない綺麗な声をしていると思いました。そしてストーリー展開のあるこの曲に風莉さんの演技力が生かされているとも。●守ってあげたい/愛希れいかほーほー。この子が次期月組トップ娘役かぁ、やっと顔と名前が一致したゾ。元男役さんということですが、首が長くてきれい。やっぱり宝塚の娘役さんはデコルテがきれいでなくてはね。●愛を止めないで/彩城レア普段の声のなんと可愛いことよ。良い感じの男役さんです。 ●HERO(ヒーローになる時、それは今)/蓮城まことさすがに、キング(蓮城まこと)は勢いがありますね。メイキングDVDのスタジオ収録風景、キングはキラキラしておりました。ふとした時にトウコちゃん(元星組トップスター 安蘭けい)に似ているようにも見える…。これだけ歌えて、この華やかさ、さすが、路線2枚目。●オリビアを聴きながら/美風舞良誰かに似た歌声…薬師丸ひろ子に似ている気が。気持ちよく素直なお声でした。●季節の中で/天寿光希この企画メンバーに選ばれたと聞いた時は耳を疑い、思わず「私なんかでよろしいんですか?」と聞き返したそうです。いやいや、私でもお名前と顔が一致する新進路線じゃないですか。謙虚だなぁ。●プレイバックPart2/此花いの莉コマちゃんの「大都会」の次にインパクトがありました。インタビューに答える声は娘役さんらしく高くて可愛いのに歌い出すや、おおおお、百恵ちゃんと比べても遜色ない…というパワー。曲終わりに思わず拍手してしまいました。ショックだったのは「両親がカラオケで『青春時代の歌』と、よく歌ってました」という言葉。りょりょりょ、ご両親…そうですね、そんな年周りなんですね。とほほほ。一気に自分の年齢を思い知らされました。●愛のメモリー/春風弥里ダンスの人だと思っていたのだけれど歌もうまいんですね。声も安定していて聴きやすかったです。●勝手にしやがれ/龍真咲前回の企画アルバムのメンバーから外れ満を持しての登場。歌は雰囲気出ているというか、良い感じでした。が!この曲に限って何故か耳につく音の安っぽさ。バンド演奏ではない「打ち込み」の音が耳について…。月組次期トップさんなんだからさぁ出だしのピアノだけでもちゃんとした楽器にしてあげて欲しかった。もちろんこれはまさお(龍真咲)の責任ではなく予算や他の楽曲とのバランスだとは思うのですが。●シクラメンのかほり/夏樹れいパーっと華やかな男役さん。「シクラメンのかほり」は盛り上がるまでの前半部分、ヘタをするとお経になってしまいそうなところを良い感じに歌っていました。なんというか、歌にちゃんとドラマを感じられた。なんでも「フルコーラスを歌わせてもらうのが初経験」とか。それが信じられなかったです。声も耳に気持ち良かった。●木綿のハンカチーフ/仙名彩世声質が可愛くて、太田裕美の曲にぴったりでした。●ふれあい/壮 一帆のびのび歌っている感じ。さすがに余裕が感じられました。●心の旅/珠城りょう彼女もメンバーに選ばれた時に「私で良いのでしょうか?」と答えたそうです。聴いていて、この曲は音階がすごく難しいわけでなくサラッと歌えるけれど、意外と難しいのだなと感じました。珠城さんの歌に難があるわけじゃないのですが歌詞が含む物語性を感じさせるまでに至らないというか。●あなた/毬乃ゆい高音の伸びが気持ちいい。私はキーンとした金属的な声が苦手なのでいつまで聴いていても疲れない、そんな美声だと思いました。以上、音楽の専門家ではない私が勝手なことばかり書いてスミマセン。全体を通して、大好きなアルバムであることをもう一度最後に力説しておきます。これまで発売された企画もののアルバムはどれも素晴らしい出来です。歌がうまい生徒さんの励みにもなるでしょうしファンとしても、意外な発見ができるので今後も続けて欲しいと思います。【送料無料】Tribute to STUDIO GHIBLI 宝塚娘役がうたうスタジオジブリのうた【送料無料】14 COVERS TAKARAZUKA OTOKOUTA今日のブログを気に入って下さったら↓ポチっとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2012.02.28
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昨日の夜からやけに冷えると思ったら今朝は雪でした。ディディエ(ラブラドールレトリバー)はクリーム色なので体に雪がついていても目立たないためこういうときにモデルになるのはいつもポン。写真を撮られるのにも だいぶん慣れてきました。いつまでも寒いですね。突然ですが、私は冬場、かかとのガサガサに悩まされています。いや本当は冬場だけではなく、一年中、かかとがガサガサしている…。女子力向上などと言って、顔ばかり気にしてひじやひざ、かかとがキレイじゃないのって全然おしゃれじゃない。恥ずかしい…なんとかしたい…と寝る前に「かかとすべすべクリーム」などを塗り、靴下を履いて寝たりしていたのですが一向に改善されない。そしてこの冬は寒さが厳しかったせいか、我がかかとはどんな干ばつ地帯?!と思うひどさ。多分、自分史上一番のひどさです。これではいかーん!と真剣にかかとすべすべ作戦をたてることに。いったいどうすれば、このガサガサが治るのであるか?高価なクリームが必要なのか?まずはなぜかかとがひび割れるのかを調べたら「乾燥しているところに、体重がかかること」が原因。乾燥した鏡餅を上からむぎゅーっと押したら(押したことないけど)そりゃピキピキ割れてきますよね。納得だわ。そこでシンプルに「お風呂からあがって体を拭いたら 即、かかとにクリームを塗る。 そして即靴下を履いて保護」を続けてみました。告白しましょう。私ははだしが大好き。これまでは年中、お風呂上がりははだしでした。それがイカンかったようです。寝る前にクリームを塗ったとて乾ききった大地(肌)には効果が出ない。お風呂上りでしっとりしているところに塗り込み上から保護すれば潤いが保たれクリームの効果も出るのです。顔は洗顔後すぐに化粧水を…と実践しているのにかかとは塗った後べたべたするのが嫌で寝る直前まで放置していた、私。すまぬ、かかと、許せよ。こうして入浴→クリーム→靴下を実践したところ、1週間もたたないうちにかかとがどんどん柔らかくつるりんとして来ました。何なの?!これまでの私。自分で自分が腹立たしかったです。ところでクリームは特にかかと専用のを買ったわけではなく家にあったこの子を使っています。昔懐かしい糊?ではありません。なぜか、あの糊の会社から出ている「なかよし保湿クリーム」全身用です。可愛らしいからつい買ってしまったのだけれどさらっとした着け心地で、なかなか良いですヨ。フエキ なかよし保湿クリーム 50g/フエキ/薬用保湿 クリーム/税込\1980以上送料無料フエキ なかよし保湿クリーム 50g「こーのスカポンタン!」とドロンジョ様のようにピンヒールの脚を男子の目前に出しても「ゲッ何このかかと」と引かれずに済むようにこれからもこの習慣は続けていきます。いつも手入れなさってすべすべのかかとの方には「茶々吉、今頃何を言っている?」と呆れられそうな。いや全くお恥ずかしい限りで。今日のブログを気に入って下さったら↓ポチっとクリックお願いします。人気ブログランキングへ
