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憂さをはらすためここ2ヶ月ばかり週に2~3本ワインを開けていたところ先週から右季肋部に肝臓が張ったような鈍痛が出現。昨日の採血で肝機能異常を認めたため最低1ヶ月は禁酒してウルソを内服することにしました。自己節制出来ない時点ですでに「情けない」と言えるかと。追伸:最近開けていた2005ブル ジェネリックの印象ですが赤・白とも思っていたより 酸が強いですね。
July 19, 2007
ここ数ヶ月、公私共に芳しくなくなかなかブログ更新の意欲が湧きません。が、この週末は フィリップ・シャヴィー ブルゴーニュ・ブラン 05 パスカル・コタ サンセール・ラ・ゴラン・コート 04 イタリアの泡物 NV (生産者よくわからず)を開けました。冷静に考えて飲みすぎたと思います。当然のことながら憂さを晴らすためのお酒はあまり美味くありませんね(苦笑)。
July 2, 2007

ロイマさんの素晴らしいお誘いを受け昨夜名古屋にいそいそと遠征してきました。京都以外のワイン会に出席したのは今回で2度目になります。(前回はブルドックさん主催のもので、ル・シュヴァリエ@名古屋で開催されたものでした)今の職場で閑職に回され、気分もふさぎ勝ちなことが多い今日この頃ですが、そうした私を気遣ってくださったのか、先日、日出鮓にご一緒して下さった時にロイマさんから「今度、ジャイエ飲みませんか?」とお声がかかり、間髪入れず、脊髄反射で「行きます!」と返事していました。場所はミッドランドスクエア@名古屋名古屋の経済活力(主にトヨタらしいですね)を実感させられる偉容を誇っており、まさに摩天楼というに相応しい高層建築物です。で、そこの42Fの「エノテカ・ピンキオーリ名古屋」さんにお邪魔しました。ロイマさん、道草さん、酔狂さんと私の4人で以下のワインを開けました。1.イタリアの泡物(すみません、失念しました)2.コント・ラフォン ムルソー・ペリエール 20023.アンリ・ジャイエ ヴォーヌ・ロマネ・ボーモン 19914.アンリ・ジャイエ ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントー 1991これが、ジャイエか・・・上手く感動を言葉に出来ません。美味しいとしか表現できない自分のセンスのなさを呪いたい(苦笑)。それにラフォンのペリエール02まで♪この至福の機会を提供して下さったロイマさんを始め、同席して下さった道草さん、酔狂さんに感謝して止みません。本当にありがとうございました。お土産にジャイエのボトルを2本頂きました♪これまで、ラベルやボトルなど持ち帰ったことが一度もありませんでしたが、ジャイエは特別ですね。自分がミーハーなのをようやく自覚しました。
June 25, 2007
ワイン価格の高騰、それと相変わらずの保管場所不足のため、最近はワインを購入する機会がめっきり減っています(or 自制しています)。かわりにreissueもののDVDを購入しては時間のあるときに鑑賞。そのうちだんだんと新しいワイン・セラーを追加購入するより、大画面のプラズマ(or 液晶テレビ)が欲しくなってきました。いかん、いかん。結局、物欲があることに替わりはなし。肝臓には少しは良いかもしれません。もっとも2005年のブルも少しは購入しています。ジャン・マルク・ミヨ ブルゴーニュ・ルージュアニェス・エ・セバスチャン・パケ オーセイ・デュレス・ルージュA&P ド・ヴィレーヌ ブルゴーニュ・コート・シャロネーズ・ブラン・レ・クルフィリップ・シャヴィー ブルゴーニュ・ブランポール・ガロデ ブルゴーニュ・ブランミッシェル・ニーロン シャサーニュ・モンラッシェほとんどジェネリックですが(笑)このなかでパケ、ガロデ、シャヴィーを開けてみました。ガロデはまだ酸が強く飲むには少しつらいものがありましたが、ポテンシャルは高そう。ただ、再購入には至らず。パケは複雑さはありませんが、素直に美味しい。堀さんが言うようにアンリ・ジャイエを彷彿させるかどうかは、飲んだことがないのでわかりませんが、まぁ美味です。最初に半ケース買いましたが、4Kを超えるなら追加購入を躊躇しそうです。シャヴィーは少し冷やし目が美味。2K前半とコスパも高いので、迷わずT酒店さんで半ケース追加購入しました。これでしばらくはワインの購入を休止する予定です(あくまでも予定なのが悲しい)。
June 20, 2007
「医療崩壊」の現状についてはようやく巷でも知れ渡るようになりつつありますが、その元凶である「国による総医療費の抑制方針」は今後も変わらないことがどうやら既定方針で決まっているようです。この流れを唯一、変えることができるのは選挙による洗礼で国の政策を根本的に変更することだけではないかと思うのですが、自民党だけでなく、民主党の主張もパッとしない現状では、いったいどの政党に投票すればよいのか・・・とても長文ですが「医療崩壊」について医療関係者以外の人にもわかりやすく説明された論説をたまたま見つけましたので、以下にコピペします。宜しければ最後まで御一読下さい。日本の医療の現実が、余すことなく述べられています。山口赤十字病院の内科医師 村上嘉一氏によるもので、昨年の8月に投稿されていますが、今でも全く色あせない力作です。オピニオン: 医療全体が崩壊の危機http://www.docportal.jp/modules/xfsection/article.php?articleid=7
June 18, 2007
中国製「トーマス」に鉛=日本でも販売、自主回収へ-米6月15日11時0分配信 時事通信 【ワシントン14日時事】米消費者製品安全委員会(CPSC)は14日までに、幼児向けおもちゃ「きかんしゃトーマス」に使われていた塗料に有害物質の鉛が混入していたとして、米メーカー「RC2コーポレーション」(イリノイ州)が150万個の自主回収に乗り出したと発表した。対象製品は中国で製造された。 「きかんしゃトーマス」は日本でも人気の高いおもちゃ。自主回収対象の22品目のうち、「ジェームス」など11品目が日本に輸入販売されており、販売元のソニー・クリエイティブプロダクツ(東京)が無償交換に応じる。いずれも2005年4月以降に発売された商品。同社は「これ以外の『トーマス』シリーズに問題はない」(マーケティング部)としている。 う~ん、ラーニング・カーブ社の機関車トーマスシリーズはぽ○たさんが大好きなので、うちにも山のようにあります。件のジェームスもある・・・もともと「made in China」であることは購入時点で気付いており、あきらめて購入したもののしょっちゅう口に入れたり、ベロベロなめたりして次第に塗料もはげてきて・・・「止めるように」注意していましたが、あまり効果なくあの塗料、大丈夫かなぁと感じておりました。ぽ○たさんが、ときどき寄声を発するのはそのせいだったらいやですねぇ。まずは違うと思いますが(苦笑)。
June 15, 2007
