がちゃのダンジョン  映画&本

PR

フリーページ

著者名索引:ファンタジー&児童文学 


☆指輪物語


☆ナルニア国物語


☆ゲド戦記


☆ハウルの動く城


☆ハリー・ポッター


☆ライラの冒険


☆ダレン・シャン


☆ダーク・タワー


☆バーティミアス


☆氷と炎の歌シリーズ


☆ランサム・サーガ


☆小人・人形・大草原 


E.L.カニグズバーグ


D.W.ジョーンズ


ローラ・E・ワイルダー


エラゴン・ザスーラ 等  



十二国記  


海外小説


あ行の作家


か行の作家


さ行の作家


た行の作家


な行の作家


は行の作家


ま行の作家


や行の作家


ら・わ行の作家


*


このミステリがすごい海外


ロマンス本


国内小説:


あ行の作家


か行の作家


さ行の作家


た行の作家


な行の作家


は行の作家


ま行の作家


や・ら・わ行の作家


このミステリがすごい国内


あ行の映画


か行の映画


さ行の映画


た行の映画


な行の映画


は行の映画


ま行の映画


や行の映画


ら・わ行の映画


アイ・ロボット 原作と映画


天国の口、終りの楽園


シェイクスピア映画


ハリー・ポッターと炎のゴブレット


外国映画あれこれ☆


イギリス映画


スペイン映画


フランス映画


欧州映画


イタリア映画


キューバ映画


メキシコ映画


ブラジル映画


アイルランド映画


映画俳優


ユアン・マクレガー


クリスチャン・ベイル


ゲーリー・オールドマン


アラン・リックマン


ジュード・ロウ


トビー・マグワイア


フランスの俳優さん


スペインの俳優さん


ジョニー・デップ


2004年08月23日
XML
テーマ: 映画と原作(87)
カテゴリ: 海外文学
「真珠の耳飾りの少女」


フェルメール
フェルメール
真珠の耳飾りの少女16歳の娘フリートは、画家フェルメールの家の女中になったとき、失明した父の身の回りの世話をしていた経験を活かし、アトリエの掃除と整頓も任されることになった。そんなフリートを待っていたのは、波乱含みの人間関係だった。 子だくさんで粗忽なため、アトリエの出入りを禁じられている夫人カタリーナとの確執、気丈で抜け目ない、夫人の実母マーリア・ティンスとの駆け引き、フリートを目の敵にし、意地悪ばかりする次女コルネーリアとの諍い、贔屓の肉屋の息子ピーテルがフリートに寄せる恋慕、フェルメールのパトロンである身分を悪用し、フリートに言い寄るファン・ライフェン……。しかしある日、予期せぬ出来事が起こる。  フェルメールは、フリートが色彩と構図に豊かな感性をもっていることに気づき、顔料の調合を任せる。天才画家の絵画に心服するフリートは、旦那様への思いを募らせ、2人の親密さも徐々に増していく。 そして、フェルメールがカタリーナの真珠の耳飾りをフリートに着けさせ、モデルとして絵画を描くにいたって、物語は一気にクライマックスへと突き進む……。*  本書は、17世紀オランダ、デルフトの人びとや街の様子を、歴史に忠実に再現している。実際、フェルメールの作品、家族構成はもとより、家の所在や間取り、部屋の調度なども死後の財産目録と一致している。
 巨匠フェルメールに淡い思い寄せ、名画のモデルになった少女フリートの運命は? 神秘に包まれた名画の光と影に迫り、世界で200万部を超えた、大べストセラー恋愛小説!

○モデルの少女
フェルメールの子供のひとりではないか という説もあるようですが このお話で フリートは実在にいたのかと思えるほどです。 家の間取りもそうですが フェルメールの絵の題材に使われる背景の特徴 机や椅子 パウダーブラシ 手紙 窓の曇り具合からの光の加減など、よく気のつく女中の視点から 描かれているからです。彼女の一人称の語りでは 主人を想っている気持ちがよく分かりますが、 絵にも 相当魅入られているんですね。
"色彩感覚に優れている"から 主人にも気に入られています。そして 徐々に助手のような仕事まで するようになりますが それを 家族の女性達ノ視線をそらすのにかなり 苦労しています。 女中というのが いかになにも保証の無い 頼りない身分かが 読んでいて分かります。 それでも 家から離れて苦労するうち フリートは家よりも そんな仕事先の方が 自分の居場所なんだと感じ始め 少女から女へと変わっていくようです。


★画家フェルメール・・・フリートが淡い憧れを抱くご主人
 絵 という現実ではない、精神的なつながり 精神的に共有するものがあるというような関係 
 妻や家族から フリートをかばってくれはしない 現実の助けにはならない

★肉屋のピーテル・・・・フリートと結婚を前提に真剣につきあいたがっている
 家族の腹を満たしくれる "肉"を運んできてくれるありがたい現実の求婚者
 結婚 家 子供 女にとって現実の生活を与えてくれる存在

★フェルメールのパトロン ファン・ライフェン
 女中には 何をしてもかまわない← 当時の常識
 愛人にされたと噂がたつだけで 厳しいプロテスタントの教義にはずれ 堕落した女と烙印を圧される

 このパトロン以外でも、フェルメールの絵の注文はパン屋だったりと 決して宮廷画家というわけではなく


○髪
 フリートにとって 髪を見せることは はだかを観られる事にも匹敵する。
 青い ターバンからみえている黄色は髪ではなく 布である。
 けれど 絵のモデルをするようになった ある日 決して誰にも 見せた事のない髪を 
ご主人に偶然見られてしまいフリートに 衝撃が体をはしる。

夜 ご主人の家をこっそり抜け出すフリート。 "髪を見られた私はもう純潔ではない。”
プロテスタントの教えか 女性は髪を見せてはいけないらしい。


原作は 大変読みやすく 少女の気持ちが丁寧に描かれ面白かったです。
まもなく ビデオDVDレンタルするのが 楽しみです。

【夏季保育】
幼稚園の 夏季保育が始まるのでホッとしている。
3日だけだけど、 午前中だけだけど、よかったわ♪(~O~)/

最終日は うちのクラス「お別れ会」を引き続き 午後からやるのですが
午前中は 三役は園ですいか割りのお仕事お手伝い。
長男は 午前中お留守番で 途中昼ごろ迎えに行かねば。。
学校はまだ はじまらないんですねー
宿題も 作文とか 絵とか ぽつぽつ残っているし、
もうひとがんばりですね。ふう。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年02月26日 17時54分57秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: