AKIHABARA秋葉他お買い物日記

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2022年12月18日

今回の本は、柿木図書館で廃棄処分で「リサイ
クル」の紙が貼られて入口のところに置かれて
いた中の一つです。どういう理由で廃棄処分に
するのかはわかりませんが結構バラエティに富
んでいて、面白そうなのを頂いたりしています。
いわゆる「ご自由にどうぞ」というやつで紙に
何冊持っていくか書けば、一回に５冊までもら
うことができます。今まで借りた本を自転車操
業のように読むのに一杯で、幾つかもらった本

ところの流れに沿ったものだったので、借りる
本を止めて読んでみました。

スクランブル中に不慮の事故によって死亡した
と思われた航空自衛隊の天才パイロットが実は
・・。航空自衛隊の戦闘機パイロットが負わさ
れている現状が暗に語れ、主人公と好敵手の空
自パイロットとの対比にもの悲しさを感じる。
北朝鮮・中国・ロシアの脅威に実はアメリカも
絡んでいたという設定が第二次大戦の陰謀を彷
彿とさせる。少し込み合ったお話になっている
が空戦もリアルに描かれ楽しめました。

小説的には良い終わり方なのかもしれないが、
最後はすっきりしたいと思った。

今回の著者の鳴海章という人もかなりの量の小
説を書いているようなので、また楽しめそうで
す。

骨が軋み、血が泡立つ。これはゲームではない。
航空自衛隊「最強」と呼ばれた男が、日本に宣
戦布告。ターゲットは日本海原発銀座。迎え撃
つのは、かつての盟友。
小説は、「戦い」をどこまで描けるか。
航空小説“断筆”から12年。鳴海章が戦場に戻っ
てきた。
小松基地からスクランブル発進したまま嵐の中
で行方不明となったF-15イーグル。パイロット
は航空自衛隊最強の戦闘機部隊・飛行教導隊で
も天才と呼ばれた男・景坂志朗だった。7年後、
大陸からF-15で突如帰還した景坂は、原子力発
電所への攻撃を仕掛ける。その裏には、中国、
ロシア、北朝鮮、そしてアメリカまでもが絡ん
だ壮大な謀略があった。
講談社創業100周年記念出版

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