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訳あって急にこの年(ぽ○たさんの誕生年)のワインを開けてみたくなり、先週から下記のワインをたて続けに2本開けました。ヴィリ・シェーファー グラヒャー・ドームプロブスト・シュペトレーゼ 2003猛暑だった2003年はボルドー・ブルゴーニュともに酸が乏しいとされていますが、この年のモーゼルはどうだったのでしょうか?少なくともこの生産者においてはあまり関係なかったのではないかと思えるくらい、上品な酸を感じられるワインでした。あと数本残っているので、今年の夏に楽しむ予定。ちなみに樽番号は9番。(なんちゃってリンク先の樽番号は不明です。)
May 30, 2007
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ちびぽ○たが生まれてからというものカミサンがぽ○た、ちびぽ○たを連れて実家に帰ってしまったため夜になるとすることがありません。それでamazonで新作の007 DVDを購入しました。007カジノ・ロワイヤル デラックス・コレクターズ・エディション007シリーズでここまで面白かったのは「リビング・デイ・ライツ」以来かも。これまではボンドというとティモシー・ダルトンが一番のお気に入りでしたが、これからはダニエル・クレイグにはまりそうです。
May 26, 2007
ちびぽ○たさんが生まれたのを契機に96年のソゼとルフレーヴのフォラティーエルを開けました。巷で96のブル白についてはpremature oxidationにより劣化しているものが多いと噂(or確実視?)されているため、劣化していたら恥ずかしいのでお店にも持ち込みにくく、かと言って特別な理由がなければ普段飲みには開けにくいという貧乏性のため、これまで開けられなかったワインです。今回は堂々と自宅で開けられる理由ができました。ちびぽ○たさん、様様です(笑)。私なりの結論)・確かにpremature oxidation?と思わせるニュアンスは感じられましたが、 まあまあ美味しく飲めました。・もっとも私が古酒が好きだからかもしれませんが。・酸はまだまだ強い。・ルフレーヴの方がソゼよりも酸化の度合いが強い。・たしかに両方ともこれ以上置いておいても美味しくなるとは思えません。・今開けてよかったです。
May 19, 2007
昨年の5月以来ほぼ1年ぶりの更新です(苦笑)。仕事が忙しくなったこと、夏に病で手術したこと、その他いろいろと事情が重なり、更新する熱意が失せブログをサボっていました。もっとも、ワインはきっちりとペースを守って開けていました(苦笑)。先日、次男が生まれたこともあり(ちびぽ○た)、不定期ながらブログを再開することにしました。
May 19, 2007
先週の土曜日は結婚記念日(の二日前)。職場の待機当番からもはずれていたので、カミサンがかねて希望していた御池通りの伊料理店(今年4月に開店したらしい)にぽ○たさんも連れて3人でいそいそと出かけました。ワインは抜栓料を支払い(3000円)、以下を持ち込みました。ドンペリ・エノテーク 1985 評価:☆☆☆(満点は三ツ星)最近はデイリークラスのワインを開ける機会が多かったのですが、今回は気合を入れてこのワインを選びました。結果は、全く文句の付けようのない、素晴らしいワイン。泡は少し弱めでしたが、熟成した最高のブル白を飲んだような感じ(もっともモンラッシェを飲んだことはないのですが・・・)。普段あまりワインを飲まないカミサンでさえ、数杯おかわりしていました(その後当然のように二日酔いに)。2年前に某ショップで最後の1本を購入していたおかげで、記念日に至福のひと時を過ごすことができました。ちなみに同伴したぽ○たさんは、デザートを食べて至福のひと時を過ごしたようです。お店を後にしてからは御池通りをしばらく三人でルンルンとお散歩♪まさに絵に書いたようなハッピーな一夜・・・のはずがこの後、ぽ○たさんに一大悲劇が(泣)
May 29, 2006
最近は自宅でPCに向かうことなくぽ○たさんと一緒に寝入ってしまうことが多いです。最近、彼と遊ぶ時間がめっきり減ってしまいましたが、気が付かないうちに随分と大きくなった気がします。わがまま度合いもそれに比例して大きくなっているような・・・ルフレーヴ ブルゴーニュ・ブラン 2003 評価:☆ (満点は☆三つ)ぽ○たさんの生まれ年のワインということで、デイリー用に昨年しこたま買い込んだワインです。しかしながら2003年のブル白のボトム・レベルはどれを飲んでも同じような気が最近してきています。このルフレーヴでさえも残念ながら例外ではないようです。あと8本残っているので、時々開けて経年変化を楽しんでみようと思います。
May 21, 2006
久しぶりの更新になります。ここのところ、帰宅後は入浴、夕食後にはバタン・キューの生活が続いていました。連休も後半に入ってからようやく休みがとれたので、カミサンの実家に泊まりつつ昨日は海遊館に遊びに行ってきました。これまで動物園へは三度ほど連れて行っていましたがぽ○たさんを水族館へ連れて行くのはこれが初めてだったでとても興奮してくれ、親としては連れて行った甲斐がありました。もっとも館内でずっと抱っこしていたせいか左膝の古傷が再燃してしまい、昨夜から湿布を貼ったままほとんどベッドで寝たきり状態です(苦笑)。さて、ワイン関連については仕事が忙しくなったこともあり4月に入ってからはほとんど購入しておりませんでしたが、(ジャッキー・トルッショーのワインだけ6本ばかり購入)飲む方は(仕事のストレスからくる?)口内炎、舌炎をおしてそこそこ飲んでいました。ジャン・タルディ クロ・ド・ヴージョ・グラン・モーペルチュイ 1992 ☆☆ これは私の誕生日に開けたワインですが、口内炎、舌炎の絶頂期とぶつかったため、実はあまり美味しいとは感じませんでした(苦笑)。香りは・・・もう絶品でした。デュジャック ブルゴーニュ・ブラン 2003 ☆☆ 2003年のブル白は総じてキンキンに冷やした方が美味しく感じられますし、抜栓当日よりも翌日や翌々日の方が美味しいですね。わかりやすいので家人には好評です。もっとも、さすがにブル白以上のモノを購入する気にはナカナカなれませんが。プス・ドール ポマール・レ・ジャロリエール 1993 ☆ 最近、常連になりつつある近所のフレンチに持ち込んだワインです。あまり経験が多いわけではありませんが、93のブル赤でこれまでに美味しいと感じられたのはクロ・ド・タールだけです。このワインも少し酸が立っているような印象でした。
May 7, 2006
今週の初め縁のある方の奥方様の訃報を耳にしました。職場を替わったばかりで急に休むこともできず、結局、弔問に訪れることすらかなわず、せめてもと、献花だけはさせていただきました。彼には大変申し訳ない思いで一杯です。そして人生の持つ意味についてこの一週間、思索しておりました。私自身も14年前大学を卒業した年(24歳)に1歳年下の弟を事故で失っており、また、その死に目にも会えなかった負い目もあって、今でもその当時のことが頭から離れることがないのですが、結局長い間の苦悩を経て私が得た結論は、現世に残っている者が日々を精一杯生き、人生を楽しく謳歌することこそあの世に旅立った者の供養にもなるのではないかということでした。己の人生の長さは誰にも知りようがないもの。であれば、限りある人生を精一杯楽しく生きて、悔いのない一生を送るしかない。家族を失ったつらさ、心の痛みはいつまでも決して無くなるものではありませんが、彼が心の痛手から立ち上がってくれる日ができるだけ早く来ることを願って止みません。
