空飛ぶトンボ

< 新しい記事

新着記事一覧(全194件)

過去の記事 >

2010年12月19日

俺ん家の犬

カテゴリ：カテゴリ未分類

　風邪だった。
　　　　　だって、熱計ったら、37.0あったもん！

　　　　　　それでも今日は出勤だ。今は、有料老人ホームに

　　　　　　勤めています。老人様が俺が出勤するのを

　　　　　　今か、今かと待っている。テレビや、巷では

　　　　　　「老人介護は苦痛」というイメージが強いようだが、

　　　　　それは・・考え方の違い・・？俺は、彼ら、彼女らが

　　　　　好きだ。オムツ替えも、うまく、はやく出来たときには

　　　　　　誇らしい。何と言っても、「有り難う。」

　　　　　　と、社交辞令ではなく、心から言ってくれて

　　　　　　本気で嬉しい！！

　　　　　　ので、頑張って、しっかり薬飲んで、厚着して、

　　　　　　マスクして、俺様のご出勤だ。玄関先には、我が家の

　　　　　　愛犬、2匹がひなたぼっこの為、つないでいる。

　　　　ちょっと挨拶してやるか。「おはよう！」おれは、陽気に

　　　　　犬に挨拶した。犬は、やわらかい朝の日差しを浴びて

　　　　　のんびりと寝そべっていた。　　　

　　　　　　　　　　　　　　　が

　　　　　　がおがおがおがおがお～～～～～～～～～～～！！！！

　　　　　　犬がなぜかこのご主人様である俺に、半キチ状態で吠え付いてきた！！

　　　　　俺は、面食らった？？（ふざけてんのか？）

　　　　　　　　　「俺だよう。」と言って、手を伸ばすと、

　　　　　　「ウガルルル～～～～～～～～～っっ！！！！」

　　　　　　　　と言って、風邪を引いても健気にご出勤しようとしてる

　　　　　　　この可愛そうで優しい俺に、本気でかみついてきた！！

　　　　　　鬼のような目だった。犬は、狼の仲間だってことが、リアルに

　　　　　　　　感じる瞬間だった。俺は悲しくなった。こいつら、おれが

　　　　　　　嫌いなんだあ・・・。噛まれた手をさすりながら、

　　　　　　犬に吼えられまくって佇んでいると、奥から妻が出てきた。

　　　　　　　「マスク取って見たら？」　一言いうと、また奥に引っ込んでいった。

　　　　　　（マスク・・？）いぶかしい思いをしながらも、俺はマスクを外した

　　　　　　　「ピタ。」・・・と、犬が吼えるのをやめた。一変して、

　　　　　　　犬は腰を低くして、申し訳なさそうに、しっぽを振って

　　　　　　　俺の足元に寄り付いてきた。

　　　　　　　・・・・・今さら・・・・！

　　　　　　　　俺はちょっと、こいつらが嫌いになった。だから、今日は

　　　　　　　　　あえて名前ではお前らを紹介せん！。犬、とかいてやるう！

　　　　　　　・・・と、言うわけで、今日の紹介は、これです