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2006年08月22日
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カテゴリ: 日々のつれづれ
ナノは本日生後119日目。明日はお食い初めです。
夫の祖母の風習により、120日目ですることにしました。
寝返り後の身のふり方について考え、自己鍛錬に励んでいたナノは現在疲れてすやすやと眠っております。
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分娩室まで、陣痛の合間をぬって歩いていった。
どう歩いたか覚えていないほど、陣痛といきみでわけがわからない状態だったに違いない。
分娩台に上がると、すでに子宮は全開していた。
いきんでいいのである。
「よっしゃぁ~~!!」

激しい痛みも存分にいきむと出てくる快楽物質に紛らわされて全然楽である。
赤子は順調に下がってきている。
が、ここで問題が起きた。
私の体力不足なのか、いきみきれない。
よくエロ小説などに女性の快感を表現するのに、「花火があがる」という表現がある。
この表現を使わせていただくと、確かにいきむと花火が上がる。
しかし、火玉のまま力尽きて落ちてくるのだ。
めちゃくちゃ痛いとめちゃくちゃいきむのであろうが、実際陣痛が弱かったのかもしれない。
息を止め、腹に力をこめ全力を尽くすも花開くまでいきめない。
不発花火の乱れ打ち状態である。赤子もなかなか降りてこない。

赤子の心音が聞こえる機械をずっとつけられているのだが、大丈夫、元気に脈打っている。

1時間もすると、疲労困憊してきた。頑張る気力もうせてくる。
(いくらなんでも、この部屋で一生過ごすことはない。自力で産めなくても先生がどうにかしてくれるはずだ。
あと2時間後には終わっているに違いない)
などと、なかば他力本願な投げやりに近い気持ちにもなってくる。
さらに1時間その状態が続き、もはや限界。

「もう赤ちゃん出してあげような。よう頑張ったな」
と言ってくれた。
結局、2回吸引した午後6時30分。
ナノは「ぎゃ~っ」っと元気に泣きながら産まれた。
それを上回る自分の「ぎゃ~」っと言う声を聞きながら、ここは叫ぶところだなと思っていた。
なぜ叫んだかというと、やはりこの瞬間が一番痛かったからなのだが、別の力が加わった熱いような引きちぎれるようなそんな痛みだったような気がする。
残念ながら花火が開くことはなかった。
もしかしたら、自力で産んでいたら赤子が出る瞬間が一番気持ちよかったのかなぁと思うが、次があればもっと早く無痛にしようと思っているのでもはや確認する術もない。
無痛のデメリットの一つである、「陣痛が弱くなるため吸引分娩になる確立が高い」というのも、自然分娩をこころみて吸引分娩になった今となってはデメリットでもなんでもない。
だったら、少しでも楽な方がいいに決まっている。
ま、次のことは置いといて。

出てきたばかりのナノは、手足をわなわなさせて、産まれたばかりとは思えないほどの大声で泣いていた。
産まれたばかりの赤子って
「ほにゃ~ほにゃ~」
と泣くのかと思っていたが、ナノは
「あんぎゃ~っうんぎゃ~っ」
と泣いていた。聞いた瞬間
「よかった。元気いっぱいだ。」と思ったのを覚えている。
隣に置かれたナノを見ながら「やっと終わった~。」という安堵感でいっぱいになった。
感動も実感もあまりなかったが、小さくてかわいいなと素直に思った。
胎盤が出たり、切ったところを縫ったりの後処置が始まった。
「縫うほうが痛いって人も多い」
と先生は言っていたが、そうでもなかったのでやっぱり私は痛みに関してわりと鈍な人間なのかもしれない。

入院してから18時間。
『案ずるより産むがやすし』とさんざん年寄りに言われたが、やすくはなかったが出来るもんだ。
2時間、そのまま安静にした後、立って歩いて病室に帰ろうとした私は身体を起こそうとした瞬間ナースにしかられた。
ストレッチャーで運ばれるらしい。そりゃそうだわな。と思い返し素直に従った。
新生児室に運ばれたナノにはその日会うことは出来なかったが、夫が帰った後、置いていったビデオに映っているナノを見てはニヤニヤしていた。
興奮で眠れなかったのである。
--------------------------------------
以上で、レポート終わりです。
私が出産前に感じていた恐怖とはとても大きなもので、実はパソコンの中身や通帳、その他書類の整理をするほどでした。
うらはらに、実際は最終的に痛みよりも気持ちよさのほうが強く印象に残ったもので、母子ともに無事でした。
よかった。の一言に尽きます。
今は、お産の方法もいろいろ選択が出来、産院自体も争うように、(食事・エステ等)いろんなサービスを実地しています。
しかし、私の興味はそんなところにはなく、輸血用の血液の有無、もしもの時の対応法、そんなことばっかり聞く私は結構煙たい患者だったかもしれません。
それでも、納得いくまで説明してくれた病院だったので信頼してお産に臨むことが出来ました。
大切なのは、母子ともに無事であること。
それに尽きると思います。

あちゃ~、話がそれた上にめちゃくちゃ長くなってしまいましたがこれにて。
ナノを連れて明日の買出しに行ってきます♪





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最終更新日  2006年08月22日 12時04分56秒
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なるほど。  
ゆき さん
気持ちいいものなのですか。
私は一生知る事がないものですが、そうなのか・・・
他の妊婦さんもそうなのかな?
ちょっと興味津々。 (2006年08月22日 13時36分04秒)

ちわっす  
いや~どうでしょうね。
あくまで私の場合です。ほんと個人差があると思うし。
例えば、陣痛促進剤などを使った人は、がぜん痛みが増すそうだし。
私の場合、陣痛弱くて脳内物質の分泌がよかったのかもしれません。
それでもあの痛みだけなら確かに地獄の苦しみかも。
私が読んだレポートも、いっそ殺せと叫んだ人から思ったほど痛くなかったという人までいろいろいましたからね。
自分がどうなのかはやってみてのお楽しみというところでしょうかw。
(2006年08月23日 22時28分15秒)

いや  
ゆき さん
私は無理ですから。本当にw (2006年08月24日 08時50分54秒)

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