《櫻井ジャーナル》

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2010.05.05
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カテゴリ: カテゴリ未分類
 タイムズ・スクエアーで爆弾を炸裂させようとしたとして、ファイサル・シャーザドがジョン・F・ケネディ国際空港で逮捕された。本人も容疑を認めているようだが、その動機はパキスタンで非武装の一般市民が占領軍の無人軍用機に殺される様子を目撃したことにあると報道されている。昨年以来、全く戦闘とは関係のない市民を数百名、ある推計では約700名を無人機は殺している。

 パキスタンのシャー・メフムード・クレシ外相は事件に絡んで2名を同国で逮捕したと発言したが、その際に無人機による市民殺害に対する報復だとする見方を示している。イラクでアメリカの戦闘ヘリが市民を殺戮する様子をWikiLeaksが公表しているが、ベトナム戦争でも似たことが行われていた。無人機にしろ軍用ヘリにしろ、市民の「殺戮」は反米感情を高め、新たな「戦士」を作り出すことになる。

 よりによって先週末、バラク・オバマ大統領は無人の攻撃機「プレデター」を ジョーク に使っていた。その時点でも無神経だと批判する声があったが、タイムズ・スクエアーの事件と無人機との関係が指摘されてからは、批判する声が高まっている。

 今回の爆破未遂事件では、シャーザドを追跡したのは「GR/CS(ガードレール・コモン・センサー)システム」を積み込んだRC-12という軍のスパイ機だとする話も流れている。無人機で殺害してスパイ機で監視する・・・SF映画が現実化している。





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最終更新日  2010.05.06 16:07:14


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