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2008.11.04
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カテゴリ: 洋画(ま行)



監督 : ロス・カウフマン 、 ザナ・ブリスキ


試写会場 :  JICA地球ひろば


公式サイトはこちら。



<Story>


インド・カルカッタの売春窟で暮らす子どもたちに、夢や希望は与えられていない。
女の子は売春婦に、男の子は女たちの世話をするよう運命付けられている。

ニューヨークで活動する写真家ザナ・ブリスキが、売春婦の取材にこの地を訪れた時、子供たちの悲惨な運命を目の当たりにする。
ザナは「どうにか子供たちをここから救い出したい」と唯一彼女ができることを始める。
それは子供たちに写真の撮り方を教えること。
同時に映像作家ロス・カウフマンがその活動を映像に収めていった。

子供たちはカメラのファインダーを通して、世界を知り、心を解放し、夢と希望を抱き始めていく。
子供たちが撮った驚くべき写真の数々は、世界各国で写真展へと発展し、ついには学校に通うチャンスを手に入れるのだが、
生まれ育った境遇から抜け出させるのは大変なことだった…。



未来を写した子どもたち - goo 映画
未来を写した子どもたち - goo 映画





<感想>

JICA地球ひろば
珍しいですよね。
伺ってみますと、世界のいろいろなことについての催し物が企画されていたり、
館内に世界各国の特産品が展示販売されていたり。
カフェも併設されていたのですが、ここもまたエスニックで落ち着いた雰囲気です。
広尾という街の持つ、大人の装いにしっくりと合っている施設でした。


スクリーンは3階の講堂のようなところでした。
もともと映画向きには作られてはいないということで、床はフラットでしたが、
大きめの椅子が離されて並んでいたので、さほど前の人の頭が気になるということはありませんでした。
今回は、プレス用のパンフレットをいただきました。
これは劇場用と比較しても遜色のない出来栄えです。
ラッキー♪




これは決して限られた場所の物語ではなく、世界のあちこちに存在する売春窟にありえる話なのかもしれない。
生きていくために、身体を売らないといけない人がいる。
そして、その職業を代々受け継がなければいけない人たちもいる。
子どもたちは、親のすることをじっと見てきた。
自分たちも将来、あのようになるのだろうか?? と。

そこには、夢がない。
ああしたい、こうしたい、外の世界に行きたい、行けたらどんなに素敵だろうな。
そんなささやかな夢でさえも。




未来を写した子どもたち
(C) Red Light Films, Inc. 2004





女性写真家のザナ・ブリスキがインド・カルカッタの売春窟に写真を撮りにきて、
そこで惹かれてしまったのは、子供たちの姿だった。
子どもたちに試しにカメラを渡して、個々の好きなものを撮影させた。
そうしたら、出てくる出てくる、本当に素晴らしい写真の数々なんです。
子どもの目線だから撮れる表情、一瞬、発想。
そして、何者にも脅かされずに、好きなことをしている時の子どもたちの目が、とにかく素晴らしいんです。
生き生きしてる。


彼女は思う。
「みんなを救いたい」
彼女のすごいところは、ただ単に思っているだけではなくて、本当に救うために行動しているところ。
子供たちを学校に通わせて、手に職をつけて、自活できるようにしてやりたい。彼らが親の職業を継がなくて済むように。



それでも、本当に悲しいことに、
全ての子どもたちが救われるわけではない。
否、「救われない」と考えているのは、私たちの勝手な思い込みなのかもしれない。
彼らにしてみれば、生きていくために子供たちにも働いてもらわないといけないので、
彼らの家庭にしてみたら、「救われた」のかもしれない。


でも、周囲の大人たちが、「これ以外にもあなたの生き方が他にあるんじゃない?」と
支援してあげることによって、
自分が進みたかったこと、希望、夢、それをかなえる道が開けていく。
実際に、その瞬間をこうして見せていただけるのは、
本当に心から嬉しくなってくる。


「何か自分たちにも、できることがあるんじゃないかって、
こういう映画を見ると思うよね」と、今回の同行者さんがおっしゃいました。
パンフと一緒に、 マンスリーサポーター のご案内がさりげな~く入っているのも、JICAらしい^^
会場には、子供たちの撮影した写真が展示されていたり、
絵葉書が販売されていたりしました。
こういうところでも、私たちが協力できますよね。


子どもたちが実際によくなっていく様子。学校へ行けると決まった子たちの、晴々とした表情。
こういう瞬間が、多くの子供たちに訪れるようにと願わずにはいられません。




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今日の評価 : ★★★★☆

















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Last updated  2008.11.07 00:41:37
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