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2005年04月12日
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カテゴリ: カテゴリ未分類


製作国 スペイン/イギリス/イタリア

シネトピックス
公式サイト
carmen.カルメン 完全無修正 R-18 エディション ラインちょうちょ.gif
「ファム・ファタール(運命の女)」、「あげ○ん」ならぬ「さげ○ん」。。
男を堕落、転落させる悪女の代名詞はいろいろでしょうが、"カルメン"もしかり。
大昔から、文芸の一ジャンルを担うくらい古今東西共通の女の典型ですね。

誠実で将来有望な竜騎兵(軍人としてエリートかな?)のホセは恋した女にも誠実さを求めた。
娼婦館の女将が、ホセに言う。
「カルメンでなくちゃいけないのかい?あんな女は忘れてお帰りよ。
女なら他にもたくさんいるだろう。若くてピチピチの処女も紹介してあげられるよ。

でなきゃ、なんでもしてあげられる大人の女だって 望みのままだよ」
そう、ホセはどんな女性でも選べたはずなのです。
なにも、わざわざ破滅の女 カルメンでなくても良かったのに。。
ある日、「ハンサムな兵隊さん」っとカルメンに話しかけられた日から、
彼の運命は決まってしまったのですね。
カルメンは娼婦の母,その客を殺した父との間に生まれた、
自由奔放で 一途なホセの手には負えっこない女のである。
二人の人生観、恋愛観が違い過ぎた悲劇、、とは行儀のよすぎる言い方ですよ。

ホセはバスク人、カルメンはジプシー。
二人ともスペインでは主流民族ではなく孤独を抱えたモノ同士で惹かれたのでしょう。
でも、バスク人は孤高の人で、ジプシーは流浪の民、流れ者と蔑まれる。


「トーク・トゥー・ハー」や「NOVO/ノボ」では見られない、
パス・ヴェガのカルメンは凄いです~。
身体は細~っで、オッパイはちょ~おいしそうにプリンップリンッです! 
そして、ものすごい”ビッチ(売女)”ぶりだよ~。
「ドーベルマン」のモニカ・ベルッチより凄い。

影のあるワイルドな山賊スタイルとなかなかがんばってますよ~。
どんどんくたびれてくのが哀れなんだよね~。。
逆にカルメンはますます光り輝いてる。。
「もう一度何もしらない軍人の頃に戻ったら、カルメンとは出会いたくないかい?
もう一度 人生をやり直すとしたら同じことをするかい?」
作家の問いに ホセはなんと答えるのか。

さ~て、自分だったら、もう一度同じ人生を歩みたいと答えるかな?
波乱万丈な人生と、平穏無事な人生と、、
激しい熱情の人生と、穏やかな愛情の人生と、、
あなたなら、どっちを選びます?


●ヴィセンテ・アランダ監督
「女王フアナ」も、同時期に封切りになったらしいです。
配給会社が違ったようですが珍しいですね。 

●原作
何度も映像化舞台化されてきたフランス人作家プロスペル・メリメの不朽の名作。
今作は これまでの中で一番原作に忠実に映画化したラブ・ストーリー。 
実際にメリメが 当時新聞をにぎわした男女の愛憎殺人事件を読んで思いついた話だそう。



 << 他のカルメン映画 >>
カルメンのテーマ性を抽出した作品で、有名なものはいくつかありますが、
二人の巨匠の作品をメモっておきます。 未見です。 
こちらにはダンスシーンが多々盛りこまれているのかな?

『カルメン』 (1983,Saura)
監督:カルロス・サウラ
アントニオ・ガデス (Antonio)
ラウラ・デル・ソル (Carmen)

[解説]
メリメ原作=ビゼー作曲のオペラ『カルメン』を材に取って、現代のスぺインを舞台に『カルメン』ミュージカル化上演を目ざし稽古に励むフラメンコ舞踊団の内部の人間模様とオペラ『カルメン』を交錯させて描く。脚本・振付はサウラと主演者であり世界的なフラメンコ・ダンサーであるアントニオ・ガデス
[ストーリー]
舞踊団の主宰者アントニオ(アントニオ・ガデス)は、今、ビゼーのオぺラ『カルメン』のミュージカル化に取り組んでいる。しかし、大きな問題をかかえていた。肝心のカルメン女優がみつかっていないのだ。彼は親友であり仕事仲間であるギタリストのパコ(ガデス・デ・ルシア)と共に舞踊学校に新人を見に行った。そこの主宰者クリスティーナ(クリスティーナ・オイヨス)とは長年の友人なのだ。その日も、イメージに合う娘が見つからず、帰ろうとしていた彼らの目が、時間に遅れてやって来た一人の娘に止まった。情熱的な黒い瞳と堂々とした仕草は、まさにカルメンのイメージにぴったりだった。その娘カルメン(ラウラ・デル・ソル)は、その場でヒロインに決まった。やがて、厳しいリハーサルが開始された。予想どおり、カルメンはメキメキと上達していった。やがてアントニオは、役のドン・ホセと同じようにカルメンに惹かれてゆく自分を感じた。

『カルメンという名の女 』 (1983)
監督: ジャン・リュック・ゴダール
マルーシュカ・デートメルス (Carmen)
ジャック・ボナフェ (Joseph)
ジャン・リュック・ゴダール (Uncle Jean)

[解説]
銀行強盗一味のカルメンが、誘拐計画を映画の撮影にかこつけて実行する姿を、憲兵隊員ジョセフとの恋をからませて描く。プロスペル・メリメの短篇小説『カルメン』を基にアンヌ・マリー・ミエヴィルが脚色。
[ストーリー]
パリのとある精神病院の一室。元映画監督のジャン・リュック・ゴダール氏(本人)は、すでに異常なしと診断されているが、病院を出たがらない。そこに姪のカルメン(マルーシュカ・デートメルス)が見舞いにやって来た。実は、仲間たちと映画を撮るので空家になっているジャン伯父さんの海辺のアパートを撮影現場に使わせて欲しいという頼み事が目的だった


『carmen.カルメン』
監督: ヴィセンテ・アランダ Vicente Aranda
製作: ビル・チェンバレン Bill Chamberlain
製作総指揮: フアン・アレキサンデル Juan Alexander
グレアム・ブラッドストリート Graham Bradstreet
原作: プロスペル・メリメ Prosper Merimee
脚本: ヴィセンテ・アランダ Vicente Aranda
ホアキン・ホルダ Joaquin Jorda
撮影: パコ・フェメニア Paco Femenia
音楽: ホセ・ニエト Jose Nieto

出演: パス・ベガ Paz Vega カルメン
レオナルド・スバラグリア Leonardo Sbaraglia ホセ
ジェイ・ベネディクト Jay Benedict プロスペル・メリメ
アントニオ・デチェント Antonio Dechent

アンダルシア地方を旅する作家プロスペル(ジェイ・ベネディクト)は、山中で出会った暗い影を持つ男ホセ(レオナルド・スバラグリア)に、コルドバの街で偶然再会する。2人を引き合わせたのは、妖艶なカルメン(パス・ヴェガ)だった。その後、カルメンを愛したことで転落の道をたどったいきさつをホセは打ち明ける。発端はタバコ工場。衛兵だったホセは、女性工員仲間に怪我をさせたカルメンを連行するが、言葉巧みな彼女にまんまとのせられて…。






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最終更新日  2005年04月12日 16時23分08秒


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