画券の消化・・相変わらず一人で109へ・・。
さて今日の映画は「海街diary」です。これまた大々的に
宣伝されている映画です。ほのぼのとして決して大きな起伏
のある映画ではないのですが・・まさに見ていて心地よい映
画でした・・。しかし舞台が鎌倉の古びた屋敷といって良い
ような趣ある家・・こういうところに住みたいですよねぇ・・
庭の梅の木は樹齢50年以上・・とは・・。
いつもとちょっと違う雰囲気のしっかりものの長女役の綾
瀬はるか、奔放さがぴったりの次女役の長澤まさみ、これま
た変わり者をテンポ良くこなしていた三女役、夏帆、そして
一人異質の環境にとまどいを見せる異母兄弟の四女役?を達
者にこなしていた広瀬すず・・。いずれも芸達者な主人公が
淡々と押さえた演技で良い感じ・・。それに出ました怪優樹
木希林・・相変わらずですねぇ・・さらにキムラ緑子、大竹
しのぶ、リリー・フランキー・・といったこれまた怪優と言
っても良いベテランが脇を固め、さらに私たち世代の永遠の
あこがれ風吹ジュンが重要な役どころを演じているのもうれ
しい・・。まさに日本映画の一角を彩っている映画です・・。
YAHOO映画より
『解説:ベストセラーを誇る吉田秋生のコミックを実写化し
たドラマ。鎌倉に暮らす3姉妹と父親がほかの女性ともうけ
た異母妹が共同生活を送る中、さまざまな出来事を経て家族
の絆を深めていく姿を追う。メガホンを取るのは、『そして
父になる』などの是枝裕和。テレビドラマ「八重の桜」など
の綾瀬はるか、『潔く柔く きよくやわく』などの長澤まさ
みのほか、夏帆や広瀬すずらが共演。実力派女優たちが繰り
出す妙演はもちろん、舞台となる鎌倉の美しい四季の風景も
見どころ。』
『あらすじ:鎌倉で暮らす、幸(綾瀬はるか)、佳乃(長澤
まさみ)、千佳(夏帆)。そんな彼女たちのもとに、15年前
に姿を消した父親が亡くなったという知らせが届く。葬儀が
執り行われる山形へと向かった三人は、そこで父とほかの女
性の間に生まれた異母妹すず(広瀬すず)と対面する。身寄
りがいなくなった今後の生活を前にしながらも、気丈かつ毅
然と振る舞おうとするすず。その姿を見た幸は、彼女に鎌倉
で自分たちと一緒に暮らさないかと持ち掛ける。こうして鎌
倉での生活がスタートするが……。 』
『映画レポート:「海街diary」生きづらさを乗り越えた先
にある光を照射した人間賛歌
綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すず。この4人が並
び立つだけでスクリーンが華やぐ。昨今の日本映画ではなか
なかお目にかかれない美のそろい踏み。さて、是枝裕和監督
はこの旬の素材をいかに料理するのか。メインは長女・幸
(綾瀬)の自戒と、四女・すず(広瀬)の自責からの解放だ
った。
幸、佳乃(長澤)、千佳(夏帆)の3姉妹は15年前に家族
を捨てた父親の悲報を聞き、参列した葬儀会場で異母妹の中
学生・すずと出会う。すずの母も既に亡く、義理の母に当た
る3人目の結婚相手と暮らしていた。見かねた幸は「一緒に
暮らさない?4人で」と鎌倉での同居を提案する。
食卓はさらににぎやかになり、姉たちの愛情を受けたすず
は一見、新たな生活になじんでいるように映る。だが幸が、
なじみの食堂の主人・さち子(風吹ジュン)に「あの子、よ
く笑うのよねえ」と言われた直後のハッとした表情が実に印
象深い。家では見たことのないすずの一面に、妹が心を開い
ておらず、自らも奥底にわだかまりがあったことを知る大き
な転換点として余韻を残す。
そして父親に続いて家を離れ、祖母の七回忌に突然現れた
3人の母(大竹しのぶ)との再会によって幸は積年の思いを
氷解させ、すずもまた不倫相手の娘という苦渋を吐露する。
それぞれの心の移ろいを、みずみずしい風景に溶け込ませる
ように静かに、少しずつだが確実に積み重ねていく。
幸は、すずを父親との思い出の詰まった高台に連れて行く。
そこで初めて互いの気持ちを受け入れ合って見せる心からの
笑顔は実にすがすがしい。その過程においては、男運は悪い
が常に前向きで明るい佳乃、ひょうひょうとしているようで
冷静に状況を好転させていく千佳の存在も絶妙な“隠し味”
となって姉妹のきずなをつないでいる。
人が生きること、死ぬことと真摯に向き合い続ける是枝監
督が、生きづらさを乗り越えた先にある光を照射した人間賛
歌。全編が優しさに満ちあふれている。(鈴木元)』
映画館での映画スター・ウォーズ/最後の… 2018年01月15日
映画館での映画150926・・ 2015年09月26日
映画館での映画150921・・ 2015年09月22日
PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着