DOGGIES 911

DOGGIES 911

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2009.10.19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
この前は、ブーツィーをあるところへ連れていった・・・とだけ書きましたが、1週間だけの期間で、ブーツィーを他の場所へ移すことができず、今の里親さんに期間を延ばしてもらってたんです・・・・(交渉成立)・・・

とりあえず、場所が決まるまでは、預かってくれるということになりました。
もちろん、庭でです。
お母様とお犬さまが同居することになってるので、しょうがないです。。。

夜の8時にある、警察犬訓練に参加させてもらったんです。実は。

022.JPG

Schutzhund トレーニングってご存知ですか?
そうです、警察犬訓練です。隠れた犯人に吠えかかったり、追いかけて襲ったりする・・・

そこのトレーナーにコンタクトをとって、一般参加はできないところを、なんとか無料で参加させてもらえるように計らってもらったわけです・・・

競技用のトレーニングはDVDなどでみたことはありましたけど、実際に見たのは初めてでして・・・・・もちろん、参加者は全員ポリス・・・・ま、関わりたくはない人たちなんですけど、そうも言っておれず、、、、連れていきました。


「アグレッシブではない」っていうんですもん・・・

私はトレーナーとして参加しましたけど、どーも、この頑なトレーニングになっとく行かず・・・といったとこでしょうか・・・・

これらのトレーニングは、そりゃあ、歴史のあるトレーニングです。ただ、昔から何も変わってない・・・・っての、、、、私、「幅がないな~~~」って思うんですよね。

私のトレーニングをビデオでみた人は、私がよっぽど、ガンガンに首輪やブロングで締め付けるかのように思ってる人も多いと思うんですけど、私はこの警察犬の訓練のような使い方は絶対してませんね・・・・・見て、「私と考え方が違う!」とはっきりわかりました。

がっつんがっつん、上に上にショックを掛けるあの訓練に、私のマックスがいたら・・・と想像すると、ありゃ、完璧にマックスはハンドラーへの抵抗を見せますわ・・・・

ええ、間違いなく、私のマックスでさえ、ハンドラーへ歯をむけるでしょう・・・・・

ブーツィーは、トレーナーのポールという男性にハンドルを任せたんですけど、ブーツィーが3、4回、彼の脚と手にかみつきました・・・・・・

プロングカラーのつけ方に私は疑問を持ち、「あのぅ~~~、プロングのダブルフック。・・それが犬を興奮させてるから、噛まれたのではないでしょうかぁ~~~」と、下手に提案したんですけどね・・・・・

プロングカラーには2個の輪っかがございます。競技用では、主に警察犬、両方の輪っかにリードをつけるんです・・・・

そうした場合の犬にかかる刺激の量が違います。

彼(ポール)曰く、2個にダブルフックする場合は、力が掛からないのだ!とおっしゃいます・・・


物理的に考えてみても、ダブルフックとシングルフックでは(すみません、今日は、なんかトレーナーっぽくて・・・)、犬にかかる負荷(圧力)が違う!

逆です、逆!

男性の力で、プロングをはめた犬の首を上下に、がっつんがっつんする・・・・・
あのイメージがあるから、ブロングが敬遠されるんですね~~~~。

彼らもまた、「痛みでコントロールしてるのではない!」といいますけど、あのダブルフックの上下へのがっつんがっつんは、「痛いですって!!!」



でもって、彼らは口をそろえて言う・・・・「ブーツィーはいい子だ!」って・・・・
「ドッグアグレッシブではない」とか「これは当たり前の行動だ」って・・・・

私は「そうですかね~~~~」ってちょっとした反論をしましたけど・・・・・
私は間違っておりません。

トレーニングの後半、ポールがハンドルしていたブーツィーが、ただ座ってる、しかも背中をむけてリラックスしていたシェパードに後ろから襲いかかりました・・・・・

「ほら、言わんこっちゃない・・・・」

無抵抗の犬の背後から襲いかかるブーツィーの何をもってして、「アグレッションではない!」と言い切れるの?あんたら!

