全445件 (445件中 1-50件目)
今週は、朝早くから夜遅くまで本当によく働きました。運動会のかけっこの時の♪タ~ンタカタカタンタンタタカ♪のメロディがずっと頭の中を流れてた感じ。こんなに頑張ったんだもの、週末にはきっと神様が素敵なご褒美をくださる、と期待してたんです。なのになのに、それなのに、楽しみにしていたプレイオフのロッテ戦、1日目、2日目と連敗。もう後がない今夜の試合は 気合を入れテレビの前で応援しました。が、祈りも応援もむなしく、9回の表まで打線が全く振るわず4対0で負け。ホークス、まさかまさかの3連敗?パリーグのシリーズを1位で終えておきながらプレイオフで西武に敗れた去年と同じ、あの悪夢の繰り返し?今年も日本シリーズに出場できないなんて・・・ガ~ン。ほんとにそう思ってたんです。「こんな試合見ないで、仕事やっときゃよかったわ!」プリプリ怒ってソファーから席を立とうとした9回の裏。ワンアウトの場面からホークス反撃開始。それから粘って4点獲得、同点に追いつき、ついに試合は延長戦に持ち越し。そして10回の裏、可愛い顔ではチーム1の川崎宗リン、見事にさよならタイムリーヒット。5対4でホークス、ロッテを征しました!奇跡です!諦めていただけに、今夜の勝利は格別の嬉しさです。川崎もヒーローインタビューで涙目でその姿に私ももらい泣き。人生も野球と同じです。いつ、どこで、何が起こるかわかりません。落とし穴もあれば、大逆転もある。大切なのは、諦めずに信じて前を向いていること。そういうことをしっかり教えてくれたまことにすばらしい試合でした。明日も日本シリーズ出場をかけた試合は続きます。勝ったらもちろん嬉しいけれど、今夜の試合で私は満足。困難に立ち向かう勇気と希望をもらいました。実は今、始まったばかりのクラスが大変で、勇気と希望が必要だったんです。何よりのご褒美をいただきました。
2005年10月15日
コメント(5)
やっと週末。今週は忙しくて目が回りました。国立K大の方もいよいよ後期授業開始。今週だけで、20カ国150人を越える新入生と対面しました。これから2月まで付き合う学生達。私も気合を入れて頑張らなくちゃ。エイエイ、オー!きょう、ヨガの先生に注意されました。どうも、骨盤が広がってきているようです。立つ姿勢が悪いのが原因だそうです。ギュッと丹田に意識を入れて、足の裏全体に均等に力がかかるように立つように、とのこと。確かにこの頃、ドデッと ただでさえ出てるお腹をさらに突き出し立ってました。よし、立ち姿の美しい先生目指して、頑張ろう!(もちろん、肝心の授業もね、ハイハイ。)
2005年10月08日
コメント(6)
今日から始まったNHKの朝の連ドラは湯布院が舞台。さっき 録画しておいたけさの話を見ると先々週泊まった宿の露天風呂がうつってました。由布岳が目の前に見える、大きな露天風呂です。あぁ、また行きたいな~。今回のドラマ、脚本は大森美香さん。『不機嫌なジーン』を書いた人です。まだ33才という若さだけれど、向田邦子賞も受賞した実力者。ちなみに出身は福岡です。主人公のハルカちゃんはまだ子供だけれど明るくて 想像力たくましくて かわいい子。前回の『ファイト』にもいつの間にかはまってしまいいつも録画して見てました。何だか今回も見ちゃいそう。韓ドラのドロドロはもうご馳走さま。爽やかな、元気いっぱいのドラマが今は大好きです。
2005年10月03日
コメント(4)
母が風邪をひいてなかったらクタのあの通りを歩いていたかもしれません。ジンバランの浜辺で夕日を見ながらシーフードを食べていたかもしれません。バリのテロ爆破のニュースを見て、肝が冷えました。先週は 本当なら今頃バリにいたはずなのに・・・とただでさえくさっていたところに、大学からは研究会で発表せよ、との突然のメール。休み最後の1週間を仕事に追われるはめになり、あぁ、天国と地獄の差のある1週間になっちゃったよ、と嘆いていたけれど天国に行っていたら、本当に地獄を見ることになっていたかもしれません。大学でイヤイヤやった発表は思いの外好評で新たな分野に繋がる仕事の可能性も出てきたし、今回は行かなくて かえってよかったかもしれない、と思い始めたところにバリ島のテロのニュース。テツママが言ってくれてるように亡くなった父が 母に風邪をひかせてくれたのかもしれません。それにしても悲しいことです。亡くなった何の罪もない方々のご冥福を 心から祈ります。
2005年10月02日
コメント(7)
隣の市の大学の留学生別科の入学式。今期は中国から36人の新入生がやってきました。年ごとに来日する学生の年齢層が低くなっています。今回はあちらの高校を出たばかりの18歳の学生が半数以上。見るからに新しのスーツ姿がまだぎこちない感じ。式の後でプレイスメントテスト。「鉛筆で書いてくださいね。」 ? ? ? ? ?通じません。授業は来週から。よ~し、ビシビシ鍛えるぞ~!今期は出来ない子ちゃんクラスの担任の私。ブルンブルンブルンブルン、腕を急速回転させてます。
2005年10月01日
コメント(2)
このところ 中国人、朝鮮人の強制連行の話をよく読んでいます。例えばこの間の日記の劉さん。貧しい農民の劉さんは、ある日突然村の道を歩いている時に憲兵に連行されてしまいます。新婚の奥さんのお腹の中には 赤ちゃんがいたというのに。いい働き口があるという口車に乗せられ船に乗せられた人もいます。韓国でも事情は同じ。ある日突然 赤紙が来て招集されてしまった人が沢山います。ふと考えます。同じ年の、同じ月の、同じ日に中国と韓国とで同じように突然に、妻、家族から引き裂かれ日本へ連行されてしまった若者がいたのではないかと。国は違えども、過酷な労働を課せられ、時には激しい拷問を受け、それでも祖国を思い、同胞の仲間をかばい、反骨精神で権力に立ち向かった中国と朝鮮の若者がいたとしたら・・・。その二人に接点があり、彼らと心を通じ合わせることのできた日本人がいたとしたら・・・。同じ時代、歴史に翻弄された中国人、朝鮮人、日本人のドラマ。とりとめもなく、そんなことを考えてるのは・・・ごめんなさい。実はヨン様のことを考えていたのです。『4月の雪』を見て、つくづく思いました。映像もきれい、演技も素晴らしい。でも、ペ・ヨンジュンという役者は、男女の愛がどうのこうの、というレベルの作品だけではもったいな~い!恋愛に苦悩する役を演じるだけではあまりに惜しい!アジアを舞台とした、しっかりと骨のある話の中で堂々と男を演じてほしい!彼はインタビューで言ってました。「日韓の交流だけでなく、アジアの発展に繋がる仕事がしたい。」そう、そんなスケールの大きな映画に出てほしいのです。(欲を言えば、渡哲也さまも共演で。←すみませぬ。)そんな話が無理だったらせめて『白い巨塔』とかのリメイクとかでもいいのでは?財前でも里見でも、どちらの役を演じてもあの方ならいい味出せると思うんだけどな・・・。え?そんなことばかり考えてて、仕事、大丈夫かって?はい!きょうは勉強会で発表したのですが、拍手をいただきました。ホッ。あの方を支えに、明日からも頑張りますです。
2005年09月28日
コメント(5)
今期最後になるであろうドームでの野球観戦。ホークスVS楽天。中内功元オーナーへの黙祷で始まったゲームはピッチャー和田で1回からホークスのリード。ハラハラする場面も少なく、ビール飲んで、お弁当食べて、チュウハイ飲んで、黄色い風船飛ばし、白の風船飛ばし、勝利の花火見て、 あ~、楽しかった。大満足です。王監督、選手達、感動をありがとう!私はいよいよ明日から仕事復帰です。・・・いやだよ~。まだ遊びたいよ~~~。コラ!バシバシ。(ほっぺた叩きました。)残ってる風船、今から部屋の中で飛ばして夏休みの終わりと新たな学期の始まりを祝います。そして明日の朝は、応援歌歌いながら 駅まで歩こうと思います。ファイト!
