CDG→Avignon→Montpellier
やっぱり日本より涼しい。
空港のSNCF（フランス国鉄）駅からこの日の宿泊地AVIGNONへ。
列車の時間まで一時間半ぐらいあったので、機内で偶然会った
ミッキー夫妻と空港のカフェでしばらくお茶しました。
カフェにいる間、娘は始終おとなしく、わがままも言わず無言でした。
誰か知らない人がいると最初はいつも借りてきた猫状態でおとなしい
ので扱いがすごく楽です。
CDG空港内
前回行った時には無かったTerminal１と２をつなぐモノレール
そして、今日の目的地AVIGNONへ行くTGVに乗りました。約3時間の旅。
こんな土曜日の夜の電車なんて空いてるだろうと思ったら、
とんでもない途中のLyon駅からどんどん人が乗ってきて、
ほぼ満席状態となりました。終点がマルセイユだったので
まだ夏の終わりとはいえ、バカンスへ行く人も多いってことか。
電車の中で娘は爆睡、ダンナもDSでなにやらやっています。
私は眠かったけど、なかなか眠れず…そして寝入りばなに、
なにやら聞き覚えのある音が、遠方から聞こえてきます。
「ぴっ、ぴっ、ぴー」
これってマリオカートのレーススタートの時の音？
初めはダンナがDSでゲームしている音だと思ったのですよ。
でもDSでマリオカートなんて持ってないし、（うちのソフトはWii用。）
いったい何？と思って音のするほうを見てみたら、なんと
フランス人がDSやってました！
おお、ヨーロッパにも普及しているのねえ。
ずっとその音を子守唄代わりにうとうとしていた私はまるで
家にいるかのような錯覚に陥りました。
そしてAVIGNON到着。ホテルまではバスでいきました。
ホテルの入り口
そして通された部屋がここ！
細長い2ベッドルームのお部屋！広くてびっくり。
しかし3階にあるのにエレベーター無し。
だから安かったみたい…チェックインの時はホテルの人が
スーツケースを運んでくれたけど、帰りは自分たちで狭い
螺旋階段を使って荷物を降ろして大変でした～。
次の日はCATHYに会う予定でしたが、お昼の電車だったので
午前中はAVINGNONの市内観光をしました。
観光名所。アビニョン橋。
南フランスの民芸品のサントン人形です。
そして、中央駅からローカル線に乗って、
CATHY家の最寄り駅Montpellierへ。
旦那は降りる時にうっかり携帯を座席に忘れてきて
しまったのですが、隣の席に座っていたおばさんが
気が付いて降りる直前に携帯を持ってきてくれました。
こんな移動中に海外で無くしたら見つかりっこないので、
本当にありがたかったよ。良かった！
旦那よ、気をつけておくれ！←何気に常習犯。
到着してしばらくしたら、CATHYが2番目の息子Gabriel（9歳）
と末っ子のAdrien（5歳）を連れてやってきました。
ダンナはGabrielとAdrienの案内でスーツケースを持って
駐車場へ。
私と娘はCATHYと帰りのパリ行きのTGVの予約を取りに
駅の切符売り場へよりました。
フレンチレイルパスをもっているので、3日後水曜日の
TGVの予約だけするつもりだったのですが…
切符売り場のきれいなブロンド美人のお姉さん、きっぱり
「このレイルパスで乗れるTGVの電車は今週全て満席でありません。」
ええっ！なんてこと！！パリに帰れないの！？
私「パリのリヨン駅着じゃなくて、CDGの駅でもいいから
ありませんか？」
お姉さん「ありません。」
CATHY「じゃあ、ボルドー経由は？」
お姉さん「今週は全部満席です。フレンチレイルパス
で予約可能な席は限られているんです。もし、水曜日に
パリに行きたいのなら、別に正規運賃を払って買って
ください。8月末はバカンスシーズンの終わりで電車が混み
あっているんです。正規運賃の席も水曜日分で残っている
席はあと10席のみですよ。」
ひいいっ、パリに戻れないなんて！！
ということで選択の余地なく正規に3人分購入するしか
ありませんでした。とほほ～～。
250ユーロの予想外の出費です。
レイルパスを持っているのになんてこったい。
TGVじゃなくてローカル線を乗り継いだら一日がかりで
パリにはつけるだろうけど、時間の無駄だし、娘もいるし。
これはもう選択の余地無し…
日本で購入した時に、混雑状況によって使えないことが
あるなんて、聞いてなかったぞ！（怒）
恐るべし、フランス。みんな夏の間は南仏でバカンス
を楽しんで民族大移動のごとく、8月末にいっせいにパリ
に戻るのね。お盆のUターンラッシュみたいだね。
そういえばこの時期に南フランスへ行ったことが無かった
からわかんなかった。
レイルパスを買わなかった方が安上がりだったよ。失敗～！！
気を取り直して、CATHY家に到着！
すぐに庭のプールで娘は泳がせてもらいました。
CATHY家は猫2匹、ウサギ、にわとり、亀をそれぞれ
1匹飼っていて庭はにぎやか。
娘は動物園でしかさわったことのない動物に触れて大喜びでした。
CATHY家のプール。水がめちゃくちゃ冷たかったけど気持ちよかった！
家の前に広がる風景がこんなだったらのどかでいいよね～。
ちなみにCATHYと私はロンドンで知り合ったため、
会話はいつも英語ですが、CATHYのご主人も子供達は
みんな英語が話せません。
お兄ちゃんたち2人は多少学校で英語の授業があるそう
ですが、わかるのは挨拶や簡単な単語だけのようです。。
最初に娘はCATHY家では言葉も通じないし緊張して
いましたが、みんなにすぐに打ち解けたようです。
それにCATHYは自宅で保育ママをしていることもあって、
家にはお人形や他のおもちゃがたくさんあって娘は大喜びでした。
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