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2004年12月24日
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カテゴリ: カテゴリ未分類


『8人の女たち』 (2002) 8 FEMMES  8 WOMEN
ジャンル コメディ/ミュージカル/ミステリー

シネマト
公式サイト
8人の女たち デラックス版
eiga.com[新作映画評]

2002年ベルリン国際映画祭、女優陣全員に銀熊賞(最優秀芸術貢献賞)が授与

☆ノーバディーさん、bettyさんおすすめ作品(^o^)/~

フランス映画だけど、観始めてすぐ感じたのは「クリスティー作品みたい」。 登場人物たちは、みんな役柄や性格がはっきりしていて、推理劇仕立て。 それぞれが自分の真情を歌で表現する。 エーッ歌うの?っとちょっと思うけど、聞かせてくれました。 大女優らをこんな風に演出したオゾン監督。 8人全員オファーをOKしてくるとは監督自身がびっくりだったとか。 それだけ、仏では知る人ぞ知る若手の注目監督。 楽しみだったのはメイド役のエマニュエル・べアール。予告で彼女の歌いぶり、髪をバサッとおろして メイドの顔から女の本性を表すときの変貌ぶりがドキドキ。 彼女は「ミッション・インポッッシブル」でトム・クルーズと共演した事がある。 妻の妹役のお堅い女オーギュスティーヌ役の イザベル・ユペールも、変身して妖艶な女になって階段を下りてくるところ、良かった。彼女は「ピアニスト」の人。イメージが全然違う。 浮気、不倫、妊娠、同性愛、出生の秘密、金銭問題と、、すました顔の仮面がはがれていく女たちの本音がつぎつぎと明かされる。やっぱ女って怖い(笑)。 これが間に歌と踊りを入れてテンポよく展開していく。最後に明かされる事件の真相とトリックもきいてる。 

フランスの大女優カトリーヌ・ドヌーブとファニー・アルダンの2人、どっちも“元トリュフォーの恋人”が しまいにキスしちゃったのには、びっくりでした。トリュフォー監督作品は「華氏451」しか見てません。「未知との遭遇」に出演してるのですね。 どれから見たらいいのでしょうね。スティルバーグなど多くに深く影響を与えた監督。ジャン・ピエール・レオの“アントワーヌ・ドワネル”シリーズというのを見てみたい。 ファニー・アルダンやカトリーヌ・ドヌーブらの若い頃というのも観たいですね。

●監督
フランスの若手監督、「焼け石に水」「まぼろし」「スイミング・プール」の鬼才フランソワ・オゾン。主が殺され、互いに疑心暗鬼になる8人の女性たちの姿をユーモアと毒気をちりばめた才気溢れる演出で描く。2002年ベルリン国際映画祭では、本作の女優陣全員に銀熊賞(最優秀芸術貢献賞)が授与。

●衣装
ハリウッド黄金期を強く意識したデザイン。
カトリーヌ・ドヌーブの緑のドレスは「悲しみは空の彼方に」のラナ・ターナー、ヴィルジニー・ルドワイヤンの女子学生ルックは「麗しのサブリナ」(54)のオードリー・ヘップバーン、リュディヴィーヌ・サニエのボーイッシュなイメージは「巴里のアメリカ人」(51)。また、47年にディオールが発表した“ニュールック”をもとに、エマニュエル・ベアールのメイド衣装は今どき珍しいコルセットが使用されています。

●1950年代ハリウッド映画のオマージュ

今作は「心のともしび」(54)、「悲しみは空の彼方に」(59)などダグラス・サーク監督のメロドラマの世界のオマージュだそう。また、ジョン・フォードの遺作「荒野の女たち」(原題「SEVEN WOMEN」)をタイトルが引き継いでいる。
「8人の女たち」の舞台が1950年に設定されたのは、屋敷に幽閉されたり荒唐無稽なストーリー展開を、観客に受け入れやすくするためとの事で、50年代当時を再現する為 色調をテクニカラーにしている。 ドヌーブの緑、ファルダンの赤は、色調的にいけない組み合わせだろうがテクノカラーでより鮮明になっている。 ほぼ同時期にトッド・ヘインズ監督が、同じくサークへのオマージュ「エデンより彼方に」(02)を完成させている。「8人の女たち」と比較するといい。(どっちも、60年代生まれのゲイ)。オゾンもヘインズも、 “1950年代こそ、ハリウッドの黄金期だった”と考えているのが共通している。(faceより) へ~、ふたり、ゲイなんだ~?


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出演:
ダニエル・ダリュー  Danielle Darrieux マミー(妻の母)
カトリーヌ・ドヌーヴ  Catherine Deneuve ギャビー(妻)
イザベル・ユペール  Isabelle Huppert オーギュスティーヌ(妻の妹)
エマニュエル・ベアール  Emmanuelle Beart ルイーズ(メイド)
ファニー・アルダン  Fanny Ardant ピレット(主の妹)
ヴィルジニー・ルドワイヤン  Virginie Ledoyen スゾン(長女)
リュディヴィーヌ・サニエ Ludivine Sagnier カトリーヌ(次女)
フィルミーヌ・リシャール Firmine Richard マダム・シャネル(ハウスキーパー)
【ストーリー】
1950年代のフランス クリスマス。雪に閉ざされた大邸宅に家族が集う。その日の朝、メイドのルイーズが、一家の主マルセルの部屋へ朝食を持っていくと、彼はナイフで背中を刺され死んでいた。外から侵入した形跡はない。電話線は切られ、雪で外部との連絡を絶たれた8人の女たちは疑心暗鬼を募らせていく。やがて、互いの詮索が始まる。一人ひとりの思惑や秘密が暴露されていく。 フランスを代表する新旧8人の大女優たちが歌って踊る、絢爛豪華ミュージカル仕立てのミステリー。






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最終更新日  2005年05月12日 21時28分13秒


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