2012.02.27
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本日2回目の更新失礼します。明日、シアタードラマシティに雪組「Samourai(サムライ)」を見に行きます。ともみ先生(元宝塚歌劇団 立ともみ)が演技指導されたお芝居です。こんな組み合わせで行こうかと。紺色一色に見えて、実は赤い模様があるんです。紬だと思うんですけど、よくわかりません。母からゆずってもらいました。仕立て直してくれたので、仕付け糸がついています。帯周りはこんな感じ。この上に、道行きコートか道中着を着て行くつもりです。今日の日記を気に入って下さったら↓ポチっとクリックお願いします。
2011.12.25
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今日は火曜日。ともみ先生(元宝塚歌劇団 立ともみ)のストレッチの日でした。ともみ先生は、現在、雪組公演「Samourai(サムライ)」の演技指導のためお稽古場に入っておられます。初日まであと10日。いよいよお稽古にも熱が入っているようにお見受けします。先週もご紹介しましたが、谷先生の脚本は重厚でお客様に「お芝居をじっくり見た」と満足していただけるであろう作品に仕上がっているとのこと。良い役(演じる面白さがある役)が多くてともみ先生ご自身、現役タカラジェンヌだったらあの役をやってみたい…と思える役がいくつもあるとおっしゃってました。そして ともみ先生はお稽古場で、谷先生が出演者の皆さんにお話しする内容をお聞きになって「谷先生って本当に宝塚歌劇を愛してはるんやなぁと思ったワ」とおっしゃっていました。詳しい内容を伺うことはできませんでしたがそれを聞いてなんだか嬉しかったです。やっぱり作り手に愛があってこそファンものめり込むことができようというものです。雪組「Samourai(サムライ)」期待大です。その他の話題としては、レッスン生の中に体調を崩している人が多いことから健康談議になりました。血圧の話や、食生活の話、体を冷やしてはいけない…などなど。先生は好き嫌いの問題ではなく油の取り過ぎにはとても気をつけていらっしゃるみたいです。健康のためにも、スタイルのためにも。やっぱり舞台に立つ方は自分に厳しくていらっしゃる。健康管理、スタイル維持もお仕事のうちなんでしょう。今日の日記を気に入って下さったら↓ポチっとクリックお願いします。
2011.12.13
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先日、我が家の秋・冬の風物詩猫on風呂フタをご紹介しました。それから遅れること約1週間。我が家の三男にゃろろんも お風呂の蓋に乗るようになりました。ここでちょっと補足。私にとってお風呂の時間は読書の時間。蓋を半分閉めてそれをテーブルにして読んでいます。にゃろろん のお目当ては ぬくぬくのお風呂フタ…だけではないのです。「あ・そ・ぼ」始まりは10年くらい前。5月ににゃろろんが我が家にやってきて初めて迎えた冬のことでした。お風呂の蓋の上におそるおそる乗ってきた にゃろろん。蓋をずらして、向こう側からピョコンと足指を出してすぐにひっこめてみたら、にゃろろんの目がまん丸に。「今のは何だったの?」と湯船を覗きこむにゃろろん。今度は右の端からピョコン!にゃろろん「?!」右に左に指を出すたびに、キョトキョトするのが可愛い!!時々パシッとにゃろろんが手ではたこうとするのをかわしながら思わぬ場所に指を出す私。それをまた一生懸命にはたこうとする にゃろろん。要は「モグラたたき」「ワニワニ パニック」ですね。以来、にゃろろんにとって冬のお楽しみになったのでした。しかし このゲーム、ちょっぴり危険。なぜなら、最初はお遊びらしく爪を引っ込めて遊んでいるにゃろろんが興奮しすぎると…ジャッキーンと流血騒ぎになることがたまにあるのです。それでも にゃろろんの「あ・そ・ぼ」を無視できません。可愛すぎて。今日の日記を気に入って下さったら↓ポチっとクリックお願いします。
2011.09.15
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台風の余波はありますが、 このあと午後1時から JR西宮駅前フレンテホールにて 東日本大震災チャリティーコンサート 「アコーディオン ワールドin西宮」 予定どおり開演です。 入場券は500円。 30台のアコーディオン合奏を聞けるチャンス。 お近くのかた、ぜひお越しを。
2011.09.04
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本日2回目の更新、失礼します。先に、日本の希少野生動植物の切手をご紹介しましたが我が家の、普通の動植物のその後についてご報告を。我が家のゴーヤ、最初の収穫からしばらくして他にも実がなっていることに気が付きました。ところが、ここ数日雨が降ることが多く、水やりをさぼっていてゴーヤの成長具合を見ていなかったのです。そして…こんなことになってしまいました。ゴーヤって熟れ過ぎると黄色くなるのだと聞いてはいましたが、勝手に炸裂してしまうとは。中の種は真っ赤だし。ひー。怖いような美しいような。ゴーヤちゃん、ごめんね。続いて、メダカのその後。メダカはあっという間に増えるのだという話を聞いてじっくり観察してみたら、ああ!卵をお腹にくっつけたメダカ発見。わかりますか?卵を別の水槽に移してあげないと、成魚に食べられてしまうらしい。この小さい卵を隔離するためのスポイドがあるそうです。買いに行かねば。あ、卵用の水槽も。今日の日記を気に入って下さったら↓ポチっとクリックお願いします。
2011.08.24
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20日土曜日に拝見したはやみ甲ダンスカンパニー夢組「光と闇の迷宮」の感想を。元OSKの はやみ甲さん率いる夢組公演、昨年は私がストレッチを習っている ともみ先生(元宝塚歌劇団 立ともみ)がゲスト出演されまして初めて拝見したわけですがとにかく楽しいったらない。予想以上に楽しくて、これは病みつきになるゾと思ったら今年はゆうかちゃん(元宝塚歌劇団 椿火呂花)が出演されるという嬉しいことに。ゆうかちゃんは、私がファンクラブに入ってまで応援した最後のスターさん。海外公演でごそっと人がぬけた星組公演「黄金のファラオ」で「あれ?真矢みきそっくりな子がいるよ」と見つけたのが始まりでした。それから数年。将来のトップスターにという意味を含んでいたであろう宙組への組替え後まさかの退団発表に茫然としたことを今でも思い出せます。私はゆうかちゃんの退団公演、ちゃんと見たはずなのに全く記憶にないんです。ショック過ぎて部分的に記憶喪失になったんだと思う。そんなことで、それ以後も宝塚歌劇を見てキャーキャー ミーハーしてはいますが誰か一人を真剣に応援することをやめました。だって退団の時辛いんだもん!!!ゆうかちゃんファンだった人は、多かれ少なかれ同じ体験をされたと思いますヨ。そんなゆうかちゃん、宝塚歌劇退団後、二度と見ることはできないであろうと思っていた男役の姿をその後も見ることが出来、嬉しい限りです。さぁ、今回はどんな舞台なのか。期待に胸を躍らせながら客席へ。座席はB列19番。前から2列目、しかもよみうり文化ホールはど真ん中に花道(?)がついているのだけれど、低い位置なので肩から上が舞台に出ているような感じになっているんです。お隣席の舞々さんと大はしゃぎ。前のかたの背中の位置でだいたいの雰囲気はわかっていただけるかしら?この横をゆうかちゃんが通るなんて、鼻血でそう…。韓流王宮ミステリーロマン「光と闇の迷宮」あらすじをまとめると***昔アジアの半島にソヤという国があり、王には二人の息子がいた。二人を生んだ母・王妃は早く亡くなり、その後は王の側室が二人の王子を我が子のように慈しんで育てていた。それなりに安定していた王室に波乱が起こったのは、王が若い女性を新しい王妃として迎え入れたことが発端だった。若い王妃には恋人がいたが、一族の栄達のためにその思いを封印して王妃となり、懐妊を果たす。元の恋人は、新王妃の後ろ盾という名目で王宮に入り込む。新王妃の中にいるのは自分の子どもだと確信して。そんなある日、王宮を揺るがす大事件が起こった。皇太子が毒殺されてしまったのだ。その実行犯である侍女は証言した。第二王子に依頼されたのだと。そしてもしも捕まったなら王妃が首謀者と証言するように言い含められたと。無実を叫びながら囚われる第二王子。その知らせを聞いた第二王子の友人たちは救いの手を差し伸べるべく王宮に走るのだった…真犯人は誰なのか?****キャストは新王妃の恋人 ヤンジョン:初瀬 みき第二王子 シンソン:椿 火呂花王 へモス:未央 一新王妃 ソンヨン:若木 志帆第二王子の忠臣 ソンベク:珠希 星佳皇太子イムヘ:一色 すぐる(宮廷内官スンジュとの二役)側室 ファワン:香奈 メイコ第二王子の友人(平民)ヨジュン:碧海 りおソン家令嬢 ソルラン:花風 ひかる宮廷内官 フギョン:風央 宙良(仮面のダンサーとの二役)(プログラムとポスターを考慮して順番に並べました。もしかして夢組さんの序列と違っていたらごめんなさい)思い出せるままに印象を書いていきましょう。夢組さんというのは、元OSKの方とはやみ甲ダンスカンパニーのかたで構成されています。今回そこに元宝塚歌劇団のウルさん(未央一)とゆうかちゃん(椿火呂花)が加わった公演になっています。お芝居がはじまると、両者の違いがはっきり出てきます。それは発声。元宝塚歌劇団のお二人は男役としての発声が出来ていてセリフが聞き取りやすく、危なげがない。夢組さん達は、もともとダンサーということもあるのでしょうセリフと歌は少しハラハラしました。(すみません!!技術的な問題を言っております。演技や感情表現をけなしているのではありません)芝居内容は、時代考証に詳しい方などから見ると「ん?」と思われる点もあったそうですが、まずは面白い。あざといくらいに面白いです。最初は、新王妃と元恋人の二人が王宮を乗っ取ろうと企みそれを第二王子と忠臣、友人、そして恋人があばいていき悪は滅びた、めでたしめでたし…的な話なのだろうか?と思っていましたが昨年の「オシリスの花嫁」のラストにもう ひと場面ハッとさせられる見せ場があったなぁ、このままでは終わらないかもしれない…と客席で気を引き締め直していたらやっぱりありましたワ、大どんでん返しが。「ええええええええっ!そうなん?皇太子殺害の真犯人はその人なん?!」それを知ったあとで、第二皇太子の結婚式のシーンがあり「おおお、ここで流血の惨事が再び起こるのか?」と固唾をのんでいたらありり?平穏無事に結婚式が終わっちゃったぞ裏切られた青年は、別の意味での復讐を誓ったようでこちらの読みをうまくはぐらかして、緞帳が下りました。(ネタばれして良いのかもしれないけど、DVD発売があるそうなので舞台を見ずにDVDをご覧になる方のためにあえて…)それから、宝塚歌劇ではまずあり得ない、娘役さんのおいしい場面が最高でした。それは王太子の死後、立太子式を終えたシンソンの花嫁選びの場面。王族の前で、名家の命運をかけた花嫁候補が自己PRを繰り広げる場面が良いの。どんな家柄で、どんな長所があり、資産はどのくらいかといった説明のあいだ、しずしずと舞っている花嫁候補。「特技は●●」というナレーションと共に一人ずつ得意技を披露するのですがこれがすごい。一人目は「スピリット」(前後180度開脚。私はスプリットと思ってた)みごとな開脚に皆 拍手。そうか、そう言う意味の特技か、次はなに?フェッテとか?と予想したら「特技は金のしゃちほこ」花嫁候補、やおら舞台上に横向きに寝ころび、脚をそろえてぐいんとあげる。おお、たしかに鯱鉾に見える。と、左に座っていらした舞々さんの肩が震えている…「ダメ、ツボにはまってしまった…」と小さな声で。その次は「LOVE注入」で最後の本命が「燃えよドラゴン」。もーだめ、我慢できない…ガッハッハと大笑いしました。舞台上の 新皇太子ゆうかちゃんも すごく楽しそうな顔でしたよ。長くなってきたので、主役級の方たちで印象に残ったことを少し。初瀬みき さん。今年は悪役でした。とても"目の効く"男役さんで、背も高く黒い衣装がお似合い。ヤンさん(元花組トップスター 安寿ミラ)を頑丈にしたような感じ。悪役でも主役たりえる、さすがに舞台の芯に人ですね。若木志帆さん衣装と鬘、お化粧がとても似合っていて、綺麗な王妃様だなぁとうっとりしていました。声も綺麗だし、安定した演技で私この方好きだわ。ただね、席が前過ぎて、長い衣装が翻ったときに履いている靴が見えたのです。ベージュ色の革のパンプスを履いておられ、「ああああ!