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ジョニー・デップ


2006年05月07日
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カテゴリ: 海外文学
20年目のクラスメート 7人中5人の級友が命を落した。最後の犠牲者となるのは……。20年間の歪んだ記憶が生んだ復讐劇最終章。 







ベストセラー作家のジーニーは、20年ぶりのクラス会出席のため故郷を訪れた。そして知った衝撃の事実──いつも一緒にランチを囲んだ7人の級友のうち、すでに5人が亡くなったという。稀に見る不運なクラスなのか、それとも別の魔の手が? 一番仲の良いローラも姿を消し、不気味な脅迫状が届く……



感想:

20年目のクラスメートとは、なんだか惹かれる題名でつい購入してしまいました。 メアリ・H・クラークは新刊の発売毎に楽しみにしていた作家。一番好きな作品「揺りかごが落ちる 」、これが1981年出版というから、それこそ、クラークのファンになって20年以上は経っている計算です。いまでこそ、ヒロイン系サスペンスものは溢れていますが、20年前ではそれほど無かった。クラークはポーラ・ゴズリングやP・D・ジェイムズのように硬派なミステリ作家だと思います。サラ・パレツキーやスー・グラフトンのような女性探偵ハードボイルドとは違って、作品毎にヒロインが華やかに変わり、世相にあわせて職業や事件も変化に富んでました。

「ゆりかごが落ちる」では 妊娠中絶した胎児を不妊の妊婦に手術するという産科医が犯人。現在の体外受精が可能となった時代からは考えられない、ありえない設定でしたが(だから絶版なのかも)未来はこんな治療も可能になるのかも、、なんて思わせるし、ヒロインに徐々に魔の手が伸びてくるのがすごく怖い。当時から不妊治療は社会の関心事だったのですよね。

「オルゴールの鳴る部屋で」は、多重人格のヒロインで、彼女の”ある”人格が殺人を犯したのかどうか、が焦点でした。これなどはビリー・ミリガンの本などの当時のはやりでしたね。これなども小説ネタとしては、今では珍しくない話しになってしまいましたね。

「愛しい人の眠る間に」では、ファッション・デザイナーがヒロイン。被害者の部屋のクローゼットをみて、無くなっている洋服の組み合わせがおかしい事が事件発覚の鍵となる、という女性らしい視点。

「月夜に墓地でベルが鳴る 」は、ヒロインは写真家。追いつめられて墓に閉じ込められるというハラハラどきどき。

「ダンスシューズが死を招く」は、ブラインド・デート。見知らぬ相手が魅力的でも実は殺人鬼だったりするよ、という怖さ。







消えたニック・スペンサー 消えたニック・スペンサー 新潮文庫 2005年5月
魔が解き放たれる夜に 魔が解き放たれる夜に 新潮文庫 2004年5月 
誘拐犯はそこにいる 誘拐犯はそこにいる 新潮文庫  2003年12月 
殺したのはわたし殺したのは私(わたし) 新潮文庫  2002年10月 
見ないふりして 見ないふりして 新潮文庫  2002年3月 
永遠の闇に眠れ 永遠の闇に眠れ       角川文庫 1986年11月

<以下絶版>
さよならを言う前に 新潮文庫  2003年1月 絶版
君ハ僕ノモノ 新潮文庫  2002年5月 絶版
月夜に墓地でベルが鳴る 新潮文庫 2001年1月  絶版
小さな星の奇蹟 新潮文庫 1999年12月 絶版
恋人と呼ばせて 新潮文庫 1999年7月 絶版
リメンバー・ハウスの闇のなかで 新潮文庫 1999年3月 絶版
あなたに会いたくて 新潮文庫 1227年11月  絶版
追跡のクリスマスイヴ 新潮文庫 1996年12月  絶版
オルゴールの鳴る部屋で 新潮文庫 1996年6月  絶版
ダンスシューズが死を招く 新潮文庫 1996年2月 絶版
アナスタシア・シンドローム 新潮文庫 1993年4月   絶版
いまは涙を忘れて 新潮文庫 1993年2月 絶版
愛しいひとの眠る間に 新潮文庫  1990年10月  絶版
ショウほど素敵な犯罪はない 早川書房  1989年4月   絶版
暗夜に過去がよみがえる   新潮文庫  1989年1月   絶版
揺りかごが落ちる      新潮文庫  1981年6月   絶版
子供たちはどこにいる    新潮文庫  1980年10月  絶版
誰かが見ている       新潮文庫  1979年1月   絶版







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最終更新日  2006年09月04日 01時40分32秒


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