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監督・撮影・編集 : 想田和弘 登場人物 : 山内和彦 、 山内さゆり 、 小泉純一郎 、 川口順子 、 石原伸晃 、 荻原健司 、 橋本聖子 鑑賞劇場 : シアターイメージフォーラム公式サイトはこちら。<Story>2005年秋。東京で切手コイン商を営む山内和彦(40歳・通称:山さん)は、ひょんなことから自民党より、神奈川県川崎市議会議員の補欠選挙に出馬する事になった。ところが山さんは、政治についてはまったくの素人。しかもほとんど縁もゆかりもない川崎市宮前区が選挙区だ。対する各党の候補者はいずれもベテランばかり。自民党にとっても重要な選挙とみなされ、地元選出の自民党議員たちが戦闘態勢を組み、過酷な選挙戦が始まった。選挙 - goo 映画<感想>どうしようか迷ったんですが、やっぱり観てよかった。選挙って何?有権者って何?そんなことを考えさせられました。川崎市宮前区っていう、リベラルの牙城みたいな地域で、自民党必勝を宿命付けられたシロウト公認候補っていう設定が、そもそもドラマですよね。もう少し保守が強いところだったり、あるいはこの選挙の他の政党(民主・共産・ネット)であれば、また全く違う視点になったと思う。(c) Laboratory X, Incここに出てくる運動員は、「選挙屋」ですよね。票の取りまとめ方、演説の仕方、全てにおいて組織で決まっている訳。それを素人の山さんが身に付けないといけない訳だからさあ大変。怒鳴られて怒られて叱られて、気の毒なくらい彼も疲れていたと思う。(c) Laboratory X, Inc彼は絶対に、「政治屋」にはなれないですよね。あんなに優しい人、今の日本の政治には向いてないです。彼と奥様の本音トークが非常に面白かったです。これが我々の感覚です。だから、この映画を通じて、有権者に対して政治家がどのような視点で観ているかがよくわかります。基本的にこの映画は笑いなのですが実は我々にとっては非常に憂慮すべき問題なんですね。********************************今日の評価:★★★★★(選挙ってどういうことなんだろう。それを裏側から見せてくれる映画です。これを観た人は政治に対してきっと何かを感じると思う。)
2007.07.25
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原題: SHOOT 'EM UP監督・脚本 : マイケル・デイヴィス 出演 : クライヴ・オーウェン 、 、 ポール・ジアマッティ 、 スティーブン・マクハッティ 、 グレッグ・ブライク 公式サイトはこちら。<Story>深夜、NYの裏通り。謎の男に追われる妊婦(ラモーナ・プリングル)を見たスミス(クライヴ・オーウェン)は、いきがかりから彼女を助けた。しかしそこに男の仲間らしき者たちが乱入し、事態は銃撃戦に発展。そんな中妊婦から赤ちゃんを取り上げたスミスは、流れ弾で死んだ母親の代わりに子どもを抱えて逃走。すると男たちは、今度は子どもを奪うためにスミスに襲い掛かった。子どもが狙われる理由がわからないまま、スミスは娼婦ドンナ(モニカ・ベルッチ)のもとへと逃げ込むが……。シューテム・アップ - goo 映画<感想>この日の2本目。モニカもクライヴも両方好きなんで、楽しみにしてました。やっと鑑賞。このコピーが「弾丸んねー」(→ たまんねー って読みます)と言う通り、撃つわ撃つわ弾丸。死ぬ死ぬ人。のっけからそんな感じなんですけどね。あっさり殺しちゃってますんで、残虐感はあまりありません。いかにしてスミスがすごい殺し屋かっていうことを見せるものであって、残虐性を強調はしてないから私でも観れるんです^^巨悪を裏で操る組織に対して、1人敢然と立ち向かっていく・・・ っていう役なんで、あれだけの敵がいるにも関わらず、めったなことでは撃たれないんですよね(笑「ありえねー」って感じ^^;で、モニカが出てくるとなると当然そっち系のシーンなんかもあるんですが(笑)、見えそうで見えないところが、「ここまでの契約ですから~」っていうのが何となくわかってしまうような。それにしても彼女美しいです。同性ながら惚れ惚れします。『幻影師アイゼンハイム』では憎めない奴だったポール・ジアマッティも、この映画の中では何とかしてつぶしてやりたい、小憎たらしい感じがあふれてて、うまいなあーと思いました。で、この映画で初めて知ったんですが、ポールはクライヴの3歳年下なんですね。。。^^;それだけですが(笑**********************************今日の評価 : ★★★☆
