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2012.09.30

ゆとり世代
１９８７年～２００２年生まれの 子で、
「ゆとり教育」の土日休日、学校教育もゆとりで厳しくないのんびり世代。
平成不況とともに成長し、うたい文句「ゆとり」とは裏腹に、日本の不況と同時に教育費ねん出も過酷な状況になりつつある年収落ち込み開始、
親のお財布にゆとりは全くなく、祖父母のお財布までお借りしながら、
なんとか学費ローンでも奨学金でも「借金してでも教育を！」と子供に進学を勧めてきた。
進学先も親の懐状況を察知して、「なにがなんでも国立大学へ」と、
センター入試希望者が急増していく。
私の親のような世代は、学生時代、独身時代にバブリー真っ只中で、
心もお財布もゆとりの、「なんとなくクリスタル」世代なのに、
悲しいかな、その子供たちは、ありえなく厳しい環境に。
それでもかすかな希望を持ち、大学を終え就職活動を始める頃には、
就職氷河期 ・・
エントリーシートを１００社近く出しても、内定をもらえない辛い試練。
就職決められない子たちは、長いフリーター生活に突入してでも生活費を稼ぐ。
だいたい大学３年の夏から就職活動って、なんなんでしょうね。
いつも就職の事を考えながらの大学生活、先手必勝なんて、
楽しめないよね、せっかくの自由な大学生活。
そして、内定あってもなくても、大学の卒業式にはと思いきや、
大震災 で、 「大学卒業式」は中止 になり、もちろんその年の大学や大学院 入学式も中止 か延期。
セレモニーは、人生のけじめ、気持ちの引き締めでもあると思う私には、悲しい限り。
友達と撮ったはかま姿は、長い社会人生活の折々に励みになると思うのに。
学長の贈る言葉も聴いても聴いていなくても。
ドキドキして臨む大学生活のはじめの一歩、入学式も初々しいのに。
それでも淡々と日常を過ごし、やっと１社でも内定決めて、
いざ明日 内定式の１０月１日 。
日本列島台風上陸で、 内定式中止 という状況に。
全国から集まる内定者学生の交通機関が確保できないからね。

なんだか、本当についてないな「ゆとり世代」
バブル崩壊後の経済停滞、低価格、節約志向、
堅実な生活路線を求める傾向の強い安定志向。
でも、度重なる試練を味わいながら、それでもめげず、あきらめず、恨まず、
希望を持って、これからの日本を頼むよ！！
年金受給年齢が上がり、教育費ですっからかんで、
それまでどうやって過ごそうかと真剣に悩んでいる私たち親世代を
助けておくれよ！！
それよりも、うちの息子、絶対卒業しておくれ・・・

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