April 15, 2006
4月1日に転職して以来、往復の通勤時間が大幅に延びたことに加えて勤務時間が大幅に増えたこともあり、毎晩、家族が寝静まった後に帰宅して入浴後に一人で食事をとり、そのままバタン、キューの生活が続いています。カミサンにはすっかり母子家庭だ、との小言も言われたり・・・日曜日になってようやくまともな時間と思える昼の3時に帰宅できました。我が家のすぐそばには立派な桜並木があり、そのせいかこの季節は渋滞がひどいのですが、おかげで今日はぽ○たさんと二人でまったり桜見物ができました。久しぶりにぽ○たさんとお散歩してみて彼の成長ぶりに驚くと同時に、やはり少しでも子供と遊ぶ時間を作ることの大切さを痛感しました。
April 9, 2006
明日から三日間、東京へ出張する件で少しばたばたしています。今度の土曜日までに今の職場の私物をまとめないといけないため、出来れば今日中に可能な限り荷物を運び出したかったのですが先程から猛烈な土砂降り・・・。金曜日の夜出張から戻ってきてから頑張るしかない状況に追い込まれています(泣)。あ~ぁ。
March 28, 2006
カナダ・カルガリーで行われたフィギュアスケートの世界選手権。中野由加里選手は残念ながら5位に終わってしまいましたが、初出場でこの成績はむしろ立派だと思いますし、現時点では冷静に考えてみると、実力相応の結果なのかなぁと感じました。4年後のヴァンクーバーに向けてこのまま頑張って欲しいですね。この日曜日は、3月末で今の職場を退職することもあり、自宅で家族が盛大に慰労会を行ってくれました。4月からはかなり忙しくなりそうで、これからは週末と言えども、そうそうワインを開けられないかもしれません。それで、今回はロゼ・シャンパンを開けて華やかに行こうということに。アルフレッド・グラシアン キュヴェ・パラディ・ロゼ・ブリュット NV 評価:☆☆(満点は☆三つ) インポーターはヴィントナーズ。もともと昨年のクリスマスに開ける予定だったのが、何故かここまでずれ込んでしまいました。繊細な味わいにとても好感が持てました。ネゴシアン・マニピュランも悪くないな・・・と感じさせる1本でした。ボトルのデザインもどことなく柔和な印象で好みです。(新しいデジカメの操作がよくわからず、あいにく写真はピンボケです)
March 27, 2006
今夜は私と同じくこの3月末で職場を離れる同僚と一緒に北山の日出鮨さんにお邪魔しました。先月にお邪魔した時はマルキ・ダンジェルヴィーユ ヴォルネイ 1er 73を頂いて、そのあまりの美味しさに感激したのですが、今晩頂いたジャッキー・トルショー シャンボール・ミュジニー 1er レ・サンティエ 1999も、それに負けず劣らず(でも、ちょっと負けるかな?)素晴らしいワインでした(インポーターは千商)。評価は☆☆☆(満点は三つ☆)。けっして濃いワインではないのですが、まるで旨味成分の塊のようなワイン。99にしては意外な程の熟成感があり、90年台前半のように感じられました。Qさんがお薦めされる理由が少しはわかったような気がしました。
March 23, 2006
先のトリノ五輪には惜しくも出場できなかった中野友加里選手。カルガリーで行われている世界選手権の予選ではまずまずの演技が出来たようです。<中野、予選B組で2位 世界フィギュア第3日>悔しさをバネに、4年後を目指してこのまま頑張って欲しいですね。中野由加里選手に興味を持たれた方はこちらの勇姿もどうぞ
March 23, 2006
福島県の産婦人科逮捕の一件については、(不遜にも)このまま放っておいては日本の医療はガタガタになると思い、これまで勝手連的にこのブログに書き込んでいましたが、その後、国会の場で自民(西島英利)・民主(櫻井充、仙谷由人)の3議員による質疑が行われたり、3月末発売のアエラでは特集が組まれるとの噂もあり、と世情も少しずつ良い方向に向かっいるような感じもして、まぁ、これ以上自分が行動することもないかなと思い始めており、ちょっと、のんびりモードに入っています。 一方で、ワインはしっかり飲んでいます。最近はアップしていないものもしばしば(汗)。今週の日曜日にステーキに合わせて以下のワインを開けています。 ジャメ コート・ロティ 1999 評価:☆1つ半(満点は☆☆☆) インポーターはサントリー。すでに飲み頃に入っていると思います。ローヌワインを久しぶり(2年振り?)に飲みましたが、しつこくない甘みとハーブ系の香りは結構、癖になるかもしれません。ステーキとの相性はバッチリでした。しかし、さすがに和食には合いそうにないですね。今回は、ふだん辛口批評のカミサンにもそこそこ好評でした。
March 22, 2006
最近、ぽ○たさんの現況についてすっかりご無沙汰していますが、保育園ではしょっちゅう顔を引っ掻かれてくるし(顔に絆創膏のない日の方が珍しい)風邪や胃腸炎で突発的に保育園は休むしと、大きな変化はないと思っていたところ、いつの間にか自分のことを「ボクねぇ、・・・」と話すようになっていることに昨夜の夕食時に気付きました。考えてみれば、もうじき2歳と5ヶ月になります。
March 16, 2006
ここ2週間程はK医師のことを中心に書いていましたが、ワインを飲んでいなかった訳ではありません。10日程前に開けたワインです。方々のショップに預けているワインを引き取るために、最近セラーの整理をしており、その関係上、今回は若いワインを開けることになりました。ベルナール・モレ シャサーニュ・モンラッシェVV 2002 評価:☆(満点は☆3つ) インポーターはAMZ。白で有名なベルナール・モレですが、今回は赤を開けました。素性の良さが伝わるものの、若いワインの苦手な私にはまだまだ固く感じられました。3日間に分けて楽しみましたが、最後まで固い印象が残りました。数年後に再会したいワインです。
March 15, 2006
地元のニュースによると本日、検察の拘留延長の訴えが却下されて、K医師が無事保釈された様です。(保釈金は600万円だそうです。)これでようやく自分のお子さんに初めて会うことができます。今後は、厳しい法廷闘争が待っていると思いますが、何はともあれ、今夜はゆっくりと家族水入らずで過ごして下さい。
March 14, 2006