2005年09月27日
コメント(3)
ダニエル・デフォーの『ロビンソン・クルーソー漂流記』誰でも子供の頃に一度は手にし、無人島での生活に憧れたことがあるのではないでしょうか?私も小学生の時、ロビンソンになった気分で 庭に基地を作り柳の枝を集めて寝床を作り、野宿を試みたことがあります。船乗りになり、無人島に漂着し、自分で砦を作り、自給自足の生活をするロビンソン。賢く逞しいロビンソンは 究極のサバイバル王。でも残念ながら、ロビンソンは作り話です。が、最近読んだ本で、ロビンソンを越える人が実際にいたことを知りました。『穴にかくれて14年』〈欧陽文彬・新読書社・2002)。中国から日本に強制連行され、北海道の炭鉱で強制労働させられた劉連仁さんの脱出記録です。炭鉱での労働がどんなに危険を伴う過酷なものであったかは昨日見た三池の映画からも想像はつきますが、場所は北海道。厳寒の中、薄いシャツ1枚でろくな食料も与えられず過酷な長時間労働を課せられる日々。同僚がバタバタと倒れ命を失っていく中、劉さんは脱出を試み、成功しました。が、そこから始まる逃亡生活は 想像を絶する厳しさです。食料豊かな南の島と違って、冬は雪が何メートルも降り積もる北海道の山の中。食料は草と木の根。火がないので生で食します。それに、もしも見つかったら命はありません。小さな物音にも脅え、人目を忍ぶ移動生活のプレッシャーは自由に島を探検できたロビンソン・クルーソーとは比べものになりません。冬の間は穴を掘り、冬眠する熊のように動かずに過ごし、夏は山を下り、畑から作物をこっそり盗むという劉さんの逃亡生活は戦争が終わったことも知らぬまま、昭和33年に発見されるまでなんと14年間も続いたのでした。そんな劉さんに日本政府の対応は冷たいものでした。不法滞在者扱いをしたのです。ある日突然拉致し、有無を言わさず日本に連行して来ておきながら何という言い分でしょう。祖国の土を踏むことができた劉さんは、日本政府に対し賠償の裁判を起こしましたが、決着のつかぬまま2000年に亡くなりました。まだまだ私たちの知らない歴史があります。
2005年09月26日
コメント(6)
♪月が出た出た~、月が~出た♪でおなじみの炭坑節。その炭坑節が生まれたのは、福岡県大牟田市の三池炭鉱です。アジア映画祭に日本映画として上映された『三池・終わらない炭鉱の物語』を見てきました。子供の頃からよく耳にした「三池」という名前。身近でありながら、その歴史についてはほとんど知らなかった私です。103分のドキュメンタリー。堅い内容で退屈かも、とあまり期待せずに出かけた私ですが、いつの間にかグイグイと三池の炭鉱の中に吸いこまれハンカチなど用意していなかったのに、涙をこぼしてしまいました。何の技巧もない、演技もないリアルな映像なだけに直球でズボッっと衝撃を受け、感動しました。監督は女性です。熊谷博子さん、52歳。上映前に挨拶がありました。日本最大の炭鉱、三池炭鉱は1997年3月30日に閉山しました。監督の熊谷さんは 1998年に閉山した炭鉱を訪れ、草ぼうぼうの敷地に足を踏み入れた瞬間に、地底から響く炭鉱夫たちの声を聞いたような気がして即座に絶対にここを撮ろう、と決意したのだそうです。そして7年の歳月をかけ、100人を超す人に会い、ようやくこのドキュメント映画を完成させたのだそうです。三井炭鉱の歴史は「負の遺産」と言われます。囚人労働、朝鮮人、中国人、白人捕虜の強制連行・強制労働、戦後の三池争議、たくさんの犠牲者を出した炭塵爆発事故。私が感動したのは、その中を生き抜いて来た人達の逞しさ、力強さです。特に心を打たれたのは、強制連行で過酷な労働を強いられた外国人炭鉱夫と炭鉱夫を支え、ともに闘った妻たちの姿です。いえ、闘ったではなく、闘っていると言ったほうが正しいかもしれません。事故でCO中毒になった夫を未だに支えている妻たちがいるのですから。絶対に忘れてはいけない日本の歴史が凝縮されたすばらしいドキュメントでした。機会があれば、ぜひご覧になってください。 * * * * * *琴欧州、残念でした。朝青龍の貫禄勝ち。ホークスも貫禄を見せました。こちらは万歳!
2005年09月25日
コメント(3)
きょうはダ~リンとスポーツクラブへ。ここで ダ~リンを知っている人は「え!!!」と驚くはず。なんせ、ダ~リン原始人、「スポーツクラブへ行く男はオカマだ!ホントの男は外で運動するもんだ!」と豪語し太陽がギラギラ照りつける夏も北風吹きすさぶ冬も毎日 浜辺をジョギングしていたのです。日焼けしてまっ赤になったり風邪引いて鼻水垂らしたりしても頑固にこのポリシーを変えず今まで頑張ってきたダ~リン。が、今年もやはり健康診断で血尿が出ていることがわかり精密検査を受けた結果は 原因不明。考えられる一因は、運動のしすぎ。ジョギングなどをしすぎると キ○タマ(キャッ!)が揺れて傷つき、出血することもあるとか・・・。で、ダ~リン、自分の年を省みてこれからは ジョギングではなく筋トレと水泳にいそしむことにした次第。これから私の土曜日は午前は年老いた母とヨガをして、午後は水泳が得意でないダ~リンとプール。う~~~ん、リラックスできるような、できないような微妙な休日です。。。サウナでテレビをつけると、ホークス・西武戦。きょう勝てば ホークスの単独1位決定です。ホークス、勝ってました、9回の表までは。タオルを巻いただけの姿で スチームの熱さに耐え万歳する時を待ってました。万歳してタオルがハラリと落ちても大いにケッコウ!勝利の一瞬を 心の底から素っ裸で祝う覚悟でした。が、こともあろうか9回の裏に さ・よ・な・ら・負け。・・・思わずタオルを剥ぎ取り、床に叩きつけてしまいました。(キャッ!)琴欧州も 黒星。優勝決定戦は明日へ持ち越しです。やきもきは続きます。
2005年09月24日
コメント(3)
ただいま~。研究会はハードスケジュールで大変でしたが朝晩に由布岳を目の前に臨む大きな露天風呂に入りまた、秋の味覚を堪能し、幸せでした。しかし!一言言いたい!湯布院は、高~~~い!宿も、食事も、おみやげ物も、湯布院という名だけで高~い!例えば、某美術館に併設されているイタリアンレストラン。まあ、雰囲気は素敵です。でも、トマトとモッツァレラチーズのスパゲッティ一皿で1680円。サラダも、もちろん食後のコーヒーもついてないお上品サイズのパスタだけのお値段です。お味?・・・おいしいけれど、感動するほどじゃありません。サラダがこれまた小さなサイズで800円。喫茶店は、コーヒー1杯600円とか700円とか。高ピーの割には 安っぽいお土産物屋も増えてるし、おい!大丈夫か、湯布院!このままでは、九州の清里になっちゃうよ~。素敵なレストランもないし、駅前の道もゴチャゴチャしてて全然お洒落じゃないけど、私が行事なら昔ながらの雰囲気がそのまま残ってる別府に軍配を上げます。軍配と言えば、きょうのお相撲の朝青龍・琴欧州戦、琴欧州に初めて黒星がつき、残念でした~。朝青龍はきょうも強引なプロレス相撲。勝ってニヤリの顔が憎らしい!さて、琴欧州、優勝なるか。あすもお相撲から目が離せません。野球も気になるし、仕事が溜まってると言うのに、トホホ。
2005年09月23日
コメント(5)
今晩はお月様、見えませんね。きのうは お月様が西へ動いていくのを朝の4時まで 仕事しながら見ていました。本当に うっとりするよな月夜でした。「あんまり月がきれいだったから、自然に体が動き出して、いつの間にか踊ってた。」けさ、母にそう言ったら、「あ、炭坑節?いいわね~。♪月が~出た出た~♪」歌う母。違います!私のイメージでは、昨夜の踊りは『天女の舞』。誤解を避けるため、一応、皆様にも状況を説明させていただきました。チャンチャン。明日から2泊3日で湯布院に行ってきます。今回は、遊びじゃなくて真面目な研究会です。スケジュールは かなりハード。でも~、なんたって ゆ~ふいん♪ 寝る間を惜しんで 温泉、はいってきま~す♪
2005年09月19日
コメント(3)
すばらしい満月でした。公園の真ん中に立って月が放つやわらかい光を 体中に浴びました。ゆっくり 踊りました。寝室の、ベッドの上の窓にぽっかり月が浮かんでいます。今晩だけはカーテンを開けたまま寝ます。お月様の光を浴びてやさしい人になれますように。おやすみなさい。
2005年09月18日
コメント(2)