残念だ~」と思ってしまいました。だってチョゴリを着た女官たちはみんな衣装にあった先がまるくてペタンとした とても可愛らしいピンク色の靴を履いていたのよ。私としては王妃様にはぜひ、白かピンクのサテン地で刺繍が入った靴を召していただきたかったデス。細かくてすみません。余談になりますがその逆として…星組「パルファン ド パリ」を最前列で見た時に銀橋に出てきたジュンベちゃん(星組 洲悠花)がターンして裾の広がったドレスがふんわりと上がった一瞬ドレスのイメージにぴったりの赤い可愛らしいパンプスときゅっと引き締まった足首が見えてドッキーン!としたものです。(多分私は娘役さんの足首フェチ)衣装に隠れてほとんど見えないとしても、トータルコーディネートとして履き物は大事だと思います。脱線終了。そしてそして ゆうかちゃん。黒髪ロン毛 最高に美しい。そこに立っているだけでも良い。そして王太子暗殺の首謀者と疑われ牢に入れられたシーン。もしやヒゲもありか?! が、それはなく、囚われてもシンソン王子はつるんと綺麗なお顔でした。ああ、残念だよう。宙組「美しき生涯」でのユウヒ三成(宙組トップスター 大空祐飛)の時のように牢獄、ロン毛、無精ヒゲは鉄板だと思ったけどなぁ。観劇後、ゆうちゃんファンの方たちとご飯を食べに行ったら「あの場面にはヒゲを期待したよね!」と盛り上がりました。ゆうかちゃんご本人が「ヒゲ部」を名乗るヒゲ好きなのでねぇ。(ゆうかちゃんのヒゲ好きはヒゲを「付けるのが好き」で私たちのヒゲ好きとはちょっと違う)ストーリー中盤までシンソン王子は、綺麗で素直で良い王子だけれどなんかつまんない役だなぁ、と思わなくもありませんでした。その上、自分の命を狙った相手の命乞いをするシーンでは「なんちゅー脳内お花畑な王子だ、こんな王子を皇太子にしてしまってこの国は早々に滅びるデ」とあきれ返ってしまいました。ひねくれた見方ですが「ああ、綺麗なだけのゲスト出演か…ま、いいねん。それでも男役として舞台に立っているゆうかちゃんが見られるんだから」くらいの気持ちが湧きあがって来たそのあとで真相判明~。おおおおおおおお。そう来たか!脚本演出のはやみ甲先生、ありがとう。シンソン王子をただのバカ王子にしないでくれて。緞帳が下りるとき、とってもワルそうに笑っているゆうかちゃんも演じていて楽しかったのじゃないかしら?とはいえ、好きな女性を手に入れるためにあんなことする王子が次期国王…この国は早晩滅びる運命なんですなぁ。韓流王宮ミステリーロマン「光と闇の迷宮」ポスターに添えられた「愛ゆえに鬼になる」というコピー、鬼は初瀬さん一人だと思っていたのに宮廷のあちこちに鬼が居ましたワ。ありがちなタイトルと思った「光と闇の迷宮」、緞帳が下りた時に腑に落ちました。ああ、面白かった。長文お付き合いありがとうございます。ここで幕間休憩とさせていただきます。レビュー「ASIAN TYPHOON」は後ほど改めて。今日の日記を気に入って下さったら↓ポチっとクリックお願いします。
2011.08.22
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本日2回目の更新失礼します。花組公演の感想を。まずは「愛のプレリュード」。お芝居全体の感想から。私はほとんど予習して行ってなかったんですね。だからセリフを頼りに見ていたわけです。主人公フレディ(真飛聖)がサンタモニカに登場するところから話が始まり、どうやらフレディはもともとサンタモニカに住んでいたことがあるらしい…。久々に戻ってきたのは仕事のクライアントがそこにいたから。仕事とはボディガードで、今回は大発明家の娘の護衛を依頼されている…。顔合わせに行くと、お嬢さん(キャシー:蘭乃はな)は「自分は束縛されるのも監視されるのもいや。ボディガードなんていらない!!」と拒否。そこにキャシーのボーイフレンド(?)ジョセフが登場。フレディとジョセフはお互いを見て驚きを隠せない。「どうしてお前がここに?!」何かわけありげな二人…。 と、このあたりまでは普通だったんですが、物語が展開するうちどんどん おかしな雲行きに。まだ花組公演をご覧になっていない方、絶対ここから先を読まない方が良いと思います。ネタばれ ありますから。行間あけておきますのでここでストップしてくださいね。変な雲行きとは何か。相棒として命をかけて一緒に仕事をしていたのになしてジョセフはフレディの「その後」を知らないでいられるわけ?そおそも「懐かしい」なんて言っている割には地元とのなじみが感じられないフレディ、君は本当にここが故郷なのか?突然倒れるフレディ、頭の中の銃弾???孤児院の先生は何故か記憶喪失。その孤児院に匿名の篤志家…その正体はバレバレではあったが記憶喪失の先生が●●のお母さんだったとは!そして最大の謎はサンタモニカを闊歩するナチス軍。次から次に出てくる「なんじゃこりゃ?!」そんなご都合よく並べちゃって良いものだろうか?しかし不思議なことに あんまり腹が立たないの。なんだか懐かしいような気持にさえなって…あ、そうか!子どもの頃に見た大映ドラマに似ているからだ!こうなったらキャシーとフレディが実は兄妹だったという展開になっても驚かんぞ、私は!と覚悟を決めたけれどそれはありませんでした。幸か不幸か。ただ、フレディーとキャシーの恋があんまり伝わって来なくて最後のキスシーンで「えええ???そこまで情熱的に思ってたん?!」とビックリしました。伝わって来なかったけどなぁ。無理に「いつ死ぬかわからない自分が恋をしたら相手を不幸にするから身を引くぜ」みたいな展開にしなくてもお嬢さんの淡い初恋を優しく見守り去っていく…で充分じゃない?それか伏線を充分に張ってください。どっちかというと、ジョセフとの方が想いが濃く見えて…私としてはむしろ「お前の胸で死んでいく俺は幸せ者だ」と死にゆくジョセフにキスする方がまだ納得が行くってもんですわ。(変態チックやけどね)と、あれこれ突っ込みつつもある意味非常にわかりやすい話なので(ナチス=悪いヤツ、拝金主義は間違っているEtc.)何も考えず、ひたすら まとぶん(花組トップスター 真飛聖)の退団を惜しんだり、スーツ姿の男役さんを堪能することができもしかして鈴木圭先生はそういう配慮でこのホンを書いたのかもと深読みしちゃった。ま、正直に言って「愛のプレリュード」は若干 安直に過ぎるストーリー展開だと思いましたが全て許せて帳消しにできたのは ひとえに出演者の魅力と思います。真飛聖。まとぶん、本当に立派な男役さんになりましたねぇ。星組時代、血気盛んな役や やんちゃな役が印象的だったまとぶん。花組に来て正統派な感じの役が多かったけれどフレディの軽くあしらうようなセリフ、良い感じだなぁ。