この週末は知人の結婚式に参列するため、仙台に出かけておりましたが、バタバタしていて世情に疎い間の3月10日(金)件の産婦人科医は、福島地検により起訴されてしまいました。今回の逮捕・起訴について冷静に振り返ってみると医学的知識に乏しく、まして、医師の過酷な勤務状況をほとんど知らない一般の人(自ら、知識人と称するマスコミ人を含む)と現場の医師との間には「絶望的なまでの決して近づくことのない距離」が感じられました。端的に言うと、「ヒトが死んでいるのだから、医師が逮捕されて何故悪い!」という立場と、「真摯に治療を行ったにも関わらず、不幸にして患者が死んだ場合にも逮捕・起訴されて、殺人者として社会的に抹殺されるのであれば、もう医療行為はできない」という立場の違いでしょうか。 医療行為に伴って不幸な結果を招いた場合に必要とされることは、1)医学的知識に乏しい司法関係者がいたずらにその責任を医師に帰して制裁を加えることで、社会的復讐心および被害者の私怨を満足させることではなく、その原因を円滑に明らかにし、再発を防ぐためにも2)高度な医学知識を有する公正な第三者機関による過失があったがどうかについての客観的な検証およびその検証結果の公開こそが必要であり、また、過失の有無に関係なく被害者へ補償する3)無過失補償制度の早急な設立だと思います。 残念ながら、現在の医療保険制度では医療者側に過失がないと保険会社から保険がおりない仕組みになっており、医療被害者の救済には役にたたないケースが多いそうです。 もともと、このブログは子育てやワインについて気軽に書き綴るために始めたものですので、検察によって起訴されてしまった以上、あとはカンパ等で個人的に件の医師を支えて行ければと考えています。 最後に、起訴に後に出された抗議文ではもっともまとも気がする「茨城県産婦人科医会」による抗議文を掲載して、今後は、また普通のブログに戻る予定です。 抗 議 文平成18年3月10日茨城県産婦人科医会 会長 石渡 勇 日本産科婦人科学会茨城地方部会 会長 吉川裕之 茨城県医師会 会長 原中勝征 先ずは、ご逝去された患者様とご家族ご親族の皆様に対し哀悼の意をささげたいと思います。 さて、平成18年2月18日、福島県立大野病院産婦人科医師、加藤克彦氏(以下、医師)が業務上過失致死および医師法違反の被疑により逮捕、富岡警察署に勾留、3月10日福島地裁に起訴された件に関し、茨城県産婦人科医会(以下、医会)、日本産科婦人科学会茨城地方部会(以下、学会)、茨城県医師会(以下、医師会)は、誤った医学的判断および医師法解釈による不当な行為と考え、遺憾の意を表明すると共に抗議するものであります。1. 医療上の過失の有無に関する意見 国内外の論文をみても、前置胎盤症例は全分娩の0.5%に見られ、多くは帝王切開となる。この場合留意すべきものは癒着胎盤である。癒着胎盤を伴う前置胎盤の頻度は0.1%未満である。また、子宮全摘出が必要な癒着胎盤は全分娩の0.01%と考えられる。一般にこの頻度は経産回数、高年齢、帝王切開術等手術既往と相関するとされる。癒着胎盤症例でMRI検査によって事前に診断されるのは2.5%との報告もある。 報告書(県立大野病院医療事故調査委員会;平成17年3月22日)をみると、本症例においては、前回帝王切開がなされているが、その創部と胎盤付着部位は離れており、前置胎盤症例の中で特別な危険因子が存在していたわけではない。また、超音波検査やMRIを用いて癒着胎盤を診断する試みは論文に出始めているものの、日常診療の中で標準的な取り扱いになる程、診断の信頼性は高くない。すなわち、これらの機器を用いた癒着胎盤の診断は医療水準となっていないと判断する。また、医師は超音波検査で前置胎盤と診断し、妊娠36週6日に、麻酔医、外科医、看護師4-5名のスタッフを確保し、輸血用血液を5単位用意するなど慎重な準備の下に手術を開始している。特に、本症例は胎盤剥離が極めて困難であったが、摘出された子宮・胎盤の病理組織診断では癒着胎盤 (placenta accrete)であり、胎盤の剥離ができない嵌入胎盤(placenta increta)や穿通胎盤(placenta percreta)ではなかった。本症例は出血量速度とも極めて予想外のことであり、手技の問題ではなく、極めて特異的疾患によるもので避けがたいことと判断する。また、今回のように子宮を摘出せねばならないほど大出血になることは極めて稀であり、子宮の温存を強く希望する患者に対して、胎児娩出後、胎盤剥離を試みず直ちに子宮全摘を行うことを患者に説明することは困難である。胎盤剥離を試みて剥離困難かつ多量の出血があった場合、子宮全摘出を行うのが一般的である。 本症例は、子宮全摘出となる程の癒着した前置胎盤を予知することは困難であり、ここに過失は存在しないと判断する。2. 患者・家族への説明義務違反について 報告書には、手術中に大量出血が見られた時点、子宮摘出を判断した時点において家族に対する説明がなされていない、と記載されているが、救急救命に全力が傾注されている最中に説明をすることは不可能であり、本件において説明義務違反は存在しない。3. 警察への届出について 医師法21条(医師は、死体又は妊娠4ヶ月以上の死産児を検案して異状があると認めたときは、24時間以内に所轄警察署に届け出なければならない)と規定されている。「異状死」の概念や定義には曖昧な点が多い。日本法医学会は「診療行為に関連した予期しない死亡、およびその疑いがあるもの」を「異状死」に含めるとした。一方、外科関連学会協議会は、診療行為の本質を考慮し、説明が十分になされた上で同意を得て行われた診療行為の結果として、予期された合併症に伴って患者の死亡・傷害が生じた場合については、診療中の傷病の一つの臨床経過であって、重大かつ明らかな医療過誤によって患者の死亡・傷害が生じた場合と同様に論じるべきではないとし、「何らかの重大な医療過誤の存在が強く疑われ、また何らかの医療過誤の存在が明らかであり、それらが患者の死亡の原因になった場合、所轄警察に届出を要する」としている。本件は、結果的には医学的に合併症として合理的に説明できる死亡であり、異状死とは認めがたい。また、子宮全摘出となる程の癒着した前置胎盤を予知することは困難であり、過失は存在しない。また、説明義務違反の存在もなく、重大な医療過誤が存在するとは言いがたい。4. 地域の医療事情 県立大野病院は過疎地域にある中核的な総合病院であり、産婦人科医一人でも分娩・手術を実施しなければならないという事情があった。しかも、大出血をおこし子宮全摘出となる程の癒着した前置胎盤を事前に予知することが困難な症例を、施設の整った他病院へ紹介転送することは一般的ではない。5. 社会的な影響 警察当局の予期せぬ介入、医師の不当逮捕があれば、医療側は過剰診療・防衛医療、消極的医療(リスクが高い医療を拒否)にならざるを得ず、産科医療からの撤退、産科医の減少、分娩機関の減少に拍車をかけ、周産期医療は崩壊し、国民は分娩する場所を失い、国是とする少子化対策に暗い影を落すものである。事実、地元の福島民友新聞には“医師派遣をおこなっている福島県立医大は、医師逮捕の事態を受けて、「患者の命を守るためには1人態勢を改善すべき」として、県立大野病院と同様、産婦人科医が一人しかいない会津総合、三春の2県立病院への産婦人科医派遣を取り止める方針を固めた”と記述されている。この動きは全国に波及するものと思われる。行政には、患者にとっては安全・安心な医療が受けられるよう、また医師にとっても安全・安心な医療が提供できるよう、複数の医師を確保するなど、速やかな善処をお願いしたい。 医会・学会、医師会は、ここに加藤医師の逮捕、起訴に対し強く抗議するとともに、加藤医師への全面的な支援を表明する。また、診療行為に関連した患者死亡の警察への届出、事故の真相解明、再発防止について協議する中立的専門機関を早急に創設されることを切に望む。
March 13, 2006
『産科医逮捕に困惑』(著作権:朝日新聞2006/03/08)帝王切開手術のミスで,福島県の県立病院に勤める産婦人科医が業務上過失致死と医師法違反の疑いで逮捕された事件の波紋が広がっている.県警は『逮捕は病院関係者と遮断するため』としているが,医療関係者らは『逮捕する必要があったのか』と疑問の声を上げ,産科医療の担い手不足に拍車がかかると心配する.国が明確な基準を示していない『異 状死』の届け出義務違反に問われたことも医療現場を困惑させている.(斎藤智子,八木拓郎,田中美穂)『福島県立病院・帝王切開ミス死』事故の概要 県立大野病院で04年12月17日,帝王切開手術を受けた女性(当時29)が約4時間半後に手術室で死亡した. 05年1月,外部の産婦人科医3人による医療事故調査委員会が発足.同年3月に公表された報告書は,死因を『癒着胎盤の剥離による出血性ショック』と認定し,事故の要因 として,1.癒着胎盤の無理な剥離2.対応する医師の不足3.輸血対応の遅れを指摘した,(福島県立大野病院の写真)(謝罪する福島県病院局の幹部の写真)手術の経緯(県立大野病院医療事故調査委員会の報告書から)04年11月23日 切迫早産などで入院12月3日 超音波検査などで子宮後壁に付着した部分前置胎盤と診断14日 女性と夫に輸血と子宮摘出の可能性を説明,女性は子宮温存を希望17日 加藤医師に外科医,麻酔科専門医,看護師4人(のち5人)が手術を担当.輸血用の濃厚赤血球5単位(1単位は血液200ミリリットル中の赤血球に相当)を準備14時26分 手術開始37分 胎児を取り出す.手で胎盤をはがし始めるが子宮下部は剥離が困難なためクーパー(手術用ハサミ)を使用.50分 胎盤をはがす.総出血量約5千ミリリットル.濃厚赤血球5単位輸血.15時15分 いわき市の血液センターに濃厚赤血球10単位発注15時35分 全身麻酔に移行16時05分 濃厚赤血球10単位を追加発注30分 1回目発注の濃厚赤血球が到着,輸血総出血量1万2千ミリリットル子宮摘出手術開始17時30分頃 2回目発注の濃厚赤血球が到着,輸血その後,子宮摘出18時00分頃 心室細動,蘇生開始19時01分 死亡確認聴取1年『なぜ今…』『1人でがんばっている医師の逮捕は非常な衝撃だ』.県立大野病院の産婦人科医,加藤克彦容疑者(38)が先月逮捕されて以来,県や県警には全国から抗議のメールや電話が 殺到している. 事故調査委員会の報告書が公表されたのは05年3月.県は医療ミスを認めて遺族に謝罪し,加藤医師を減給1カ月の処分にした.その後も,遺族との和解に向けて交渉を続けてきた県は『なぜ今になって逮捕なのか』といぶかる.最初の聴取から約1年.加藤医師も『良心に恥じる行為は何らしていない』と弁護士に話している. 報告書は,十分な輸血用血液の到着を待たずに癒着胎盤を無理にはがそうとしたとして『はがすのをやめ,子宮摘出に進むべきだった』と指摘した.癒着胎盤とは,通常なら出 産後に自然にはがれる胎盤が子宮にくっついてはがれない状態だ. 死亡した女性は出産前に,胎児が出る子宮の出口を胎盤が覆う『前置胎盤』と診断されていた. 癒着胎盤を出産前に確実に診断することは難しい.ただ,前置胎盤の場合,癒着胎盤の可能性が高くなる. 加藤医師は癒着していた場合に備え,子宮摘出の可能性を事前に女性や家族に説明していた. 一方,遺族はいまも県や病院側の謝罪を受け入れていない. 県警は,1.大量出血の危険があるのに高度な医療が可能な病院に転送するなどしなかった2.癒着胎盤を手術用ハサミで無理にはがした-などを業務上過失致死容疑の根拠に挙げた.ある捜査幹部は,逮捕まで踏み込んだことについて『加藤医師を関係者から離し,話を聴く必要があった』と説明する. 逮捕後,東京と地元の弁護士8人の弁護団が結成された.弁護士の一人は『刑事罰を科さねばならない過失があるとは思えない.事実関係を徹底究明したい』としている.『異状死の定義 国の基準不在』事件が医療関係者から注目されるのは,産科の担い手不足の問題だけが理由ではない.24時間以内に『異状死』を警察に届けなかったとして,加藤容疑者が医師法21条(異状 死の届け出義務)違反でも逮捕されたからだ.『医療過誤があったとは考えなかった』大野病院の作山洋三院長は,2月20日の県立病院長らによる緊急会議で,警察に届けなかった理由を説明した.日本外科学会や国立病院の指針を参考に作られた同病院のマニュ アルでは,『医療過誤または過誤が疑われるケースに院長が警察署に届け出る』(事務長)と定めているからだ.だが,この規定は『あらゆる診療行為中,または比較的直後における予期しない死亡』が異状死に含まれるとした日本法医学会の指針とは食い違っている.99年に都立広尾病院で起きた薬剤取り違え事故では,24時間以内に届け出なかったとして当時の院長が医師法違反に問われ,04年に最高裁で有罪が確定している.複数の指針が存在するのは,異状死の定義を具体的に定めた国の基準がないためだ.法律の解釈はそれぞれの医師に委ねられているのが実情だ.3日,東京都医師会と都病院協会の代表が厚労省で会見し,『医師法21条の解釈を含めた法律の整備を早急にしなければ,医師の不安は増大し,結果として萎縮診療になり患者 さんの不利益にもなる』と声明を出した.『訴訟・激務,医師離れ拍車』『お産は無事が当たり前のように思われているが,常に危険は伴う』.ある産婦人科医は話す.厚生労働省人口動態調査によると,妊産婦の死者数は,95年に85人だったが04年は49人で,減少傾向にある.ただ,出産の時の原因不明の出血などもあり,死者はなかな かゼロにはならない. 厚労省研究班が04年に約2500人の産婦人科医を対象に意識調査をしたところ,4人に1人が『産科をやめたい』と答えた.主な理由は『診療業務の負担が大きい』と『医 療事故・医療訴訟が多い』.医師側からみると産科は敬遠される要素の多い診療科と言えそうだ. 厚労省の調査では,同じく確保が難しいとされる小児科医は少しずつ増えているが,産婦人科医と産科医の合計数はこの10年,下降線をたどっている.日本産婦人科学会の関 係者は『今回の逮捕で新人医師を含め,ますます産科離れが進むのではないか』と心配する. 福島県では,県立病院9院のうち4病院に産婦人科があるが,いずれも医師1人の体制だ.加藤医師も事故当時,1人で年に約200件のお産を扱っていた. 加藤医師の逮捕後,4院に産婦人科を派遣している県立医大は,大野病院を含む3病院への医師派遣を取りやめ,1院について2人体制に増員する方針を決めた. 県病院局は『産婦人科医を広く薄く配置するという方針のツケが,今回の事件とすれば,考えを改めざるを得ない』としている.