「アジアフォーカス映画祭」が始まりました。毎年 アジア各国から選りすぐられた作品が10日間にわたり、福岡で上映されます。今年は イラクとシリアからの作品もあり普段ニュース以外では見ることのできない国の普通の人々の現実が垣間見られるのでは、と期待しています。さっそくオープニング上映会に行っていました。イラン映画の『生きるために』。イラン-イラク戦争の最中、国境付近の山岳地帯で爆撃で足を吹き飛ばされ、歩けなくなったイラク兵と視覚を失ってしまったイラン兵が出会います。生きるために 敵・味方でありながら、助け合う2人。おもしろい場面も 美しい風景もなく、足の痛みに耐えるイラク兵の呻きとイラク兵を背負って歩くイラン兵の喘ぎ声とで見ている方も苦しくなるほどでしたが、戦争ほどバカバカしいものはない、というメッセージはありありと伝わってくる作品でした。会場には、映画祭のディレクターの佐藤忠男さんご夫婦や監督のレザ・アザミアンさん、それに、イラク兵を演じた男優さんも いらっしゃいました。上映後、みなさん、ロビーに立っていらっしゃったのでお話かけようかとおもいましたが、やっぱり恥ずかしくて出来ませんでした。でも、感動したことを、ちゃんとお伝えしお礼を言ってくればよかったと、今、後悔しています。さて、あの方の『4月の雪』は、あした公開。初日はきっとすごい人でしょう。湯~人も朝いちばんに見に行くんだ、と張り切ってました。私だって 見たい気持ちはヤマヤマだけれど、でも、隣にも前にも後ろにも人がいない状態で静かにあの方に向かいあいたいので(わがまま?)ほとぼりが冷めるまで 行くのを我慢するつもりです。しばらくは アジア映画祭を楽しみます。
2005年09月16日
コメント(5)
海までのお散歩。きょうは空も青く、風も爽やかでした。 おもしろい雲を見たので、携帯で上の写真を撮りました。 一見、イタリア風のこの建物は、海辺にできた結婚式場です。こんなに海が青い日にここでお式挙げたら素敵でしょうね。ダ~リンと海を見ながらランチ。いつか来るであろうムスコ達の結婚式の思いを馳せました。花婿の父、花婿の母になる日、どんなに誇らしいことでしょう!泣くかな?・・・私は泣かないと思うけど、ダ~リンは絶対泣くと思います。すでにもう涙目ですから。月末に予定していた母とのバリ旅行、母が風邪をひいてしまい体調がイマイチなのでキャンセルすることにしました。すごく残念。でも、ま、仕事のこともだんだん気になりだしたし、通帳の残高も少なくなってきたし、次の機会までは おとなしく近くの海のお散歩を楽しむことにしようと思います。
2005年09月15日
コメント(4)
山口怜子さんのパッチワーク展を見にデパートに行ってきました。 古裂(こぎれ)を大胆に組み合わせ縫い上げられた作品は どれも見事としか言いようがなく その奥深い美しさに会場のあちらこちらで 感嘆のため息が聞こえていました。古裂が新しい息吹を受け蘇り、堂々と光を放っている感じでした。先日のドンザ展では 刺し子の縫い目に漁師である夫、息子への愛を感じましたが、今回のパッチワーク展では 古い布やその布を使ってきた家族の歴史への慈しみや深い情が どの作品からも じんじん伝わってきました。山口怜子さんが嫁いだのは 筑後の古い造り酒屋。掃除の途中に 偶然に土蔵の柳行李の中に古布の端切れを見つけたのが、パッチワークを始めたきっかけだったそうです。それにしても、デザインの斬新で素敵なことといったら!山口さんの手にかかると、どんな端切れも立派な作品に変身するようです。見たところは普通のおばさんの山口さん(失礼!)、いったい どこでインスピレーションを得られるのでしょうね。山口さんは毎年コスモスが咲く頃、久留米市北野町の自宅の土蔵を開放し作品の展示会を催しているそうです。今年は10月1日から23日まで。ぜひ、行ってみたいと思います。さて、帰りに寄ったデパ地下は 秋限定のスウィートがいっぱい。モンブラン・栗のペースト入り生チョコ、マロンタルト、大好きな茶色のスウィーツの季節です。あ~、つ・ら・いわ~。(おまけの豆知識)山口怜子さん、って同姓同名のAV女優さんがいます。検索画面、よく見ないままクリックしたらいきなり 大きなオッパイのお姉さんが出てきてかなり、あせりました。(^_^;)
2005年09月13日
コメント(6)
大相撲九月場所の始まり、始まり。今場所は初日から 横綱朝青龍に黒星がつき座布団が舞う波乱の幕開け。その朝青龍を倒したのは 新小結、普天王 水です。(「水」はいずみ、と読みます。これ、本名です。)熊本県玉名市天水出身。(いいお湯の出る温泉があるんですよね、この辺り。)昭和55年8月28日生まれ。(年は違うけれど、お誕生日はヨン様と1日違い、乙女座です。)身長180センチ、体重156キロ。(身長はムスコ1と同じだけど、体重は2倍以上だ!)きょう、テレビでお相撲見てたら普天王が舞の海にインタビューを受けていました。この普天王、実はIT力士なんだそうで毎日、ブログで日記を公開しているんだそうです。さっそく覗いてきました。どすこい大相撲日記土俵で激しい立ちあいをした後、あの大きな体を小さくして パソコンに向かってる姿を想像するとなんだか微笑ましい。でも、毎日パソコンやってて、本業は大丈夫なの?心配御無用。普天王、ブログ始めてから外を出歩かなくなったのでかえって稽古量が増え、強くなったのだそうです。旭天鵬も始めないかしら。さて、その贔屓の旭ちゃんは、初日黒星でしたがきょうは 千代大海を負かしました。やった~!おめでとう♪横綱朝青龍は きょうは張り手バシバシ、K1相撲。黒海を倒し、白星でした。勝負の世界って、やっぱりおもしろい。ホリエモンみたいに「勝たなきゃ意味がない。」とは思わないけど。
2005年09月12日
コメント(4)
博物館に『ドンザ展』を見に行ってきました。 ドンザ、というのは 漁師さんたちの着ていた刺し子の上着のことです。海風、降りかかる潮、寒さから男達を守るこの上着は防寒着であると同時に おしゃれ着でもあったようです。藍色の厚手の木綿布に 白い糸で丹念に縫いこまれた模様は様々。・・・直線、麻の葉、ひし形・・・どれもシンプルなデザインですが、粋で大胆。飾らない男気溢れる海の男にぴったりです。厚い布地にひと針、ひと針、これらドンザを作り上げるのに費やされた時間を思うと気が遠くなりました。ドンザの縫い目には海に出ている夫、息子を思い針を進める女たちの深い思いも縫いこまれているのでしょう。展示されているドンザの中には擦り切れて、ボロボロになっているものもありました。そんな使い込まれたドンザも 存在感があり、決してみすぼらしく見えません。本当にいいものとはそういうものなのでしょうね。ドンザ展の後、海にお散歩に行ったら きのうまで浜辺にあった 大きなテントが姿を消していました。水着姿で寝そべった人たちが 本を読んだり 海を見たりしていたテントです。軽食や飲み物を売るテラスの店も お店のお兄さんも消えていました。急にがらんとしてしまった砂浜。泳いでいる人はもういません。時々お魚が跳ねて顔を出すだけ。夏が終わったこと、実感しました。
2005年09月10日
コメント(4)
台風の後はいつも青空。久しぶりに湯~人とお茶をしました。なんと、湯~人のとこ、きのうの台風で物置の屋根が飛んじゃったそう。「そんなに風、強かったっけ?」「すごかったよ~。窓はガタガタいうし、家はギシギシきしむし、ほんと、怖かったよ~。」マンションに住んでいると、台風が来ても どこか人ごと。窓の外でゆさゆさ揺れている木々も テレビの画面のように思えます。鉄筋の箱の中では、自然の脅威にも鈍くなってしまうんだな、と大いに反省。被害の大きかった地域の皆さんには 心からのお見舞いを、これから台風が通過しそうな地域の方は どうか大きな被害が出ませんようにとお祈りしています。それにしても。ハリケーンカトリーナも今回の台風14号も超大型、過去最大級、記録史上最悪、という言葉が並ぶ規模。このところ次々に起きる最大級の地震、津波、ハリケーン、台風。地球が出してるSOSの叫びのように思われてなりません。苦しい~。熱~い。助けて~。酸素供給源である熱帯雨林が破壊し核実験で出た有毒な廃棄物で汚染され守ってくれるはずのオゾン層には穴が開き傷つき呼吸困難に陥っている地球が苦しみ悶えて 断末魔の叫びをあげているのです。もっと地球の声に敏感にならないと。地球を癒してあげないと。でも、いったいどうやって?これを機会に ブッシュ大統領が目を覚まし、地球温暖化の問題に正面から取り組んでくれればいいのだけれどそんなこと ありっこなさそう。相変わらず無知な顔して ニューオリンズは蘇る、とうそぶいてます。最低!もうテレビで顔を見るのも嫌です。大嫌い!ブッシュのことを考えると だんだん気が立ってきました。いけない、いけない。ハリケ~ンペズリ~になって ダ~リンを吹き飛ばさないよう気をつけます。
2005年09月07日
コメント(4)
