AKIHABARA秋葉他お買い物日記

　ミシュランがアメリカグランプリのオーバルという特殊なレイアウトのサーキットに対応できなかったというだけのことで、要は技術的に間に合わせることができなかったということですよね。新レギュレーションやこのサーキットのことは開幕する前から分かっていたことであり、ミシュランは早さを取って耐久性を犠牲にして、ここまでブリジストンに対して優位に立っていたわけですから、いまさら安全性を理由にFIAにオーバルにシケインを設けろだのニュータイアの導入だの要求するのは筋違いだと思います。
　解説で右京が言っているように、もたないんであれば、15周ごとにタイヤ交換をするしかないでしょう。それをドライバーの安全優先を隠れ蓑にしてボイコットするなんておかしい！アメリカGPには中島が参戦しているときに行った（当時はフェニックスでしたが・・）ことがありますが、楽しみにしていたお客さんに対しても遺憾の意を示すだけで反省がないミシュランの声明にはがっかりです。
　しかし今更ながらスターティンググリッドに着いた台数が6台、すなわち3チームしかブリジストンユーザーがいない（かたやミシュランユーザーは9チーム）というのには驚いた・・なんとも寂しい限りです。今年はあまりまじめにF1を見ていないせいもあって正直ビックリでした。HONDAもTOYOTAもブリジストンじゃないんですねぇ・・なんだかなぁ・・です。琢磨が走れなかったのは残念ですが、レースが成立したことは良かったと思います。技術のなさを数でゴリ押しされたのでは何とも情けない・・まるでどこかのよう？・・レギュレーションを守ることに頑なすぎると見る向きもあるが、成立しなけりゃ走ったブリジストンユーザーは何なのよ・・となるところだった。