March 9, 2006
福島県立大野病院のK医師が逮捕され、いまだに不当拘留が続いている件については、これまでもこのブログに2回記載していますが、日本中の産婦人科のみならず、他の科も含めて多くの医師が非常に強い関心を寄せています。その理由として1.県立病院クラスでも担当医が一人しかいない様な医療過疎地が日本中には数えられない程、多く存在しているのが現状である。そうした環境で、ほとんど休むことなく働き続けている医者がおり、彼らの多くは精神的にも・肉体的にも疲弊していること。2.古今東西を問わず、絶対の安全性を保証できる医療行為というものが存在しないこと(真理です)。3.にも関わらず、医療僻地においてさえ、医療スタッフが充実しているほんの一握りの病院と同じレベルの医療水準を要求され、結果が悪ければいきなり殺人者として逮捕・拘留、そして起訴される可能性が生まれたこと。4.さらに、学会でも見解の分かれている異状死(病死か事件性のある死かどうか)について、警察が恣意的に判断し始めたこと。5.今回の事件を黙って放置することは、医療僻地からの医師の集団離脱を生じかねず、こうした地域における医療崩壊が一気に進む恐れが強いこと。6.さらにこうした事態は、都会においてでさえ、産婦人科を含めた外科領域からの医師の逃避行為が始まる可能性が高いこと。この様な危機的な現状を多くの医者が認識しているが故に、今回の福島県警・検察による強引な逮捕について多くの医者が声を上げるようになり、各地において抗議声明が出されるようになりました。神奈川県産婦人科医会(2006年3月6日)「福島県立大野病院加藤克彦医師不当逮捕への抗議声明」東京都医師会による厚生労働省内での記者会見(2006年3月4日)「県立病院医療ミス、医師逮捕のニュースに関して」の声明地元の福島県浜通りの3医師会が大野病院の医師逮捕で声明(2006年3月8日 いわき民報社)このニュースをより好意的に扱ったのが「医師逮捕で非難声明」(2006年3月9日 福島民友社(読売新聞系))また、日本全国の医師有志が集まって件の医師を支援するグループを立ち上げるに至りました。「加藤医師を支援するグループ」(2006年3月8日にHP立ち上げ)全国の医師が動き出すと言う異常事態を受けて、地元マスコミだけでなくとうとう全国紙レベルのマスコミも動き出しました。3月6日付けの朝日新聞の「時時刻々」(京阪神を除く)において今回の事件について、「医師個人に責任転嫁をするのではなく何が問題なのか」を論調する記事が掲載されました。(残念ながら朝日新聞のHPでは見れません)戦中の大本営発表よろしく警察発表をそのまま垂れ流す大手マスコミの「医療事故」を「医療ミス(医療過誤)」としてしか報道しない姿勢はほとんど変わっていませんが、それでも少しづつではありますが、変化の兆しが見えつつあります。
March 9, 2006
先日のブログで記載しました38歳の産婦人科医の不当逮捕の件について、先月の18日に逮捕・拘留されてからすでに17日目に入ります。本日、弁護団からの要請に基づき(決して検察からの自発的な開示ではありません!)地裁で拘留延長の理由開示が行われたようです。その理由とは1.証拠隠滅の恐れ2.逃亡の恐れだったそうです。要するに、検察の描いた「供述調書」に署名しないため期限ギリギリまで拘留・延長し続ける気でしょう。これまでこうした事件について腰の重かった学会等もようやく動き出しているようです。日本産婦人科学会・日本産婦人科医会の共同声明また、福島県産婦人科医会では長期に及ぶであろう裁判費用のための募金活動も始まっています。
March 6, 2006
ここ2週間ばかり私の心の中を大きく占めるものとして医療僻地である福島県立大野病院においてたった一人の常勤産婦人科医として来る日も来る日も休みなく働き続けた38歳の医師が「業務上過失致死」と「医師法違反」の容疑で2月18日(土)に臨月の彼の奥様の眼前で警察に逮捕、連行された事件があります。容疑は癒着胎盤を無理にはがして母体を出血死させ、かつ異常死としての警察への届出を怠ったというものでした。私は門外漢のため上手に説明できませんが、今回の福島県警・検察の勇み足が日本全国の医療過疎地で日々頑張ってこられた(産婦人科のみならず全ての)医師のやる気を萎縮させ、あるいは反感を買い、その結果、日本の僻地における医療過疎をさらに促進させる大きなきっかけになるのではと危惧しております。さらにはマスコミの方が今回のこと(医療事故にもかかわらず医療過誤として医師を現行犯逮捕したこと!このことが近い将来における日本の地域医療の崩壊につながること!)の重大性をあまり認識しておらず、しっかりと追跡、検証の記事を報道しない姿勢をとても残念に感じています。 マスコミの浅薄な報道(警察発表を鵜呑みしているだけです)をみると、「未熟な医師が無理な手術をして患者を死亡させた」とんでもない医療過誤(ミス)を連想させますが、マンパワーの小さいかつ輸血供給の不十分な日本全国のありふれた地域病院でまじめに働いていた誠実な医師が警察・検察の思い込みで強引に逮捕されたに過ぎません。「ある産婦人科のひとりごと」というブログにかなり詳細に記載されていますので、興味のある方は是非、ご覧になってください。その後、彼の奥様は無事ご出産されていますが、昨日、拘留の延長が決まった彼は、他人様の子供を沢山取り上げていながら、皮肉にもまだ自分の子供の顔すら見ることができません。彼が無事、不起訴になり釈放されることを祈って止みません。
March 2, 2006
ブルゴーニュの古酒でハズレを引いた後はその反動でしょうか、急にボルドーが飲みたくなってしまいます。それで、今週の月・火の二日間で以下のワインを開けました。バルド・オー 1999 評価:☆☆(満点は☆☆☆) エノテカのプリムールで購入。ダルマニャク程の華やかさはありませんが、香り・味わいともに十分満足できるレベルです。購入価格を考えると、1999のボルドーはホントにお買い得だと思います。昨年も1本開けていますが、今回のボトルの方が印象は格段に良かったですね。後3本残っており、いつ頃開けようか、期待はさらに高まっています。(写真は後で添付します) ところで、2003年のルソーのシャンベルタンは以前に購入した1本以外に、もう1本なんとか手に入らないものだろうかと考えていたところ、昨年に2002のシャンベルタンを購入したお店で、今年も運良く1本確保することができました。クロ・サン・ジャックとの抱き合わせでしたが、とても満足しています。かなり気の早い、親馬鹿話になりますが、これでぽ○たさんの結婚の時に開けるワインの概要が決まりました。・モンローズ 2003・ルソー シャンベルタン 2003・JJプリュム グラヒャー・ヒンメルライヒ・リースリング・アウスレーゼ GC 2003
March 1, 2006
昨夜はメゾン・ルロワのボンヌ・マール 1980を開けました。残念ながら、全体に痩せた印象で、評価は☆つかずでした(泣)。「今後は大枚をはたいてメゾン・ルロワの赤を買うことはない」という結論になりました。さて、先週の金曜日に配信された記事について。<少年法>改正案など閣議決定(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060224-00000031-mai-pol)記事によればポイントは1.少年院送致できる年齢の下限を撤廃する2.保護観察中に問題をおこせば少年院に送致できるということらしい。被害者やその遺族の人権擁護にはとんと無関心な一方、加害者のそれにはとても熱心な弁護士会とやらはさっそく反対を表明しているそうですが、昨今の少年犯罪の残虐性などを考えれば今回の改正は至極当然のように思います。先日神戸の事件の被害者の父親が出版された手記を読み返してましたが、同じく子供を持つ親としてこの日本のどこかで少年Aが大手を振って歩いているかと思うととてもやりきれない思いが残りました。犯罪を犯す人間に年齢差がないように、社会的な制裁を科すのにも年齢差をつける必要はない!