2008.06.10
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原題: THE VISITOR監督・脚本 : トム・マッカーシー 出演 : リチャード・ジェンキンス 、 ヒアム・アッバス 、 ハーズ・スレイマン 、 ダナイ・グリラ 鑑賞劇場 : 恵比寿ガーデンシネマ公式サイトはこちら。<Story>コネチカットで暮らす大学教授のウォルター(リチャード・ジェンキンス)は、妻と死に別れて以来本を書く事にも、教える事にも情熱を燃やせず憂鬱な日々を送っていた。ある日、出張でニューヨークを訪れた彼は、マンハッタンにある自分のアパートで見知らぬ若いカップルに遭遇する。知人に騙されて住んでいたというそのカップルは、シリアから移住してきたジャンベ奏者のタレク(ハーズ・スレイマン)と、彼の恋人でセネガル出身のゼイナブ(ダナイ・グリラ)だと名乗る。扉をたたく人 - goo 映画<感想>今年のアカデミー賞主演男優賞に、リチャード・ジェンキンスがノミネートされたという、この作品。上映館も少なく、早めに行かないと終わってしまうような気がして。映画の日で、混むのがわかってましたけど行ってみました。初回は9割くらいの入りです。『バーン・アフター・リーディング』とは全く違うリチャード・ジェンキンス。出だしはちょっと、『グラン・トリノ』にも共通するようなところがあるような。 人生をずーっと決まり切ったように生きてきて、自分のスタイルが固まっちゃってて、人に心を開けない老人。 そう言えば2人とも奥様が先に他界してました。それでも、『グラン・トリノ』のウォルトのほうがどっちかというと頑固かもしれません。このウォルター(→ 名前もこの2人、ビミョーに似てる 笑)は、自分の住まいのはずなのにちゃっかりと住んでいたカップルとの出会いで、新しい世界を知っていくことになります。最初は表情すら変えなかったウォルターが、カップルの1人、タレクが演奏するジャンベのリズムに徐々に惹かれていって、そこから彼の生きる楽しみが広がっていきます。(C) 2007 Visitor Holdings, LLC All Rights Reservedジャンベを叩いている時のタレクは本当に生き生きとしていて、ウォルターは、何気ないタレクの誘いをきっかけに、ジャンベが織りなす世界を体験していく。それは今までウォルターが生きてきた人生と全く異なる音色を持っていた。 仕事をしているふり、生きてきたふり。 "pretend" な行き方しかできていなかったウォルターは、ジャンベの、自然で心が弾むような音色に、いかに自分がやってきたことが意味のないことだったのかを悟り、素直に物事に飛び込んでみたくなってくる。 そして生きることそのものを楽しんで、喜びを得ていく。 その表情の変わり方がいい。すごくうまい感じで物事が進んで行っていたのに、本当に本当に些細なきっかけで、もしあれが日本だったならば、全く取るに足らないことで終わってしまうくらいのどうでもよいことが、タレクの運命を決めてしまっていく。あんなところにああいう形で人がいるなんて。日本では時々、朝や夕方にいますが、あんなに詰問したり連行したりはしない。 それだけ日本はまだ危機感がなくて過ごせるのかもしれないのだけど。だけど皮肉にもその出来事が、ウォルターとモーナの出会いのきっかけにもなってしまう。悲しいことですが。9・11以降、世界中がギスギスしているような印象があって、それはもちろん今の日本でもそうなんだけど、やはり大元のアメリカでは「怪しい者は即排除」という志向が根付いてしまっているように思えてなりません。ウォルターのセリフに、「人を何だと思ってるんだ! こんな扱いをしていいのか?」とありますが、情というものが通わなくなってしまっているんでしょうね。