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2005年10月27日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
『ブエノスアイレスの夜』 (2001) VIDAS PRIVADAS

ジャンル ドラマ   シネトピ 公式サイト
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スペイン・マドリードに住む42歳の女性カルメン。アルゼンチン貴族の娘である彼女は、20年前のクーデター以来、心を閉ざし独りで生きてきた。当時の過酷な経験から人を精神的にも肉体的にも愛することが出来なくなり、聴覚だけが異常に敏感になってしまっていた。父の危篤の知らせを受けて、、。カルメンにセシリア・ロス。グスタボにガエル・ガルシア・ベルナル。 ギリシア悲劇「オディプス王」を下敷きに、1976年にアルゼンチンで起きた軍事クーデターによって人生を狂わされた男女を描く。監督フィト・パエスデビュー作セシリア・ロスは妻


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「アマロ牧師の罪」でも感じましたが、ガエルくんは、衝撃的、問題作的な話に意欲的に出てますよね。 普通だったら嫌悪感を感じるような役ですが、嫌悪感のヶの字も感じないのはさすがです。 それどころかやっぱ、愛らしいというか、いじらしいというか、、。 日本でいったら、妻夫木くんがドロドロの「獄門島」とか「犬神家の一族」に出てるような感じでしょうか~。。セシリア・ロスは三田佳子あたり?。。 うーん。。想像したくない図です。セシリア・ロスは存在感すごいですね。。監督(フィト・パエス)が、旦那だったとは。 鑑賞中、途中湧き上がった正直な気持ちは、きもちわるっ(ごめんなさいです。)でしたが、、ドロドロしそうなのに、淡々としてて、主演二人の力なんだろうな~。 「バッド・エデュケーション」も見ねば。。

以下ネタバレおおいに含む感想↓


ガエル君が、父親を撃つのがはじめ”なぜ、そうする?”っと意味不明でしたが、ギリシャ神話の「オイディプス」がテーマなら、あの殺人は必然なんだな。「オイディプス王」のテーマは<近親相姦>と<父親殺し>ですから。 「オイディプス王」の神話だと、知らずに父王を殺して母親と結ばれるそうですが、映画では実の父親じゃない。 でもグスタボにとっては、育ての親にあたる彼が、実の親の仇でもあるわけだから、。展開理由としては納得いかなくもないです。 実際に手を下したわけではなくとも。クーデターで、軍人が貴族を殺したのは事実なんだし。 日本なら、育ての親の愛情も考慮した展開にしそうですが。。だって、かわいがって育てたのはありあり感じましたよ。 ああいう展開は ラテンの血がなせる熱情? クーデター当時の政治情勢は、よくわかりません( 当時のアルゼンチンの情勢については、パンフに野谷文昭氏の解説が)。。 一種の錯乱状態、ショック状態に陥ったのかもしれないけれど。 育ての親の言い分を、もっと聞きたかったけど。 あの、父親、「財産はすべてやるんだから。文句ないだろう。」の一点張りでね。。


カルメンの自殺未遂はどうして??グスタポが実の子だと気付いた?
だったら、なにか身体に我が子の印をみつけたとか、なんとか1ショット欲しかったな。 。

ラストの「そんなに悪い結末じゃない」じゅうぶん悪いんだけど、ちょっとホッとしました。本人達の気持ちの持ちようでしょうからね。。。ふたり、せっかくめぐり合えたのだから。、しあわせになって欲しいよ~。セシリア・ロスにも監督との間に息子がいるそうですよね。 あの、セーターをかぶせるトコは母と息子だったですよね。。いろんな思いの果てのあの姿。 複雑な演技、すごいですよね。

●「オイディプス」は心理学や精神分析にしばしば使われる「エディプスコンプレックス」(母と男児間の愛情、父と男児間の憎悪反発)という言葉の語源といわれてる。 フロイトは「オイディプス王」に近親相姦と父親殺しを主題に見出した。 


監督: フィト・パエス Fito Paez

出演: セシリア・ロス Cecilia Roth カルメン
ガエル・ガルシア・ベルナル Gael Garcia Bernal グスタボ
ルイス・シエンブロウスキー Luis Ziembrowsky アレハンドロ
ドロレス・フォンシ Dolores Fonzi アナ
カローラ・レイナ Carola Reyna ロクサーナ
エクトル・アルテリオ Hector Alterio カルメンの父
チュンチューナ・ヴィラファーネ Chunchuna Villafane カルメンの母
リト・クルス Lito Cruz ベルトリーニ海軍大佐








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最終更新日  2005年10月27日 18時41分55秒


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