February 27, 2006
昨日は本業のプロジェクトで当直した後(当直室がないため自分のデスクのイスで仮眠!)、朝食抜きのまま9時から北陸の某県まで4時間QQ車で揺られました。久しぶりに長時間同乗したこともあり、重度の乗り物酔いに。帰りにJRの駅で家人へのお土産(白えび煎餅)を買い、19時前に職場へ戻りました。20時に帰宅するもまだ乗り物酔いが少し残っていたことと、昨日はまだ家人が不在だったこともあり、良いワインを開けるのは週末まで待つこととし、とりあえずの祝杯としてデイリークラスワインのワイン開けることにしました。ダニエル・バロー サン・ヴェラン・クレシュ 評価:☆なし インポーターはラシーヌ。酷暑だったvintageの影響か、ゴム臭が目立ち、苦味も結構あり。全体に野暮ったい印象がぬぐえません。もっとも購入価格が2500円でしたので、あまり文句は言えません(笑)。ただ、2003のダニエル・バローはトップ・レンジのものが2本残っているので、果たして購入してよかったのかどうか悩ましいところです。 翌日に冷蔵庫で冷やしておいた残り半分を飲んでみたところ、そこそこ飲みやすくなっていましたが、一つ☆まではい至らず。
February 24, 2006
件のトライアルで周囲が何かとバタバタしている中(もっとも私の同僚はものすごく多忙ですが、私はそれ程でもありません)本日夕刻、論文博士の学位審査がなんとか無事に終わりました。あとは教授会で問題がなければ、という心境です。本当は3年前に課程博士を取得していなければいけないのですが、結局取得できずに今までズルズルと来てしまいました。自宅で何か開けたいところですが、あいにく家族は朝から愛知県へお出かけ。昼過ぎにカミサンから来たメールに出ると中部国際空港まで飛行機を見に出かけているようです。それとプロジェクトの関係で今夜は飲めそうにもありません。明日は、北陸地方まで日帰り出張の予定なので、その後に何か飲もうと思います。
February 22, 2006
滋賀県での痛ましい事件。子供を持つ親としてこの二日間、やるせない思いが続いています。理由はどうであれ、子供に刃を向ける大人は人間失格だと思います。たとえ精神疾患があったとしてもヒトとして許せる所業ではないのでは。司法には極刑を望みたいものです。
February 19, 2006
ここのところ、出張や日曜出勤、月曜日のぽ○たさんの世話や積もり積もった仕事のこともあってなかなか更新できませんでした。というわけで、久しぶりの更新です。先週の10日、11日の金・土と横浜のみなとみらい近辺に出張してきました。一人で出張に行ったので、1)みなとみらいのような場所で食事するのも侘しい2)せっかく羽をのばすなら、しこたまワインを飲みたいと考え、電車を乗り継いでJR横浜線の中山にあるワインショップが営むワインバーを訪ねました。このお店を選んだのは、昨年の暮れにルソーの2003年のワインの件で一度トラブルがあり(「事務的なミスでした」という先方の言い訳を受け入れて、最終的にはシャンベルタンを購入しました)、どことなく後味の悪い思いが残っていたので、せっかくのこの機会にご主人の人柄を実際に自分の目で確かめてみたいと思ったからです。結論から言うと実際にご主人にお会いしてみて、少なくともワインに関しては嘘をつかない、信用に足る人物に思えました。会ってよかったと思いました。ワインはグラスで以下のものをいただきました。シモン・ビーズ サヴィニー・レ・ボーヌ・ブラン 2001P&V レシェノー ニュイ・サン・ジョルジュ 2002トロ・ボー ショレ・レ・ボーヌ 2003ブザンスノ ボーヌ 1er クロ・デュ・ロワ 1991シャペル サントネィ 1er 1959私的には全て美味しかったです。久々にワインを堪能しました。また、横浜への出張の機会があれば是非、お邪魔したいと思います。以下の写真は泊まったホテルの窓から携帯で撮った写真です。
February 14, 2006
プロジェクトのトライアルが実際に始まってからこの2週間の間バタバタしておりましたが、今日になりようやく少し落ち着きてきました。先月に風邪を引いて以来、ワインから遠ざかっていましたので、そろそろ恋しくなってきています。明日から横浜に1泊2日で出張に出かけるので向こうでワインを楽しめるかもしれません。
February 9, 2006
昨夜は自宅で夕食後に吉田神社の福豆を食べた後、豆まきをしました。と言っても、後の掃除が大変だと言う理由で500gの豆は袋に入ったまま。。。(それって痛くないですか?という私の意見は無視され)オニの面を被った私めがけてぽ○たさんが嬉々として投げつけていました。私の方も雰囲気を出そうと少し本気でオニのふりをしたところ結局ぽ○たさんが泣き出してしまい、無事、豆まきは終了(笑)。さて、せっかくの節分なので2月2日~3日の二日間で以下のワインを開けました。ミッシェル・ニーロン シャサーヌ・モンラッシェ 2001 評価:☆☆(満点は☆3つ) インポーターはオーデックス・ジャパン。初日はとても固く、あまり美味しく感じられなかったので、三分の2ほど残して一晩抜栓したままにし、翌日飲んだところ、見事に開いてくれました。村名でこんなに美味しいなんて、うれしい驚きです。
February 4, 2006
昨夜はちょうど仕事がタイミング良くケリがついたので、家族三人で吉田神社の節分際に出かけました。小1時間程到着時間が遅れたため肝心のオニを見れないかと心配しましたが、ぽ○たさんを抱っこしたまま(相変わらず甘えん坊です)吉田山を登りきったその心掛けか効いたのかなんとか吉田山のオニをぽ○たさんに見せてやることができました。ここ1ヶ月くらい家族一緒に出かけることがなかったので昨夜は良い思い出になりました。ただ、ぽ○たさんを抱っこし続けていたため写真を1枚も撮れなかったのが少し心残りです(笑)。
February 3, 2006
プロジェクトのトライアルがスタートして以来、多忙です。昨日、いつの間にかアクセスが10000を越えていました。ありがたいですね。ぽ○たさんとは月曜日に12日ぶりに一緒に寝ることができました。いつのまにか語彙が増えていて思わずびっくりすることが最近、多々あります。でもほとんどがこてこての関西弁です。親はあまり話さないので、保育士さんの影響でしょうね。
February 1, 2006
この週末は土曜の夜から月曜日の朝8時まで車で1時間半の所まで当直に出かけていました。本職の給料が良ければわざわざ週末をつぶして子供と一緒に過ごす時間を減らしてまで働く必要はないのですが。。。ただ、今度の4月の異動に伴ってこの当直バイトをやめることになりました。7年ほど続けていたこともあって少し寂しい気もします。
January 30, 2006
私が今のプロジェクトに着任して早3年、この間上司および同僚と一緒に悪戦苦闘しながら三歩前進しては一歩後退を繰り返していました。そして今日、幾多の紆余曲折を経て、とうとうプロジェクトの一大目標を実現することができました。今年の3月末にはこのプロジェクトから異動することになっていたので、それまでに達成できたこともあり、感無量です。体調はまだまだ本調子ではないのですが何か祝杯を上げたい気分です。
