思い出のおいしい味



この旅の間、「まずい!」と思ったものはひとつだけ。
バチカン博物館の中のレストランで食べたラビオリ。
あれは、さすがの私もお腹すいてたにもかかわらず、残してしまいました。

が、あとは、どれも、思わず唸ってしまうおいしさ。
その中でも、特にほっぺが落ちたものを ご紹介します。

<プンタレッレのサラダ>

プンタレッレ

早春にだけ食べられるお野菜です。
もう盛りは過ぎていて、メルカートにはなかったのですが、
レストランのメニューにありました。
セロリのような食感。
アンチョビとレモンのドレッシングをかけて食べます。
ほろ苦くて、後をひくおいしさでした。


<白トリュフのパスタ>

白トリュフのパスタ

あの、幻の白トリュフが惜しげもなく使ってあり、
独特の香りに食べる前から涎が。
口に入れると、想像を越える深い味が口いっぱいにひろがりました。
クリームも使ってあったけれど、ちっともくどくなくて、とにかく美味。
・・・これは、レストランの高級料理。
(食べ物には気前のいい妹の夫のおごりなのでした。)


<ボンゴレビアンコとボンゴレロッソ>

ボンゴレビアンコ
ボンゴレロッソ

アサリのいいお味がパスタに絡み、最高!
私はビアンコ(白)の方が好きでした。

<小海老とルッコラとトマトのリングイネ>

シーフードとルッコラのパスタ

茹でたルッコラのゴマの香りが海老やトマトのあいまって美味!
パスタの茹で加減もちょうど良く、うるうるくる美味しさでした。

<ピザカプリチョーザ>

カプリチョーザ

直径30センチはあります。
これでひとり分です。
ローマのピザは土台がパリパリ、軽いのです。
だから、こんなに大きくてもいつのまにか平らげているのです。
・・・が、店を出た後は、さすがに苦しくて、
帰ってから胃薬を飲みました。

<炭焼きビーフ>

お肉

お肉の塊がど~んと登場します。
それを切り分けると中から真っ赤な血が流れ出てきて、ちょっと怖い・・・。
が、切り分けてもらったお肉を口にいれて、びっくり。
こんなにおいしいお肉があったなんて!
お肉本来の味がジュワ~ッと口いっぱいにひろがって、恍惚状態。
お肉より野菜が好きな私も、口の周りをよごしつつ
ライオンのように、ガツガツとお肉をむさぼり食ったのでした。
いっしょにいただいた赤ワインも、これまたおいしかったなあ。

<プレインピザ>

シンプルなピザ

なんてことない、こんなにシンプルなパンが実に美味しいのです。
1枚(4切れ)2ユーロくらいでした。
時にはこんなパンとビールを買って、道端のベンチでお昼にしました。

<フランスパンのサンドイッチ>

フランスパンのサンドイッチ

パンと言えば普通はパニーニか三角のサンドイッチなのですが
最近はフランスパンも人気を呼んでいるそうです。
具沢山のこのパンもすごいボリュームですが、これでもミニサイズ。
お値段は、なんとイタリアのマクドナルドのハンバーガーより安く、
4ユーロくらいだったかな。(確かマックは5ユーロくらいでした。)


その他、忘れがたき味がたくさんあります。
ズッキーニの花の中にモッツェラチーズとアンチョビを入れてあげたフリット
アーティチョークのオリーブオイル煮
とびきり辛いペンネアラビアータ
生ハムメロン
ピスタチオのジェラート、などなど

でも、情けなや、食いしん坊のわが身
気がついたら、全部食べてしまっていて、写真を撮り忘れていたのでした。

あ~、おいしかった。ごちそうさまでした。

おわり




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