立ち姿、セリフ、歌、包容力…まさに「円熟」の二文字。最高の地点で退団する、それが宝塚トップの美学なんだねぇ。そうそう、上で唐突さを指摘しつつも、ラストのキスシーンはカッコ良かったわ。あのシーンでまとぶんファンは絶対「キャー」ってなってるだろうな、と(*^^*)壮一帆。蘭とむ(宙組 蘭寿とむ)の花組へのトップ就任組替え発表以来壮さんはどうするのだろう…と心配していました。が、今日舞台を見て、今まで見た中で最高の壮一帆を見せてもらった気がします。芝居も歌もこんなにうまかったっけ?役どころが、後半のレビューも含めて2番手男役というよりもトップさんの相手役みたいな感じで、大活躍でした。ジュンコさん(汀夏子)ターコさん(麻実れい)時代の雪組やヤンミキ(安寿ミラ・真矢みき)時代の花組を連想するくらい。そうそう、レビューでの女性役の時のカツラ、黒髪のショート、可愛くて良く似合っていました。私今度こういう髪型したいなぁ。もう一つ金髪バージョンもあるらしいですね。見てみたい。蘭乃はな。お芝居はちょっと気の毒な役の設定でした。苦労知らずのお嬢さんがキャンキャン言っている感じ。それはそれで、学年の浅い蘭乃さんの等身大ではあるんだけれどヒロインという感じの役ではなかったです。それは役者の責任じゃないと思います。次の「ファントム」に期待します。少し気の毒に思えたのが みわっち(愛音羽麗)。なんだか中途半端な役で…。なんでもできる人なのに…。これで退団の真野すがた。同期の桜一花ちゃんと良い感じのコンビでした。一花ちゃんのお婆ちゃまぶりは、とても可愛くて好きだけれど、本当はお婆ちゃまにする必要はなかった気も…。ただ、本当に可愛いお婆ちゃんで、いつか「風と共に去りぬ」「ベルサイユのばら」が再演されるんだったら一花ちゃんのピティパットおばさまやマロン・グラッセが見たいです。コンビと言えば、花形ひかるくんと、天咲千華ちゃん。天咲さんが花形くんを殴るシーン。ビンタではなく頭を思い切り上からビタン!と殴るのが妙に決まっていて ツボでした。さすがは逆鉾のお嬢さん。私この人が結構好きで、これで退団なのがさびしいです。退団と言えば ともよちゃん(眉月 凰)など今回の花組公演は退団者多数。東京公演の千秋楽まで元気に舞台を勤めてくださいね。去る人もいれば、これから売り出される人もいて…柚香光、ぱっと人目をひくお顔立ち。これからどんな男役さんになるんでしょう。さて、続いてレビュー「Le Paradis!!」藤井大介先生の作品ということで、期待∞でした。これまでの熱く濃い作品とは趣が違いましたがたくさんの生徒さんに見せ場があり、舞台転換も早く、とても楽しかったです。花組公演なのだけれど、まとぶんが育った星組へのオマージュが随所に感じられるのにも グッときました。さすが大ちゃん。大階段に、シンプルな燕尾服姿の男役が並びそのセンターにまとぶんが立った時、泣けてきました。ああ、花組だぁ~って。実は壮さんの、カフェのギャルソンのシーン。ふと、なーちゃん(元花組トップスター 故大浦みずき)を思い出していたんです。そして大階段の黒燕尾でしょ?泣くしかないじゃないですか。最近 組のカラーが薄れてきてはいるけれどこれはやっぱり花組だよ!そしてフォーメーションが変わり、大階段に「Y」の人文字が。うんうん。退団するまとぶんへの愛を感じるなぁ。フィナーレはプロローグと同じ水色が基調。これも星組育ちの まとぶんへの愛かな。宝塚歌劇団って、こうしてトップさんを惜しみつつも送り出し、そしてまた新しいスターが生まれ新しい歴史を紡いでいくのよね。まとぶん、お疲れさまでした。まだ書ききっていない気もするけれど、花組観劇の感想はこのあたりで。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2011.02.25
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パソコンの調子が悪いです。もしかしたらマウスがおかしいのかもしれませんがクリックがききません。タブをクリックしても次の画面に移りません。しかたなく、iPhoneから更新したらリンクがめちゃくちゃです。残念だけど今日は「愛と青春の旅立ち」の感想UPはあきらめます。どうなっちゃったのか、私のパソコン。
2010.10.29
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19日(月・祝)に「ロミオとジュリエット」を観に行きます。そのコーディネート。眠い目をこすりながら考えました。濃紺の紗に赤い飛び柄の着物は、去年6月に母からもらったものです。写真だと分かりにくいと思いますが柄はこんなの。帯はこれも頂き物の博多献上。帯揚げは蛍光黄緑色とアイボリーの絽。帯締めは帯揚げとおそろい。今回見立ても何もありません。我ながら物足りないワ。ところでここ2日ほど、精神的にも肉体的にも疲れています。(大したことはしていないのに)なので明日(もう今日だ)もし体調が良くない場合は洋服で行くと思います。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2010.07.18
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友人が快気祝いを送ってきてくれました。かなり大きい。あけてびっくり。「うわー。何これ~。おもしろーい!」筒型のだるまさん。側面には「福玉」と書かれています。その だるまさんの中は…思わず「た~まや~」と叫びました。花火玉みたい。これが「福玉」なのね。薄紙をあけてみると…かわいらしい紅白の玉。触った感じが…なんだか食べられそう。さあ、これを開けたら何が出てくるのか?!マトリョーシカみたいですね。わくわく。ジャジャジャジャーン!…ようやく本体がお目見え。中には、七福神にちなんだ名前のお菓子と、七福神すごろく、おみくじが入っていました。そしてなんとなく食べられそう…と思った紅白の玉、モナカの皮ですって。食べようと思ったら食べられるのかな。ちょっと割って恐る恐る口に入れてみましたよ。フム。おいしくはないけど、食べられました。横で見ていたディディエが欲しそうにするのであげたら、機嫌よくバリバリ食べてました。さて、七福神みくじは「第二番 大黒天」。すごろく用のサイコロも。「これはまた 今年も豊年万作の 打ち出の小づち米俵」だそうです。今年は残り数日だけど…、週末見た占いでも「金銭的に恵まれる」と書いてありました。イッシッシッシッシ。どこから入ってくるんだろう?Come On! いつでも来てね~!最後にちょこっと真面目な話。福玉を快気祝いに送ってくれた友人には、ゆっくり養生してもらいたいです。私と違って、我慢強い頑張り屋さんだからねぇ、無理したら駄目だよ~。さ、それでは年賀状、がんばるぞー!今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2009.12.27