January 27, 2006
昨日からようやく職場に復帰しましたが、咳が相変わらず出る上に最近は風邪を引いたらお約束となっている副鼻腔炎を合併したため、夜になってから先週の土曜日にお邪魔した病院の夜間外来を受診。人手が少ないためか薬の処方までに約2時間待たされました。まぁ、それも日中に仕事をするための必要コストと思えば仕方なしといったところです。薬のおかげで今日は今までのところ順調に仕事しております。ちなみに自宅ではまだ別室に隔離の状態で寝ています。(そのおかげで、今回はぽ○たさんには感染せずにすみました)
January 26, 2006
日曜日の日中は落ち着いていたのですが、夜になってから再び発熱した上、痰の絡んだ咳が相変わらず出るため、「職場の公衆衛生の維持」も考慮して先週の金曜日に続いて今日も欠勤しました。もっとも、昨日までほとんど食欲がなく体力がかなり落ちているため出勤しろと言われても出かける自信はありませんでした。結局、今日は先程まで寝ておりました。今回の件で痛感したことは「病気をした時の給与所得者のありがたみ」でした。病欠か有給休暇(40日分も未消化!まさに幻の休暇)を使えばよいだけですから。もちろん自営業の場合でも休業補償付疾病・傷害保険に加入していれば給与は補償されるのでしょうが簡単には休むことはできないような気がします。あと、今回の件でよかったこと。頬が少しこけました。なんか引き締まって若返った感じ、と自分だけ勘違いしている(笑)。
January 23, 2006
木曜日の夜から48時間以上、断続的に39度近い発熱が続いています。痰のからむひつこい咳も変わらず。。。解熱剤を頓服して尚これですから、解熱剤を飲んでいなかったら、果たしてどうなっていたのか空恐ろしく感じます。昨日は近くの開業医を受診し抗生剤、咳止めなどを処方されたのですが、さすがに丸二日間解熱傾向が見られないため、インフルエンザの検査を受けるため夕方になりとある病院の救急外来を受診しました。結果はシロでした。インフルエンザではなかったことはよかったですが、それで病状がよくなったわけではないのでこの週末はひたすら寝て過ごすしかなさそうです。
January 21, 2006
不覚にも昨夕から悪寒・発熱があり今日も仕事を休んで寝込んでいます。明日は大分にお邪魔して初めてめるちゃん1さんにお会いする予定でしたので、この直前になってのドタキャンが残念でなりません。大分でお会いする予定だった皆様、誠に申し訳ありません。これに懲りずにまた誘って下さい。*めるちゃん1さん、私書箱にメールを送信してあります。お手数とは存じますが、ご覧いただけますよう宜しくお願いいたします。
January 20, 2006
昔、素人の分際で株に手を出して痛い目に会ってからというもの、株はそのまま塩漬けとなってしまい、もはや株を持っていることすら実感がわかなくなっておりますが、今回の騒動ではライブドアもさることながら「マネックス証券のしたことはもっとひどいのでは?」と一(休眠中の)個人投資家として義憤を感じております。もし、噂されているようにゴールドマン・サックス等と組んで空売りを仕掛けていたりなんかしたら世の中大騒ぎになりそうです。
January 19, 2006
自分の生き方には相容れないためこれまではあまり興味がなかったホリエモンさんでしたが、今回の騒動でヒトとして少し興味が沸いてきました。ちょうどライブドアが報告した公的な報告書を紐解くことで「ホリエモンさんがいかにしてお金を創り出したか?」を会計士の立場から検証されている興味深いHPが見つかったので紹介しようと思います。もう既に有名かもしれませんが「ホリエモンの錬金術」という島根県在住の山根 治氏のHPです。このHPに記載されていることがもし事実だとすれば、彼は単に投資家からお金を騙し取っただけの詐欺師ということになります。
January 18, 2006
昨日は、4月からの勤務先に挨拶をすませてきました。さて、昨夜から大騒動になっているライブドアの一件について。堀江社長が最終的に有罪となるかどうかは別としても、価値観が古いせいか個人的には虚業を生業とするのには抵抗を感じるため、他人様が株で大もうけしたとか、企業買収で急成長したとか聞いてもあまり羨ましいとは感じません。社会にどう貢献しているのかという点の方が大切でしょう。もちろん、それに伴ってお金もじゃんじゃん稼げれば言うことなしですが(笑)。まぁ、少なくとも自分の子供には尊敬されるような仕事をしたいと思っております。
January 17, 2006
昨夕はぽ○たさんをリトミック教室まで送った後、そのまま当直へ出かけました。今日は昨日と打って変わって良いお天気に恵まれましたが、家の中でぽ○たさんと遊んだりしてのんびりと過ごしました。久しぶりのワインは以下のものを開けました。ドーヴネ ブルゴーニュ・アリゴテ・スー・シャトレ 2000 評価:☆☆(満点は☆☆☆) インポーターは松澤屋。2年前に4本購入したうちの最後の1本でしたが、前の3本と同様にとても美味しく飲めました。アリゴテと考えるととてもすごいワインですが、購入価格(たしか6000円くらい)を考えるとそれ相応のワインといったところでしょうか。もっともかなり好みのワインなので、もう少し購入しておけばよかったと後悔もしています。
January 15, 2006
今夜は10時すぎに帰宅しました。といっても本業のためではなく、ぽ○たさんの保育園の運営委員会に出席していたためです。今日は最初の議題が延々と1時間以上も続いたため、いつにも増して疲れました~。4月まであと2回出席すればようやく重責(?)から解放されるかと思うと、「もう少し!」と、頑張る気も出てくるというものです。さて、話は変わりますが、今朝の一番にボスから人事異動の内示を受けました。今年の4月1日付けで異動します。もともと昨年の12月に自ら希望を出していたので、ようやく内示が出てくれ正直、少しホッとしてもいます。来週の月曜日には早速新しい職場のボスに挨拶に伺うことになっています。今回の自己決定に迷いや後悔はありません。あとは仕事に打ち込むのみです!
January 13, 2006
このところ恙無く、平穏無事な毎日を過ごしています。関心事といえば、専ら ぽ○たさんの便秘が続いていることぐらいでしょうか(笑)?仕事の上では、ここ数日、データ入力しています。机に座ってひたすら単純作業を続けるのはとても苦痛ですがこれも将来のキャリア・アップのためと思いなんとかやっています。ワインについてはショップからの魅力的なメールをなんとか振り切っている毎日です。でも、つい1本買ってしまいました(笑)。
January 12, 2006
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