Oneちゃんの年間300本映画日記

その13


そんな中で最も印象的だったことのひとつが”仲のいい家族”についてだったようです。とにかく、家族中心の考え方や家族揃っての行動。喧嘩しているのを見たことないし・・と言っていました。(ホームステイ学生はお客様扱いはしない・家族同様に考えられる、ということですから、他人がいるから取り繕っているということはないでしょうし、毎日そんなことも続きませんからね。ありのままの姿なんでしょう。一方、アメリカは離婚も多い国ですけれどね。)
52歳と私達夫婦と同い年のホストファザー、マザーもいまだラブラブで、奥さんにプレゼントするためにご主人は庭の花を摘み、車を運転中も片手を繋いでいて、娘は“危ないからちゃんとハンドル握っててよね”と心の中で呟いているとか・・。
そんな姿を日々目の当たりにして、娘は家族の在り方について考えさせられ、反省もしたようです。日本にいる時の普段の生活で、自分の部屋にいる時間をもっと家族と一緒に過ごす時間(一緒にお茶を飲む、お喋りする、テレビを観る、といった特別でないことでいいから)に当てたらよかった・・と思ったそうです。
我が家は全員B型のせいかどうか、意見の食い違いが多くてまとまりがあるとは言えないし、口げんかもしょっちゅうですが、でも家族で行動することも結構多くて、決してバラバラ家族ではないと思っています。でも子供が大きくなってくるとご飯が終わればすぐにパソコンに向かったり、自室に戻ったりすることが増えて“もうちょっとみんなで話しようよ”なんて注意することもあったんですね。そんな私の発言も娘は思い出したのかもしれませんね。
離れて、そして別の家族の中で生活することで、普通に一緒に生活していれば客観的に感じることの出来ない自分の家族というものについて、初めて考えてみたのでしょう。
“故郷は遠きにありて思うもの”・・家族もまた然り、ということでしょうか。
そして、私達もまた娘の話を聞いて反省させられる面が多々あり、夫婦・親子仲よく、喧嘩もしないように・・とは心がけているんですが、これがなかなかねぇ・・難しいことです。

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