ただ今、台風、わが家上空を通過中?さっきまで木をゆっさゆっさ揺らしていた風も今はピタリとやんで、し~んと静かになりました。雨もやみ、夕焼けで厚い雲が赤く染まっています。ちょうど今、台風の目の中にいるのでしょう。きょうは朝からテレビも台風情報番組ばかり。市立の小・中学校も大半の高校も臨時休校。さっきスーパーまでお買い物に出たら案外お客さんが多くてびっくりしたけれどさすがに博物館の駐車場は空っぽです。私はまた一日、遊んでしまいました。最近、すご~く はまっているものが これ、五味太郎さんの『らくがき絵本』です。 (『らくがき絵本Part1』)子供が小さかった時、一緒に遊んだ懐かしいお絵描きの本。とっても楽しい本なんです。例えば「お花をきれいにかざりましょう」と書いてあるページには、花瓶が「エサをあげましょう」のページにはうさぎが描いてあります。その昔、小さなムスコ達はクレヨンでグイグイとお花や人参を描いてました。このあいだ本屋さんで久しぶりに児童書コーナーをのぞいたらPart2 が置いてあって(もう随分前に出てたのですが、私は知らなかったのです)たまたま その前の日に色鉛筆を衝動買いしていたこともあり思わず手に取り、買ってしまいました。以来、毎日これで膨大な時間の無駄遣いをしています。『らくがき絵本Part2』は 左と右のページに同じ絵が描いてあって2人で(あるいは自分対自分で)競争できるようになってるページが沢山あります。例えば1ページ目は「くだものをたわわに実らせましょう」葉っぱを何枚かつけただけの木が描いてあります。左のページの木に私がお絵描きをした後、それを隠してダ~リンが右のページに描きます。後で二人の絵を見比べてみると あ~ら、まぁ!ってことが沢山!こういう絵、心理学やってる人が見たら性格が読めるのでしょうね。その木に 私は赤や黄色やピンクやオレンジの丸い実を枝と枝の間の隙間が埋まるくらい いっぱい描きました。後で数えたら105もありました。ダ~リンは赤いりんごの実をちゃんと枝にくっつくように丁寧に描いていました。数は36です。ちなみにダ~リンは木の下に 地面も描き足してました。数から言えば私の勝ち。でもダ~リンの絵も シンプルですごくかわいい。「手品です。びっくりする手品をかいたほうがかち!!」そう書いてあるページには黒のスーツに白手袋のマジシャンが ジャ~ン、と手を広げて立っています。「相手を笑わせる顔にしましょう」にはのっぺらぼうの男の子の顔。「くつしたをはかせてあげましょう」の場合は右のページは ダチョウ、左のページはキリン。描くのは絵だけじゃなくて「ものすごくはずかしいことをいったほうがかち!」なんて台詞を書くページもあります。何を描こうかなと考えるのに時間を使い、描くのに夢中になってまた多くの時間を費やし、あっと言う間に2、3時間ってことしばしば。きょうは一人で「ヘビを塗りましょう」のページを広げていました。4匹のヘビにそれぞれピンクのハートや虹色のストライプの模様を描いている間に台風は行ってしまいました。
2005年09月06日
コメント(5)
「あの~、あした先生のお宅に遊びに行きたいんですけど、いいですか。」今週はテレビでヨン様追っかけをやろう、とニンマリしていた所に中国人の学生からメール。内心、チョッとヤッカイ。。。かわいくない訳じゃないけれど、休みの時は解放されたい相手。どうしよう・・・体も疲れ気味だし、断っちゃおうかな・・・そう思ったのですが、私、芦屋でマダムに散々お世話になり楽しい思い出を沢山作ってきたばかり。その御恩、こういう時に返さねば罰が当たります。で、1日彼女につきあって、タワーに上ったり、海で膝まで水に浸かったり、食べ放題の焼肉のお店に行ったり、目いっぱい若者のように遊んできました。1日歩き回って 足は棒のようになったけれどやっぱり若者と遊ぶのは楽しいものです。よかった。(*^.^*)で、本題、ヨン様。相変わらず誠実で、謙虚で、暖かく、知的で、向上心に溢れ、自分に厳しく、相手のことを常に気遣うことを忘れず、広くアジアの平和を思い、貧しき人や恵まれない人に心を寄せ、自分ができることがあれば惜しみもなく援助の手を差し伸べ、孤独に耐え、重圧に負けず繊細でありながら雄雄しく、凛々しく、自分を磨き続けている・・・・・あ~、あの方のいい所を言い出すと♪もう どうにも止まらない♪ だれか、助けて~。それにしても!あんなに人気が出ても、ちっとも高ピーにならない彼。前回、オカマっぽいのだのなんのと悪口を言っていたマスコミおじさん達も 今回は一応に褒め言葉。わかったか!ふん!でも・・・ちょっとやつれて見えるのは気のせい?(ここからは小声で)スタイリストさんがイマイチなような気がするんですが。。。成田に着いたときの強烈ピンクの革のシャツもその後の黒のお葬式のようなスーツも髪の伸びたあの方をやつれて映すような気が。。。まだ暑さも厳しいのだし、ここは白や水色の爽やかカラーですっきりまとめてあげたい、クールビスで決めてほしい・・・な~んて。ちなみにきょうの私は思いっきりクールビス姿です。へへっ。(元の声に戻り)日曜の特番に来週の『徹子の部屋』 私のワクワクは続きます♪ ヨンジュンシ、サランヘヨ~。
2005年09月02日
コメント(4)
今回の旅、私にとっての初体験が沢山ありましたが、そのうちのひとつがオーラ写真です。「きょうは、すごくおもしろい所へ連れて行ってあげる。」そう言うマダムと向かった先は 梅田駅のそばのハービスエントというビル。エスカレーターも 各フロアーに入っているショップやレストランもお洒落なビルです。そのビルの3階にあるヒーリングショップでオーラ写真が撮れるのだそうです。占いとか、心霊なんとかとか、信じる質ではないけれど自分のオーラが見えるなんて、おもしろそう!「見たい、見たい!」・・・とマダムの前ではしゃいだのは一瞬でお店に近づくにつれ、オーラが映らなかったらどうしよう、心配の方が強くなってきました。たまにいるんだそうです、空洞が出来ちゃう人が。マダムの友だちで 灰色一色だった人もいたとか。ちなみにその人は 当時、悩み事を抱えていて沈んでいたそう。数ヵ月後に悩みが解決した後もう一度撮ったら、今度はきれいな色が出たそうです。さて、オーラ写真は機械の上に手をおいて撮ってもらいます。両手から発せられる電磁波をセンサーでキャッチし、光と色に変換して映すのだとか。ついでなので、体の中にある7つのチャクラの写真も撮ってもらうことにしました。椅子に座り、ポラロイドカメラで証明写真を撮るような要領でカシャッ。待つこと5分。さて、できあがったオーラ写真。色が浮かび上がってくるまでハラハラドキドキでしたが座っている私の周りを取り巻いているのはきれいな7色のオーラでした。空洞じゃなくて よかった~。ホ~ッ。マダムはグリーン一色。ちなみに各色の意味するものはこんな具合です。■オーラ基本7色赤:情熱・活力・怒り。エネルギーに溢れた状態。 熱意を持ってよく働く方、ダイナミックな方に多く見られます。 オレンジ:創造・冒険心・芸術的。 ユーモアがあり、自分のアイデアを実現することに喜びを感じます。 黄:知識・繁栄・陽気。知的で自信に溢れ、パワフルな状態。 明るく楽天的な反面、エネルギーが落ちた時は落ち込みます。 緑:変化・成長・癒し。変化の時期に現れる色。 頭が良く、カウンセラー・教師など学びや指導に携わる方に見られます。 青:平和・伝達・知性。芸術や福祉方面で活躍する素質があります。 女性らしさと強さを持ち、愛を与えることに喜びを感じます。 紫:高次元の意識・幻想・霊的。広い知識と高い意識を持つ。 理想を追い求め、芸術家やジャーナリストなどとして活躍できます。 白:超自然・純粋。全ての色の総合色で、どの色の可能性も持ちます。 肉体と精神のバランスが取れていて、エネルギーが強い状態。 さて、次はチャクラの写真。立っている体の図の中に7つの○があり(これがチャクラ)そこに色がついています。また体の左側には過去、右には将来を表す色が出てきています。私の写真は体の左はオレンジ、右は緑、チャクラはすべて赤、オレンジ、黄色でした。私のチャクラの解説を読むと内的ヴィジョン:赤あなたは何をするにしても非常に一生懸命働く人である。強烈な経験を欲し、人生を満喫し、自分がしたいと思っていることに頭から飛び込む人である。情熱という言葉がぴったりで、冒険好きである一方、非常に実際的である。ハート:オレンジあなたは何をするにも楽しく、また創造的である。あなたな訪問する先々でみんなに明るさを与える。あなたはエネルギーに溢れ、ユニークなアイディアを持つ。何事も中途半端にせず頭からつっこみ、大速力で興味あるプロジェクトに向かう人である。あなたは幸せ、刺激、ユーモアが一番大切だと考えている。本質:ゴールド・オレンジあなたには活動のエネルギーが満ち溢れている。このゴールドオレンジは活動のエネルギーである赤と、知性のエネルギーである黄色との混合色である。友情、社交界、そして人生を楽しく過ごすことが今のあなたの一番の関心事である。仕事をこなし、家事をこなし、あなたはあらゆる瞬間を楽しく生きている。表現しているエネルギー:ゴールドあなたは楽しみ、自然に接し、娯楽や快楽を求めている。あなたは人生において自分が社会に貢献できることがわかり、人々とそれを分かち合いたいと願っている。あなたは訪問する先々で明かりと希望と幸福を与える。あなたの子供っぽい無邪気さは人々を気楽にハッピーにさせる。キーワードは 【活動・情熱・刺激・ユーモア・快楽・元気】みたい。当たってる気がします。マダムはチャクラも緑と青で、【癒し・教え・理解・愛・平和 】がキーワードでした。当たってます。最後に。将来の私について書いてある部分を引用し、きょうの長い日記を終えます。「あなたには将来、創造のエネルギーが待ち構えており、いろいろなことに目覚めるだろう。おそらく性的喜びを経験するであろう。あなたは官能的喜びを創り出し、あなたの望むように楽しむだろう。」ブハ~、キャ~、どうしよう!
