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2009.02.14
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カテゴリ: 洋画(た行)

原題: DEFIANCE

監督・脚本 : エドワード・ズウィック

出演 : ダニエル・クレイグ 、 リーヴ・シュレイバー 、 ジェイミー・ベル 、 アレクサ・ダヴァロス 、 アラン・コーデュナー 、 マーク・フォイアスタイン 、 ミア・ワシコウスカ


公式サイトはこちら。



<Story>


第二次世界大戦さ中の1941年。
ナチス・ドイツの迫害はポーランドの小さな田舎町まで迫っていた。
両親を殺されたユダヤ人のトゥヴィア(ダニエル・クレイグ)、ズシュ(リーヴ・シュレイバー)、アザエル(ジェイミー・ベル)のビエルスキ兄弟は、復讐を胸にポーランドに隣接するベラルーシの森に身を隠す。
やがて森には、ドイツ軍の迫害から逃げてきたユダヤ人が次々と助けを求めて集まってくる…。
食料難、寒さの中、人間らしく生き抜くことを心に決め、肉体も精神も極限状態の日々を過ごしていた。



ディファイアンス - goo 映画
ディファイアンス - goo 映画





<感想>

とにかく、 『007/慰めの報酬』 でのダニエル・クレイグの印象がよかったんですね。
これも今日から公開ということで、早速観てきました。


第2次世界大戦中のユダヤ人を描いた映画は、致し方がないと言えばないのですが、

そんな中、ベラルーシの森の中で1200人ものユダヤ人が生き抜いたという実話があるとは。
これはどんなものなのか興味出てきます。
虐殺から辛くも生き残って森に逃げ込むユダヤ人たちは、コミュニティを作るまでに増え続けて行きます。
トゥヴィア(ダニエル・クレイグ)はこの中で彼らのリーダーとなり、共同体として最後まで助け合って生き残ることを貫いていく。

この映画は、やはり歴史のおさらいが事前に必要かなと感じました。
パルチザン部隊についての簡単な知識です。
彼らは「ビエルスキ・パルチザン」と名乗ったようです。
ユダヤ人コミュニティを生き抜いた方の証言もありました。





ディファイアンス
(C) 2008 by DEFIANCE PRODUCTIONS, LLC. All Rights Reserved.





とにかく、ダニエルの貫録たっぷりな演技に終始安心感があって、
落ち着いて鑑賞することができたように思います。
彼の姿があれば安心・・・ という感じ。 堂々としています。
007も公開中ですしね。こっちも合わせて観ると、彼の魅力がよく分かると思います。

3兄弟(正確に言うと4兄弟なんだけど、末子はまだ幼いので実際に戦うのは3兄弟です)の力関係も見どころ。

そして三男のアザエルの成長と、共同体を影で支える力など。
男兄弟ならではの話といいますか・・・。 ぶつかりあって助け合って。

逃避行の中で戦闘をする。
観ていてやりきれなくなる場面も多かった。
武器などもちろんないから、奪う。 奪って、相手を倒してさらに武器を奪って、強くなる。

敵と味方を区別して、助けてくれるものには助けを求めて。
共同体に増殖していくユダヤ人たちを排除することはせず、彼らを助けようということがパルチザン活動の最たる目的であったから、
そのために彼らは戦った、というシンプルなポリシーは、共感を呼びやすい。
ユダヤ人を救ったということでは、「シンドラーのリスト」が有名ですが、
決定的に違うのは「ユダヤ人が自己防衛をした」ということ。
それを可能にしたのは、ベラルーシの雄大な自然であることも付け加えないといけません。

史実であるので、綺麗事に描いてあることばかりではありません。
(とは言っても、これでもだいぶ映画ではダーティーな部分は省いていると思うのですが)
皆、平等にするとは言うものの、実際には、
ユダヤ人の戦闘員と非戦闘員の区別はつけていたらしく。 
でもそれも無理もないことかと。絶えず追ってくる敵から身を守るためには戦闘が不可欠で、それに従事する人にはそれ相応の待遇は必要だから。
粛清のシーンなど、ちゃんと描いているところは評価していい。

よくある美談だけで終わるのではなく、負の部分も見せないと、真実ではないと思います。
基本的に、ヨーロッパが題材なのに英語が使用言語の映画って、自分は違和感あることが多いのですが、
それをあまり感じさせなかった。
ロシア語? ところどころ話してましたよね。
観終わって、底力のようなものを感じた1本でした。





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今日の評価 : ★★★★☆


















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Last updated  2009.02.15 21:41:20
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