曖昧な部分を説明しても、それは「国家の秩序を保つ」名目の前では無残に壊されていく。そういう世の中になって行ってしまうのは悲しいことです。(C) 2007 Visitor Holdings, LLC All Rights Reservedモーナ役の、ヒアム・アッバス。 彼女は直近で『シリアの花嫁』(→ 見逃しちゃったんです。。。涙)に出ていますが、とても素敵な女優さんですね。待機作品も複数あるそうで、期待高まる。。。タレク役のハーズ・スレイマン、まっすぐな眼差しと、生き生きとした笑顔がいい。魅力的です。そしてゼイナブ役のダナイ・グリラも、冷静と情熱をうまく使い分けていました。いい女優さん。もしかしたらたぶん一生逢えないかもしれない。 たぶんこれが最後になるだろう。付き合っている時はそうそう思えないものですが、どんな恋にだって終わりはあるから。それがいつ、どんな形でやってくるかなんて誰にも想像できない訳で。自分で終わりを決めて、覚悟も決めて、振り切るように歩いて行って。 それをあざ笑うように見下す星条旗の冷たさも印象的でした。何かを吹っ切って、本当に自分に必要な行き方が見えてきた。 ラストシーンのウォルターは「胆をくくった」んでしょうね。 一心不乱にジャンベに想いを込めている彼の表情は、とても「万年脇役」とは言わせないだけの迫力がありましたし、それが今回のオスカーノミネートにもつながったんだと感じました。 主演男優賞受賞作に劣らないほど、これも本当にいい作品でした。*********************************今日の評価 : ★★★★☆
2009.07.01
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監督 : 三池崇史 原作 : 高橋ヒロシ 出演 : 小栗旬 、 やべきょうすけ 、 金子ノブアキ 、 三浦春馬 、 高岡蒼甫 、 岸谷五朗 、 山田孝之 公式サイトはこちら。<Story>芹沢多摩雄(山田孝之)を倒し鈴蘭高校制覇に近づいた滝谷源治(小栗旬)。そんな彼の前に鳳仙学園の面々が現れた。かつて鈴蘭と鳳仙は死人まで出す“血の抗争”を繰り広げていたが、今は休戦状態にある。だが源治が手を出したことで休戦協定は破棄され、両校は再び戦争状態に。トップの鳴海大我(金子ノブアキ)を中心にまとまった鳳仙軍団の前に、鈴蘭の不良たちは次々に倒されていく。そんな状況にも関わらず、源治は気ままな生活を続け……。クローズ ZERO II - goo 映画<感想>やっぱり観に行っちゃいました。山田くん観たいもーん。前作は、前の仕事してた時に、当時の同僚さんと昼休みに話が盛り上がって、「じゃあ、今日行っちゃいますか??」ってそのまま2人で観に行ったんですよねえ。高校生ばっかりの中に、ほぼオカンくらい(・・・よりはもうちっと若いっすよ!)のあたしら。。。 思いっきり浮いてました(爆「山田くんよかったよねー♪」と盛り上がったんですよねー。 懐かしい思い出w今回は、鈴蘭(→ 考えてみると実にぷりちーな校名。 笑)と対決するのは、鳳仙(→ これも花ですか・・・)。何だか「白と黒」みたいで面白い。制服もそうだけど、アタマもね(笑今回のポイントは、「コントラスト」だと思います。相手の学校にも自分とイーブンな存在のケンカ相手を見つけて、クローズアップしてシーン撮影してますし。まずはてっぺん同士。 小栗くんと、鳴海役の金子ノブアキくん。(C)2009高橋ヒロシ/『クローズZEROII』製作委員会この金子くんがすごかったですねえ。凄味があるっていうのもそうだけど、その中にどこか大人の目線があるんですよ。あと彼の筋肉!! 相当鍛えた感じします。小栗くんはやっぱり線が細いんで、体格のいい男子にぶっ飛ばされそうな感じなんですが、そこをうまく組み立てて持っていってます。そしてねえ・・・やっぱり山田くんなんですよねー。源治に負けたけど彼をてっぺんだと思ったことは1度もない。だからやたらと配下につかない。あくまでもどこまでも己のケンカ美学を行く。 (C)2009高橋ヒロシ/『クローズZEROII』製作委員会てっぺん取ったらそれで万歳。。。ではなくてそれからが大変なんですよね。 