<トウモロコシ>
大引け20650円
前日比+160円
円が上昇する一方、
18日のシカゴが堅調ということで強弱材料が交錯。期近は軟化したが、期先は3ケタ高となった。
「期先の上昇は、前日に期先が大幅安になったことに対する修正の動き」(市場関係者)との指摘がある。
米中西部産地では前週末に降雨があり、
目先も降雨があると見られている。
このため作付けの遅れが懸念されているが、
「まだ作付け遅れを挽回できる時間的な余裕がある。むしろこの時期に十分降雨があることは、夏場に高温乾燥になった場合でも作物は悪影響を受けにくくなるため、長期的な視点からすると、弱材料と評価できる」(取引員)との指摘が。
<コーヒー>
寄付き22650円
大引け22890円
前日比+640円
海外高から500円以上となる限月が目立つ
円高が進んでいたものの、前日のニューヨークが大幅続伸となったことから。
内外のコーヒー市況は強い上昇傾向となっている。
ロブスタ関連でインドネシアでの輸出減少観測が出ている以外は特に材料はなし。
石油関連や金が高騰していることで投機人気が高まっている。
「ブラ実で輸出余力が減退しているとはいえ、輸入国では在庫を取り崩して十分まかなえる状態にあり、取り立てて強材料視すべきものとはいえない」(商社)との声も。
こうしたなか「本来ならブラジル産地で降霜期に入る前にできるだけファンドが買い玉整理に動いて欲しいところだが、今から上昇していくと、実際に降霜期に入るとそれほど上値余地がなくなってしまうかもしれない」(トレーダー)という声もでているそうです。
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