** ここちいい **

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2011年04月01日
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東日本大震災から3週間たちました。
被害にあわれた方、ご家族を亡くした方、に心よりお見舞い申し上げます。


あの日、大きな揺れの最中からわが家も夜の10時過ぎまで停電になりました。
同時に水道もとまってしまいました。

はじめの揺れですぐテレビをつけたのですが、震源地が東北、と知ったところで
テレビが切れてしまい、何もわからないまま何度も大きな余震がきて
とてもこわかったです。
幸い、風邪で幼稚園を休んでいる息子と、ならいごとのために早く帰ってきた娘と一緒でした。

物のないソファのあたりに子供をひきよせたら
ぐらぐら揺れはじめて、食器棚のあたりがガチャガチャ...鍋が落ちました。
あとはリビングの時計も落ちました。
後から確認したら玄関にかざってある雑貨たちが落ちていました。


その後、外に出てみると社宅の方がたくさん外に出ていました。(赤ちゃん連れ多し)
私はちょうど携帯の充電がなくなりそうなところ。
秋田の実家に連絡をとりたいのに電話はツーツー。
とても心配でした。
一番近くの信号もとまっていて すぐに工事現場の人達がたぶん自主的に
交通整理をしてくれました。


夕方になってきて、パラっと小雨が降ってきたりで、ぽろぽろ家の中に入り始めたので私たちも入りました。

もしかして避難する時のために中身のチェックをしました。
昔のままなのでおむつが入っていたり、賞味期限切れのお餅が入っていたり、
懐中電灯は古いものが2つあるけどどちらも電池が切れていて。。
一つは単3でぎりぎり在庫があったので換えました。
もう一つは単2で無理。これは防災用でラジオとサイレン付きなのですが、、いざというときに役立たず。

どんどん暗くなってきて、幸いイケアの小さいキャンドルがいっぱいあったのでそれをつけました。
その間も揺れで何回か外に出てみたりしました。
いつでも逃げれるようにはじめは玄関の戸をあけていて、
ずっとコートを着たままでした。寒いのもあるし。

途中、母から携帯に着信が残っていたので あ~よかった生きてるな・・と思いました。
くわしい状況がわからないので本当に心配でした。
津波、火事、などという単語はちらちらと聞こえていたので。

夫からも携帯に着信がありました。てっきり名古屋に出張中かと思っていたらもう東京に戻っていて
「ようやく携帯がつながった~」と言ってました。
でもそのわりに仕事で「早く帰れなそう」とかのんきに言っていて
「停電してるんだよ、早くかえってきな」と教えてあけたのだけど反応がいまいちで
信号も止まってるし電車もとまってるよと言えばよかったなと思いました。が、携帯がきれそうで。。


夜ご飯はチョコクロワッサンなるものをけっこう買ってたのでそれを食べました。
(息子がしばらく熱を出していてあまり外出できなかったので買いだめしてたものがまあまああった)
トイレが、、しばらく誰もトイレと言い出さなかったのですが
とうとうみんな・・。
うちは私が朝にお風呂そうじをしてしまうので残り湯がないのです。
お水を買う習慣もなく。
残り湯をお隣さんもらいました。
お隣さんはいろいろ準備万端な方でいろいろお世話になりました。。

電気がないとすることもないですよね。
早い時間だったけど、いつでも逃げれる状態でリビングでお布団をかぶって寝る体制に入りました。
もちろん私は眠れず。。
何度も外に出てみるものの、あたりは暗く。
でも少し離れたほうは点いていたり。
駅の方は明るいもののタワーマンション群の電気がついていないのは不思議光景でした。

西日本の親戚から大丈夫?の電話やメールが入り、
(充電がきれそうなのよー今はよしてよー)と思いながらやはり充電がなくなりました。。

何回目か外に出たときには社宅の若奥さん風な方が新生児みたいな子をだっこして外出しようとしているのに遭遇し、「こんな夜になってどこに?」と聞いたら「かろうじてもっていた仏壇のろうそくも切れてしまったので明るい駅のほう向かってみます」とのこと、、あらあらとキャンドルをおそすわけ。
かわりに電池で携帯の充電できるグッズをかしてもらいました。


そして10時過ぎに電気が復旧し、テレビを見てあまりの惨事に驚いてしまいました。。
東北は私にとって身近な地域です。
生きている間にこんなことがあるとは思ってもみませんでした。


夫は11時過ぎに職場の方何人かとレンタカーを借りて帰ってきました。

この8時間くらいの停電でもこわくて大変な思いをしたのに
もっと長い間ライフラインがつながらないときどんなに心細く不安でしょう。
そして生活が一変してしまった方達がたくさん・・・。

今回のことで私もいろいろ考えさせられました。
毎日を普通に暮らしていることがどんなに幸せなのか。

私はテレビで震災のニュースをたくさん見るようにしています。
被災者の方の状況・気持ちなど受け止めて忘れないようにしたいと思います。
そして毎日を大切に暮らしたいと思います。







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最終更新日  2011年04月01日 16時32分50秒 コメント(4) | コメントを書く


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