自分に果たして人がついてきてくれるのか。そんな源治の苦悩はわかるけど、ただ自分で責任取るだけじゃなくて、みんなをまとめていく過程みたいなのももうちょっと欲しかったですね。いきなり団結!だと、あまりにもあっさりしすぎかも。多摩雄だってあのセリフに行くまでにはいろいろと葛藤があったと思うんですが。。。 まとまろう!! だけで果たしてああなるのかしら。うーん。 そのあたりの心情があまりにも省略されすぎてましたね。このシリーズで主要メンバーは卒業だそうです。何だか淋しいなあ。。。時生くんもいなくなっちゃうなんて~。ですけど源治とリンダマンとは相変わらずだし、ホントに卒業するの?? って言いたくなる場面も多数。 まあ鈴蘭にも鳳仙にも下級生はいるから、彼らがこれからメインになりそうにも思う。だけど仮に次があるとして、これだけの役者さん集められるのかな? 下級生たちのイケメンっぷりには大いに興味あるんですが(笑*********************************今日の評価 : ★★★☆
2009.04.15
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監督 : パット・オコナー 出演 : キアヌ・リーヴス 、 シャーリーズ・セロン 、 ジェイソン・アイザックス 、 グレッグ・ジャーマン 、 マイケル・ローゼンバウム 、 フランク・ランジェラ <Story>サンフランシスコの一流広告会社に勤める仕事人間のネルソン(キアヌ・リーヴス)は、ある日、自動車免許の更新場で出会った風変わりな女性サラ(シャーリーズ・セロン)から、この11月の間、1ヵ月だけの恋人になることを唐突に提案される。スウィート・ノベンバー(2001) - goo 映画<感想>TSUTAYA100円レンタルから。 観賞がいつも返却日ギリギリになっちゃうのは悪いクセなんですが。。。キアヌということはわかっていたのですけど、お相手は何とシャーリーズ・セロンだったんですね。これはいいかもーと勝手に想像しながら観賞です。いや~、それにしても2人とも若い(笑) そりゃそーですよね、約10年前だもん。この映画で凄くうれしかったことがあって、当時観ていたTVドラマ『アリー・my・Love』でリチャード・フィッシュを演じていた、グレッグ・ジャーマンがここにご出演。 これは懐かしかったなあ。 アリー大好きだったから毎週絶対見てたし。そしてもう1人、『フロスト×ニクソン』の主演だった、フランク・ランジェラもいるじゃないですか。 端役で、今より若かったけどちゃんとわかりましたよ。 これも思わぬ収穫でした。物語自体は、出会いとか2人が親密になっていく過程なんかは、割とよくあるラブコメパターンかなあ・・・とも思わなくもない。サラのキャラクターが、幾分ユニークなところで、話を引っ張って行ってます。既存の生活の概念から大きくはみ出しているようにも見える彼女の生き方。だけど、むしろ滑稽なのは、のし上がろうとしている人々なんじゃないかって視点です。「携帯、大っ嫌い」と言い切るのってカッコいい。こんな彼女に恋をしてしまったネルソン。それはそれは、情熱的に彼女を守ろうとしますが、そこはサラのこと、信念があって今の生活スタイルなのです。なので無条件に彼を受け入れるわけではない。その感覚的な部分が相容れなくて、ぎくしゃくしてしまう・・・ サラだって辛いわけです。大好きと素直に言えたら、どんなに楽なことだろう。。。ですが、スタイルを貫くこと、それ自体がもう彼女の精いっぱいの相手への気持ちなわけです。自分が輝いていた時の思い出だけを持っていてほしい。 わかるような気もするんだけど、相手はそれじゃさみしいんじゃないかなって。辛くても一緒にいたい、いてあげたいと思うのも、相手に対しての気持ちなんだけどな・・・? と思うと同時に、彼女は自分の人生をパーフェクトにしたかったというのも、それはそれで1つの生き方。まるっきり相手に入り込むだけが愛じゃないんですよね。大人のドライで、切ない恋物語でした。劇場で観たら泣いたかな? f^^;今日の評価 : ★★★ 3/5点
2009.12.27
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