がちゃのダンジョン  映画&本

PR

×

フリーページ

著者名索引:ファンタジー&児童文学 


☆指輪物語


☆ナルニア国物語


☆ゲド戦記


☆ハウルの動く城


☆ハリー・ポッター


☆ライラの冒険


☆ダレン・シャン


☆ダーク・タワー


☆バーティミアス


☆氷と炎の歌シリーズ


☆ランサム・サーガ


☆小人・人形・大草原 


E.L.カニグズバーグ


D.W.ジョーンズ


ローラ・E・ワイルダー


エラゴン・ザスーラ 等  



十二国記  


海外小説


あ行の作家


か行の作家


さ行の作家


た行の作家


な行の作家


は行の作家


ま行の作家


や行の作家


ら・わ行の作家


*


このミステリがすごい海外


ロマンス本


国内小説:


あ行の作家


か行の作家


さ行の作家


た行の作家


な行の作家


は行の作家


ま行の作家


や・ら・わ行の作家


このミステリがすごい国内


あ行の映画


か行の映画


さ行の映画


た行の映画


な行の映画


は行の映画


ま行の映画


や行の映画


ら・わ行の映画


アイ・ロボット 原作と映画


天国の口、終りの楽園


シェイクスピア映画


ハリー・ポッターと炎のゴブレット


外国映画あれこれ☆


イギリス映画


スペイン映画


フランス映画


欧州映画


イタリア映画


キューバ映画


メキシコ映画


ブラジル映画


アイルランド映画


映画俳優


ユアン・マクレガー


クリスチャン・ベイル


ゲーリー・オールドマン


アラン・リックマン


ジュード・ロウ


トビー・マグワイア


フランスの俳優さん


スペインの俳優さん


ジョニー・デップ


2006年07月19日
XML
カテゴリ: 海外文学
『未来少年コナン』原作本



アレグサンダー・ケイ 残された人びと 本サイズ
二つの大国が磁力兵器を使った戦争を起こし、世界中のほとんどの人が死ぬ。戦争を引き起こした帳本人は、生き残った人々を支配しようとするが、主人公の少年と科学者たちは超能力を使って立ち向かう。1974年刊の再刊。

「冷戦時代を反映したジョージ・オーウェルばりの未来社会と物質文明を否定したような荒々しい自然の中で繰り広げられる物語は、アニメ版の痛快冒険活劇とは趣を異にしコナンとラナの内面の成長に重点を置いて進行。たった一人無人島に残された少年が絶望的な現実に苦悩しつつも、内なる知恵と人間関係により困難を克服していく様は、「暗い」と表現するよりは小説ならではの深みを備えていると思います。 クライマックスも世界(社会や人間関係)が生まれ変わるような瞬間のようで押し付けがましくなく好感がもてました。 作者の他の作品は絶版になっていますが出来れば読んでみたいところです。」(Amazon.co.jp  感想文より)

感想:

アニメの登場人物の原型が全部登場してます。

・コナン
・ラナ
・ロー博士(ラオ博士)ラナの祖父
・ダイス船長
・マンスキー(モンスリー)
・オーロ
・レプカ
・ジムシー
・海鳥のティキィ
・町 インダストリア ハイハーバー

* おじい(コナンの祖父)やテラ(オーロの妹)は登場しません

コナンとラナは17歳くらいで、別々の場所で奮闘しています。出会うのはほとんどラストの方。ふたりの話は同時進行しています。テレパシーや未来社会ということでSFですが、人が元々もっている能力を伸ばした力としての描き方で、わりとSFとしては地味でした。ボタンをおせば機械がなんでもやってくれた世界が崩壊し、12歳でコナンは孤島にひとり流れ着き、生き延びます。孤独に押しつぶされそうになる時間。アニメのような明るくハツラツとした少年ではなくて、もっと骨太。痩せえてはいてもその筋肉隆々とした肉体にインダストリアからやってきた支配階級は、彼の若さ強靭さが欲しいと思う。コナンのように救う価値の見られない生き残りを彼らは見捨てている。

前書きに、「この話は、旧約聖書のモーゼがエジプト人に苦しめられているユダヤ人をひきいて、神の定めたイスラエルへ脱出する話を思い出させ、それとおまじような感動さえおこさせます」とありますが、キリスト至上な表現にはちょっと首をかしげますが、たしかにコナンは生き残った人びとの若い世代を率いていくのを予感させます。自分にはそんな任は重すぎると悩みつつ、、のココロの成長をともなって。

全体にアニメのような明るさ、ユーモアはなく陰鬱ですが、ラストは感動というか、読後何度もそのシーンを思い浮かべてます。「大団円」というアニメのような分かりやすさではないけれど、充分にコナンたち若い世代が、この荒れ果てた世界を立て直していくんでは、、と思わせました。
アニメ同様に、マンスキー(モンスリー)やオーロやダイスといった敵役が、その後の世界ではコナンの協力者になっていくのかと。

小説ならではの深みのある内容でしたし、ラストもよかったです。でも、、やっぱりアニメのほうが 楽しめると思います。アニメは原作を膨らませた素晴らしいものだと。彼らの成長というのをじっくり読んでみるのもいいですね。

この原作は、宮崎さんがアニメ化に特に選んだものではなかったそうです。というより原作は大嫌いだと当時おっしゃてたとか。<日本アニメーション>からたまたま与えられた題材だったにもかかわらず、 機械と人間と自然のバランス、勇敢なヒーローおよびヒロイン、バラエティに富んだ悪役、未来文明と最終兵器  …。宮崎作品の基本的要素が すべてつまっているではないですか。嫌い嫌いといいつつも、この小説は、宮崎さんの世界観に随分とよくはまったのですね。



『残された人びと』の原作者、アレグサンダー・ケイ(米)は、1979年に亡くなっている。アニメ化された時はギリギリ存命だったわけです。彼はアニメ『未来少年コナン』を観たのでしょうかね。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年09月04日 01時35分10秒


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: