小さな宝物

小さな宝物

2008年01月24日
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カテゴリ: 愛読書

吉原手引草

24.吉原手引草

なぜ、吉原一を誇った花魁葛城は、忽然と姿を消したのか?遣手、幇間、楼主、女衒、お大尽―吉原に生きる魑魅魍魎の口から語られる、廓の表と裏。やがて隠されていた真実が、葛城の決意と悲しみが、徐々に明らかになっていく…。

この本が面白いか面白くないかを感じる分かれ目は
やはり吉原に興味があるかないかというところに
いきつくかなあと思います。
本当に吉原の入門書みたいな感じなので・・・。
謎が一応伏線としてあるけれどそれは最終的に上手くまとめてる感じ。
私は先日DVDの「さくらん」を見たり「アラマタ大事典」で花魁に
ついて少し知ったところだったのでなかなか興味深く読むことが出来ました。
感動とかとは違いますけどね、面白かったですよ(*^_^*)


そこから少しずつ吉原のことも知りつつ事件の真相にも
迫っていくいみたいな感じです。
結構引きこまれました。
最後はあっさりしてるのでそこでがっかりする人も多いのかも。
私はすっきりしていて嫌いな終わり方じゃないすけどね。

関係ないけど私ありんす言葉が結構好きなんですよ~♪
あの花魁独特の話し方って優雅でいいなあって思って。
そしてやっぱり女性はいつの時代も強いですよね。
性根の強さがあるのはやっぱり女性の方かなあと思います。







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最終更新日  2008年01月24日 20時12分47秒
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