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今日は、三十三か所参り、二番の紀三井寺と三番の粉河寺にお参りしま す。 六時半に出発し、八時に紀三井寺着。 写真など詳しくは夜に更新します。
2009.10.24
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長い階段を登りました。青岸渡寺。 ゼイゼイ 帰って詳しくレポートします
2009.10.11
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仕事場にあったお菓子。箱にちんと並んだ小袋を見て「ああ、瓦煎餅ね」と思ったのですが開けてびっくり。ひえ~!目が付いているよぉ。箱の中にはこんなお面も。なんなのだ、これは?箱には「株式会社 東雲堂 二○加煎餅」とあり、博多のお土産みたいです。二○加?!何と読むのか?ますます深まる謎…。調べてみたら「にわか」と読むのですね。福岡には「博多仁和加」という江戸時代初期から伝わる郷土芸能があるのですって。愉快な面を着け、博多弁で会話し、会話の後に面白いオチをつけて、話を決着させるというもの。二○加煎餅はその半面をかたどっているというわけ。上質の小麦と卵をたっぷり使ってこんがり焼き上げてあり、普通の瓦煎餅よりちょっと柔らかめで歯ざわりサクサク。「箱入りには、博多っ子の楽しい遊び心としてお面が1枚添付してあります」だそうです。にわか煎餅 (小・24枚入り・1枚包装) 博多土産 二○加煎餅 東雲堂へぇ~。私はこれまで博多お土産は「博多の女」しか知りませんでした。あれも結構おいしいですよね。【博多土産】博多の女(20個入り)今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2009.09.04
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昨日は仕事場のすぐそばに献血車が来ていました。そういえば最近献血してないワ。献血手帳を見たら、ちょうど去年の8月にして以来、1年あいています。ということで、久しぶりに献血。献血ってどういうところが管理しているのでしょうか。たいていの献血では、ジュースしかもらえないと思うのですがここはやたらとサービスが良くて、参加賞(?)がもらえました。洗剤と歯磨きセット。洗剤は、いつも使っているものとは違うから誰かに上げることにするけどそれでもなんだか嬉しい。(小市民)ジュースを飲みながらほっこりしていると、名前を呼ばれ「あなたは今回で献血通算10回目なので記念品を差し上げます」とまた別の箱をわたされました。なんだか立派な箱なんです。開けてびっくり。ガラスのぐい飲み。見た感じ、結構良いんですよ、これが。多田美波さんという立派な造形作家の作品ですって。へー。噂によると、30回記念、50回記念もこの人のぐいのみで、色違いがもらえるとか。頑張ってみようかな。私は日本酒が飲めないから、本来の用途ではなく、家の庭に咲いたちょっとした花を活ける(というより花を浮かべる)のに使うつもりです。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2009.08.27
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長野日大対天理始まりました
2009.08.17
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先日買ったDVD「こだわりアラカルト THE DVD ラブシーン」を見ました。(↓クリックで楽天ブックスに)ラブシーン 宝塚こだわりアラカルトTHE DVDこれがなかなかお買い得だったな、と満足しています。宝塚歌劇の「ラブシーン」に絞っての名場面集。収録されている作品は以下のとおり。○印は私が実際見た作品。○『バロンの末裔』/久世星佳・風花舞○『ダル・レークの恋』/麻路さき・星奈優里○『仮面のロマネスク』/高嶺ふぶき・星奈優里 『ロミオとジュリエット’99』/水夏希・彩乃かなみ 『タンゴ・アルゼンチーノ』/愛華みれ・大鳥れい 『プロヴァンスの碧い空』/紫吹淳・美原志帆○『激情』/姿月あさと・花總まり○『LUNA』/真琴つばさ・檀れい 『FREEDOM』/樹里咲穂・遠野あすか○『カステル・ミラージュ』/和央ようか・花總まり 『アンナ・カレーニナ』/朝海ひかる・紺野まひる○『プラハの春』/香寿たつき・渚あき○『薔薇の封印』/紫吹淳・映美くらら○『王家に捧ぐ歌』/湖月わたる・安蘭けい 『花のいそぎ』/真飛聖・琴まりえ○『La Esperanza』/霧矢大夢・遠野あすか 『DAYTIME HUSTLER』/貴城けい・天勢いづる○『落陽のパレルモ』/春野寿美礼・ふづき美世 『不滅の恋人たち』/大和悠河・紫城るい 『あかねさす紫の花』/大空祐飛・彩乃かなみ○『アデュー・マルセイユ』/春野寿美礼・桜乃彩音 『赤と黒』/安蘭けい・遠野あすかこのラインナップを見て「ああ、あの場面ね」と、ムヒムヒされている方もいらっしゃるかしら。見ながら「ひえ~!濃い!エロい!」と叫んでしまったのは『ダル・レークの恋』『仮面のロマネスク』『ロミオとジュリエット'99』『プロバンスの碧い空』『激情』『落陽のパレルモ』『不滅の恋人たち』美しいエロティシズムということで私が順位をつけるなら、1位 ダル・レークの恋2位 仮面のロマネスク3位 落陽のパレルモ1位と2位はどちらも娘役さんが星奈優里さん。私、星奈さんが好きでして…。あの、病弱そうな、薄幸そうなお顔立ちが大好きでした。(実際はものすごく健康で食欲旺盛、男前な性格の方だったそうですけど)そういうお顔立ちのせいか『ダル…』『仮面…」どちらも「心ならずも男性に押し切られ」的なラブシーン。似合いすぎです。そんなはかなげなお姿なのに、鍛え上げられた肉体の持ち主で流れるようなダンス、男役さんに軽々と持ち上げられる運動神経のよさああ、すばらしい娘役さんだったなぁ…。「薔薇の封印」のシャンデリアの上のラブシーンは、ラブシーンのカテゴリーに入れられるかどうか、とてもほのぼの純愛系で、大劇場公演を実際に見たときも乙女心きゅんきゅんモノでしたが、DVDのアップで見ても切ないですわぁ。