時には行動しない努力も必要です



目標や問題点、そういったことをしっかりと分析し、問題解決、目標達成のために行動する。
行動は、成功の為の必須の条件です。
ですが、行動をしていると、行動することと同じくらい大事な局面が訪れます。
それは、『待つこと』です。
人事を尽くして天命をまつ
なんて言いますが、待つ時の心のあり方が大事なんです。
待っている時というのは、どうしても不安な気持ちになりがちです。
そういう時に、いかに積極的姿勢で待つことができるのか?
実は、行動するよりも難しいかも知れません。
人事を尽くしたならば、あとは積極的な心を保ったまま待つのです。
武田信玄の旗印でもある、孫子の『風林火山』は御存知かと思います。
はやきこと風のごとく
(決断は素早く、すぐに行動)
静かなること林のごとく
(行動は慌ただしくするのではなく、静かに、たんたんと)
侵略すること火のごとく
(いざと言う時は、勢いをつけて)
動かざる事山のごとし
(待つべき時は、じっと待つ)
孫子の兵法は、戦いの書ではありますが、今現在の商売にも大いに役立つことが書かれています。
現在に応用できる解釈は、こんなところでしょうか?
自分自信が納得できるまで人事を尽くし、平然と待つことができた後にこそ、成功といえる結果がやってくるです。
人事を尽くせないこと同様、待つことに我慢ができず、あれこれと横道にそれてしまうことも、失敗の要因です。

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