主優待の消化に入っています・・相変わらず一人で109へ・・。
さて今日の映画は「トゥモローランド」です。ディズニー
映画ということでファンタジー&明快ストーリー展開を予測
していたのですが・・結構小難しくて、子供には理解不能・・
大人もあんまりすっきりしない中途半端な感じで終わってし
まったのではないでしょうか・・?
あくなき欲望の結果、人類が滅亡に突き進んで行く様が、
実は巨大メディアによる人々への洗脳だったとする感覚は分
からないではないのですが・・ちょっと唐突な感じで説明不
足のようで・・せっかくあのへそ曲がりのDr.HOUSEのヒュ
ー・ローリーがキャスティングされて、期待感を持たせてく
れていた(私的には、好きな俳優さんでどんな敵役を演じて
くれるか楽しみだったので・・)ので、もう少し彼に語らせ
たかった・・。
全体的には、職人技術者の父が片隅に追いやられていくの
を阻もうと高校生らしい短絡的な反抗心で突き進む娘ケイシ
ーの現代的な活発さ(今話題?のドローン登場が楽しい・・)
や小憎らしいほど愛らしい異次元からやってきた不思議な少
女アテナの活躍がディズニーお得意のファンタッスティック
ワールドと相まって楽しく・・寝そうになるテーマそっちの
けで楽しめました。あんまり難しく考えなければ、画面の端
々に色々仕掛けが見られるようで単純に楽しむには良いかも
・・4部構成くらいにして少しずつ謎解きしていく感じにし
たら良かったような・・せっかくウォルト・ディズニー社の
保管庫で発見された資料を基にしたのならそれくらいの価値
があったのでは・・?
YAHOO映画より
『解説:ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコ
ル』などのブラッド・バード監督と、名優ジョージ・クルー
ニーのタッグで放つ話題作。ウォルト・ディズニーが想像し
た未来を軸に、“トゥモローランド”のことを知っている主
人公と17歳の少女が未知の世界への扉を開く姿を描く。共演
は『愛する人』などのブリット・ロバートソンやテレビドラ
マ「Dr.HOUSE」シリーズでおなじみのヒュー・ローリーら。
ウォルト・ディズニー社の保管庫で発見された資料を基に創
造された世界に息をのむ。』
『あらすじ:17歳のケイシー(ブリット・ロバートソン)が
見覚えのないピンバッジに触ると、自分が思い描いた別世界
へと入り込んだ。バッテリー切れで現実の世界に戻ってきた
彼女の前に、不思議な少女アテナ(ラフィー・キャシディ)
が現れる。そしてケイシーにトゥモローランドに戻りたいの
なら、フランク(ジョージ・クルーニー)という男性を訪ね
るよう助言する。』
『映画レポート;「トゥモローランド」「わからない」の可
能性を信じる。ディズニー映画の未来形
ディズニーランドがおとぎ話の世界を再現して来場客に体
験させる場であることを考慮すると、同施設の人気エリアを
モチーフにしたSF映画で現実世界と未来的パラレルワールド
を行き来するストーリーを語ることは、子供や若者向けの見
せ物としてごく真っ当な印象を受ける。実際、序盤から中盤
にかけて、発明好きの少年、行動派のギーク女子高生、2人
を導く謎の美少女(キュートなそばかすっ娘のラフィー・キ
ャシディ)による冒険譚の体で快調に進む。
だが、作品の世界観が明らかになるにつれ、むしろジョー
ジ・クルーニーが演じる夢をこじらせた大人の世代のほうが、
この仕掛けやメッセージを自然に受け止められる中心層では
ないかという思いが強まる。努力が実らず挫折するくやしさ。
警告が届かないもどかしさ。居場所がなくなる絶望感。大人
が往々にして味わうこうした感情を理解できるからこそ、破
滅に突き進む世界を救うべく若い娘たちと共闘する中年ヒー
ローの姿に熱くなるのだ。
ピクサーの長編アニメで2度のアカデミー賞長編アニメー
ション賞を受賞し、初の実写映画「ミッション:インポッシ
ブル ゴースト・プロトコル」でも大成功したブラッド・バ
ード監督が、「LOST」のデイモン・リンデロフとの共同脚本
で紡ぐ活劇は、確かにスリル満点でアトラクションのように
楽しいが、パラレルワールドをめぐるさまざまな疑問につい
ては説明されないままのものも多く、SF的興味を十分に満足
させてくれるとは言いがたい。
また、メディアによる情報の洪水が人々を洗脳するとして
否定的に語られる場面があるが、巨大メディア企業ディズニ
ーの作品でこの主張は意外だった。とはいえ、そんな自己批
判すれすれのネタを仕込んでいることからも、わかりやすさ
を重視したお子様映画を目指していないことは明らかだし、
むしろ謎や疑問を残しておくのが戦略のような気がしてくる。
明日はわからないから、夢を見ることができる。センス・
オブ・ワンダーを契機に、仕組みや法則をわかろうと努力し、
得たことを土台により素晴らしいものを創造する。製作陣は
きっと、本作を観た少年少女の心に芽生える「わからない」
が、いつか形を変えて花開くことを信じているはず。未来を
見据えるディズニーの進化がここにある。(高森郁哉)』
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