ユダヤ人の女の子と、ヴァンパイアの禁じられた恋。この作品は、きちんと観たら「は?あれはどうなった?フランスは国民全員ヴァンパイア化したのか?」とつっこみどころ満載でしたが、このラブシーン一つで許す!そしてそして。感涙しそうなのは誰がなんと言おうとも『La Esperanza』。霧やん(霧矢大夢)とあすかちゃん(遠野あすか)の銀橋シーンがこのDVDに入っているなんて思わなかった。「君の外見が好きだ」から始まるこのシーンのセリフは私が宝塚を観ていて33年一番のセリフと言っても過言ではありません。「けれど何よりも好きなのは、君の寂しがり方だ。君を寂しがらせたり喜ばせたりできるたった一人の男だったらどんなにいいかと思うよ」『La Rsperanza』より。キャー!(悶絶)腕を組むだけでも立派なラブシーンだと、このDVDに選んで入れたかたに感謝よ。(そういう意味でなら『バロンの末裔』なんか見詰め合って涙を流してただけだもんね。ノンちゃん(久世星佳)が真剣に泣いているのを見てちょっとびっくりしました。いかんせん地味すぎて私の好みじゃなかったけど役者としてはしぶくて上手かったわよね)以上約70分に真飛聖・瀬奈じゅん・水夏希・安蘭けい・大和悠河の特別インタビューがついて4,830円(税込み)は納得価格でした。このシリーズは他にも”プロローグ””黒燕尾””銀橋””男役が演じる娘役”があるんですね。ふーむ。検討の余地アリ。特に”黒燕尾”には惹かれますわ。プロローグ 宝塚こだわりアラカルトTHE DVD黒燕尾 宝塚こだわりアラカルトTHE DVD銀橋 宝塚こだわりアラカルトTHE DVD男役が演じる女役 宝塚こだわりアラカルトTHE DVD今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2009.08.09
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雪組、着物で観劇しました。 今帰りの電車の中です。 朝起きた時から調子が悪かったのですが、観劇途中から身体の節々が痛み熱もあるようです。 帰ったら即寝ます。 今日の雪組の感想や写真は体調が戻ったらまとめて書きます。 おやすみなさい。
2009.04.05
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今日は年明け最初と言うことで着物で出かけました。機嫌よく帰宅したら何とパソコンが壊れて立ち上がりません(泣)出かける前は普通に使っていたのに何が悪かったの?ブログはこうしてメール更新が出来るけど、インターネットでちょちょい…と調べものができないし、なんと言っても仕事のデータがもし全部使えなくなっていたらどうしよう…あ~青ざめますワ今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2009.01.05
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TSUTAYAに寄ったら、レジ横にこんなミニ団扇があり「ご自由にお持ち帰り下さい」ちょっと暑いときにこれでパタパタあおいで、なるべく扇風機や冷房に頼らないように…という配慮みたい。夏場は扇子を持ち歩く私にとって、この団扇、プラスチック素材というのがあんまり好きじゃないけれど、形が可愛いので一枚もらってしまいました。写真では判りにくいかもしれませんが、中央に書かれた地球が涙を流しています。団扇の形はその涙と同じ形。小さくて薄いからハンドバッグにちょいと入れておきますね。今日の日記を気に入ってくださったら↓ポチっとクリックお願いします。
2008.05.24
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某デパートのアーケード。一部分、商品ディスプレーをやめて、熱帯魚の水槽が飾られていました。涼しそう。そういえば最近水族館行っていません。近くだったら大阪・海遊館が楽しいけど、今度行くなら沖縄・ちゅら海水族館。一部が海と直接つながっているとか。海がキレイな沖縄の地の利を生かしているのね、と感心したけど実は一旦ろ過装置を通しているそうです。水槽の内側が曇って透明度が低くなる…理屈はよく分かりませんが、ハイテクぶりも観察したい。しかし沖縄に行くならわんこ&ニャンコをなんとかせねば。
2007.08.14
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先日、次回月組公演、宝塚友の会の抽選予約にエントリーし忘れて激しく落ち込みました。そんな私の元に一枚のハガキが届いたのです。阪急友の会の貸し切り公演のチケット当選のお知らせです。やったー!(小躍り)座席は当日抽選だから2階かも知れないけどタダだから文句言えないワ。このハガキを座席引換券に交換するのを浮かれて忘れないようにしなくちゃね。
2007.06.27
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おとといNHK大阪文化センターのチラシが入っていました。 捨てる前に見慣れた黒い帽子と黒いジャケット姿の女性… ワオ!顔筋マッサージの田中宥久子さん! 9月に一日講座があるそうで、受付開始が今日(2日)の朝9時半から。 電話が繋がるまで1時間かかりましたが、何とか母と二人分申し込めました。 このあと着替えて「歌舞伎観賞入門」 夕方以降書き込みます。
2007.06.02
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我が家の愛猫にゃろろんとモンプチ。掃除機が怖いのです。ガーガー始まると必死でキャットタワーにまっしぐら。上の茶色がモンプチ(1才半・♀)、下の黒がにゃろろん(5才だったかな?♂)です。にゃろろんは家の近くの川原でニャーニャー言っているのを見つけて近寄ってみたらニーニー鳴きながら付いてきました。既に犬が2匹いたのですが広い心で受け入れてくれました。モンプチは友人宅の納屋に子猫を産んでいた親猫が車に轢かれて死んでしまい、乳飲み子2匹が生き残ったのでした。私とその友人が一匹ずつ引き取ったというわけです。犬2、猫2に毎日癒されています。
2007.05.26
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着物好きのみなさーん。今日、このあとPM10時~NHK教育テレビ「美の壺」で友禅特集ですよぉ!