2005年08月29日
コメント(4)
旅に出て7日目。今朝、横浜の妹宅で目覚めたら、何だか急にダ~リンが恋しくなってどうしても会いたくなって「ゆっくりしていけばいいのに。」と言う妹の言葉に首を振り朝の新幹線に飛び乗って 我が家に帰って来ました。「ただいま~。」「あ~、おかえり~。」「ダ~リン、I missed you!」「Me, too.」しばし別れ別れになっていた2人は玄関で熱い言葉を交わし(注.言葉だけです)放し飼いのカナリヤ、自らかごの中に納まった次第。あ~、それにしても楽しい旅でしたよ~。心にも、体にも、舌にも刺激的、感動的な体験の連続で思い出してる今もクラクラするくらい。夜行列車、タイ式マッサージ、オーラ・チャクラ写真お話したいことがい~っぱいです。とりあえず今晩はダ~リンとお喋りします。落ち着いたらまた日記書きます。
2005年08月28日
コメント(4)
松江に着いて、まず堀川めぐり。 小さな船に乗って約50分間、船から松江の町を見物します。着いたのが夕方だったからか、他にお客さんはなく贅沢なことに貸切船になりました。女の船頭さんとお喋りしながら 深緑の水を湛えるお堀を進みます。遠くには松江城の城壁や塩見縄手の古い通り、船の傍では鴨が泳いでたり、亀が甲羅干ししてたり。でも、ぼんやり見とれていてはいけません。小さな木の橋の下を船が通る時は頭を打たないように体を屈めなくてはいけないんです。船頭さんは先日お客さんに気を取られ、頭をしたたかに打ち鞭打ち症に苦しんでいるのだそうです。楽しいお話を聞きながらのあっと言う間の50分でした。次は島根県立美術館へ。 宍道湖のほとりに立つモダンな建物のこの美術館は絶好の夕日鑑賞スポットなのだそうです。雲が厚く、夕日が見えるかどうか心配でしたがちょうど美術館に着いたころ雲の合間から太陽が顔を出してくれました。夕日を浴びて、さざなみがキラキラと輝く美しさはまるで印象派の絵そのもの。 そう言えば去年のこの日は、エアーズロックで夕日を見ていたのです。地球のおへその一枚岩を赤く染める夕日と宍道湖の夕日、どちらも心にしっかりと焼きついています。 次の日は、朝早く松江城を散策し小泉八雲記念館前を素通りし目指すは「宍道湖温泉」。やっぱり温泉がなくちゃ私の旅は何とかを入れないコーヒーです。ところが宍道湖温泉駅はあり、ホテルは並んでいるのに立ち寄り湯ができる温泉は見つかりません。道を歩いているおばさんに尋ねると「社会保険センターで入れますよ。」とのこと。そこは2階がプール、3階が体育館、4階が温泉の地元の人用の施設。温泉だけの使用も可能ということだったので入浴料の400円を払って入ると、わぉ~!湯船の向こうは宍道湖が一面に広がっています。昨日行った県立美術館も対岸に見えました。泳いだ後にこんなお風呂に入れる松江の方は幸せです。(さすがにお風呂では写真撮れませんでした。)憧れの山陰の温泉にも浸かり、大満足で松江駅へ。宍道湖名物しじみの佃煮と和菓子をお土産に買いました。帰りの電車は1時20分発。博多着は10時過ぎです。今度はiPodで今一番好きなDef Techを聞きながらのんびり外を見てました。帰路では右側に見える山陰の夏の海は、青く静かでした。 さて、悲鳴を上げないかと危ぶまれた私のお尻ですが・・・全然平気でした!やっぱりだてに肉がついてる訳じゃないのね。という訳でお尻に自信を持った私はまた旅に出ます。ジャジャ~ン、出発は月曜。「ムーンライト九州」という夜行列車に乗って大阪まで行くんです。芦屋でマダムと3日豪遊し、それから横浜にいる妹の家まで行く予定です。今回も一人旅。確か、ついこの間まで私は籠の中のカナリヤで哀れなわが身を嘆いていたはずなのに・・・。脱出を試み籠に体当たりしているうちに籠は崩壊してしまったようで・・・。今は野生化したカナリヤ、いえ、日焼けして真っ黒の私は、渡り鳥気分のカラスです。しかし、こう簡単に一人旅を許されてしまうと、それはそれでちょっと寂しい気もするのですが、・・・またいつ頑丈な檻が建設されるかわかりませんし、ダ~リンの気が変わらないうちに 飛び回っておきます。では、またしても 旅ガラスペズリ~、行ってきま~す! バタバタバタ。(羽ばたいている音)
2005年08月21日
コメント(4)
いよいよ青春18切符デビューです。さて、夢がかなう当日。午前6時29分 博多発、普通門司港行き。小倉、下関、新山口、山口、益田で電車を乗り換え乗り換え目的地松江に着くのは、約9時間後の午後3時38分です。なぜあえてこんなにスローでハードな旅がしたかったかと言うと私は電車に乗っている時間が好きだからです。電車の中で、本を読んだり、ぼんやり窓の外の風景を眺めたり、そういうことをいつか、一人でゆっくりやってみたいな、って通勤に使う特急電車の中でいつも思っていたのです。山陰本線。ゴットンゴットン揺れる車窓からの風景は右は深い緑の中国山脈、左は日本海の青い海。民家の屋根は九州ではあまり見かけない赤い瓦が多いのが印象的でした。今回、車中で読んだ本は『友を偲ぶ』。(遠藤周作編、知恵の森文庫)故人への追悼文32編を集めた一冊です。坂口安吾の思い出を壇一雄が語りその壇一雄の弔辞を尾崎一雄が書き谷崎潤一郎を三島由紀夫が悼みその三島由紀夫に武田泰淳が語りかける。・・・一人、また一人と順番に欠けてゆく輪。ゴットンゴットン。夏目雅子(和田勉)、石原裕次郎(慎太郎)、美空ひばり(井上ひさし)、手塚治(中島梓)。愛おしかった人、時代の象徴だった人、憧れだった人。かけがえのない人を失った喪失感。ある時代が終わったと感じてしまう寂しさ。ゴットンゴットン。海。無人駅。畑。海。ページをめくっては外を眺めました。この本は他の文庫本のように、ソファーでごろんと横になって読んではいけないと思ってました。だからと言って居住まいを正して机に向かって読む本とも違います。山陰の海岸線を走る普通列車は 深い愛惜に満ちたこの本を読む極上の席でした。松江の旅日記はあした書きます。
2005年08月18日
コメント(3)
小、中、高、と一緒に学校に通った仲良し仲間5人と飲み会に。うち2人は東京から帰省中の身。5人揃うのは久しぶりなので、おおいに楽しみにして出かけたのですが・・・なんでだろう。あ~、疲れた、と 家に戻ってため息をついてしまいました。1人はタバコ スパスパ。2人はビールに焼酎、底なしの飲兵衛。そしてみんな歌う、歌う。踊る、叫ぶ。懐かしの70年代(!)メロディーから最新曲まで。私はみんなのエネルギーに圧倒されて顔で笑いつつも心は強張ってしまいました。ゆっくりお喋りするつもりでいたのでこの展開は予想外でした。それにしても、みんな歌、上手だったな~。芸無しの自分がふがいなく思えました。 * * * * * * いよいよ明日、『青春18切符』デビューをします。1泊2日、山陰へ旅してきます。ダ~リンは暑い中歩き回るのは御免だそうで、一人旅です。車窓から日本海を見て、松江で宍道湖の夕日を眺め、一泊。次の日は足立美術館へ行って・・・と、頭の中では計画していますがさて、問題は私のお尻。普通電車の旅にどこまで耐えられるでしょうか?行ってきま~す♪
2005年08月17日
コメント(4)
