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2006年05月17日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
『ナイロビの蜂』 (2005) THE CONSTANT GARDENER

ナイロビの蜂

『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンド・メイレレス監督が、冒険小説の巨匠ジョン・ル・カレの原作を映画化。妻の死に世界的な陰謀の存在を嗅ぎ取った主人公の心の旅路を、ナイロビの雄大な自然を背景に映し出す。命を賭けて謎に迫る夫を『イングリッシュ・ペイシェント』のレイフ・ファインズ、不慮の死を遂げる若妻を『コンスタンティン』のレイチェル・ワイズが熱演する。愛の強さと尊さを壮大なスケールで描き出す感動作。

公式サイト

ナイロビの蜂(上) ナイロビの蜂(下)


ストーリー:

アフリカのナイロビでイギリスの外交官として働くジャスティン(レイフ・ファインズ)は、ある日、弁護士で救援活動家の美しい妻テッサ(レイチェル・ワイズ)を殺されてしまう。失意の中、ジャスティンは、妻が追っていた事件がイギリスの薬品メーカーによる現地の人々を使った人体実験であることを突き止める。

感想:

ポイントは3つ  (とってもネタバレですのでご注意下さい)

・先進国によるアフリカのような弱者の国を食い物にする様
・夫婦愛
・陰謀の解明



「ホテル・ルワンダ」に続きアフリカが舞台だったわけですが、、混乱してる国ですね。
アフリカが秩序と、、自国の防衛、国益を外国から守れるようになる時代はくるのかな?


ケビン・コスナーの「コーリング」という映画を思い出した。
レイフ・ファインズってちょっと雰囲気が似てませんか?
「コーリング」では コスナーの妻が身重の身でアフリカ(だったと思う)の医師団に志願。友人達に「素晴らしい奥さんだ」と賞賛されるのだけど、現地で天災にあって?亡くなる。そして残された夫は妻の霊力を感じるようになり、アフリカに呼び寄せられる。。私はこの身重の身で危険な土地へ自ら赴いた女性には、全然共感できず、従ってこの映画はワースト3に入る。妻が身ふたつになってから行動を起こすのなら納得もしただろうケド。何故我が子を危険な目に合わせるのか、全然理解不能でした。すぐにも医師団に参加しなければいけない差し迫った事情が説明不足だった。


「ナイロビの蜂」でのレイチェル・ワイズという女性は、革命家の闘志を持つ。映画では、彼女の仕事への情熱、アフリカへの憂慮、義憤、愛情、、事件に深入りしていってしまう、この女性の強さ、人物像をしっかり映してました。だから、彼女がわざわざ、不潔で設備も不十分なアフリカ人がバタバタと死んでいくような病院でのお産を選び、死産してしまうという事態を招いたことへも、疑問を感じつつも、それが彼女の生き様なんだ、と理解できました。わたしなら、我が子とわが身には、可能な限り安全と安楽な場所のお産を選びます。けれど
「アフリカの女性はあそこでお産するのだから、自分もそこでする」
という、レイチェイルの姿勢は、お産になにか異常がどうするの?どうして我が子を第一に考えられないのか?分からないのですが、。それだけ大きな義憤に駆られていたということなのでしょう。レイチェル・ワイズ、下手すればお騒がせ女に成り下がりそうな役どころを知性と勇気と夫への愛ナド、深みを感じました。


「アフリカでは命が安い」
「少しくらい人口が減った所で誰も気にしない」
「いま、目の前のひとりを救うことが大事なんじゃないのか」




飛行機からファインズが助けようとした子供が、
「援助団体以外は飛行機に乗れない」という操縦士の言葉に聞き分けよく降りた。
飛行機を追いかけてくるシーンが、超痛かったデス。
アフリカの子供、子供、子供、、真っ黒の目とクルクルカールの髪。
とっても愛らしく撮られてるのが 切なかったデス(涙)




社会性のテーマに気をとられてましたが、夫婦愛の映画としても良いと思います。
”妻の死の謎を追う夫”
”亡くなってから、さらに彼女の愛を見つけた”
そちらの面での感想もいろいろありそうですね。


レイフ・ファインズは、大人しい夫役でしたね。
「レッド・ドラゴン」「スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする」「ハリポタ 炎のゴブレット」などなど、異常人格の役のインパクトが強いです。


監督: フェルナンド・メイレレス Fernando Meirelles
製作: サイモン・チャニング・ウィリアムズ Simon Channing Williams
製作総指揮: ジェフ・アッバリー Jeff Abberley
ジュリア・ブラックマン Julia Blackman
ゲイル・イーガン Gail Egan
ロバート・ジョーンズ Robert Jones
ドナルド・ランヴォ Donald Ranvaud
原作: ジョン・ル・カレ John Le Carre  『ナイロビの蜂』(集英社文庫刊)
脚本: ジェフリー・ケイン Jeffrey Caine
撮影: セザール・シャローン Cesar Charlone
プロダクションデザイン: マーク・ティルデスリー Mark Tildesley
衣装デザイン: オディール・ディックス=ミロー Odile Dicks-Mireaux
編集: クレア・シンプソン Claire Simpson
音楽: アルベルト・イグレシアス Alberto Iglesias

出演: レイフ・ファインズ Ralph Fiennes ジャスティン・クエイル
レイチェル・ワイズ Rachel Weisz テッサ・クエイル
ユベール・クンデ Hubert Kounde アーノルド・ブルーム
ダニー・ヒューストン Danny Huston サンディ・ウッドロウ
ビル・ナイ Bill Nighy サー・バーバード・ペレグリン
ピート・ポスルスウェイト Pete Postlethwaite ロービア








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最終更新日  2006年05月17日 20時57分06秒


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