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ちーこ♪3510

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2012.06.27
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カテゴリ: 映画ドラマ鑑賞
大きな岩のような悲しみは、やがてポケットの中の小石に変わる



4歳の子を事故で亡くした夫婦の哀しみと、現実の受け入れ、癒しがテーマのようなので、
少し重い映画だった。
「喪失」「受容」「再生」という言葉で表すようなテーマ。
主役のベッカ演じるニコール・キッドマンは私は冷たい印象の女優だけれど、
今回は子供を失うという現実を受け入れ、新しい人生を再生していこうとする役は、
結構向いていたと思う。
さばさばした顔なので、打ちひしがれる姿は演じられないよね。
ベッカの夫が哀しみをマリファナで癒すってのが、いかにもアメリカぽい。

「子供を失った親たちの会」に参加して、違和感を覚えるベッカ。
「神に召された」「神の意志」という宗教心に異議を唱える。
私も、
そもそも、子供を失うという共通点はあるが、
境遇も家族関係も思考も亡くなった要因も全く違うものなので、
相手の気持ちが手に取るように分かり合えるということはないと思っている。
癒しは「時間」だと思っている。
それは「 忘れるのではなくて、悲しみに強くなる 」というベッカの母親の言葉が、
当てはまるように思えた。

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最近読んだのは、
渡辺和子著「置かれた場所で咲きなさい」(幻冬舎 2012年4月25日発行)
現在85歳のキリスト教宗教者の語る本。(ノートルダム清心学園理事長)
時間の使い方は、そのまま、いのちの使い方なのです、置かれたところで咲いてください
という。

神様の意志で今の環境に置かれたのなら、ひたすら、置かれた場所で頑張るしかない。
でも、その場所がミステイク、間違っていたりしたら、訂正してほしいよ、神様!!





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最終更新日  2012.06.28 10:19:10
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