子供が夏休みの終わりに一気に宿題の絵日記仕上げるように私もここ1週間の日記、ズルして遡って書きました。私の場合9月の終わりまで長い長い夏休み。日々やったことを記録しておくことは大切です。そうしないと、休みが終わった時、自分がホイホイ遊んだことはすっかり忘れ無為に貴重な休みを過ごしてしまったと思い込み後悔でオイオイ泣きたくなるのです。(ま、確かに、やらなければならなかったことは やらぬまま終わってることが多いのですが)さて、先週の自分の行動を振り返ろうとして、ギョッとしました。たった2日、3日前のことが思い出せないのです。お財布の中のクチャクチャになったレシートを見てやっとあぁ、そうだったと記憶が戻ることしばしば。買ったもののない日はヒントがなくて、なかなか思い出せません。これって かなりやばい状態?行動の証拠が何にも残っていない1日。案外そういう日の方が、休日らしいのんびりとした過ごし方をしていたのかもしれませんね。とにかくプールで耳に入った水を出すように頭をトントンたたいて引っ張り出した記憶、自分のために書き留めておきます。 * * * * * *きょうは送り火を焚きました。火が消えて、うら寂しくなるのは花火の時と同じです。 * * * * * *きょうの小泉首相の戦没者慰霊祭でのメッセージ、とても胸に響きました。選挙のためのポーズだよ、と皮肉を言う人もいるけれど日本人の多くの人が考え、願っていることをはっきり言葉にしてくれたと思います。
2005年08月15日
コメント(3)
きょうは 風がよく吹きました。気温は33度くらいで、暑いのですが、窓から入ってくる風は本当に爽やかで気持ちよく部屋を吹きぬけていきます。以前、何かの本で読んだことがあります。お盆の13日はお寺の本堂から外に向かってヒュルヒュル風が吹いてゆき、15日には反対に 外から本堂に向かってヒュルヒュル風が入ってゆく。お盆でこの世に戻ってきた魂が移動しているのだと。この風は、亡くなった方たちの風なのでしょうか。霊があちこち会いたい人の所へお出かけしているのでしょうか。「本当に短い期間だけれど、どうぞ存分に懐かしいこの世を楽しんでいってくださいね。」顔を撫でてゆく風に言いました。
2005年08月14日
コメント(0)
きょうのレシート。図書館の映像ホール、500円。『東京裁判』を見てきました。モノクロの277分もある、極東国際軍事裁判の記録映画です。東条英機をはじめとするA級戦犯28人の裁判の様子が日中戦争から太平洋戦争までの映像を交えながらありのままに時間を追って映し出されます。戦犯と言えば日本はもとよりアジアの各国を惨劇に導いた犯罪人処刑されて然るべき存在だと 今まで疑問を抱くことなく考えていたけれどこの記録映画を見て、問題はそう単純ではないことを知りました。勝者である連合軍が 敗者日本を裁いたこの裁判に正当性はあったのか。平和に対する罪を問うならば、原爆を落とすという大量殺戮行為をしたアメリカも日本同様その罪を問われるべきではなかったのか。印象に残ったのは 判事の一人で全員無罪の判決を少数意見として下したインドのパール博士のことばです。「この度の極東国際軍事裁判(東京裁判)の最大の犠牲は『法の真理』である。・・・勝ったがゆえに正義で、負けたがゆえに罪悪であるというなら、もはやそこには正義も法律も真理もない。力による暴力の優劣だけがすべてを決定する社会に、信頼も平和もあろうはずはない。 勝った方が正義で、自分たちの価値観を相手におしつけ、法律を作る。今、イラクでブッシュがやろうとしていることとダブって見えます。戦争がなくなる世界が来ることを 切に祈ります。
2005年08月13日
コメント(0)
母とお寺参りとお墓掃除へ。たまたまお寺で 父の弟であるおじ一家に会い一緒に中華料理店でランチ。おじは亡くなった父に顔がそっくりになっていて私はなんだかドキドキしてしまう。帰りにデパートに寄って、母に日傘をプレゼント。先日、お気に入りの傘をどこかに置き忘れてきたそうでしょんぼりしていたから、母、とても喜ぶ。よかった。バーゲンで半額になってたのも よかった。 * * * * *お盆の前になると、母はいそいそと準備を始めます。提灯を出し、お仏壇のまわりをお花とお供えできれいに飾り小さなお膳に おままごとでもしてるように楽しそうに 小さなお団子やら、お煮しめやらよそおって。お父さんが帰ってくるのが よほど嬉しいんだね。私も あした迎え火炊くのが楽しみです。
2005年08月12日
コメント(0)
髪を切りに美容院へ。担当のOさんにバリの話をしたのがいけなかった。Oさんが バリフリークとは知らなかった・・・。話がおおいに盛り上がり、いつまでも鋏チョキチョキ。「すっきりしましたよ~。」ほんとに。。。こんなにショートになったのは久しぶり。ま、いいか。仕事が始まる頃にはちょうどよく伸びているでしょう。バリ。9月の末に母を連れて 行こうかと考えています。
2005年08月11日
コメント(0)
ダ~リン、元気に戻ってきました。が、うちに着き、リビングに入るや否や“Oh, No!”あちこちに置いてる観葉植物の悲鳴が聞こえたそうでスーツケースを空ける間もなく、早速水やり。あ~、相変わらずのダ~リンだ~。ムスコ達、それぞれそれなりに頑張ってるようで、まずは一安心。「今晩、何食べたい?」って聞いたら、「お寿司」。日本人みたいだね。
2005年08月09日
コメント(0)
短い命でした。放し飼いのカナリアの命です。きのうの朝、ダ~リンからメール。「ムスコ達の生活ぶりを見て安心したしフットボールのゲームも2回観た。2週間、十分に楽しんだよ。暑い日本へ戻るのかと思うとうんざりするけど、夏休みになったペズリーを一人にしておくほど僕は我儘じゃないからね。火曜の便で日本へ戻るよ。楽しみに。」え~~~!!!ダ~リン、勘違いしてます。自分がいないと私に悪いと思っているのです。私が毎日寂しくて涙をこぼしているとでも思っているのでしょうか。そんなぁ~~~。ブハ~。拙者、この2週間でダ~リンがいてくれたらな~、って思ったのはゴミ出しの時だけでしたから~。ざんね~ん!ヨ~イ、ドンの構えをしピストルが鳴って一歩踏み出した途端頭からつんのめってこけちゃった気分。買ったばかりのソフトクリーム口の中に入れようとしたところでボチャッと落としちゃった気分。もう少しでヨン様の胸に抱かれる・・・気持ちが思いっきり高揚したところで夢だったことに気づいた気分。いえ、最後のはオーバーです。その失望に比べればこれくらい。。。ヒックヒック。とにかく気を取り直し、善は急げ。明日は温泉に行ってきます。
2005年08月07日
コメント(4)
あ~、やっとサマーコースが終了しました。これで晴れて、夏休み~♪ ♪ ♪私より一足先に夏季休暇に突入したダ~リンは愛しい(はずの)妻を一人日本に残し、ルンルンとオーストラリアに旅立って行きました。ゆえに私は今一人暮らし。せっかくの一人暮らしだというのに連日仕事に追われ早寝早起き、戸締り用心火の用心、ずっといい子にしていました。さ~て、あしたからは何しよう。ブヒブヒ。まずは仕事が終わった時のお決まりで湯~人と温泉に行きましょう。前期のお仕事でたっぷり溜まった垢をきれいさっぱり落として、ビールで乾杯!心と体をお休みモードに切り替えたところでお月様 見ながらのんびりと休みの過ごし方を考えることにしましょう。ハングル語もしっかり勉強したいし青春18切符デビューもしたいし南の島にも行きたいし押入れの片付けもしたい。ガクッ。まだ空白の多いスケジュール帳を見てにんまりしています。
2005年08月05日
コメント(4)
きょうは旭天鵬が今場所初めて白星をあげました。お相撲が始まると恋しくなる方がいます。リアルタイムで相撲の取り組みが見られない私のためにお相撲速報をこのページに届けてくれていたIさん。突然に、忽然と、姿を消しておしまいになりました。連絡しようと思えばできないことはないのです。けれど、後追いするのも無粋な気がしてぐっと堪えています。お元気なのでしょうか。I’m missing you a lot.
