小さな宝物

小さな宝物

2007年09月27日
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カテゴリ: 愛読書


127. きいろいゾウ



それは、背中の大きな鳥に纏わるある出来事に導かれてのものだった。ひとり残されたツマは、幽霊に出会い、家のそばにある裏山のなかへと進んでいった。そこで彼女は、あるものに遭遇する。


とても不思議な純愛小説っていうのかなあ。
現実的なような気もするけれどかなり非現実的なお話。
大人の童話のような本だなあと思いました。

「ツマ」に共感出来るところが2つ

一つは自分達がたくさんのたくさんの歴史を持った逆三角形の頂点に
いるのだということ。
そしてムコさんに出会えたことが奇跡だと感じること。

二つめは誕生日とか記念日とかそういうときに伝えなくちゃいけない


すごく自分に似てるなあって思いました。

前半はとてものほほーんとのんびりと、でも後半はその二人に少し陰がさしてきて
でも最終的にはきちんとおさまっていく。
疲れてる時やほっとしたい時におすすめです。

一番最初のページと一番最後のページ。
同じ事が書かれているのに読む前と読んだあとでは
まったく違う言葉に見えてくるから不思議です。
最初のページに書かれているのはただ羅列された言葉たち。
一番最後のページに書かれているのは一つが一つが意味のある素敵な言葉。








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最終更新日  2007年09月28日 12時54分04秒
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