グローブ


グローブもレイヤリングしよう

グローブもウェア同様レイヤリングを考えたセットを考えましょう。インナーグローブ、セカンドグローブ、アウターグローブという構成です。
しかし、グローブに関しては人それぞれこだわりがあっていろいろな考え方があるようですので、ここでは僕の考え方を紹介します。

僕はグローブは3枚とも別々に買っています。2、3枚セットのものもありますが、たいがいインナーが作業性の悪い作りになっているので別々に買います。

インナーグローブ は速乾性の 超薄型のものを僕は選んでいます。基本的に雪が降っていないときのハイクアップはこれ一枚しかしていません。なぜなら、100メートルも登れば暑くてグ ローブなんてしていられないからです。しかし、雪山では地肌を出さないようにしないと、指などの先端部分は風が強くなっただけですぐに凍るように冷たく なってしまいます。この薄い一枚があるだけで全然違うのです。

セカンドグローブ はウィンド ストッパーたいぷのフリースを使用しています。風が強くなったりしたときはインナーの上からこれをつけます。以前はウィンドストッパーではないものを使っ ていたのですが、強風の中で手が凍りそうになったことがあり、買い換えました。
セカンドグローブは作業性と保温性が大切です。グローブをしたままどんな作業でもできるように、手のひらに滑らない素材が使われているものを選びましょ う。
さらに気をつけたいのがアウターグローブとの相性です。伸縮性があり、フィットす るもののほうがアウターグローブをしたときにごわつかず作業性を確保する ことができます。

アウターグローブ はゴアテッ クスの5本指タイプを使っています。アウターグローブに関してはゴアテックスは必須です。使用頻度がおおく、雪に接する時間も多いので、ゴアテックスでな いと話にならないといっても大げさではないでしょう。
5本指を選んでいるのは作業性確保のためです。アウターグローブは滑るときにしかつけませんが、ビンディングの脱着や水分補給、写真撮影などいろいろと作 業は出るものです。保温性はミトンが勝りますが僕は作業性のよい5本指をお勧めします。
手首のスカートも長めでウェアの袖がしっかりはいるものを選んでください。中途半端なものをえらぶと、すぐに袖が出てしまい、そこから雪が進入してきま す。それではゴアテックスも意味がありませんから。






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