その瞬間にポールはブーツィーをがっつんと上に持ち上げたんですけど、それと同時に彼はブーツィーから噛まれたんですよ・・・・太ももを・・・・・

「だから、あのぅ~、プロングの負荷が、ブーツィーに恐怖を与えてるといいますか、その~、ブーツィーをあおっているといいますか、、、、その~、私は一度もブーツィーから攻撃されたことはないわけで~~~、あの~、やはり、そのやり方では、あの~、ブーツィーには逆効果だと思うのですが・・・・・」と、ちょっと口出ししてみました・・・・

話なんて、聞いてくれませんよ。
あちらさんは、警察犬訓練してきて、30年・・・・
私はその辺にいる、この道数年のおなご・・・・私のことなんか、「ペットショップのしつけの先生でっしゃろ?」ってとこでしょうかね~~~~。

「そりゃあ、あんたがブーツィーにかまれないのは、あんたのタイミングが遅いのと、力が弱いからじゃ!」と言われ・・・・

「え?やっぱ、力なんっすか???」(私はプロングしても力は使わないんですが・・・・とは、言えませんでした・・・・)

思いっきり言うとるやんけ!「力」って・・・・・・

どうやら、このトレーナー軍団(ポリ)・・・・私をなめておるようです。・・・

私もハンドルできない・・・と思ってらっしゃるようで、帰り際に、名刺を残して行きました。

「あの~~、私のHP(英語版)に、ブーツィーのBEFORE AFTERの動画が載ってます。。。。よかったら、その~、見てください・・・・」と言い残し、その場を去りました。

なんていうか、伝統芸としてはいいですよ。トレーニングに頑なな哲学をもち、それを継続するということ・・・・これは大事です・・・・でも、幅ですよ。幅。。。

他のトレーナーの意見を聞く。。。。それも大事ではないんでしょうかね・・・・
そりゃあ、経験した年数・・・・・80歳のおじいさんで、現役のトレーナーには、かなわないことがたくさんあります・・・・でも、柔軟性ってんですかね?
そういうのも、大事だと思うんですよね・・・・

「私はこう!」というスタイルを持つのも大事ですが、それを曲げない!ってのは・・・・

私はこう見えて、がっつんがっつんの強制トレーニングやるトレーナーに思われがちですが、私のクラスを実際に受けた生徒さんに、そういうイメージは全くないと断言できます。

ペキニーズの3か月の仔犬とアグレッションのあるシェパードと、トレーニング方法が同じでは解決できません・・・

私はトレーニングという言葉自体が嫌いなんですよね。
「パック ストラクチャー」ってわかります?私の原点はこれなんです。
コレクションも、痛みを伴うものであってはならないんです。

だから、私はよく、「ちょんちょん」とか「ちょいちょい」するって言葉を書きますが、ほんとにそうなんですもん・・・・・

「ほんまに、ちょんちょんっすね」って何人に言われたことか・・・・・

至って冷静なんです、私は・・・・

30年には及びませんが、犬を読める力には自信があります。
性格の分析がまずできないことには、対応ができません。
結構、サイキック的にカンが働くことも多いんで、怪しい分析もしたりしますが、ほんとに犬の声が聞こえるときがあるというか・・・・・・・あるんです・・・・

「あたしゃ占い師か?」と言われたこともありますね・・・・犬の写真みたら性格が読めちゃったり、、、します・・・・

ブーツィーを「いい犬だ!」と褒めまくる人たちにも、疑問があります。
いや、いい犬ですよ。必死に訓練に耐えてるし、我慢もしてる!

じゃあ、「もらってください」というと、「いらん・・・・」わけですよ、みんな。
そういうとこ見えみえだから、こういう話きくと、なんか、「カチン」ときます。

私なら、もし、友人がシェパードを探している・・・とわかっていても、ブーツィーを勧めません。かなりの覚悟が必要ですし、それだけ前向きな飼い主でない限りは、絶対に勧めない犬です。
だから、無責任にも「この犬はとっても利口で素晴らしい犬ですよ」と、軽々しく口に出しません。

だって、私、一番この犬の理解者だと思うんですもん・・・・

っと、今日は、なんだか、トレーナーのようなことを書きましたね・・・・(あ、トレーナーでした)

オチがなくて、すみませんね~、今日は。。。。





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最終更新日  2009.10.19 10:18:13


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