2005年07月13日
コメント(3)
ソフトバンクホークス、来る日も来る日も勝ち続け15連勝。ウヒョウヒョ 笑いが止まらなくて ビールもおいしくてもう負けることなんてないんじゃないかと 強気になってたら西武戦、きのう松坂に完敗し、きょうも惨敗。やっぱり人生、山あり谷ありです。さて、私の方はサマーコースが始まって 水浴びもままならぬ忙しさ。今年も世界各国から選りすぐられたエリート学生が集まって来ました。学生たちが来る前の週までは 毎日真夏のような青空だったのに来てからは毎日雨、雨、雨。「私の国より暑いです」とシンガポールの学生もうだってます。この週末も豪雨で かわいそう。この間の日記を書いた時はテキスト問題でクラスを外され凹んでた私でしたが今はもうすっきりしています。だってあのテキストのクラスを担当している同僚たちは毎日不満タ~ラタラなんだもの。陰でブーブー言いつつ仕事するより 言うべきことはしっかり言って ストレスためない方が私はいい。たとえそれで無礼者と罵られ、切腹を命じられることになろうとも。・・・って話がオーバー。今のところ私は切腹せずに問題のクラスのひとつ上のレベルのクラスだけを担当してます。こちらは 自分でテキストを決めることができたので授業プランも立てやすく、やりがいもあります。博多の街は山笠モード。締め込み姿の男衆達、気合入ってます。さ~て、私も1週間、オイサッ、オイサッ、頑張ります。
2005年07月10日
コメント(4)
思い出し笑い、って言葉はあるけれど思い出し泣き、ってのもあるんでしょうか。とにかくきょうは思い出しては 目にうっすら涙を浮かべまた思い出しては 涙のしずくをポトリと落とす、といった具合にお茶碗洗ってる時も、洗濯物畳んでいる時も、仕事の準備している時も思い出し泣きして1日を過ごしてしまいました。何を思い出していたかと言うと 昨日見たドラマと映画です。(ガクッ?・・・すみません。)ひとつは『タイガー&ドラゴン』もうひとつは イラン映画の『サイクリスト』です。『タイガー』は金曜の晩の番組なのですが私はその時間、湯~人との勝負に決着をつけるために温泉に行っており(壮絶な闘いとなったこの勝負についてはまたの機会にお話します。)土曜の午後、録画しておいたDVDを見たのでした。泣いたのは ヒロインが病気で死んだとか美しい恋が実らなかったとか主人公が理不尽に虐められていて可哀想、とかいう理由ではありません。ただただ 人間のやさしさが切なくやるせなく思われたから。悲しいのではなく、哀しさが清らかだったからです。どちらも主人公が愛おしくて、抱きしめたくなりました。(ちなみに『タイガー』は長瀬くん、『サイクリスト』はヨレヨレのおじさんです。)日本のドラマとイランの映画、ふたつの話に共通点があるとすれば極限まで追い込まれた状況で何を選び、どう踏ん張るか、ということ。 「どんなに追い込まれたって 平気で笑ってるのが本物なんだよ。」西田敏行扮する林屋亭どん兵衛師匠のこの言葉がグッと胸に残りました。さて、私も期末考査のテスト作成にサマーコースの準備とかなり追い込まれた状況になってきました。相変わらず無茶な要求を出してくる上司には辟易しますがヒステリーを起こさず、やけ食いをせず(?)できるだけ平気なふりして笑って仕事に精を出したいと思います。
2005年06月19日
コメント(4)
きょうはイラン映画を見に行ってきました。ダリウシュ・メールジュイ監督の『ママのお客』。突然のお客さんに大慌てしたことありませんか?部屋は散らかっているし、コーヒーはちょうど切らしてしまったところで、お菓子はきょうに限ってポテトチップしかない。ああ、どうしよう。パニック・パニック・パニック。きょうの映画はそんな話。新婚の甥夫婦が 遠路はるばる訪ねて来てくれるというのにうだつの上がらない映写技師の夫は3ヶ月も給料をもらってなくて冷蔵庫には目ぼしいものは何~にもない。ちゃんとしたおもてなしができなかったら 叔母の面目丸つぶれ。どうしよう、どうしよう、主人公のオバサンは大弱り。大ピンチに 血圧は上がり、足はよろつき、頭は爆発しそう。なのに夫と来たらまるで能天気。ケーキを買ってきてって言ったのに、のん気にスイカだけ抱えて帰って来たりして。も~ぅ!!!・・・自分自身の過去の似た経験が蘇り、見ている私も思わずため息 ハァ~。でも、大丈夫だったんです。甥夫婦はお茶だけでなく、お夕飯までご馳走になります。しかも、肉に魚に海老と豪勢な料理が食べきれないほど並ぶ大宴会。オバサンも鼻高々です。なぜそうなったかは、映画を見てのお楽しみ。家の造り、食事の風景、服、人間関係、道、病院どのシーンもイランの普通の人たちの生活が垣間見れて楽しい発見がいっぱいの映画でした。アジア映画ってほんとにおもしろい。しばらくは映画でアジアを旅したいと思ってます。
2005年06月12日
コメント(4)
今週は韓国映画を4本見ました。『遠い路』『我が心のオルガン』『永遠の片思い』『ラストクリスマス』はじめの2つはイ・ビョンホン主演。実はイ・ビョンホンの顔はちょっと苦手なのですがこの2つの映画は心から楽しめました。静かで 素朴で やさしいお話。特に『我が心のオルガン』は見た後もあたたかい余韻がオルガンの音色とともに しっとり心に残りました。ソウルから電車に揺られ田舎の小学校に赴任してきたイ・ビョンホン扮する21歳の新米教師。その先生にほのかな恋心を抱く小学生の女の子。実は彼女は家庭の事情で17歳で小学校に通っています。先生に提出しなければならない日記の宿題に先生への思いを天真爛漫に綴る彼女。勝気で乱暴なところもあるけれど先生を思う気持ちは一途で純粋。意地らしくなるほどかわいい少女です。この女の子、どこかで見たことがある顔だと思ったらなんと、チョン・ドヨンでした。『スキャンダル』でペ・ヨンジュンと裸で抱き合うきわどいシーンを演じた女優さんです。田舎くさい小学生と貞淑な貴族の未亡人とても同一人物とは思えません。演技派女優と聞いていましたが、さすがです。そして『ラストプレゼント』。さっき見終えたばかりなのですが、あ~、久々にオイオイ号泣しました。今、目がみごとに腫れています。こんな顔じゃ買い物に出られないから今晩は宅配のピザにします。(もちろん、あの方のね。フフッ。)この『ラストプレゼント』今晩日本リメイク版が放映されます。堂本剛と菅野美穂、これまたぴったりの配役だと思います。楽しみです。
2005年06月11日
コメント(3)
先週は 毎日日記をアップして おや、珍しいと思ったら案の定、今週は5日お休み。『カナリアの水浴び』でも 長続きしません。トホホ。今週は、野球から目が離せませんでした。我らがホークス、対阪神戦に続き、昨晩からは対巨人戦。去年まではオープン戦でしか見られなかった試合がこうして毎日見られるのですから嬉しい限り。セ・パリーグの交流戦で 確かに野球、盛り上がってます。試合の結果も今週は上出来。敵地に乗り込んでの試合ながら、甲子園では阪神の応援の凄まじさにひるむことなく3連勝。きのうは惜しくも 巨人に敗れたもののきょうは和田と1軍に戻ってきた馬原のナイスピッチングで東京ドームで白星をあげることができました。あ~、よかった~。・・・でも、疲れた~。缶ビール片手にテレビの前で野次飛ばしてる私。・・・まるでオジサンです。で、木曜は野球中継が終わるや否や、チャンネルかえて韓国ドラマ。・・・今度はしっかりオバサンです。オジサンになった後、オバサンになってそれから主婦になって台所の後片付けやってそれから次の日の仕事の準備始めて・・・とても楽天まで行き着けない訳です。落語『搗屋幸兵衛』に出てくる小言ばかり言う長屋の家主の言葉が聞こえてきます。「なんでもいっしょにできねぇんだよ。あくびしながら物を噛もうたって 無理なんだよ。」へぇ。来週は オジサンしねぇことにしやす。
2005年06月04日
コメント(3)
ビールには柿の種。でも、健康には枇杷の種です。枇杷がおいしい季節になりましたね。果物としても美味ですがお薬としても 枇杷は万能選手です。葉っぱは乾燥させて枇杷茶に。血液を浄化し、利尿作用もバツグンです。火であぶって暖めると 湿布にもなります。痛いところにのせ、マッサージするといいそうです。そう言えば 父が病に伏せているとき母はよく枇杷の葉湿布を作っていました。種は宝物。ホワイトリカーに漬け込むと抗がん作用のある枇杷種酒の出来上がり。・・・でも、実を言うとどれもちょっとめんどう・・・というわけで、きょうは炊飯器に種を入れて玄米といっしょに一緒に炊きました。枇杷の種ご飯。と言っても、種は食べません。味はいつものご飯と変わりません。でも、種から出るエキスがご飯にしみ込んでとっても体にいいんですって。捨ててしまうのがモッタイナイ、種の利用法です。枇杷を召し上がった日に お試しください♪
2005年05月30日
コメント(3)
スコ~ンと晴れた気持ちのよい日。パヴァロッティのオペラをボリュームいっぱいにかけて ♪ ♪ ♪ ♪ たまっていた仕事を片付けました。ふ~。またあしたから がんばろう!
