chinoiseの映画 de 短歌

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Dec 19, 2005
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カテゴリ: 幸せきぶんな映画
オタクの世界。


監督:松尾スズキ
出演:松田龍平 酒井若菜

ストーリー:
OLの証恋乃は、会社にバイトにやってきた男・蒼木門を気に入ってしまう。しかし彼は売れない漫画芸術家。コスプレ命で同人誌に青春を燃やす恋乃と、石で「芸術作品」を創る門。漫画を愛しながら共通点のない二人は、激しい恋に陥ちるのだった。


こういう細かいところで笑える映画を観ると、
ホント日本人でよかったと思うのです。
アメリカンジョークがわからなくても、
こういうおもしろさがわかれば満足なのです。

同郷人として密かに応援し続けていたわたしとしては
あくまでマイナーな人であってほしかったです。
このまま世間に媚びないオタク代表であってほしいのです。。

この映画、隅々にすごい人たちが出てます。
たとえばコミケに集まってる人の中に
しりあがり寿、内田春菊。本屋の店員に市川染五郎。
バカップルな田辺誠一と片桐はいり。イメクラ店長に三池崇史。
恋乃の上司は尾美としのり。
門の両親は大竹まことと筒井真理子。
恋乃の両親は平泉成と大竹しのぶ(2人ともコスプレ)
メーターを振り切ってしまった感じの小島聖(一人二役)

いつも地味だけど無くてはならない人、塚本晋也…
さらには旅館の夫婦に庵野秀明・安野モヨコ夫妻、
イメクラの客にわたしの尊敬する枡野浩一。
とにかくよくこんな人たち集めてきたなって感じです。
もちろん松尾スズキも出ちゃってます。準主役級。


かなり思い当たる節とかあるし(コスプレ趣味はないのですが)
他人を理解して、受け入れてあげることがちょっと苦手なわたしは
心が痛い…と思う場面もありました。

後半、なんだか失速しちゃったのが残念だけど
最近のお涙頂戴ばかりの日本映画に飽きてる人には
かなりオススメです。

さて、松田龍平はどこへ行こうとしているのでしょうか…
ここで一首…
「恋の門 誰もが一度はくぐる門 ひとりでくぐれば扉は開かず」





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Last updated  Dec 19, 2005 10:34:28 PM
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Comments

roZOjOVWqGhPhLgz@ oYtivlxnJS 200509040000.. Very nice :)
boboz @ 松尾スズキ  こんにちわ この方の存在は貴重ですよ…
chinoise @ Re:☆もりっぺ☆さん やはりお好きでしたか。もりっぺさんなら…
☆もりっぺ☆ @ もはや 松尾スズキさんはメジャーでございます。…
chinoise @ もりっぺさん。 そうですよね。迫力のないアンジーなんて…

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