2007.04.20
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昨日、伺った和装小物の店で買った四分紐です。今まで帯留は三分紐に通していましたが金具と太さが合わなくてスカスカ。しばらくしてふと見ると帯留が端の方にずれている…ということもしばしば。これで安心して帯留を使えます。色は無難な臙脂にしました。少しずつ増やしていきたいな。ちなみに気になるお値段は税込み3,150円ナリ。写真の帯留は、以前友人(漆芸作家)からプレゼントしてもらったものです。(このブログでもアップしました)一匹でうろうろしている赤ちゃん猫を拾ってきたものの推定生後6ヶ月で「自己免疫性血小板損傷」という難病でこの世を去った白猫テンちゃんにそっくり。友人はこれを作る際、最初は図案を猫にするつもりではなかったし、私へのプレゼントのつもりもなかったそうです。でも、なんとなく猫にして、出来上がったときに「そうだ、あの人にもらってもらおう」となぜか私に贈らなければならない気がしたそうです。もらったときに、私がテンちゃんの話をしました。「テンはお腹の上に乗るのが好きな子で、私が昼寝するといつの間にかお腹の上で一緒に寝ていたのよ。この帯留もお腹の真ん中にするわけだから、生きていたときと同じだね」「あー!鳥肌が立つわぁ。本当に何かに導かれるように作って、出来上がるとすぐにあなたに贈ろうと思ったのよ。念を感じる~」と言っておりました。
2007.04.11
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おととい母からもらった大島紬です。 紫がかった青い花がポイント。 地味めですが八掛が朱赤で歩くとチラチラ見えて色っぽくなります。 母いわく「大島紬にもピンからキリまであって、白いのも(昨日の写真)これもそんなに高価なものじゃないから気楽に着なさい」 ですって。 そりゃ大島紬で100万、200万円するのもあるとは知っていますが、もとからそんなのには縁はなし。 これでも十二分にありがたいのでした。
2007.03.17
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NHK「おしゃれ工房」11月号を見てやってみたくなった指編み。ここ数年、冬になったら編み物がしたくなり、かといって仕上がらず、後ろ身頃の途中までの毛糸がダンボール箱に詰まっている…。今年こそは小さくてもいい、何か仕上げなくては。ということでマフラーを選んだが…本の通りに指に糸をかけているのに全く本と違うことになる。何回やってもダメ。ショック。知人のお嬢さんは4歳だけど指編みがちゃんとできるらしいのに。と嘆いている場合ではない。買った毛糸をムダにしてはならぬ。棒針に切り替えました。現在三分の一仕上がりました。今月中に仕上げたいです。
2006.11.27
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おととい、後輩がなくなった話を書きました。彼女は自分が乳がんを患ったことから、乳がん早期発見推進のピンクリボン運動に力を入れていました。そういった活動と彼女自身の闘病について、2度目で最後のテレビ放送があります。7日、と書いたのですが、急遽明日になったそうです。明日の読売テレビ6時台の「ニューススクランブル」の特集です。祝日ですが、もしお時間がありましたら、ぜひご覧ください。
2006.11.02
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夏、着物を少しでも涼しく着たいので、ちょっとずつ小物をそろえています。今日はたまたま行ったお店で小物のバーゲンしていたのでメッシュの衿芯を買いました。税込315円でした。それから麻の足袋を楽天市場で共同購入。6日(日)着物を着るのでさっそく使えます。あ、半襟縫わなくちゃ
2006.08.03
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キャセイパシフィック航空で香港へ。香港は暑い!肺に入る空気が熱く感じられるので、息をする度に体の中から暑くなる感じ。もちろん肌からもじりじり熱さが迫ってくる。レパレス・ベイを観光した後、急激に体調悪化。車にも酔ってしまいました。今回の旅行は完全な家族旅行(四人)。マイクロバスとガイドさんも私たち専用なので、他の人に迷惑をかける心配なく予定を変更できたのは幸いでした。香港島観光をそこそこに切り上げ、宿泊するぺニンシュラホテルヘ。森瑶子の小説の舞台になったのを読んで一度は行ってみたいと思っていたので嬉しかったです。自分で行くなら、宿泊はきっと無理だから、小説の一場面に出てくるロビーでお茶だけでも…と思っていました。今回は親戚のおかげで27階のスイートルームに泊まります。体調が戻りきらないまま、夕食はシャングリラ・ホテルの「夏宮」で中華料理。楽しみにしていた北京ダック…人生初にして最後であろう北京ダック…まだ体調が悪く一口食べただけで断念。家族は「え?食べられへんの?かわいそう。じゃもらうよ」とパックパク。チックショー!(小梅大夫ふうに)その後ビクトリア・ピークで山から見る夜景を、スター・フェリーで海から見る夜景を楽しみました。写真はバスルームからの風景です。
2006.06.24
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