2005年05月29日
コメント(4)
目覚めの良い休日。午前。ゆっくり朝ごはんを食べ、スポーツクラブに。ヨガのクラスで たっぷり2時間腹式呼吸。それからプール。1時間 泳ぐ、歩く、泳ぐ、欽ちゃん走りを試みる。ジャグジーバスでとろとろしてサウナで滝のように汗かいて帰宅。昼下がり。エステへ。お顔のお手入れ。「紫外線のダメージがだいぶ出ていますよ。」とのこと。いつものコースに美白パックも加えてもらいそれなりに、非常にそれなりに、きれいになり帰りに寄った八百屋さんで夏みかんひとつサービスしてもらって帰宅。晩。イタリアンレストラン。ムスコ2の部活を通じて仲良くなったママたちとの久々のお集まり。ワインを飲みながら フルコースのディナー。ご馳走と楽しいお喋りに あっと言う間に時が過ぎ帰宅。こうして振り返るときょうは セデブ(おっと、これはテツママの専売特許)セレブな休日でした。な~んちゃって。セレ、ブヒッ。
2005年05月28日
コメント(3)
今期2度目の野球観戦。相手は 楽天に3連敗した中日ドラゴンズ。余裕で勝てると思っていたのにう、う、うっ、逆転負け。ヤラレタ~。ドラゴンズ様、参りました。肩を落として家に戻ると『タイガー&ドラゴン』の時間。いつもながら 長瀬君演じる虎児、いい味出してます。でも、きょうは岡田君の竜二も やけにかっこよくてこちらもドラゴンに拍手でした。きょうはドラゴンの日。あしたは ホークの日になりますように。
2005年05月27日
コメント(2)
木曜日が一番好き。楽しみなドラマが2本あるからです。『チャングムの誓い』と『初恋』。逆境にあっても 明るく前向きに生きるチャングムに勇気をもらい『初恋』の初々しさの残るチャヌに胸をときめかせ時刻は12時。チャルジャ。(おやすみなさい)
2005年05月26日
コメント(0)
きょう 電車の中で読んだ本の原題です。(『Language Death』)邦題は『消滅する言語』(ディビット・クリスタル 中公新書 2004)「世界のたった4%の言語が 全人口の96%によって話されている。」「今、地球上から 2週間に1つのペースで 言語が消滅している。」英語教育が盛んになり、英語が世界共通語になりつつある一方でこんな悲劇的な事態が発生しているなんて。・・・かなり衝撃を受けました。
2005年05月25日
コメント(3)
出張で東京の従兄がやって来ました。学生時代、休みの度にスキーや山に連れて行ってくれた兄のような存在です。6年ぶりの再会。お腹が出て、すっかりおじさんになっていたけれど(きっと向こうも同じこと言ってる)話すと昔のま~んま。趣味の山のこと、昆虫のこと、家族のこと、ほんの2時間足らずでしたが 楽しく語り合いました。残念ながら今回は夜の便で日帰り。「次回は絶対に飲もうね。」堅く約束して別れました。 * * * * *ただ、ひとつ気になるのは。。。 従兄と仲良く街を歩いてる時ムスコ1の友だちのお母さんに会ったこと。挨拶しようと思ったら、彼女 すごくわざとらしく顔を背けてしまいました。まるで、見てはいけないものを見たかのように。。。・・・従兄だったんだけどな。。。
2005年05月24日
コメント(3)
「週末どこか行きましたか。」「どこも行かなかったです。」「朝ごはんは?」「いつも食べないです。」この会話聞いて、違和感ありませんか?私はとても気持ち悪く感じます。「行きませんでした」「食べません」そう言ってほしいのです。日本語の教科書では動詞の否定形は「~ません」の形になっています。学生、特に韓国の学生はなぜか「Vないです」を使う比率が高いのですがその度に私は「Vません」と訂正していました。ところが。けさ 電車の中で読んだ論文によると実際の会話分析の結果では「~ません」の使用は3割なのに対し「~ないです」は7割を占めてたとのこと。ヒェ~~~。びっくり。論文の筆者は日本語コースにおいても使用実態に即し、初級の段階から両方の形を提示するべきだと提唱しています。ヒェ~~~。ほんとに???皆さんはいかがですか?「行かないです」に 違和感、感じませんか?
2005年05月23日
コメント(5)
市の総合図書館には 映像ホールがあって古い映画やアジアの映画の特集をよくやってます。今は韓国映画の巨匠、イム・グォンテク監督特集。さっそく見に行って来ました。きょう見た作品は『太白山脈』。朝鮮半島が最も混乱した1948年からの2年間を描いた作品。感想ひとこと。ズシリと重かったです。笑う場面がひとつもありませんでした。暴力、血、号泣。残酷、悲惨、哀れ。最近の韓国映画の作品とは違いちょっと古い韓国の映画は 重厚な悲しさが潮のようにうねり流れていてそれがいわゆる『恨』と言われるものかもしれないけれど見ていて息苦しくなってきます。見た後もしばらくは やるせなさに沈み込んでしまうほど。でも韓国のこと、しっかり知りたいから来週は『下流人生』を見に行くつもりです。
2005年05月22日
コメント(2)
またまたすっかりご無沙汰してしまいました。敷居の高くなってしまった楽天を エンヤコ~ラ、ドッコイショってよじ登り久々に日記更新しています。なんでこうもご無沙汰しちゃったかって言うと仕事が忙しかった、ってことも確かにあるけれどこの季節、外の緑を見ると何だかウキウキしてしまい時間のある休みの日は もっぱら野山で外遊びをしていたのでありました。でもそんな理由でずっと楽天をおさぼりしせっかくご縁ができて赤い糸で繋がったかけがえのないお友達のお宅からも足が遠のいてしまうのはチッチッチ。人差し指を振ってるもう一人の私が言ってます。「なんで両立できないんです?お仕事してても外で遊んでても 毎日楽天してる方は沢山いらっしゃるんですぞ。」だってだって・・・まとまった時間とれないんだもん。「温泉に行くわけじゃなし、まとまった時間なんてなくてもいいでしょう。」そうか、そうですよね。いつもこのページに向かうときはコーヒーカップを片手にゆ~~~っくり寛ぐのが常であったけれどちょっとご挨拶だけ、でもいいんですよね。温泉にどっぷり浸かる時間はなくても烏の行水なら頻繁にできるはず。5分の行水でも やるとやらないじゃ気分は大違いですから。という訳で、方針転換。今度からは、短くても しばしば。短いバタバタバタの烏の行水日記をしたためることにします。でも、烏の行水じゃかわいくないんで「カナリアの水浴び日記」と命名したいと思います。ブハッ。かわいすぎ?長湯好き、根性なしの私。・・・ま、これもいつまで続くかが問題なんですけど。
2005年05月21日
コメント(4)
全445件 (445件中 1-50件目)